【北アルプス】立山連峰~大日三山【縦走】
- GPS
- 14:00
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 1,625m
- 下り
- 2,991m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:30
天候 | 9/3 晴れのちくもりのち晴れ 9/4 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
人気あるコースだけに、アクセス手段が複数あるので、きちんと事前に調べていきたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ越から雄山山頂までは急登+ガレ場ザレ場、人も多いので落石に注意。 大日岳~称名滝方面の牛首以降の下りは道が崩落、クサリ、ロープ、ハシゴの連続。岩場も滑りやすくなっているので注意して歩きたい。 |
その他周辺情報 | 富山駅まで戻って、「藤の湯」で汗を流した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
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感想
★★★まとめ★★★
今回の目的は「立山登拝」「大日三山制覇」であり、いつも通り達成できました!
そして、何と言っても剱岳の迫力たるや!見る者に緊張感と威圧感を与えるその姿、もはや神!神々しい!「来年は必ず登ろう」と力強く思いました。
★★★9/2(土)★★★
今回の山行は立山!先週は白山だったので、計らずも2週連続霊山巡りです。しかしながら立山は遠い!ということで、土曜日に前日入りして日月で山行のパターン。
朝起きて準備して移動して、昼下がりに富山に到着、ホテルにチェックイン。今日はここで前泊。
少しお腹が空いたので、富山駅近くの回転寿司でパクパク。うまし!あれ、先週も食べたような(笑)まぁアレですよ、うまいものはいつ食べてもうまいということですよ。
お腹も満たされ、ホテルに戻って明日の準備をします。室堂平の玉殿とかいうところで水汲めるみたいなので、ハイドレは空で持っていこう。日月の天気がぼちぼちいいことを確認して、就寝。
そういえば、この時期は富山で盆踊り大会をやってるらしい。今回は見れなかったけど、来年は見てみようかな。
★★★9/3(日)★★★
朝6時30分、富山から室堂直通バスに乗ります。バスは満席、まだまだシーズンですね。このバス、なかなかサービス良くて、景観の名所をアナウンスしたり、ポイントを徐行してゆっくり通過してくれたり。称名滝も通過して、「ここに下りてくるんだなあ」なんて思いながら眺めました。
朝8時30分、室堂に到着。しかし遠い!やたら遠い!家からドア2ドアで7時間!ひでぶ!
ハート様も決まったところで、(笑)水の補給をしなければ。玉殿どこかな…と探すまでもありませんでした。着いたところの目の前にありました(笑)しかもめっちゃ冷たい!これは道中の水分補給が楽しみになりそうです。
ってか立山寒い!ベースレイヤー1枚じゃムリで、レインウェアを重ねてちょうどいい感じ。9月の山は、もう秋なんですね。
とりあえず足慣らしにみくりが池の周りを散策します。石の階段になっていて、歩きやすい!ってか足慣らしにならない(笑)
なもんで、そそくさと周回して、浄土山に向かいます。岩場の急登がキツイけどがんばって登頂。息切れハンパない。
あれ、なんか今日はバテるのが早いぞ?なんで?答えは「高地順応していない」から。バスで室堂まで、などというチートをしたがために、体がついていけてない。みくりが池もその辺のおじいちゃんの4倍速で回ったし。今日はゆっくり歩こう、と心に決めました。
浄土山から一の越までは下りなので楽ちん。雄山手前で山荘もあるので、人で賑わってました。ってか、雄山山頂まで急登だなあ。
雄山までは渋滞しながら、でもそのおかげでゆっくり登りながら、11時30分頃に山頂到着。登山者もいて下山者もいて、観光客もいて、岩場+ザレてる箇所あり、危険だなと思いました。ルートは割と多いので、落石に気を付けつつ、抜かせるところは抜かした方が安全です。
そして、500円払って登拝!神主さんのありがたいお話を聞いて、お祓いしてもらって、お神酒を飲んで、イベント完了!神主さんにお布施?してる人達もいました。「ただでさえ500円払ってるのに、そんなに払うかね?」なんて思っちゃいました。(翌日早速天罰が下ります)
雄山からは大汝山を通って、富士の折立を眺めて、13時頃に急登をゼェハァいいながら真砂岳に到着。内蔵助カールがすごい!夏シーズンに大雪渓を見てみたい!ってか雪渓を登ってみたい!
内蔵助小屋まで行ったけど、残念ながら後立山連峰はくもの中。鹿島槍ヶ岳はちょっと見えたかな?あの辺も9月中に行ければいいなあ。でも寒そうだなあ。ってか、今現在寒い!
寒いので別山に急ぎます。この辺りからガスってきて、展望良くないの分かってるのに別山北峰を目指します。もはや修行です(笑)
修行しながら14時に剣御前小舎に到着。日曜日ということもあり、お客さんはあまりいなさそう。同じ部屋の人と話しながら、ビール飲んで、本読んで、地図見て、ウトウトして…
そしたら、16時30分くらいでしょうか、今までかかってたガスが一気に晴れて、目の前に剱岳の姿!そいえば小舎に到着した時はガスってたから、こんなに目の前に剱岳があるとは思ってもいなかった。これは外に行くしかない!
テンションMAXでアルコールパワーもあって、剣御前まで10分で登頂!剣が近い!なんて厳かで、なんて堂々としてるんだ!一緒にいたひとと、ここでずっーとぼっーとしてたいですね、なんて話しながらも、ご飯の時間があるので泣く泣く退散。
ご飯食べたあとも、度々外に行っては、剣を見て、ぼっーとして、の繰り返し。この頃になると太陽が出て、日中よりも暖かかった。薬師方面は雲海が広がっていて、これまた素晴らしい景色。これだから山はいい。
景色を堪能して、その日は気分良く就寝。8人部屋を5人でゆったりと使えました。
★★★9/4(月)★★★
前日のうれしさあってか、爆睡。朝4時30分に起きて、5時にご飯。準備して、5時30分に朝焼けの剣を見ながら出発。前日よりも長い山行になるので、早く出て時間を稼がないと。
別山乗越から大日三山方面の道は、それほど難しくないです。ちょいちょいアップダウンがありますが、いいウォームアップになります。ってか、今日は体が軽い!前日のバテっぷりがウソのようだ!きっと山小屋泊まって高地順応したんですね。
室堂乗越とか、新室堂乗越とか、どこか分からなかったけど、(笑)とりあえず進めばオーケー。雷鳥沢にさえ下りなければ、大日三山方面で間違いない。
そして突き進むと、朝7時に奥大日岳に到着。正直言うと、「大日三山はオプションみたいなもの」くらいにしか考えていませんでしたが、奥大日岳すごい!行って良かった!いや、行かないと後悔するレベル!
何がすごいって、360度パノラマで見渡せるんですよ!剣から立山連峰から、槍穂高連峰、重なるように薬師、三俣蓮華、鷲羽、水晶、忘れちゃいけない笠、遠くは白山!(驚)、そして極めつけは富山湾!!!
北アルプスオールスターズ+日本海、何という贅沢な組み合わせ!奥大日岳、今度は大日小屋に泊まって堪能したい。
中大日岳と大日岳はさらっと流して(笑)、大日小屋で剣を見納めです。一度下山方面に歩いて、「やっぱりもう少し見ていたい!」と思って、また登って見ちゃいました(笑)あのカッコよさは神がかってる。別れを惜しむべく、朝9時に大日小屋を後にしました。
大日小屋から大日平の道は、しばらくすると木道が出現します。いやー歩きやすい!雲ノ平みたい!行ったことないけど(笑)雲ノ平も行ってみたいなあ。何とか今年中に行けないかなあ。
そんなこと考えながら、10時30分に大日平山荘に到着。ちょっと休憩してエネルギー補給して、すぐに出発します。大日平からの下山道も木道が続きますが、途中で終わり、岩場になります。
ここで軽く事故が発生。岩場でツルンと滑って、右手小指を受傷。「痛いよー」と思いながら手袋外すと出血してるし。これが昨日立山でお布施してる人達を「ふふーん」と思った罰なのか?立山信仰恐るべし!
とにかく、岩場が滑りやすいので気を付けて下山。時間に余裕はあるのでゆっくり行くことにしました。特に、牛首辺りからは道が崩落してて、クサリ、ロープ、ハシゴのオンパレードなので、充分に注意する必要があります。
そんなこんなで、無事ではなかったけど、12時前に下山。落差日本一の称名滝を観て、滝シャワーとマイナスイオンをたっぷり浴びて、バス+電車で富山駅まで戻りました。最後は、昔からやっていそうな銭湯で汗を流し、高速バスで一路名古屋へ。
今考えたら、出血程度で済んで良かった。もしかしたら頭打ってたかもしれないし。きっと、立山の神様が見守っててくれたんだと思いつつ、今度も気を付けよう。
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