北ア・白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳(猿倉から周回)
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- GPS
- 13:40
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,430m
- 下り
- 2,436m
コースタイム
04:07 猿倉荘登山口
04:19 鑓温泉分岐
04:58 白馬尻小屋(小休止) 05:07
06:24 雪渓末端
06:44 岩室跡
07:18 緊急避難小屋
07:59 白馬岳頂上宿舎 08:08
08:18 白馬交差点(白馬岳分岐点)
08:22 白馬山荘
08:37 白馬岳頂上 08:41
08:48 松沢貞逸顕彰碑
08:57 白馬山荘
09:11 白馬岳頂上宿舎(行動食) 09:31
09:35 唐松岳分岐
10:56 杓子岳頂上
11:56 白馬鑓ヶ岳頂上
12:19 白馬鑓温泉分岐(行動食) 12:30
14:06 白馬鑓温泉(昼食) 14:32
15:29 三白沢(鑓温泉→猿倉まで1/3)
16:00 小日向ノコル(鑓温泉→猿倉まで1/2)
17:26 鑓温泉分岐
17:38 猿倉荘
17:43 猿倉駐車場帰着
天候 | 早朝快晴、7時半頃からガス、9時頃から雨(霧雨ほぼ終日) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:猿倉駐車場(18:05/307km)−県道322号−国道406号−国道117号−県道35号−長野IC−上越自動車道−更埴JCT−上越自動車道−藤岡JCT−関越自動車道−大泉JCT−東京外環自動車道−美女木JCT−首都高速−都内(21:41/608km) ■駐車場 猿倉荘の手前を右手に入った所が駐車場です。場内は未舗装です。駐車台数は100台とか70台とか書かれていますが...? 当日は7、8割かな。 マップコード:535 276 194*15 |
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの登山者が訪れるコースですので、登山道としての整備は十分に行われていると思います。不注意がなければ問題はないと思います。 久しぶりに訪れましたが、あえて注意箇所をあげると、、、 ■白馬大雪渓 この時期、雪はだいぶ溶けて多くのクラックが走っています。日中に表面が溶けるのか、朝一だとトレースが不明瞭です。紅ガラも消えかかっていますので、とくに雪渓の端を歩くときはシュルンドに注意が必要です。 雪渓は雪というより氷に近い状態です。チェーンスパイクや軽アイゼンがあったほうが歩きやすいと思います。 落石も多く見られ、とくに杓子岳側からの落石は過去に事故も起きているので注意が必要でしょう。 ■登山道 全体を通してガレ・ザレの箇所が多いです。靴底が柔らかいと足への負担が大きいでしょう。沢の徒渉や登山道に水が流れている箇所が多いので、防水性のある靴がいいでしょう。 鑓温泉へのルートにはチョット長いクサリ場があります。高度感のあるトラバースですが、しっかりしたクサリで足場もそこそこあるので、慎重に行けば問題はないと思います。 |
写真
感想
この夏、白馬岳絡みで3〜4泊、北アルプスをゆっくり歩く予定でいた。ところが雨が続き、鹿島槍ヶ岳の日帰りが1回キリだった。
9月に入ってしまったが、久々に白馬岳を計画したので、1泊でもいい、日帰りでもいいから行こうと考えていた。
当初は土曜日の朝に東京を出て、頂上宿舎のテン場で1泊して、翌日白馬岳を往復しようと考えていた。でも土曜日の天気がイマイチ...
車中泊が出来ないので、東京を出たのは土曜日の深夜、日帰りで行くことに変更した。
マイ宴会車兼車中泊車は、7月に買い換えの手続きを行い、ディーラーに引き渡すため内装を購入時の状態に全て戻した。査定も終わっているので、一人宴会も車中泊もできない。
発注から二ヶ月、9月になったのでこれが最後のドライブになるかも知れない。
当初は同じシリーズの後継車に乗り換えて、また宴会車兼車中泊車とするつもりだったが、後継車には希望するスペックが設定されていなかった。
希望するスペック....アルツハイカー対応福祉車両(笑)
ー動..運転
⊆動..ブレーキ
自動..車庫入れ
プラス 4WD&ハイブリッド&悪路用19or18インチタイヤ...寒冷地仕様も
7月時点で「やっちゃえニッサン」には、このスペックを満足する車は6月に出た1車種にしか設定がなかった。
広いワンボックスからSUVになるので宴会は無理だけど、リッター5キロのハイオクから20キロのレギュラーになるので、お財布には優しいかも...
雪渓を登り始めた頃、上空には雲ひとつない真っ青な空が広がっていた。
頂上宿舎が見えた頃、宿舎に宿泊されたと思われる年配のご夫婦が下山をしてきた。
このとき上空はまだ真っ青、ご夫婦は声を揃えて言ってくれた。
「上は素晴らしい展望ですよ」...ありがとうネ。
数分もしないうちにガスが上がって来て、頂上宿舎も見えなくなった。
またこれだ...
しばらくぶりの白馬岳は姿を見せてくれなかった。
頂上往復はガスの中で足元以外はほとんど見えなかった。
頂上宿舎に戻ってきたのは9時、雪渓を下る予定だったが杓子か白馬鑓まで行けば、どこかで白馬岳が姿を現すかも知れない。
まずは腹ごしらえ、自販機でドライをポチ...っと、雨が降ってきた。
雨の中ほんとうに白馬鑓まで行くんか〜(自問)
ドライが利いてきて、行くぞ〜(自答)
雨支度をして出発、稜線に出ると強風とまではいかないが結構な風が吹いている。
中厚の手袋をしているが指先の感覚がなくなってきたので、ザックからインナー手袋を取り出した。この時、ザックのレインカバーを風で飛ばされてしまった。
杓子岳は巻き道もあるが忠実に稜線を辿る。信州側は切れ落ちているがガスのため高度感はない。
鑓ヶ岳を登る途中で一瞬杓子岳が見えたが10秒ほど、結局白馬岳は姿を現さなかった。また行って見るか...
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