甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根から八丁尾根)
- GPS
- 32:39
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 3,092m
- 下り
- 3,094m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 11:13
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 8:42
天候 | 9/2 明け方雨が止み、午前中時折小雨、昼過ぎからほぼ晴れ 9/3 朝から晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 最寄りの尾白の湯(べるが内)大混雑の為、 むかわの湯(JAFカード提示で620円に)へ |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
1)登山靴を自宅の駐車場に忘れて出発したこと
(最寄り駅で違和感に気付いてリカバリー…)
2)pono君のような一定の歩行ペースを心がけたけど、全然駄目だったこと
3)夕飯・朝食用の水を全員でどう分担したか確認しそびれて出発したこと
(結果的に程よい量だったので、六合目小屋から水場には下りず)
4)都度コンパスで大まかな進行方向をセットするものの、細かな目配りができず、
しょっちゅう「違うな?」な道に皆さんを引き込みかけたこと
5)小屋への分岐道に戻りたい所を、分岐ロストして朝イチから皆さんに無駄な
運動をさせたこと
6)口汚く五月蠅すぎた事
7)不注意で迂闊過ぎるので、車出しは極力やめよう、と思ったこと
以上、今回の反省点。
キツい…つらい…と思う事もボチボチありましたが、この度もお天気に恵まれ
楽しく歩いて来る事ができました。見飽きる位の梯子の後に、お楽しみポイントが
やってくる♪黒戸尾根、近年とても整備された八丁尾根、良いルートでした。
(とはいえ、迷い易い箇所、土が崩れ気味な箇所、とても急な所もありますので、それなりの注意は必要です)
Tambaさんとは久々の山!後ろから朗らかな笑い声が聞こえてくるとなんだかわくわくし、blvdofsky君は安定&安心感ありすぎて同期か?いや、これ私の後ろにいるの先輩じゃない?だったし、yuki_hiura君は熱すると溶け出す事が分かったし、面白おかしい2日間でした。
同ルート1dayのkanemingさんパーティには敵いませんが、みんなよー頑張ったべ!!
お山へ行けない間色々な山域のエアリアや記録を眺め、計画書を粗々で作りためていたら、意外と故障の回復が早く実際に歩きに行けるかも?!
本格的に行き先を考え始めた時にninoude333さんから「黒戸尾根〜どうです?」声を掛けて貰いました。
過去台風影響で中止になった黒戸尾根…
黒戸尾根だけ響いた状態で、後から1泊で八丁周回だと気付く。
(ninoude333さん話し半分ですみません。ついでにソロ想定だったとか?!空気読まず挙手してすみません!笑)
歩けないかもーとか、うだうだ言わず歯食いしばって歩いて来い!て事で、、
お天気怪しそうだけど、午前の内に上がりそうだから、寒そうなのはしっかり防寒防風対策して、朝方雨が残るかも?だったので少し出発を遅らせようか…
実際朝起きたら、雨やんでる?!やったGOGOー!
朝出発以降パラついていたらしい雨は樹林歩きでうまく避けられました。ガスって展望無さそうだけど雨に当たるよりは…。。
途中お会いした方には「山頂はピーカンでしたよ!」情報を頂きました。と言って、中腹辺りでは展望が良くなくて「ピーカン」なんて全く期待できない状態だったので、諦め気味で山頂へ向けて一歩…また一歩…。
現状の自分には辛いけれど、標高上がるにつれ植生の変化や岩稜が増えたり…と長くても飽きのこないルートに感じました。
途中開けた所で突如青空と山頂が目に飛び込んできた!
一瞬でテンションが上がるメンバー。
下を歩いていた時には想像もつかなかった…好天の山頂へ。
仙丈その他は雲に隠れたりでハッキリとは見えませんでしたが、
後方には雲海から顔を見せる富士さまがバッチリ!
何よりも上空の青空が最高。気持ち良く山頂に立てました。
秋のお菓子を頂き(SLご馳走さまです!)、5分昼寝させて貰い(超過してごめんなさい!)、宿泊予定の六号石室に向けて出発。
日が傾くのは早い…。ガスも出てきていたので西側にあるはずの石室を見落とさない様に、足元の岩稜踏み外さない様に下り、七丈小屋で「今日は石室向かう人多いみたい」と聞いていたのでソロソロと中をのぞいてみると…あれ?お二人だけ?
スペースあるなら…と石室お邪魔する事にして早速晩ご飯準備。
気合の入っていない軽量化メニュー:カレーメシ・じゃがりこポテサラ2種・野菜スープ・サラダチキン
翌朝、先に出発のお二人をそれぞれ見送り、自分たちも出発。
テン場で前日お会いしたソロの方にご挨拶。とても見晴らし良さそうな所でした。星もきれいだったそうです。
色々迷いやすいと言う記録が上がっていたので、気にしながら歩いていて、要所に現れるケルンが目印。岩にペイントされた赤丸は見落としがちでした。
稜線に出ると風が強めで肌寒かったものの、日が高くなるにつれて弱まり、気温上昇と共に上着は不要に。徐々に「日焼け注意」な陽射しが…。
振り返った時、背後の甲斐駒・仙丈からサーッとガスが迫りくるのが見え、その速さに驚きました。予報からこの日天候が崩れる様子は無いので気になりませんでしたが、これが天候急変だったら気が気ではないだろうなぁと考えながら前進。しばらくしてまた振り返るとすっかりと晴れ渡り、再度びっくり。どこへ行った…(笑)
下って登って繰り返し三つ頭分岐。レコでも見ていたけれど道標アリ。かなり整備されたのか…分かりやすかったです。
日向山へ向かうルートが一番迷いそうな様子だったので、過去ログ・地形図・実際のルートを見て、「どうなってるのかな?」歩いていましたが、結局しっかりと踏み後がある迂回(今や正規?)ルートから最後の”白い砂浜”へ辿り着きました。
白い山頂と青空。あのコントラストは素晴らしかった!と話していたので、メンバーの期待が高まっていたのですが…快晴なだけに暑い!強烈な照り返し!!
「日傘を差しても下からの熱気が凄い」ぼやくyuki_hiura氏。
右手側が山頂で、おそらくそっちへ行って日陰に入りたかったでしょう。。なのに、なのに!私たちが無情(無神経?笑)にも左手側の大明神へと進むのに文句を言わずについてきていましたが、後から聞いたら「正気かよ」と思ったとか。。
長い黒戸〜八丁尾根周回ルートの中で、ここの暑さが一番の核心だった模様。暑かったのにごめんね。山頂行ったらあの場所には絶対戻らないだろうと思って…(笑)
初日身体がついていかず、本当に歯を食いしばって歩いている感がありました。今までに無い身体の重さ…。梯子上がるのもヒーヒー。鎖・ロープがあればここぞ!とばかりに補助として使い、それでも上がりきれずに後ろから押し上げて貰うとか…(酷い有様…苦笑)
みなさんに色々引っ張って貰いました。どうもありがとうございました。
指の状況は、鎖・ロープを握るにも梯子を上るにも特に支障が無い事は先週に引き続きここでも変わらず。
2日目はそこそこ動くようになったので鎖ナシ縛りで登ってみても特に痛む事も、むくむ事もなかったので自分の中では一安心。
歩けて良かった…
楽しい山行でした。皆さまありがとうございましたー。また宜しくお願いします(*^^*)
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