日本トップ3を1ケ月で制覇‼@北岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:47
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:41
10:02 甲府着
12:05 甲府駅発 路線バス
14:00 広河原着
14:05 広河原インフォメーションセンター発、トイレ
14:24 白根御池分岐
14:48 第1ベンチ通過
15:11 第2ベンチ着、行動食、水分補給
15:16 第2ベンチ発
15:52 白根御池小屋着
18:30-19:30 山崎泰之さん 篠笛コンサート
20:00 消灯
2017.09.03(SUN)
03:00 起床、トイレ、食事
03:35 白根御池小屋発
05:10 小太郎山分岐点よりご来光
05:11 日の出
05:20 小太郎山分岐点発
05:45 北岳肩ノ小屋着、朝食、休憩
05:59 北岳肩ノ小屋発
06:33 北岳着
07:04 北岳発
07:18 吊尾根分岐点
07:52 八本歯のコル
09:25-09:47 昼食、水分補給、休憩@大樺沢二俣
09:47 大樺沢二俣発
11:00 白根御池分岐点
11:16 広河原インフォメーションセンター着、水分補給、休憩、広河原インフォメーションセンター見学
13:00 広河原発 路線バス
15:00 甲府駅着
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1、熊の目撃情報が、広河原インフォメーションセンター入口や白根御池小屋内に貼り出されていました。過去の目撃場所を事前に確認し、ルート上で、見通しの悪い場所、沢や川など音の聞きづらい場所、熊の活動時間の朝方や夕方で、特に気づきにくい状況・見辛い状況の夜明けや夕方の行動時には、十分ご注意下さい。熊スプレーを持っておいた方が良いかも知れません。参考までに、目撃情報の詳細については、アップしている写真でご確認下さい。 2、北岳山荘へのトラバース道は、落石の恐れのため、9月1日からしばらく通行止めになっています。 3、白根御池小屋分岐から稜線を登り切るまでが樹林帯の中で急登。所々で砂・砂利だけでステップのない滑りやすい箇所あり。 4、大樺沢二俣から下りで、左岸崩壊のため右岸に迂回路となっているが、登山道の大部分に少し水が流れているため、岩が濡れていたり、泥状態になっているため、滑りやすくなっていますので、ご注意下さい。泥水跳ねで少し裾が汚れるため、ゲイターを装着する方が良いでしょう。 |
その他周辺情報 | 桃の木温泉、甲府駅周辺には、モスバーガー、ロッテリア、スターバックス、タリーズ、吉野家などあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
グローブ(GORE•TEX)
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子(GORE•TEX)
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
スポーツドリンク2L
THERMOS500ml(アイスコーヒー)
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ソーラーモバイルバッテリー
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ヘルメット
熊鈴
|
---|---|
備考 | ストック, 熊鈴, ゲイター |
感想
初めての南アルプス。
今まで行こうとしても、タイミングがなかなか合わずに行けませんでした。1ケ月前に9月中旬に白峰三山縦走の計画を立てていたのですが、年休の許可がもらえず、あきらめていました。そんな中、10月異動の内示があり、何とか行こうという思いが再燃。白峰三山縦走計画から変更、週末2日間で名古屋から北岳アタック。8月5日に富士山、8月26日に奥穂高岳、この1ケ月の間に、日本のトップ3の頂を制覇しました。
甲府駅に到着。広河原行きのバスが来るまで予定通り2時間潰すことに。まあ、バスの待ち時間の長かったこと...。
広河原に14時到着。白根御池小屋分岐から樹林帯の急登が結構キツく、汗が止まりませんでした。1時間50分程で白根御池小屋に着くことが出来ました。
小屋で受付を済ますと、登山靴を入れる大きなビニール袋とハンガーを頂き、玄関脇にある乾燥室を紹介頂きました。なんと親切な心配り。疲れなど忘れてしまいました。早めの夕食の後は小屋周辺を散策、明日のルート標識を確認しに行きました。
当日は、篠笛奏者の山崎泰之さんのコンサートが1時間ありました。今回で6回目とのこと。「東京ノスタルジー」で始まり、白根御池小屋のテーマ曲「空山一路」、「愛燦燦」、TSUBASAなどのオリジナル曲、ティンホイッスルで「タイタニック」、登山客も参加しての即興など、約10曲が演奏されましたが、あっという間の1時間でした。大自然の中、きれいな星空の下、澄んだ篠笛の音色で素晴らしい曲が山に響き渡り、心洗われた1時間でした。奏者の山崎泰之さん、白根御池小屋ご夫妻並びにスタッフの方々、本当にありがとうございました。
小屋は女性スタッフが多く、南アルプスのお水が無料で頂け、早朝出発登山者に対して、温かいお茶をポットで用意しているなど、本当に心配りの素晴らしい小屋です。
部屋は、チングルマという部屋で、同年代のクライマーのお二人と会話が弾みました。明日は北岳バットレスを登られるとのことでした。
翌朝、3時半過ぎに小屋を出発。山頂でのご来光タイムとしたくて本当は1時に出発しようと思っていたのですが、そんなに早く出発する人はいませんよ、早くても2時か3時出発ですと聞いたので、アドバイス通り予定を遅らせて出発、汗をかかないようにスローペースで小太郎山分岐点まで登りました。
熊情報が広河原インフォメーションセンターと白根御池小屋に貼り出されていましたので、熊と遭遇しないかだけが心配でした。熊鈴は装着はしましたが、結局鳴らしませんでした。寝てるのを起こして、活動されても困るので、ストックを片方だけ石突きカバーを外して、耳を澄ませて周りの音やニオイに変化がないかなど、注意を払いながら歩きました。
途中で、ガォーと鳴き声が聞こえましたが、それが熊なのか何の動物の鳴き声なのかは、今でもわかりませんが、その鳴き声を聞いてからは、一層注意深く、つづら折りの道をゆっくり登りました。
何とかご来光タイムまでに稜線に出ることが出来ました。富士山とご来光をセットで見ることが出来ました。神々しく、清々しい充実したひと時でした。
山頂はすでに多くの登山者でにぎわっていました。おそらく全員、北岳肩の小屋か北岳山荘宿泊者でしょう。当日は快晴で、富士山、北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳など全部をくっきりと一望出来ました。
今回の北岳登頂で、1ケ月以内に日本のトップ3の頂を制覇することが出来ました。
広河原では、バス出発まで1時間近くあったので、広河原インフォメーションセンターの2階で熊についての勉強をしました。
10月には登山者には便利な名古屋を離れ大阪に戻りますが、機会があれば、白根御池小屋には篠笛コンサートの日にまた行きたいと思います。
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