恵那山(神坂神社〜古代東山道〜広河原・チャリ周回)
- GPS
- 08:02
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,026m
- 下り
- 2,025m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:53
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
その後車で神坂神社の駐車場まで向かい登山開始。 広河原下山後にデポしておいたチャリで神坂神社まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■神坂神社〜萬岳荘(古代東山道) ・遊歩道といっても過言ではないような整備された登山道で歴史を感じさせる重厚な雰囲気がある。 ・神坂山周辺はとても気持ちの良い展望歩道が続く。 ・萬岳荘には水場&テーブルあり。休憩適地。テントも張れるようだ。 ■萬岳荘〜富士見台高原〜神坂峠 ・富士見台高原は広大な笹原で展望も最高。個人的には恵那山よりお薦め。 ・富士見台高原〜神坂峠までのトラバース道は少し荒れているが問題なし。 ■神坂峠〜恵那山 ・神坂峠〜鳥越峠までは多少の眺望があるが基本は樹林帯歩きで展望もあまりない。 ・アップダウンもそこそこあり、急登もあるが全体的に整備は良く行き届いている。 ・恵那山の稜線も基本的に樹林帯なのであまり眺望はない。 ・山頂には景色を眺めるための櫓が設置されている。 ■恵那山〜広河原登山口〜ゲート ・途中は笹薮が激しくあまり整備されていないため足下が見づらい。 ・300mごとに標識が設置されているが逆にそれが疲れる・・・ ■広河原ゲート〜神坂神社(チャリ) ・ヘブンズ園原までは快適ダウンヒル。 ・ヘブンズ園原から神坂神社までは激坂をひたすら頑張って登る。 |
写真
感想
今年も花と紅葉の端境期がやってきた。
こんな時期こそ普段いかない山域へ足を延ばしてみたいものだ・・・ということで未踏の百名山である「恵那山」を目指すことにした。
この山・・・誰に聞いてもパッとした感想が返ってこない。
「眺望がない」「登り応えがない」「どうして百名山なのかわからない」等、ネガティブな声が聞こえてくる。
だが、どんな山でも必ずいいところはある!これは今までの登山人生である程度経験済みだ。
ヒントを得るために深田久弥氏の「日本百名山」を読み返してみた。
百名山の選定理由に信仰の歴史が関係していることは確かだが、どうやらこの山から深田氏の故郷の山である「白山」が望めたことがプラスポイントだったようだ。
・・・つまりこの山は著者が深田氏だからこそ百名山に選ばれたという可能性がある。
しかし自分も深田氏と同じく石川県民なのだから同じ感動を得られる可能性がある。
それまであまり興味がなかった山だが、急に気になり始めてきた。
「恵那山から白山を眺める」という観点と「恵那山の歴史を辿る」という観点を満たせるルートということで神坂神社から「古代東山道」を歩いてみることにした。
ピストンじゃもったいないので広河原へ下りてチャリで周回してみよう!
広河原でチャリをデポしてスタート地点となる神坂神社に到着すると駐車場に自分以外の車はなし!
本当にこの場所で合っているのかと疑問を持ちながらも登山開始。
古い歴史を感じさせる雰囲気のある登山道をただ一人歩いていく。
萬岳荘に到着すると目の前に広大な笹原の丘が広がっていた。
ノーマークだった「富士見台高原」だった。
当初計画ではそのまま神坂峠に下って恵那山に向かう予定だったが、花に誘われる虫たちのようにいつの間にか富士見台高原へと足が向いていた。
素晴らしい眺望。歩き足りないという点を除けば富士見台高原だけで満足できるような、そんな素晴らしい眺望だった。
ただ残念だったのは南アルプスこそ辛うじて見えていたものの北アルプスや白山が雲に隠れていたこと。
「うーん、1回目で白山が拝めるほど甘くはないか・・・」と肩を落としながらも恵那山を目指すことにする。
神坂峠から本格的な恵那山の登山道が始まる。
アップダウンもあるし、急登もあってなかなか歩き応えがある登山道だ。
だが距離はそれほどないのでほどほどで山頂に到着。
登山者はいなかった。
稜線も樹林帯なので眺望はほとんどない。
山頂にも景色を眺めるための櫓が設置されていた。
まるで地元で言うところの医王山や白兀山を彷彿させる。
なるほど、これがネガティブな意見が多い理由か・・・と半分納得。
確かに単純に山頂を目指すだけの登山では面白みに欠ける。
古代東山道や富士見台高原を歩いてきて良かったとしみじみと思った。
広河原までの下山は1時間ちょいであっという間。
そこからはいつものようにデポしておいたチャリで快適ダウンヒル。
最後もいつものように激坂を登ってめでたく終了!
今回の山行も色々と新しい発見があって良い思い出作りになった。
と思ったら、恵那山は百名山で登山者もそれなりに多い山なんですね。
あっちの方へはなかなか足が伸びないので行くことはないと思うけど、古代東山道と天空の散歩道はそそられるなぁ。
Sanchanのレコは読むたびMTBが欲しくなるので毒です(笑)
レッズさん、こんばんは。
恵那山は百名山ですよ!
登山者が多いかというと僕が行った時は少なかったですが^^;
古代東山道と富士見台高原だけでも歩く価値はあると思います。
MTBなくてもちゃんとしたチャリがあるじゃないですか。
感想を持ってた一人です。
10年以上前に長男と登ったけど、まさにムムムな気持ちになってもうたね。
富士見台高原。
こんな素敵な場所があったとは。
未踏だったら行こうかなと思うけど、さすがに恵那山一回登ってるし、さすがにここのためにわざわざ行くモチベーションにまでならないのが自分に残念(T-T)
最初に恵那山の感想を聞いたのがyamachanでした。
その時の印象が残っていたので今回のように端境期でちょっとルートを工夫して行ってみようと計画したわけですが、結果としてはただのピークハントにしなくてよかったです。
yamachanに言っておくならば、今回のルートは冬に歩くのが最良だと思います。
多分あの笹原は冬に素晴らしい雪原になるはず・・・スノーシューでもいけそうな感じを受けました。
ぜひご検討を。
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