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Yamareco

記録ID: 1251077
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

ペテガリ岳東尾根〜コイカクシュサツナイ岳

2017年09月03日(日) ~ 2017年09月09日(土)
 - 拍手
GPS
152:00
距離
41.9km
登り
3,416m
下り
3,154m

コースタイム

1日目
山行
10:03
休憩
0:40
合計
10:43
5:45
201
林道ゲート
13:22
13:22
186
1121
16:28
ポンヤオロマップ岳
2日目
山行
8:13
休憩
0:00
合計
8:13
6:45
225
ポンヤオロマップ岳
10:30
10:30
75
1417
11:45
11:45
193
1518
14:58
1525手前のコル
3日目
山行
9:31
休憩
0:50
合計
10:21
6:30
45
1525手前のコル
7:15
7:15
165
1525
10:00
10:20
195
国境稜線分岐
13:35
14:05
150
16:35
16:35
16
1535Cカール下降点
16:51
Cカール
4日目
山行
10:00
休憩
0:40
合計
10:40
6:40
35
Cカール
7:15
7:15
81
1535Cカール下降点
8:36
8:57
51
ルベツネの肩
9:48
10:07
68
11:15
11:15
365
1688
17:20
5日目
山行
10:05
休憩
0:15
合計
10:20
6:50
325
12:15
12:30
280
1569
6日目
山行
3:10
休憩
0:50
合計
4:00
10:45
90
12:15
12:15
55
ヤオロの窓
13:10
14:00
45
引き返し点
7日目
山行
7:44
休憩
2:57
合計
10:41
6:15
90
8:01
8:20
25
夏尾根頭
8:45
9:40
30
夏尾根肩
10:10
11:28
152
16:56
16:56
0
16:56
ゴール地点
ルートは手書きです。
休憩は45分に一回15分ぐらいしてます。
天候 9月3日晴れのち曇り 9月4日〜9月5日晴れ 9月6日晴れのち曇り 9月7日晴れのち曇り 9月8日晴れのち雨(雷) 9月9日晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
林道のゲート。
登山口まで約10キロ。
2017年09月03日 05:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 5:45
林道のゲート。
登山口まで約10キロ。
10分ぐらい歩くと土砂崩れの跡があります。
2017年09月03日 05:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 5:56
10分ぐらい歩くと土砂崩れの跡があります。
道が流れてなくなってしまった場所が7.8ヵ所ありました。
2017年09月03日 06:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 6:06
道が流れてなくなってしまった場所が7.8ヵ所ありました。
1ヵ所だけ20メートルぐらい先まで流されていて道が分かりませんでした。
2017年09月03日 07:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/3 7:17
1ヵ所だけ20メートルぐらい先まで流されていて道が分かりませんでした。
無事登山口に到着。
2017年09月03日 09:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 9:06
無事登山口に到着。
遠い。
2017年09月03日 09:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 9:45
遠い。
ジグザグの急登が終わると歩きやすい尾根道に出ます。
2017年09月03日 10:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/3 10:16
ジグザグの急登が終わると歩きやすい尾根道に出ます。
途中から笹薮ですが踏み跡はちゃんとついてました。
2017年09月03日 13:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 13:12
途中から笹薮ですが踏み跡はちゃんとついてました。
1121
2017年09月03日 13:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 13:28
1121
笹は高くなったりしますが踏み跡は明瞭です。
2017年09月03日 13:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 13:52
笹は高くなったりしますが踏み跡は明瞭です。
ポンヤオロマップ岳が見えます。
2017年09月03日 14:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 14:39
ポンヤオロマップ岳が見えます。
最後はしばらく急登です。
2017年09月03日 16:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 16:13
最後はしばらく急登です。
山頂到着
2017年09月03日 16:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/3 16:28
山頂到着
山頂は広めです
2017年09月03日 16:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/3 16:28
山頂は広めです
初日はここで終了です。
2017年09月03日 16:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/3 16:49
初日はここで終了です。
2日目です
2017年09月04日 06:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/4 6:44
2日目です
1417先のテン場付近。けっこう広めです。
2017年09月04日 10:33撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/4 10:33
1417先のテン場付近。けっこう広めです。
1518からペテガリ岳
2017年09月04日 11:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/4 11:46
1518からペテガリ岳
藪です
2017年09月04日 11:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/4 11:53
藪です
藪です
2017年09月04日 13:19撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/4 13:19
藪です
1525手前にテント張れそうな場所がありました。
2017年09月04日 14:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/4 14:57
1525手前にテント張れそうな場所がありました。
少し早いけどそこで2日目終了です。
2017年09月04日 18:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/4 18:00
少し早いけどそこで2日目終了です。
3日目も東尾根。
2017年09月05日 06:30撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/5 6:30
3日目も東尾根。
やっと国境稜線です。
2017年09月05日 10:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/5 10:02
やっと国境稜線です。
神威岳方面。
2017年09月05日 10:04撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/5 10:04
神威岳方面。
花です。
2017年09月05日 10:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/5 10:20
花です。
ここから先はハイマツが多くなります。
2017年09月05日 10:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/5 10:23
ここから先はハイマツが多くなります。
思っていたより進めませんでした。
2017年09月05日 10:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/5 10:39
思っていたより進めませんでした。
ちょっとだけ笹薮を抜けます。
2017年09月05日 12:40撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/5 12:40
ちょっとだけ笹薮を抜けます。
尾根を乗越すと草付きの歩きやすい場所に出ます。
2017年09月05日 12:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/5 12:46
尾根を乗越すと草付きの歩きやすい場所に出ます。
ペテガリ岳山頂直下はハイマツ濃いめです。
2017年09月05日 13:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/5 13:13
ペテガリ岳山頂直下はハイマツ濃いめです。
ペテガリ岳到着。
2017年09月05日 14:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/5 14:03
ペテガリ岳到着。
Cカールに向かいます。
2017年09月05日 14:05撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/5 14:05
Cカールに向かいます。
4日目の朝Cカールのテントです。
2017年09月06日 06:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/6 6:01
4日目の朝Cカールのテントです。
ルベツネの肩に向かいます。
2017年09月06日 08:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/6 8:02
ルベツネの肩に向かいます。
肩は広々してます。
2017年09月06日 08:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/6 8:36
肩は広々してます。
肩からルベツネは歩きやすい。
2017年09月06日 09:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/6 9:41
肩からルベツネは歩きやすい。
ルベツネ山頂。
2017年09月06日 09:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/6 9:49
ルベツネ山頂。
1688付近も歩きやすいハイマツでした。
2017年09月06日 11:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/6 11:43
1688付近も歩きやすいハイマツでした。
りんご畑に向かいます。
2017年09月06日 13:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/6 13:22
りんご畑に向かいます。
ギャー!
2017年09月06日 14:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/6 14:29
ギャー!
1599(1600)到着
2017年09月06日 17:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/6 17:21
1599(1600)到着
ちょっと狭めです。
2017年09月06日 17:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/6 17:42
ちょっと狭めです。
夜、きれいな月が出ました。
2017年09月06日 18:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/6 18:37
夜、きれいな月が出ました。
5日目です。
2017年09月07日 07:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/7 7:08
5日目です。
今日も藪濃いめです
2017年09月07日 09:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/7 9:42
今日も藪濃いめです
とりあえず1569まで
2017年09月07日 10:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/7 10:14
とりあえず1569まで
ヤオロ。
2017年09月07日 15:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/7 15:38
ヤオロ。
最後だけ歩きやすくなりました。
2017年09月07日 16:25撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/7 16:25
最後だけ歩きやすくなりました。
ヤオロ山頂到着。
2017年09月07日 17:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/7 17:10
ヤオロ山頂到着。
コイカク側すぐのテント場
2017年09月07日 17:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/7 17:21
コイカク側すぐのテント場
急いで水汲みに行きます。
2017年09月07日 17:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/7 17:22
急いで水汲みに行きます。
ライトを忘れたので、帰りは急いで戻りました。
2017年09月07日 17:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/7 17:55
ライトを忘れたので、帰りは急いで戻りました。
6日目です。
ここまでずっと尾根にはこの虫が大量に飛び回っていました。
2017年09月08日 10:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/8 10:41
6日目です。
ここまでずっと尾根にはこの虫が大量に飛び回っていました。
コイカク
2017年09月08日 12:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/8 12:22
コイカク
雨と雷でヤオロの窓で足止め。
2017年09月08日 16:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/8 16:03
雨と雷でヤオロの窓で足止め。
7日目です。
2017年09月09日 06:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/9 6:26
7日目です。
コイカク。
2017年09月09日 07:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/9 7:43
コイカク。
夏尾根の頭。
2017年09月09日 08:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 8:01
夏尾根の頭。
1823への道
2017年09月09日 08:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/9 8:17
1823への道
夏尾根の頭に戻って下山します。
2017年09月09日 11:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 11:28
夏尾根の頭に戻って下山します。
上二股でトレランシューズを脱ぎます。
2017年09月09日 14:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 14:00
上二股でトレランシューズを脱ぎます。
裏のゴムはほとんど剥がれてしまいました。
2017年09月09日 14:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 14:01
裏のゴムはほとんど剥がれてしまいました。
沢靴?に履き替えます。
2017年09月09日 14:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 14:01
沢靴?に履き替えます。
コイカク沢は水が少なくて、巻き道は使いませんでした。
2017年09月09日 15:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 15:57
コイカク沢は水が少なくて、巻き道は使いませんでした。
ゴール近し。
2017年09月09日 16:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/9 16:18
ゴール近し。
登山口到着。
2017年09月09日 16:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/9 16:45
登山口到着。
橋を渡って短いトンネルを抜けると。
2017年09月09日 16:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:46
橋を渡って短いトンネルを抜けると。
ゴール。
2017年09月09日 16:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/9 16:56
ゴール。
最終日の出発時にリュックに違和感があって見てみるとフレームが折れていました。
2017年09月14日 07:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/14 7:52
最終日の出発時にリュックに違和感があって見てみるとフレームが折れていました。
レインウェアのズボンの裾がビリビリに破けて途中で奥様に2回縫ってもらいました。
2017年09月14日 07:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/14 7:53
レインウェアのズボンの裾がビリビリに破けて途中で奥様に2回縫ってもらいました。

感想

コースの印象
歴舟川支流林道
7、8ヵ所道が流されてなくなってました。短い所は問題有りませんでしたが、1ヵ所だけ20メートルぐらい流されていて出口がどこかわからない所がありました。
あとはただの林道歩きです。登山口までは約10キロ。

登山口からポンヤオロマップ岳
登山口の沢で水を一人6リットル汲んでいきました。
途中から笹薮ですが踏み跡はしっかりあります。笹薮になれていれば問題ないと思います。
最後は急登が続きます。
山頂付近は平らな場所が3ヵ所ぐらい有りました。

ポンヤオロマップ岳からペテガリ岳
最初のほうは尾根細めです。
1417先は広めです。1417先すぐのところに何ヵ所か平らな場所がありました。
1518手前から藪がはじまります。私はルーファイが下手なのでここから奥様に先導してもらいました。
国境稜線まではだいたい同じような藪です。踏み跡はしっかりあります。尾根の上かすぐ近くを歩くと良さそうです。
国境稜線分岐を目指して歩きましたが、1525手前にちょっと広めのスペースがあったので15時前でしたがテント張って行動終了にしちゃいました。
国境稜線分岐は広めで景色も良いので泊まるならこっちです。ピークと一段下に平らな場所がありました。
ここからハイマツが多くなります。
ペテガリ岳山頂直下はハイマツが一瞬だけ濃いです。

ペテガリ岳山頂からルベツネ山
ずっとハイマツ薄めです。
Cカールの下降点にはピンクテープがあります。
Cカールは広いです。水場への行き方は事前に確認しておいた方が良いと思います。水は美味しいです。8リットル汲みました。
ルベツネの肩手前で一瞬だけ藪濃いめです。
ルベツネの肩は広いです。思わず横になってしまいました。
肩からルベツネ山頂は歩きやすくて天国みたいです。ルベツネ山頂は肩より狭く平らな場所が少ないです。

ルベツネ山から1599 (1600)
1688辺りまでは降りも登りもあまり気にせずに歩けました。しかし、もう一段降ってりんご畑に入ると一気に藪濃いめでちょっと泣きました。
1599の登りに入ると最後は藪なしでささっと登れます。
1599は狭めですが平らです。

1599からヤオロマップ岳
ずっと藪濃いめです。泣きました。
1569にテントを張れるか微妙です。たぶん一段下の笹を潰して張るんだと思いますがよく分かりませんでした。
ヤオロマップ岳下の岩が出てから少しすると歩きやすくなります。1839側のテント場に人影を見つけたので手を振ると応えてくれました。
ヤオロマップ岳山頂付近には平らな場所がいくつか有ります。我々はコイカク側の岩の横の広い場所にテントを張りました。
水場は十勝側の踏み跡を15分ぐらいおりるとあります。16リットル汲むのに30分ぐらいかかりました。コップがないと大変だと思います。
ヤオロに着いた時間が遅くなってしまって暗くなる前に水を汲まなければと焦って出発してライトを持つのを忘れてしまい帰りの登りは足下が見えないなかをダッシュ(遅)で帰りました。

ヤオロマップ岳から
ここからコイカク夏尾根は多くの人が歩いている道です。
今回は夏尾根頭かコイカクの肩に泊まる予定だったので、朝8時ぐらいに起きてもう一度水を汲んでから11時前に出発しました。
コイカクの登りに入ると雨が降ってきたのでフライシートを被って少し様子を見ました。
カムエク方面から雷の音がして十勝側にも黒い雲が広がったので登るのはやめてヤオロの窓まで戻ることにしました。テントに入ると外でバンバン雷が鳴りはじめました。とても怖かった。
翌朝出発時リュックのフレームが折れているのが発覚しました。これ折れるんだと変な感動をおぼえました。
コイカク山頂、夏尾根の頭、コイカクの肩まで順調に歩きましたが、引き返して夏尾根から下山しました。
夏尾根で1週間ぶりに人と話しました。
地元の単独の女性が反対ルート(東尾根下山)を目指して登ってきて、日高のことや装備のことなんかを30分以上話しました。とても楽しい時間でした。3泊ぐらいで抜けたいと言って歩きだすとさっと消えて行きました。
コイカク沢は水が少なかったので巻き道は使いませんでした。

当初の予定では八の沢カールまで行くつもりでしたが行けませんでした。要因としては
1 体力がないからすぐに休憩する。
2 休憩すると景色が良いから時間が長くなる。
3 遅く着くから朝早く起きられない。

まとめ
ほとんど晴れで天気は最高でした。
予定より時間が掛かってしまって思っていた行程通りには行かなかった。その分のんびりと存分に日高を楽しめました(負け惜しみ)
以上です。

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コメント

憧れのルート
y-peak78さん、green78さん、やはり日高にいらしていたのですね。
毎年精力的に日高縦走をこなされていて、すごい情熱を感じます
やはり水の確保に、藪漕ぎも大変そうですね。
比べると、1839峰までの道は歩きやすいのですね…
身体中あざだらけになりませんでしたか?
いつか歩いてみたい憧れのルートです。
レコ写真で絶景を堪能させてもらえました
どうもありがとうございます。
お二方ともお疲れ様でした
2017/9/14 19:06
Re: 憧れのルート
mikuriさんコメントありがとうございます。
やっぱり今年も来ちゃいました。
想像通りの難コースでしたが天気が良い日が続いたので何とか歩き通すことができました。
green78はすね当てとひざ、ひじサポーターを付けて挑みましたが、ガードが出来ない太ももはとんでもない見た目になりました。
さらに目の上をブヨに刺され、試合後のボクサーみたいでした。
mikuriさんはこの連休どこかの山ですか?
お互いに楽しみましょう!
2017/9/15 4:37
Re[2]: 憧れのルート
ほぼお天気に恵まれたのは、とても良かったですよね
長い行程となると、悪天候をやり過ごす時もあったのですね。
雷雨や暴風となると、なかなか大変そうですよね。

green78さんの足も痛そうです。
太ももまではなかなか重たくなるでしょうし、動きづらそうで、ガードもなかなかできないですしね。

お二方のレコを拝見していたら、たまらなく日高を歩きたくなりましたが、休みと天気と体力と気持ちがなかなか整わずです。
もっと体力をつけ、経験も積みながらと考えています。
本日から遅い夏休みをとり連休に入りましたが、天候に恵まれなそうです…
それでもまた日高でお会いできる日を楽しみにしています
2017/9/15 23:08
懐かしい東尾根コース
y-peak78さん、green78さん、こんばんは!
東尾根コースを歩いた人はいないかなと、いつもこの時期になると記録を探すことにしています。さらりと書かれていますが相当の洗礼を受けたのではありませんか。2003年に一度このコースを往復したことがあります。再チャレンジも考えましたが諸条件が許さず、もう歩くことはないかと思います。

お二人が6泊7日の縦走を果たしたことに敬意の念を覚えます。やれる時にやっておかないと後悔します。そういった意味では、私もお二人と同じコースを何度も計画しましたが計画倒れになってしまいました。その最大の理由は「薮」であり、しかしながら誰でも歩けるような登山道があれば魅力は半減してしまうし、日高の稜線にたくさんの人がいたらもう面白いところではなくなってしまうのだろうなとも思います。

貴重な記録をありがとうございました。
2017/11/23 19:42
Re: 懐かしい東尾根コース
chiroroさんコメント頂きありがとうございました。返信が遅れて申し訳ありません。
あのやま旅はな旅のhpの主からコメントを頂けるとは驚いてしまいました。もちろんとても喜んでいます。
何度もHPを拝見させてもらってテン場、水場、ルートなど参考にさせてもらっています。
私たち夫婦は毎年夏か秋に北海道にお邪魔して山に登っています。日高には3年前から通って今回4年目にしてペテガリ東尾根からカムエク縦走を計画しました。
結果はレコの通り途中のコイカクでの下山となりました。
前半は稀にみる好天に恵まれ足の遅い我々でもなんとか東尾根と国境稜線を歩くことができました。
しかし、予想以上に時間をとられた1599峰のまわりの藪(りんご畑)の辺りから私の気力は少しずつ削がれて行きました。
シューズの底のラバーが日に日に剥がれていってナイフで切り落とさなければならなくなり最後の方はグリップが効かなくなってしまったり、green78の瞼がブヨに噛まれてノックアウトされたボクサーみたいに腫れてしまったり、ヤオロの窓付近で雷に襲われたり、ザックのフレームが折れて背中が痛くなったりと色々なことがありました。
最終的に夏尾根の肩に立ってそこから先を見た時に天気が崩れる前に八の沢と札内川を渡ることは出来ないと判断して下山する事にしました。
食料は三日分残っていて、二人ともどこをケガしているわけでもなかったので、私の中でこれ以上進むことが怖くなったというのが本当なのかも知れません。
 green78はまだ進みたいと考えていましたが最後には同意してくれました。
お陰で天気の良いうちに安全に下山する事はできました。
毎回山に登るともう少し頑張れたんじゃないかなという後悔の気持ちが生まれます。今回もそういう気持ちがあります。しかし、その気持ちが新しい山の計画を運んで来るように思います。また、来年も北海道に、日高に行きます。そしてこれからも無理のない範囲で色々な山を楽しみたいと思います。
後日談として、green78は下山し10日ほど経ってからマダニ感染症の回帰熱が発症して入院しました。幸い大事には至らなかったけど、マダニが本当に恐ろしいことを green78の身をもって知りました。
長くなってしまって申し訳ありません。
本当にコメントありがとうございました。
2017/11/25 15:49
Re[2]: 懐かしい東尾根コース
y-peak78さん、green78さん。
ていねいなお返事をありがとうございました。
私は昔から運動が苦手で、そのせいもあって山を早く歩くことはできませんし、すぐ疲れるので本当は日高の山などには入らずに、小屋があってビールが飲めるような環境の山をのんびり歩くのが似合っているようです。

でも、間違ってペテガリ岳東尾根コースを歩いてから、日高の山の辛さ経験するのがたまらなく好きになって、何度も通うようになってしまいました。エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ山は4回縦走しましたが、まだ理想の山歩きができておらず、本当はもう一度歩いてみたいのですが、もう無理かもしれません。

りんご畑で藪に足を取られひっくり返り起きることが難しかったとき、札内JPから南下し、藪でかすかな踏み跡を見逃し尾根に復帰するときなど、なんと辛かったことか。でも、何度ももう来るものかと思っても、下山するとすぐ次の年の計画を立て、夢を見ていました。「その気持ちが新しい山の計画を運んで来るように思います。」というお気持ちがよく分かります。あの薮や常に漂う不安感などを経験しないと理解できないし、奥が深い山域だと思います。

お二人ともお若い方とお見受けしました。安全第一はもちろんのことですが、その上で日高の山をこれからも存分に楽しまれることを期待しています。お考えがあってシューズで歩かれていることと思います。1回の登山でボロボロになるのは仕方のないことですね。レインウェアなどは薮ですぐに破れてしまいますものね。

一人歩きですから、辛い時、めげそうになったときなどには大声を上げて自分にカツを入れたことも多くありました。お二人での山歩きですから励ましながら歩けていいですね。これからもたくさんの想い出をお作り下さい。

ありがとうございました。
2017/11/25 23:51
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