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Yamareco

記録ID: 1240763
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

夏の終わりに八ヶ岳−赤岳・阿弥陀岳−

2017年08月28日(月) ~ 2017年08月29日(火)
 - 拍手
todora5502 その他1人
GPS
32:00
距離
13.3km
登り
1,452m
下り
1,446m

コースタイム

1日目
山行
5:53
休憩
1:50
合計
7:43
5:30
5
5:35
15
5:50
55
6:45
65
7:50
8:10
45
8:55
100
10:35
10
10:45
11:20
50
12:10
12:45
5
12:50
13:10
3
13:13
赤岳頂上山荘
2日目
山行
6:02
休憩
0:28
合計
6:30
6:15
35
7:20
15
7:35
40
8:15
8:25
28
8:53
42
9:35
10
9:45
10:03
152
12:35
10
12:45
やまのこ村
天候 28日(月) 曇り後霧・風強い 夕方少し晴れ
29日(火) 霧(強風)後曇り 昼近くから時々晴れ間がのぞくことも
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
やまのこ村駐車場 1日1000円
八ヶ岳山荘から左へ入るが、ナビだと右の道を案内してしまった。かなりの凹凸あり。僕は四駆だったのであまり気にもしなかったが、乗用車や軽自動車は擦らないようにかなり気を遣ってのろのろ運転だった。心配なら八ヶ岳山荘の駐車場に停めてそこから徒歩。(でもかなり距離はある。)
コース状況/
危険箇所等
美濃戸山荘〜赤岳鉱泉(北沢コース):堰堤広場までは車も通れる林道。堰堤広場からは堰堤前の橋を渡り山道になる。それほど勾配がきつくないので歩きやすい。
赤岳鉱泉〜行者小屋裏:赤岳鉱泉からはトイレの前を通って行者小屋方面へ。あまり勾配はきつくない。歩きやすい。
行者小屋裏〜地蔵の頭:勾配が急になる。後半は鎖場・梯子のある岩場の登り。落石注意。ヘルメットを着用した。
地蔵の頭〜赤岳:展望荘までは尾根伝いに10分程度。風が強くなってきた。展望荘から頂上山荘までは岩場。先行者がいれば上からの石が落ちてくる危険もある。また、浮き石が多いので自分でも落とさないように慎重に登る必要あり。風が強くなっていたので、あおられて滑落しないように慎重に登った。ヘルメット着用。頂上山荘から赤岳山頂は2〜3分。(山荘は北峰、山頂は南峰にある。)
赤岳〜阿弥陀岳:赤岳からの下りはかなり急な岩場。梯子があり鎖場が続く。落石の危険があるのでヘルメットを着用した。文三郎尾根分岐辺りまで降りてくると穏やかで広く気持ちのよい稜線になり、中岳へ登り返す。山頂からは中岳のコルへ再び下る。コルから少し登ると梯子があり、その後は鎖場の岩場。やはり落石注意。風は弱まったが霧の中だったので岩が滑りやすかった。下りの方が怖かった。
中岳のコル〜行者小屋:折り返しの続く山道。濡れていて滑りやすい。
行者小屋〜美濃戸山荘(南沢コース):前半は穏やかな下り。苔むした林の中を歩き快適。途中から岩や大石のある山道。
トイレ 各山小屋100円
その他周辺情報 八ヶ岳温泉もみの湯(樅の木荘の下) 大人500円
やまのこ村駐車場
2017年08月28日 05:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/28 5:32
やまのこ村駐車場
登山ポストは赤岳山荘前
2017年08月28日 05:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 5:34
登山ポストは赤岳山荘前
美濃戸山荘前が北沢ルートと南沢ルートの分岐
2017年08月28日 05:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 5:47
美濃戸山荘前が北沢ルートと南沢ルートの分岐
登りは北沢ルート 堰堤広場までこんな道
2017年08月28日 05:51撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 5:51
登りは北沢ルート 堰堤広場までこんな道
堰堤広場
2017年08月28日 06:46撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 6:46
堰堤広場
堰堤の前の橋を渡る
2017年08月28日 06:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 6:47
堰堤の前の橋を渡る
山道になる
2017年08月28日 06:53撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 6:53
山道になる
北沢を何度か橋で渡る
2017年08月28日 07:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 7:01
北沢を何度か橋で渡る
整備されている道
2017年08月28日 07:09撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 7:09
整備されている道
トリカブト
2017年08月28日 07:29撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 7:29
トリカブト
大同心 小同心が見えてきた
2017年08月28日 07:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
8/28 7:45
大同心 小同心が見えてきた
赤岳鉱泉に到着 上には坡
2017年08月28日 07:55撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
8/28 7:55
赤岳鉱泉に到着 上には坡
赤岳鉱泉
2017年08月28日 08:10撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/28 8:10
赤岳鉱泉
トイレの圓ら行者小屋方面へ
2017年08月28日 08:11撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 8:11
トイレの圓ら行者小屋方面へ
赤岳
2017年08月28日 08:12撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 8:12
赤岳
頂上山荘がわずかに見える
2017年08月28日 08:12撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
8/28 8:12
頂上山荘がわずかに見える
歩きやすい道
2017年08月28日 08:15撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/28 8:15
歩きやすい道
中山乗越
2017年08月28日 08:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 8:47
中山乗越
行者小屋裏に到着
2017年08月28日 08:56撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 8:56
行者小屋裏に到着
阿弥陀岳が見えた
2017年08月28日 09:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
8/28 9:00
阿弥陀岳が見えた
地蔵尾根へ進む
2017年08月28日 08:56撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 8:56
地蔵尾根へ進む
梯子(階段?)を登る
2017年08月28日 09:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 9:34
梯子(階段?)を登る
中岳が見えてきた
2017年08月28日 09:52撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 9:52
中岳が見えてきた
赤岳が見えてきた
2017年08月28日 09:59撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 9:59
赤岳が見えてきた
赤岳に人が登っている
2017年08月28日 10:04撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
8/28 10:04
赤岳に人が登っている
地蔵尾根の地蔵
2017年08月28日 10:17撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 10:17
地蔵尾根の地蔵
行者小屋が遙か下に見える
2017年08月28日 10:18撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 10:18
行者小屋が遙か下に見える
展望荘が見えてきた
2017年08月28日 10:30撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 10:30
展望荘が見えてきた
鎖場を登る
2017年08月28日 10:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 10:30
鎖場を登る
地蔵の頭
2017年08月28日 10:35撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 10:35
地蔵の頭
展望荘と頂上山荘
2017年08月28日 10:38撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 10:38
展望荘と頂上山荘
稜線に出ると東の街が見えた
2017年08月28日 10:39撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 10:39
稜線に出ると東の街が見えた
展望荘へ向かう
2017年08月28日 10:41撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 10:41
展望荘へ向かう
うっすらと富士山
2017年08月28日 10:45撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 10:45
うっすらと富士山
赤岳展望荘に到着
2017年08月28日 10:44撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 10:44
赤岳展望荘に到着
赤岳へ向かう
2017年08月28日 11:23撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/28 11:23
赤岳へ向かう
登る
2017年08月28日 11:30撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
8/28 11:30
登る
トウヤクリンドウ
2017年08月28日 11:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/28 11:47
トウヤクリンドウ
岩をよじ登る
2017年08月28日 11:53撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 11:53
岩をよじ登る
赤岳山頂を目指して
2017年08月28日 12:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/28 12:05
赤岳山頂を目指して
赤岳北峰到着
2017年08月28日 12:08撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 12:08
赤岳北峰到着
赤岳頂上山荘
2017年08月28日 12:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/28 12:09
赤岳頂上山荘
赤岳山頂(南峰)に向かう
2017年08月28日 12:50撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 12:50
赤岳山頂(南峰)に向かう
赤岳山頂
2017年08月28日 12:53撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
8/28 12:53
赤岳山頂
山頂標示 2899m
2017年08月28日 12:53撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
8/28 12:53
山頂標示 2899m
展望荘を見おろす
2017年08月28日 15:52撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
8/28 15:52
展望荘を見おろす
行者小屋と奥には赤岳鉱泉が見える
2017年08月28日 16:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/28 16:00
行者小屋と奥には赤岳鉱泉が見える
夕暮れの赤岳山頂
2017年08月28日 18:25撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 18:25
夕暮れの赤岳山頂
夕暮れの阿弥陀岳
2017年08月28日 18:39撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
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8/28 18:39
夕暮れの阿弥陀岳
朝 ガスで南峰は見えない
2017年08月29日 05:07撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
8/29 5:07
朝 ガスで南峰は見えない
赤岳を下る
2017年08月29日 06:17撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 6:17
赤岳を下る
イワベンケイ♀
2017年08月29日 06:17撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/29 6:17
イワベンケイ♀
急な梯子を下りる
2017年08月29日 06:18撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 6:18
急な梯子を下りる
岩場を下る
2017年08月29日 06:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 6:21
岩場を下る
中岳を目指す
2017年08月29日 06:23撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 6:23
中岳を目指す
ガスで視界が悪い
2017年08月29日 06:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 6:30
ガスで視界が悪い
キレット・権現岳方面への分岐
2017年08月29日 06:40撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 6:40
キレット・権現岳方面への分岐
文三郎尾根との分岐
2017年08月29日 06:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 6:50
文三郎尾根との分岐
中岳へ広い尾根を歩く
2017年08月29日 07:06撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 7:06
中岳へ広い尾根を歩く
まだコマクサが残っていた
2017年08月29日 07:11撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/29 7:11
まだコマクサが残っていた
中岳山頂2705m
2017年08月29日 07:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 7:20
中岳山頂2705m
梯子を登る
2017年08月29日 07:40撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 7:40
梯子を登る
岩場が続く
2017年08月29日 07:46撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 7:46
岩場が続く
イワギキョウ
2017年08月29日 07:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/29 7:47
イワギキョウ
山頂を目指す
2017年08月29日 07:57撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 7:57
山頂を目指す
阿弥陀岳山頂2805m
2017年08月29日 08:16撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/29 8:16
阿弥陀岳山頂2805m
ガスで展望はゼロ
2017年08月29日 08:25撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
8/29 8:25
ガスで展望はゼロ
中岳のコルから行者小屋を目指す
2017年08月29日 09:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 9:01
中岳のコルから行者小屋を目指す
文三郎尾根との合流点
2017年08月29日 09:35撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 9:35
文三郎尾根との合流点
行者小屋へ到着
2017年08月29日 09:45撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 9:45
行者小屋へ到着
南沢を美濃戸口へ
2017年08月29日 10:03撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 10:03
南沢を美濃戸口へ
初めは穏やかな道
2017年08月29日 10:06撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 10:06
初めは穏やかな道
明るい林
2017年08月29日 10:14撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 10:14
明るい林
ベニテングダケ(毒)
2017年08月29日 10:24撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
8/29 10:24
ベニテングダケ(毒)
苔むした森を歩く
2017年08月29日 10:30撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
8/29 10:30
苔むした森を歩く
美濃戸山荘が見えてきた
2017年08月29日 12:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/29 12:34
美濃戸山荘が見えてきた
やまのこ村到着
2017年08月29日 12:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/29 12:43
やまのこ村到着

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 計画書 ヘッドランプ 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ヘルメット 歯ブラシ
共同装備
予備靴ひも ライター 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー ツェルト カメラ レンズ 三脚 登山地図 水2ℓ サポーター テーピングテープ

感想

 天候不順の8月。ようやく夏らしくなったところですでに夏の終わり。でもこの時を待って八ヶ岳へ出かけた。土日は混むだろうから、月・火で。ところが水曜日は人間ドック。「ま、いっか。」ということで出かけることにした。
 妻は前回の縦走で痛めた膝がまだ完治していないので、一人で単独行のつもりでいたら、突然、前日に「私も行く・・・」と言い出した。大丈夫なの?とは思ったが、とりあえず赤岳頂上山荘に追加の予約をした。
 28日は5:30前にやまのこ村駐車場に到着。ここも、赤岳山荘の駐車場も空いていた。天気は曇り。北沢ルートで赤岳鉱泉を経て地蔵尾根。梯子や鎖場の岩場をよじ登る。登っているうちにガスがかかり視界が悪くなってきた。地蔵の頭についたときは風もだいぶ強くなっている。
 とりあえず赤岳展望荘で軽く食事。風は音を立てて吹き始めた。展望荘から赤岳への登りにかかる頃には体があおられるまでに強くなっている。慎重に慎重に岩場をよじ登る。妻の膝は登りでは大丈夫そうだ。いつも悪くなるのは下り坂。
 頂上山荘で手続きをして、荷物を整理し、赤岳山頂(南峰)へ。山頂からの視界は無し。
 夕方、日没のころに空が晴れ、西の空がきれいに焼けた。南峰の上に月も出ている。美しい。
 晩は強風とガス。朝まで続いた。強風と視界の悪い中を中岳方面へ下る。ここも、文三郎尾根分岐の辺りまでかなりの岩場を下る。強風であおられて怖い。中岳のコルまで降りた頃には風はだいぶ弱くなったが、視界が悪いのは同じだった。
 阿弥陀岳も岩場を三点支持で慎重に登る。山頂からの展望はゼロだった。
 中岳のコルまで下り、行者小屋へ。ここの道は岩場はないものの、濡れていて滑りやすい。
 行者小屋から美濃戸山荘までは初めは穏やかな下り。苔むした森が美しい。キノコもニョキニョキ生えている。後半は大きな石や岩の上を降りる。徒渉も何度か。ここへ来て妻の膝が少しずつ痛み始めた。でも何とか最後まで持ってくれた。
 頂上山荘の方の話だと土・日は夕陽も日の出もとても美しく見えたとのことだった。まあ、こればかりは仕方ない。夕暮れがきれいに焼けてくれたのでよしとしよう。
 妻は・・・膝が痛くてめげるかと思ったが、「赤岳への登り、岩場でおもしろかったね!」なんて言っていた。まったく野生児なんだから!!

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