沢渡から槍ヶ岳北鎌尾根 日帰り
- GPS
- 24:15
- 距離
- 76.2km
- 登り
- 3,941m
- 下り
- 3,951m
コースタイム
- 山行
- 20:35
- 休憩
- 4:08
- 合計
- 24:43
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
一般国道を5キロ程(トンネル7つ)、釜トンネル前で登山届提出して、上高地へ。釜トンネルは急坂すぎて漕げない。 一般国道の最初のトンネルの歩道は危険。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北鎌尾根の状況は、2015年9月の記録に詳細記載してます。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-721028.html 追記として ◯天上沢(水俣乗越からの下り)は、今年は9月でも残雪があり、通過は危険。向かって左側を巻いた。天上沢はザレてたり浮き石多く歩きづらい。今回の核心ポイント。 ◯僕には憧れの北鎌尾根だが、年々人がたくさん歩いているので、踏み跡明瞭化が進み、バリエーションという感じで無くなりつつある。 ◯各ピークに踏み跡が2〜3ルート有るので、それを自分自身で選択。 |
写真
感想
槍ヶ岳の北鎌尾根。北鎌は山岳関係者・歴史・小説・ノンフィクションなどから聖地のような感じで、山屋さんだと何時かは行ってみたい感じのとこなのかなあと。僕もその一人(歴史とか小説読んでないけど(^_^;))。2年前に初めてで且つソロで訪れ、結構充実した山行だったので、また行こう(今度はワンデイ)と思っていたところ、qwgさん・kaiさんも同日北鎌に行くとのこと。同行したいが走力・経験値の差が歴然としているので、僕が先行する形で現地入りし、稜線で少しでもご一緒できたらなあと。
日帰りだと上高地からが現実的だけど、上高地は一般交通機関では出発時間に制約を受けるので、今回は沢渡から自転車(錆びつき(^_^;))でアプローチとした。途中の釜トンネルは急坂なので自転車をおりて歩いても1時間半ほどなので今後は使えるかもしれない。
前日は沢渡に昼過ぎについた。天上沢を下って北鎌尾根に取りつく頃に夜明けを迎えるくらいに出発しようとすると、僕の場合は沢渡を夜の20時くらいに出れば良かったけど、退屈だったので上高地界隈で時間を潰そうと16:00頃に出発した。ただ、最初のトンネルの溝にはまり転倒。冒頭から躓いてしまった。まさか登山道に入る前に怪我をするとは😭幸い大事に至らず。
夕方以降の上高地はあまり時間を潰せなく、テクテク散歩モードで寄り道しながら槍沢ロッジまで行って、ベンチで若干の仮眠と休憩をし、深夜1時に再出発した。この時qwgさん・kaiさんは徳沢を通過した頃。北鎌の独標くらいで追いつかれるかなと思っていたら、やっぱりそうなった。
北鎌へのアプローチは2年前と同じ水俣乗越から。一般登山道では無いので標識の矢印が無い天上沢の方へ下っていく。ここは、足元が悪く、2年前と比較して雪渓も残っていたし、夜でもあったので、今回の山行で、ある意味、核心ポイントだった。夜が明ければ天気も良く、北鎌沢右俣も北鎌稜線も歩きやすかった。本日は絶景で、富士山・南アルプス・北アルプスなどすべて見渡せ、当然北側から見る槍ヶ岳も迫力あった。本日北鎌尾根に取付いているのは、我々含め10名足らずだったと思う。
北鎌は一般登山道では無いが、踏み跡は頻繁にある。尾根筋、トラバースなど各小ピークに2〜3ルートはあるのでどれを選ぶかは本人の力量・気分などで選べばいいと思う。前回は先行者の後を行くコバンザメスタイルだったが、今回は2人に追いつかれるまでは自力で選択した。とは言っても、選択するというレベルなので何もないとこへ行くわけではない。まあ、こんなことコメントできるようになったのは山経験を積んできたからかもしれない。かと言って簡単とは言えないと思う。例えば奥穂西穂の稜線を鎖などの補助を使わず通過したりする力量と体力は必要だと思う。
さて、独標から2〜3過ぎたピークで2人の怪物に追いつかれたが、ここからは楽しく且つハードな山行となった。槍ヶ岳の山頂では、kaiさんのお友達kirincan一行と遭ったりでこの週は結構北アルプスに入っているらしい。先週に引き続きようやく快晴の週末だからなあ。槍ヶ岳を北鎌からワンデイで登れば普通は下山だけど、このメンバーはチート違うというか相当違う。これから穂高方面へ縦走を続けるとのこと。僕もロングは抵抗ないので喜んで同行したい気持ちがあったが、やはり足がついていかない。南岳手前の天狗原分岐で僕は下山することとした。穂高岳まで縦走しようと思えばできるんだろうが、僕が参加したら2時間は下山が遅れたと思う。結果、お二人はワンデイで北鎌&槍穂縦走をした。さすがにこんな記録は見たことない((((;゜Д゜))))))) 僕はというと、結局、天狗原ルート降りて、あとは長い長〜い上高地までのルートを歩き自転車で沢渡まで。これも疲れた。これで僕も北鎌ワンデイは一応できたことにはなるんだけどね(^_^;)
先行して下山したので、二人の下山を待って再合流、松本インター近くのスーパー銭湯とガストで食事。岐路についた。
ソロ中心の僕にはこういう山行も楽しい。本当は最初から最後まで同行できると良いんだけど、まだまだ体力面の課題は多いなあ。
qwgさん・kaiさん、今回は合流させて頂きありがとうございました。また、懲りずに割り込み合流するかもしれませんがよろしくお願いしますヽ(^o^)
追記 驚愕のqwgさん、kaiさんのレコはこちら(^_^;)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1246237.html
行かなくて良かった(笑)。
もう凄すぎて言葉になりません。
shin0609さん、恐れ入りました<m(__)m>。
もう連れて行ってと口が裂けても言えません 。
HIDEさん、こんにちは😃😃😃
最近は軽量化に関心があって、できたらテント泊せず北鎌を一気に抜けたいなぁと思って計画しました。でも、あの尾根は景色良いので、途中のテント泊も魅力。次回はテント泊も良いかな(^_^)
今回は、怪物たちと合流したので、僕の山行きは基本コースみたいな感じでした(^_^;)
shinさん、こんばんは! 昨日は超ロングの山行お疲れ様でした。
先行している事を知っていたので普通の山域ならスピードを上げて追い掛けたと思いますが、今回ばかりは場所が場所なので走れませんでした。
それにしてもshinさんと出会ってからの山行記録は拝見していますが、凄いスピードで進化中ですね! やはりinaminさんと共通する部分がありますね。
それから下山後も私達を待っていて頂き本当にありがとうございました。
お仕事は大丈夫だったでしょうか?
また何処かでお会いしましょう!
kaiさん、こんにちは😃😃😃
先日は楽しい山行きを一部でも同行でき、また後の風呂&食事も充実して良かったです(^_^)
そうそう密かなライバルinaminさん(僕が勝手に思ってるだけですが(^_^;))には、あまりチャレンジしてほしくないんです(笑)その分僕の目標ハードル上がっちゃうので(^_^;)
仕事なんとか行けました(^_^)帰りの運転は2回も仮眠しましたけど(^_^;)でも、筋肉痛とかは全然ないので、やっぱり課題は登りの心拍強化なのかなあと改めて思いました(^_^)
北鎌はいつか行ってみたいと思っていましたが、
一人ではちょっと怖いし、kaiさんqwgさんにはついて行けないし、
と同行はあきらめ、裏銀で水晶へ行ってきました。(レコ作成中)
そうか、前日から前乗りという手がありましたか
行けばよかったかな。でも当日は体調がちょっと悪かったので
やっぱり行かなくて正解か
お疲れさまでした
smさん、こんにちは😃😃😃
smさんが体調良かったら、僕のペースではついて行けないので、むしろ、絶絶不調のときにお声かけください(^_^)それでも多分僕がついていけるかどうか(^_^;)
体調良ければkaiさんが言うように、smさんには極々普通の山歩きだ思いますよ(^_^)
北鎌は、確かに初めてでソロは躊躇すると思いますので、ご案内しますよ(^_^)ただ、稜線までは僕のノロノロペースに付き合ってくださいね(^_^;)
shinさん‥こんなのヤマレコに出すの、もうやめて・・・
凄すぎて、もう何が何やら???日帰りって・・あなたの1日は何時間あるの?
shigeさん、こんにちは😃😃😃
なんか、行きたいとこあると欲張って行ってしまう癖がついてしまう感じになってます。2年前の北鎌は、テン泊でコバンザメのように人にくっ付いてルートファインディングなんてしなくて行ってたくらいだったんで、2年も経つと変わるのかなあと(^_^;)
ここはジャンと同じで、毎年一回は来て見たいとこです。昨年は行けなかったけど。本当はババ平でテン泊して、軽身で周回も考えたんですが、上高地横尾槍沢ロッジ間は、比較的単調に歩きだけなので、思い切ってワンデイにしました。でもこの日はそれ以上の怪物が身近にいたんですけどね(^ ^)丹沢24参加し始めた辺りから、病気が始まってると思います(^_^;)
先週、北鎌に行くとおしゃっていたけど、スタートが沢渡からとは・・・・長~いアプローチ、横尾山荘までピストンで50kmあるとは思いませんでした。
よくやるわ(笑)
qwgさんとkaiさんは、さすがフルマラソンサブスリーだけあってで登りのペースはモンスター級に早いですね。、私もサブスリーのエリートランナーの登りに付いていくことは、ぜった〜い無理なんですよね。
gontaさん、こんにちは😃😃😃
そうなんです。ここのアプローチはとてつもなく長く感じますよ>_<特に帰りは長い長い長〜い(^_^;)自転車パートが約半分弱なのでまだマシなんですけどね(^_^;)帰りの横尾上高地間は、「もうここは歩かないぞ」と独り言言ってました。でもよくよく考えると、gontaさんも100マイルとかツールド長野とか超ロングやってるので、同じ穴のムジナですね〜 ただ、ピストンとか同じ場所を何回か周回も精神的に堪えますね(^_^;)
そうなんです。登りはとにかく凄く早いです(^_^;)さらに今回の二人は本業?が山屋なんで、北鎌とか一般に難易度の高いと言われるとこでも、経験豊富で状況判断的確でサクサク行っちゃうんですよね(^_^;)
丹沢24行くと、こんな人ばっかなんです(^_^;)
凄い記録的ですね。考えつかないでした。shinさんはじめ世の中変人ばかりですね!
hayabusaHanさん、こんにちは😃😃😃
何を仰います(^ ^)Hanさんもそのお一人だと僕は思ってますよ(^ ^)
登山経験、キャリア、様々なジャンル、普段のスピードハイクからして突き出てますよね(^ ^) Hanさんの唯一の弱点は早起きでしょうか
本当は、Hanさんに、山の歩き方の基礎から応用まで教えて頂きたいくらいです(^ ^)バリといっても北鎌と蝙蝠と八丁くらいしか歩いてないんで(^_^;)
冬になる前は頻繁に長野県行きますので是非ともよろしくお願いします(^O^)/
ワタシ、ライバルなの?
夜通し歩くとかしたことないんすけど、やっぱライバル的にはやらなきゃダメすか
分かりました、頑張るっス
まずは鈴鹿セブンあたりはどうでしょう
とりあえず来年あたり北鎌連れて行ってください
もちろんRFはおまかせ、ワタシはセカンドで。
先行してテントで寝てますので起こしてください
inaminさん、こんにちは(^_^)
一方的な片思いライバルです(^_^;)
歩くのが遅いので仕方なしのナイトハイクが定番になってきている感がありますが、歩き走りが速くなれば明るいうちの山行にしたいと思っているのです。でも実際若干早くなると、出発時間を遅らせるより、せっかくだからもう少し遠くまで行ってみようという発想になってしまい、結局ナイトハイク部分は縮まらない。そうこうしているうちにナイトハイク経験を積んでしまっているという循環になっちゃってます。何時ぞやのinaminさんの山での怪談?話をたまに思い出してビクビク歩いてます(^_^)
涼しくなっての鈴鹿、来年の北鎌良いですね。是非。
あっ!そうそう、カモシカスポーツの予約販売来週から始まるみたいなのでゲットできるように頑張ります(^_^)
6月に甲斐駒でお会いしたhustlerです。北鎌尾根1day拝見しましたが
相変わらず凄い山行してますね。合流された方々も本当に化け物。一般の方達には想像つかない世界だけどロングが好きな僕らにはその凄さがリアルにわかる!でもレコを読んで北鎌の攻略や上高地までのチャリなど大変参考になりました。ありがとうございます。来年北鎌チャレンジを目論んでいるのですがスタート時間の自由度が高い合戦尾根起点で貧乏沢経由を考えていましたが沢渡チャリもありだなあと。ただ沢渡〜上高地チャリって地味に疲れそう。
私はと言いますと最近は黒戸尾根起点で甲斐駒〜仙丈ヶ岳〜甲斐駒を仙丈小屋泊、白馬岳〜爺が岳テン泊縦走、谷川岳主脈日帰り縦走などシンさん同様精力的に歩いております。
今週末は新穂高〜槍ヶ岳〜北穂〜西穂を北穂高小屋泊でチャレンジ予定。どうしても北穂高小屋に泊まりたくて。?
その後は後立山連峰を今度は蓮華岳から五竜岳まで歩いてみようかと。南アルプス南部も行きたいけどアプローチがねえ。
これからのシンさんのご活躍も期待しております。想像を超えるようなレコを楽しみにしてますが、くはれぐれも無理はしないでくださいね。
hastler1208さん、こんにちはヽ(^o^)
北鎌はやっぱり年一は行ってみたいとこでお気に入りなんです。行き方もいろいろあるんですが、今回のチャリアプローチは、疲れることは疲れるんですが、ダラダラゆったり行けばそんなにきにならなかったです。むしろ上高地から横尾の林道は往復するにはウンザリでした(^_^;)
今週末槍穂行かれるんですね。今週も今のところ天気良いので絶景が期待できますよ。北穂高小屋での槍やキレット見ながらの生ビール最高ですよ。新穂高の時間帯通行止も解除されたみたいなので、未明の出発は大丈夫みたいです。僕も週末は多分北アルプスのどこかへ行く予定です。hastler1208さんの計画場所参考に今から1〜2日楽しく悩みます(^_^)
怪我は大丈夫でしたが、破れたタイツを縫ってもらおうとカミさんに頼んだら、今は忙しいと言われてしまいました(^_^;)来週どうしよう(^_^;)
やっと自分の方のレコに区切りがついて、こちらに来られました。
shinさん北鎌日帰り周回って普通山屋の人には敷居が高すぎてできない荒技なんですから、「どんなもんじゃい」って思って下さいね。
しかも槍沢から下山しないで、天狗原経由で下るとコースタイムで3時間も余計にかかるんですから。
ロングの耐性はshinさんのほうが私よりよっぽどあるし、精神的にも強いと思います。
今回は最後まで一緒に行けなくて残念でしたが(何度も書きますがピンクじゃなくて)、次はよだれが出るのも抑えられないくらいなハードなのやりたいですね。
qwgさん、こんにちはヽ(^o^)
先日はお世話になりました(^_^)
僕の場合、ロングはいつも終盤以降は足が止まることは無いのですが、ダラダラゾンビモードとなりそれが永延と続いていく感じなので、qwgさんみたいにジェルや休憩で復活とか鈍い感じなんですよね。今回も翌日足の疲れはほとんど無かったので行けたのかなあとも思ってもみましたが、恐らく登りで20分遅れて下りで5分取り返す感じの山行になったと思いますので、やっぱり下山は遅れたと思います。また、ハンガーノックって何?と自分の体の変調とか体験したことなく(或いは過去に変調があったのを気づいてないかも。単純に疲れたと思っていたかも)、それゆえどう回復したらとか、その予兆とかあるのかとか、まだまだペース配分・自分の体調変化に精通してないんだとおもいます。少々負荷かけて運動しないとなあと思いました。
でも、懲りずにまたハード企画やりたいですね。できればフル参加できるように負荷かけた練習して鍛えなきゃ(^_^;)
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