木曽駒ケ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央自動車道 駒ヶ根ICから駒ケ岳方面へ右折、3分ほどで菅の台バスセンター着。 隣接の駐車場は終日500円で利用できます。 ロープウェイ駅のあるしらび平までは一般車両通行禁止のため、菅の台からは専用路線バス利用(片道800円)。 しらび平駅-千畳敷駅はロープウェイ(片道1880円、往復2200円)で一気に標高差950Mを上がります。 菅の台バスセンターでバス&ロープウェイの往復チケット(3800円)を販売していますので、下りのコースも千畳敷へ下りる場合は、あらかじめ往復チケットを購入しておくとおトクだと思います。 この時期、菅の台のバス始発は7:12ですが、定期便のほかに臨時バスが出ていますので、始発より早い時間からしらび平に上がれます。 ロープウェイも、始発は8:00となっていましたが、臨時で7時台から運行していました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> 千畳敷〜木曽駒ケ岳間は、特に危険な箇所はありませんでした。 中岳の巻き道は途中に崖状の岩場がありますので、荒天時は避けた方が良いかもしれません。 <トイレ> 千畳敷は通常の水洗トイレ有り。 中岳手前、宝剣山分岐点にある宝剣山荘にバイオトイレがあるようです。 |
写真
感想
登山靴を新調したので、履き慣らしを兼ねて半日登山をすることに。
中央アルプスは初めてですが、木曽駒ケ岳はロープウェイ利用で楽ができるのでハイキング感覚で登れますね。
でも、尾根にあがってからしばしば高山病に苦しむ方を見かけましたので、山慣れない方にとっては難易度が高いかもしれません。
ルート距離は短いし、難所も無いのでコース的には難しくは無いですが、一気に高度を上げていくので高度に体を慣らす訓練になると思います。
登山に馴染みのない方が「いちどは富士山に登ってみたい」と思ったときに、練習登山に来るとよいかもしれないと思いました。
千畳敷までは一般車両通行禁止区間があるため、専用バスとロープウェイを利用します。
ピーク時期にはバスもロープウェイも臨時便が出るので、定期便より本数が増えていました。
また、始発前からも運行していましたので、早めにバスセンターに到着すると良いと思います。
千畳敷カールは観光客も通る遊歩道を歩きます。
朝早くはそんなに一般観光客もいませんが、昼前から増えてきますので、歩く時には観光の方を邪魔しないよう配慮してあげると良いと思います。
(登山者にはただの通過地点であっても、観光客にとっては記念写真や草花を愛でる場所ですから。。。)
遊歩道を過ぎると、いよいよ八丁坂を登ります。
ここから先は「登山」ですから、気を引き締めて(^^)
道は狭く、行きかう人が多い場合は譲り合いが必要です。
慌てて登ると高度に体がついていかないので、ゆっくりペースで。
あくびがでたら高山病の予兆なので、邪魔にならない場所で少し立ち止まって、動悸がおさまるまで休みます。
八丁坂を登りきると乗越浄土(のっこしじょうど)に出ます。
尾根に上がるので展望が開け、天気がよければ遠くの連山が望めると思います。
右には伊那前岳へ続く尾根道が続きます。
左に折れると、宝剣岳・駒ケ岳方面です。
なだらかな道をしばらく歩くと宝剣山荘に着きます。
風が強く、気温も千畳敷駅より下がっていました。
休憩している人が多くいましたが、さほど疲れていなかったのと早めに下山したいので、ジャンバーを着るためにザックを下ろす程度にしました。
駒ケ岳へは、山荘の裏を通って中岳方向へ進みます。
往路は中岳山頂経由のルートを通りました。
大きな岩場の登りが続きますが、ストックをしまうほどの難所ではなく、テンポ良く登れます。
山頂は大岩がゴロゴロとした特徴的な風景でした。
ここでも休憩を取らず、駒ケ岳山頂を目指します。
ガレた登山道を下るとなだらかな丘陵っぽい道に出ます。
雲がなければ、駒ケ岳山頂を望めたのでしょうが、あいにくの天候で景色が無い中を道に従い進みます。
山頂に近付くにつれて、少しずつ勾配がついてきますが、特に苦しいとは感じませんでした。
ゆっくりペースで登ったおかげかもしれません。
急ぐと、高度に慣れなくて高山病になってしまうようで、何人かの方が具合が悪くなって休んでいました。
無理をして山頂を目指すと帰りが辛いですから、「せっかくここまできたのに」と思わず無理をされない方が良いかと思います。
あまりにあっけなく頂上に着いてしまったのですが、あいにくガスって眺望も無いため、早々に下山することに。
下りは、中岳の巻道ルートへ行ってみました。
途中、岩場の難所(といっても北アルプスほどではない)もあり、3000Mに近い山稜らしい登山道で楽しかったです(^^*)
ただ、このルートは雨や強風などの荒天時は、危険なので通らないほうが良いかと思います。
帰りのロープウェイ待ち時間が気になるので、サクサクと乗越浄土を過ぎ、千畳敷への下りに入ります。
まだまだ登ってくる方も多く、すれ違い時は道を譲りつつとなるのでそれなりに時間がかかりました。
道はガレでいるので、下りの時は落石を起こさないように注意を払いました。
千畳敷には10:30ごろに到着。
往復4時間かかるコースとみていましたが、3時間かからず行ってこれました。
ゆっくり歩いた方が、結果、休み休みにならない上に高度にも体が慣れやすいため、早めのコースタイムになったのではないかと思います。
おかげで、ロープウェイ待ちやバス待ちで1時間2時間。。。。なんてことなく下山できました(^^)
前の週の北アルプス縦走で、あんなに苦労して登った白馬岳よりも高い木曽駒ケ岳。。。。こんなにラクして登れちゃって良いのだろうか(^_^;
でも、いちおうこれまで登った山のなかではいちばん高いピークハントでした。
新調した靴もコンディション良く、履き慣らし登山にはちょうど良かったかも。
残念ながら眺望は拝めませんでしたが、きっとこれはまた登りにおいでってことだと思うので、次は宝剣岳を通る1日コースを歩きたいと思います(^^*)
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