夏の終わりに八ヶ岳−赤岳・阿弥陀岳−
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:43
天候 | 28日(月) 曇り後霧・風強い 夕方少し晴れ 29日(火) 霧(強風)後曇り 昼近くから時々晴れ間がのぞくことも |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘から左へ入るが、ナビだと右の道を案内してしまった。かなりの凹凸あり。僕は四駆だったのであまり気にもしなかったが、乗用車や軽自動車は擦らないようにかなり気を遣ってのろのろ運転だった。心配なら八ヶ岳山荘の駐車場に停めてそこから徒歩。(でもかなり距離はある。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸山荘〜赤岳鉱泉(北沢コース):堰堤広場までは車も通れる林道。堰堤広場からは堰堤前の橋を渡り山道になる。それほど勾配がきつくないので歩きやすい。 赤岳鉱泉〜行者小屋裏:赤岳鉱泉からはトイレの前を通って行者小屋方面へ。あまり勾配はきつくない。歩きやすい。 行者小屋裏〜地蔵の頭:勾配が急になる。後半は鎖場・梯子のある岩場の登り。落石注意。ヘルメットを着用した。 地蔵の頭〜赤岳:展望荘までは尾根伝いに10分程度。風が強くなってきた。展望荘から頂上山荘までは岩場。先行者がいれば上からの石が落ちてくる危険もある。また、浮き石が多いので自分でも落とさないように慎重に登る必要あり。風が強くなっていたので、あおられて滑落しないように慎重に登った。ヘルメット着用。頂上山荘から赤岳山頂は2〜3分。(山荘は北峰、山頂は南峰にある。) 赤岳〜阿弥陀岳:赤岳からの下りはかなり急な岩場。梯子があり鎖場が続く。落石の危険があるのでヘルメットを着用した。文三郎尾根分岐辺りまで降りてくると穏やかで広く気持ちのよい稜線になり、中岳へ登り返す。山頂からは中岳のコルへ再び下る。コルから少し登ると梯子があり、その後は鎖場の岩場。やはり落石注意。風は弱まったが霧の中だったので岩が滑りやすかった。下りの方が怖かった。 中岳のコル〜行者小屋:折り返しの続く山道。濡れていて滑りやすい。 行者小屋〜美濃戸山荘(南沢コース):前半は穏やかな下り。苔むした林の中を歩き快適。途中から岩や大石のある山道。 トイレ 各山小屋100円 |
その他周辺情報 | 八ヶ岳温泉もみの湯(樅の木荘の下) 大人500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
歯ブラシ
|
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共同装備 |
予備靴ひも
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
ツェルト
カメラ
レンズ
三脚
登山地図
水2ℓ
サポーター
テーピングテープ
|
感想
天候不順の8月。ようやく夏らしくなったところですでに夏の終わり。でもこの時を待って八ヶ岳へ出かけた。土日は混むだろうから、月・火で。ところが水曜日は人間ドック。「ま、いっか。」ということで出かけることにした。
妻は前回の縦走で痛めた膝がまだ完治していないので、一人で単独行のつもりでいたら、突然、前日に「私も行く・・・」と言い出した。大丈夫なの?とは思ったが、とりあえず赤岳頂上山荘に追加の予約をした。
28日は5:30前にやまのこ村駐車場に到着。ここも、赤岳山荘の駐車場も空いていた。天気は曇り。北沢ルートで赤岳鉱泉を経て地蔵尾根。梯子や鎖場の岩場をよじ登る。登っているうちにガスがかかり視界が悪くなってきた。地蔵の頭についたときは風もだいぶ強くなっている。
とりあえず赤岳展望荘で軽く食事。風は音を立てて吹き始めた。展望荘から赤岳への登りにかかる頃には体があおられるまでに強くなっている。慎重に慎重に岩場をよじ登る。妻の膝は登りでは大丈夫そうだ。いつも悪くなるのは下り坂。
頂上山荘で手続きをして、荷物を整理し、赤岳山頂(南峰)へ。山頂からの視界は無し。
夕方、日没のころに空が晴れ、西の空がきれいに焼けた。南峰の上に月も出ている。美しい。
晩は強風とガス。朝まで続いた。強風と視界の悪い中を中岳方面へ下る。ここも、文三郎尾根分岐の辺りまでかなりの岩場を下る。強風であおられて怖い。中岳のコルまで降りた頃には風はだいぶ弱くなったが、視界が悪いのは同じだった。
阿弥陀岳も岩場を三点支持で慎重に登る。山頂からの展望はゼロだった。
中岳のコルまで下り、行者小屋へ。ここの道は岩場はないものの、濡れていて滑りやすい。
行者小屋から美濃戸山荘までは初めは穏やかな下り。苔むした森が美しい。キノコもニョキニョキ生えている。後半は大きな石や岩の上を降りる。徒渉も何度か。ここへ来て妻の膝が少しずつ痛み始めた。でも何とか最後まで持ってくれた。
頂上山荘の方の話だと土・日は夕陽も日の出もとても美しく見えたとのことだった。まあ、こればかりは仕方ない。夕暮れがきれいに焼けてくれたのでよしとしよう。
妻は・・・膝が痛くてめげるかと思ったが、「赤岳への登り、岩場でおもしろかったね!」なんて言っていた。まったく野生児なんだから!!
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