横手山(2307m)、笠ヶ岳(2076m) 自転車登山
- GPS
- 09:18
- 距離
- 95.4km
- 登り
- 2,993m
- 下り
- 2,989m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:19
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笠ヶ岳は笠ヶ岳峠手前の工事は休止中。片道通行は確保されている。 山頂直下の岩の急坂は短いが心拍が上がる。滑らないよう注意。下りは固定ロープ利用可能。その下の木の階段も下り注意。 横手山はのぞき方面からくる登山道は未確認だが荒れているようだ。 渋峠側が便利。リフト利用も可能。 |
その他周辺情報 | 道の駅オアシスおぶせの食堂・売店を利用(食事、お土産)。 横手山頂ヒュッテのパン屋は、リフト開始と共にお客さんが増えた。 眺めのよいところで取る食事はちょっとした贅沢。スカイリフト乗り場の展望台は眺めよし(北アルプス、志賀高原、富士山など)。横手山山頂からは南側の展望が良好。 |
写真
感想
しばらく自転車での本格的なロングライドを
行なっていなかったので、
剱岳山行の時から今週は自転車にしようと決めていた。
直前に行き先をいろいろと考えてみて、渋峠(2172m)行き
とした。今回は久しぶりに晴れの予報だ。
雨が降らないと思うと検討段階でもたいへん楽しいものだ。
どうせなら前々から気になっていた笠ヶ岳(2076m)と
横手山(2307m)にも立ち寄ってハイクアップすることにした。
日中に準備を済ませていたので、21:30過ぎに富山発。
高速道路を降りて小布施の道の駅へ向かう。
星が見えるが時間が早そうなので睡眠を取った。
目覚めると2:00。自転車を組立て、スタートを切る。
今回は山行があるので、トレランシューズ、サコッシュ、雨
具、食料など装備が多い。
月が無いので暗い。また、身体を切る風が冷たいのでアームカバーを付けた。
中野市から国道292号線を走る。
真っ直ぐに伸びる緩やかな坂を上るので、腰が痛い。
湯田中辺りを過ぎるが風景は分からない。
上林温泉入口を過ぎるといよいよ山道に入る。気温15℃位。
ここから本格的な登りが続く。標高800m。
まだ1000m以上標高差がある。
真っ暗な中のヒルクライム。時折通過する車は結構スピード
が速いので注意。二回ほど、森の中でガサガサと音がする。
カモシカか?
標高800m〜1100mまできつい登りが続く。
まだまだ高原のホテル街まで距離がある。
標高1400mの丸池手前で空が明るくなってきた。
池から靄が上がっている。標高が高い山には雲がかかっていた。
丸池を過ぎるとホテルなどの建物が目立つが、坂が続く。
登山とロングライドが目標なので途中の池などは素通りして黙々とペダルを踏む。
この辺りはインナーと3速で上がれたが、ここまで下り坂は全くなかった。
前半はゼリー中心の補給で済ます。
ようやく笠ヶ岳が見えてくると標高は1500mくらい。
熊の湯を目指していたが手前で笠ヶ岳へ向かう林道の入口に着く。
休憩を取る予定だったが体調が良いので先に進む。
工事案内があったが休止中のシールが貼り付けてあった。
林道を進むが勾配は一定で登りやすい。笠ヶ岳の北斜面を進
む。峠手前に工事区間があったが問題なし。
笠ヶ岳峠に到着。山頂付近にガスがかかっていた。特に南側
の山々は雲の中だ。
バイクラックがあったのでそこに自転車を置く。
ここでトレランシューズに履き替える。また、風が少しあり
寒かったので上の雨具を着用して登山開始。
茶屋の左手から登りだす。横の丸太を足場にした階段を登る。
自転車で酷使した脚にはきつい登りだ。
さらに上部に進むと木製の階段となる。かなりの勾配で固定ロープ有。
濡れた時は滑らないよう注意。
そこを超え、正面に岩が現れ左へ進む。
数メートル下ると岩が続く道となり険しい道に一転する。
固定ロープもあるが岩を掴みながらの急登である。
ここを切り抜けると山頂である。
手前に三角点、奥の大きな岩の上に祠がある。
高い山々には雲がかかり展望は良くない。
南側の岩の陰にも祠があった。
写真を撮り下山にかかる。
最初の急坂はロープを利用しながら降りる。
木の階段も露で濡れ慎重に降りた。
峠の茶屋についてまた自転車に乗換える。
ダウンヒルは快適だった。
道路は狭いものの問題なかったので、あっという間に分岐点までついた。
熊の湯から国道を再び走る。次は渋峠と横手山だ。
標高1900mを超えるとまたカーブ道が続く。
登ってきた高原や笠ヶ岳を見ることができる。
次第に横手山が近づく。
標高2000mを超え幾つかヘアピンカーブをこなすと横手山南斜
面ののぞきに着く。スカイレータ、スカイリフト乗り場がある。
ここからは南方向から西方向を見通すことができる。
万座峠やこらから進む白根山への山並みや眼下の谷筋など見通せる。
残念ながら遠い山々は雲の中だ。
横手山の登山道を横目で見た感じでは人が少なく荒れているようだ。
横手山ドライブインはまだ閉じていたので写真を撮り走り出す。
真っ直ぐの坂を上り幾つか洞門を抜けると長野と群馬の県境の渋峠に着く。
幾つかのホテルとリフト乗り場がある。
峠の碑で記念撮影してリフト乗り場の脇でまた登山の準備。
ちょうどリフトの運転準備が始まったところだった。
登山道はリフト乗り場右手の頂上連絡道路手前から左にゲレンデの中を延びる。
リフトを右に見ながら並行して登る。
背に日光を浴びる形で暑くなってきた。途中で左手へ進めの案内板がある。
ここから粘土質の道となり、樹林帯に入る。左右分岐のT字路で左へ曲がるとすぐに横手山頂だ。
南側の展望が素晴らしい。三角点で写真撮影。南からの登山道を見下ろすが険しそう。
山頂を辞して北側の山頂ヒュッテに向かう。鳥居をくぐると樹林帯を抜けリフト乗降場に出る。
ちょうど運転が始まったときだ。
まずスカイレーター乗り場の展望台へ。ここで雲海の上に北アルプスを望むことができた。
雲の上に出た妙高山など分かったが、それ以下の標高の山々は雲の中だった。
志賀高原も眼下にはっきりと見えた。
晴れれば富士山が見えるようだが南側は総じて雲が多かった。
次に山頂ヒュッテにより名物のパン(野沢菜パンとカスタードパン)とホットミルクで軽食。
急にお客さんが増えて食事を終えると早々に退散。帰りもゲレンデを下る。
リフトが動き出したので人が増えたようだ。
自転車に乗り換え、群馬県側を走る。
程なく日本最高地点の碑がある。多くの人が記念撮影しているので概観だけ写真に納めて次へ進む。
この区間、午前9時以降になると急に車、バイク、自転車が増えた。
自転車はヒルクライムのロードレーサーが多い。さすがに車の多さには閉口した。
白根山も狙っていたが、天候(ガス)、車の多さなど考えて諦めて万座道路へ向かう。
山田峠を過ぎ、分岐を右へ。激坂を下ると万座温泉だ。
ここから軽井沢方面分岐を右へ進み、万座峠まで緩やかな登り。
この辺で足が重くなり一番きつく感じた区間だ。万座峠で笠ヶ岳や横手山が良く見えた。
峠の地蔵さんに挨拶して西へ。しばらく標高1800mから1900mの平坦な道だ。
まだサイクリストが登ってくる。
左の御飯岳が近づくと長野県に再び突入し、老ノ倉山辺りから標高差1000m以上のダウンヒル開始だ。
昨年の富士山以来の超長距離ダウンヒルを堪能した。こちらから登れるだろうか。
九十九折れ、ヘアピンカーブ、長い直線、あらゆる下りがミックスしていた。
途中で山神神社の鳥居があった。よく見ると奥の岩の上に小さな祠があった。
また、途中に湯峰公園という展望台があり、北から東方向の眺めがいい。
山田温泉への道と合流するがまだまだ下る。途中で小布施へ向かう道を見つけ、
そのまま下るとほぼスタート地点の道の駅で無駄が全くなかった。
下界でも気温29℃で助かった。
家に戻っても16:00過ぎであった。
白根山に寄ればよかったと思ったがまた次の機会としよう。
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