針ノ木峠・蓮華岳・北葛岳・七倉岳(バスを使って周回)


- GPS
- 11:28
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,660m
- 下り
- 3,238m
コースタイム
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:28
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
■はじめに
先週は南アルプスの山々の景色を堪能したので、今回は北アです。北穂日帰りor蓮華七倉かの2択でしたが、3度目の河童橋もなんだかなぁということで、蓮華七倉を選択しました。七倉を下山した後は、大町〜扇沢の路線バスに乗って扇沢駅まで戻るという計画です。七倉ゲートからのロードは約12kmあります。
■扇沢から蓮華岳
月夜が明るいので早出しようかとおもい、いったん4時に起きましたが、寒いのでうだうだして、トイレ行ったりてスタートが5時を過ぎてしまいました。
針ノ木沢の道は寒いくらい。雪渓は危険なため、通過箇所はわずかで、基本的には高巻きの道で登ります。標高を上げるにつれて、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳などがみえてきます。約2時間半で針ノ木峠に到着します。針ノ木峠までくると、これから歩く七倉岳方面、さらに槍ヶ岳などがみえるようになります。
蓮華岳への登りはさらに素晴らしいです。標高とともにスバリ岳の後ろに剱岳、そして立山が見えるようになり、まさに北アルプスの大展望。心が躍ります。
山頂が近くなると、蓮華の大下りが見えるようになり、先行者2人をとらえます。帰宅後、このうちの一人がyoutaroさんであることがわかりました。
蓮華岳の山頂からは、文句ない360度の展望。蓮華の大下り方面がガスがではじめており、後悔のないようここで休憩をとります。
なお、蓮華岳の山頂にて、先週は北岳、今週は蓮華岳と針ノ木という、私と同じパターンで山に登った、お二人連れのハイカーの方とお話しました。
■蓮華岳から七倉岳(船窪小屋)
北葛乗越までは蓮華の大下りまで約500m下ります。下部ほど急でザレているところは石車で滑りやすく慎重に下りました。歩くと石がバラバラ落ちますので、グループで歩く場合は落石に注意して間隔を開ける必要がありそうです。
北葛岳には大下りにいた先行者の一人に追いつきますが、そのまま進みます。さらに進むと、4人組のハイカーの方が岩場に取り付いて登っているのが見えます。このため、時間調整として休憩、食事をします。
北葛岳から七倉岳へも急降下・急上昇のみちで、岩場、ザレ場があり神経を使います。小さなアップダウンもあります。ただ、この区間、展望が素晴らしく、その意味ではとても楽しい登山道です。
船窪小屋は雰囲気のよい場所にたっています。たくさんの方が休憩しており、私も、小休止。パンを食べ、最後の下りに備えます。通過者であるにもかかわらず、お茶を頂きました。ありがとうございました。
■七倉岳〜七倉〜バス停
天狗の庭までは、お花畑とおもわれるところ、展望の良いところなど、平和な道でした。
しかし、そこから先は想像を絶する滑る道でした。木の根、ハシゴ、岩がありますが、特に木の根が滑る滑る。スピードアップするどころか、慎重に下らざるを得ず、時間がかかりました。唐沢覗きを過ぎると、つづら折れの道になり、ようやくましになりました。結局、七倉までの下山に2時間半かかりました。
七倉からはバス停まで約12kmのロードです。下りで走れるかとおもいきや、登りの区間も多く、途中で足がとまってしまいます。上原BS16:30のバスにはぎりぎり間に合いそうもありません。この日の終バスである17:25かなぁと思いつつ、それでもあきらめずに走れるところは走ります。県道に出ると16:33。「バスが3分前にいってしまったのか...」と思った矢先、バスがこっちに向かってきます。大きく手を振って、バスに乗せて頂きました。バスが若干遅れていて、助かりました。やはり、『あきらめない気持ち』が大切ですね。
■youtaroさんの続行
翌日になって、youtaroさんが同ルートを歩いてたことがわかりました。私がトイレに行っている時間帯にスタートしたようで、私は20分遅れで続行。針ノ木峠までの所要時間は同タイムですが、その後は差がひらいてしまいました。
蓮華岳の途中、大下りを下るハイカーが2人見えました。後ろの方には北葛岳でおいつきましたが、先行の方には会えず。その、先行の方がyoutaroさんではないかと思います。
七倉ゲートまで追いつくことなく、会うことはできませんでした。あの滑りやすい急な下りを2時間でおりてしまうとはさすがです。私は「下り番長」を自認していましたが、返上しないといけませんね。
youtaroさんは、今回の歩きで、赤線が日本海までつながったとのこと、その場に居合わせることができなかったのが残念です。youtaroさんが、この区間だけが未踏なことは知っていましたが、上高地〜松本のコメントではだいぶ先のような感じだったので、まさか今週とは思わず、残念でした(連絡してみたらよかった....)。
■おわりに
バスで扇沢までもどり(1010円)、車で大町温泉薬師の湯に行きます。ここはスキーを毎週していた20数年前によく来ていた温泉です。JAF割で600、気持ちよく入浴しました。
終わってみれば、天気も良く、なかなか展望の優れたルートで、バスも間に合ったという、とても良い山歩きでした。
sat4さん こんばんは!
私達が3日間かけてヘロヘロになって歩いたコースです。
おまけにもう10キロ余計に走ってるし…
それなのに余裕でポイント押さえたきれいな写真撮ってるし…
特に船窪小屋付近は
自分は雨で展望見れなかったので
楽しませていただきました。
sat4さんが日帰りで行かれたコースは
3日で計画するとちょうど良さそう
これからも大いに参考にさせてください(時間以外)
mattyanさん、こんばんは。
天気の良い日に行けてよかったです。
本当に素晴らしい展望でした。
mattoyanさんのレコ、事前に読んで予習して行きました。
船窪小屋の夕飯とか「いいなぁ」と思いました。
船窪小屋は泊まってみたいし、夕食たべてみたい。
ゆっくりの山歩き。むしろ贅沢で、とても良いと思います。
私も泊まりたいものですが、この日も、
北葛岳でお会いした方から「事前に聞いたら今日は1枚に2人と言われた」
とのこと。私は混んでいるのは苦手で....
七倉から走っているのも、タクシー代の節約です。
mattyanさんの大町までのタクシー料金を見て、
「扇沢だとそれ以上だよなぁ」と思いつつ、
何が何でも最終バスに間に合わせるというモチベーションになりました。
それにしても、このルート、素晴らしいルートだと思いました。
夢のような眺望の中、ロングトレイルで
これは憧れるコースですねー
とても真似できませんが、何とか一部でも歩きたいです
是非パクらせていただきたいです
cyberdocさん、こんばんは。
急なアップダウンや岩場・ザレ場。
緊張を強いられるルートですが、展望は素晴らしいです。
ここはおすすめです。
cyberdocさん、十分真似できると思います。
今回は山岳区間は全く走っていませんでの、
所要時間は参考になると思います。
1泊するのであれば、さらに烏帽子岳の方まで含めてブナ立て尾根で下山し
周回するのもありだと思います。
sat4さん、こんばんは。
なんと、松本からの山行に続きのコラボ逃してしまいました。。。
この土曜日も最初は志賀高原方面を考えていたのです。
しかし、天気が良さそうで、成田からの帰宅が少し早まった
(でも扇沢は3時でしたが。。。)ため、前日に決めました。
写真を見ても自分のか?と思うようなものばかり。
ほんと、惜しかったです。
それにしても、七倉ダムから走りましたか。
さすがですね。あの上り、予想外ですよね(笑)
ちょっと道を間違えて遠回りしてしまったこともありますが、
自分は自転車でも50分程かかりましたよ。
youtaroさん。こんばんは。
20分の続行とは惜しいことをしてしまいました。
事前に「お先に扇沢〜七倉行っちゃいますけどごめんなさい」メールをすれば
よかったと後悔しております。
志賀高原は、今年こそ岩菅山を行きたいと、紅葉待ちをしています。
また、志賀高原はもう1本構想があって、
焼額山から竜王経由で戸狩野沢温泉駅方面を計画しています。
間に高社山を入れて2回に分けていくのもありかと、いろいろ考えています。
志賀高原から長野駅につなぐとなると、これがベストかと。
七倉から先は、全部下りとおもってました。
七倉への急な下山に手こずり、ロードも登りがある。
想定外の事態に参りました。
youtaroさんに会えなかったのは残念ですが、
確かに、写真をみると同じような構図も。
同じ景色を共有できただけでもよかったです。
sat4さん、こんばんは
このルートをどうやって周回するか散々悩んで編み出したのが、
七倉〜くろよんロイヤルホテル間の自転車+バス利用でした。
そこをsat4さんは走ってしまうとは、さすが強みを持っている人はいいですね。
でも最終バスが結構早いので、ギリだったのですね。
なかなかの名ルートだと思いませんか。
標高低い箇所を通過するので、もっと樹林帯歩きがあると思いきや、
展望は良いし、お花畑もあったりして。
何と言っても渋滞がないのはストレスがなくていいです。
youtaroさんの20分後を追跡していたのですね。
最初からわかっていれば気合いを出して追いつけたかもしれません。
蓮華の大下りで先行者が見えたとは、惜しかったですね。
hirok さん、こんばんは。
昨年のhirokさんのレコ見ていたので、日帰り用にアレンジしてみました。
始終展望があるルートですし、この日はガスもでなかったので、
北アの山々の展望を、とことんたのしむことができました。
すれ違う人は少なかったですが、「素晴らしい展望ですね」があいさつがわりでした。
『隠れた名ルート』だと思います。
ありがとうございました。
今回、針ノ木峠まで2時間半(CT50%)だったので、終バス1本前でも余裕だと考え、
休憩もしっかりとってのんびりしてしまいました。
しかし、その後の
蓮華の大下り、北葛から七倉への下り&登り、七倉尾根の滑りやすい急降下では
走れるどころか、時間短縮できる箇所が全くなく、
さらに、七倉からバス停までのロードも登りがあったのは誤算でした。
バスが遅れていたので、なんとか終バス1本前に乗れましたが、不覚でした。
昨年のhirokさんのコメントを改めてみると「ランが得意のsat4さんでも、走れるところはほとんどない」とありましたが、このコメントはすっかり忘れていました。行ってみると全くそのとおりでした。
youtaroさんとの20分差スタート、針ノ木峠までは維持できましたが、その後は開く一方。
あのような厳しいルートでは、気合いをいれても追いつけないですね。
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