雲ノ平 <号泣>雨で携帯とカメラが死にました


- GPS
- 77:48
- 距離
- 53.7km
- 登り
- 4,396m
- 下り
- 4,389m
コースタイム
【2日目】04:22キャンプ場-05:14薬師岳山荘-05:34薬師岳山頂-05:53薬師岳山荘-
06:52キャンプ場7:49-8:22太郎平小屋-9:45北ノ俣岳-13:50黒部五郎岳-
15:30黒部五郎小舎
【3日目】05:28黒部五郎小舎-06:59三俣蓮華岳-08:29三俣山荘-09:52鷲羽岳-
11:04水晶小屋-11:30水晶岳-12:00水晶小屋13:00-13:53祖父岳-
15:43雲ノ平小屋
【4日目】05:55雲ノ平小屋-8:00薬師沢出合-10:00太郎平小屋11:05-14:17折立
天候 | ひたすら雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.chitetsu.co.jp/bus_a/summer_bus.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 折立登山口にあります 危険箇所 雨中の登山道は川状態になります。 特に薬師峠〜薬師平の岩場は 膝上まで増水していました。 薬師平〜アラスカ庭園の急登は岩の段差も高い所では1mは有り、濡れていると 大変滑り易いので気をつけて下さい |
写真
感想
【現地に行くまでの顛末】
会社の休みは元々7/29-7/31の3連休であったが、夏の電力事情の調整により8/1が
休暇となり(体育の日から振替)4連休になった。
4日間あれば前から行きたかった<雲ノ平>に行ける事から、1ヶ月前から夜行バスの
予約を入れ、帰路の富山からの特急:サンダーバードも押さえた。
7/28(木) 会社から自宅に戻って身支度をし、新大阪発22:09の深夜バスで富山へGo!
但し、この時点で富山地方の天気が悪い事は解っていた。。。
【携帯電話とカメラがお釈迦】
1日目に行く予定だった薬師岳のピストンは大雨で諦めた。 2日目の朝3:00に起床し
朝食を取りながら、行く/行かない を悩んだが、レインウェアを着て出発する。
ピストンなので今回初登場のアタックザック登場。 ビニール系の生地で雨も弾くので
この中にお茶・携帯電話・カメラを入れた。
途中で中を開けると【ザックの中が池の様になっており、携帯・カメラが沈んでいた】
前後で何枚か写真を撮ったが、液晶がドンドン見えなくなってしまい、最終的には電源をON/OFFしても動かなくなってしまった(超涙)
【宿泊地】
1日目:テント泊 薬師峠キャンプ場
2日目:山小屋泊 黒部五郎小舎 (衣類・靴を乾かしたくて小屋泊まり)
http://www.sugorokugoya.com/kurobe/shokai/kurobe_shokai.html
3日目:山小屋泊 雲ノ平山荘 (衣類・靴を乾かしたくて小屋泊まり)
http://kumonodaira.net/kumo.html
【反省点】
◆荷物の用意に過不足がある
<マイナス面>
・小屋にとまった方は雨に濡れるのを避ける為に、ザックの中にスタッフ袋をいれて
その中にパッキングした衣類、ジップロックに本等を入れている。と言っていた。
自分は、ザックカバーをして『それで濡れたら仕方なし』と思っていたので、目から鱗だった。
・サバ煮の缶詰なんかを持っていったが、結局食べずに重いだけだった。
・ハサミを忘れ、アルファ米が開けれず、フォークで突き刺して開けた。
・ワセリンを持っていくべきだった。 湿気た靴は靴ズレを起こし易く、自分も
水脹れを足の裏に作ってしまい、歩くときに痛かった。
・手袋が有っても良いかな?と思った。 雨中気温10℃では素手は寒かった。
・不足面では無いが、乾燥室で靴を乾かす時は、ストーブのある地面側では
無く、天井に高い方が乾き易い。 お母さんが娘に話してるのを聞いて
非常に役に立った。
・靴下は日数分しか持って行かなかったが、雨中の場合、小屋では乾かせるが、
テントでは乾かせられないので、1足くらいの予備を持っていくべきだった。
<プラス面>
・洗車の時に使う、高吸水性のタオルが非常に役立った。
・ハイドレーションはやはり便利。 特に雨ばかりだったのでザックカバーをす
るとザックの横に付けた水筒が出しづらくて、ハイドレーションから水ばかり
飲んでいた。
【良かった点】
・20Kgの荷物を担いで、自分が考えたルート・タイムで時間内に歩ける事ができ、
全地点で16:00迄には到着できた。
・朝〜昼はペースも快調だが、夕方に掛けてペースダウンして行く事も解り、今後の
ルートプランニングに役立てられそうだ。
・標高2,800mでの登りでは、軽い頭痛(高山病)が出てくる事も驚きだった。
富士登山競争で出ないので、何か不思議だ。
【雲ノ平について】
・ネット等で調べると雲ノ平は<最後の楽園>と書かれており、実際に素晴らしい
場所ではあるが、そこに行くまでのアプローチが大変(折立からコースタイムで12h05m)で
登山道とは思えない場所もある。
決して尾瀬に行くつもりで、雲ノ平に行くのは大変危険である。
但し、今回廻った百名山4つ:薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳の真ん中に位置して
アルプスの奥深い中心に居る事を感じさせてくれる素晴らしい場所でした。
【総 括】
携帯・カメラを駄目にしたのは、自分の反省として致し方ないが、今度は是非とも
天気の晴れた日に来て見たい。
黒部五郎岳の急登の辛さの後に、1時間程度きれいに見えていた素晴らしいカールが
見れた時の感動をまた味わいたい。
双六岳〜笠ヶ岳への縦走も良いし、日本で一番アプローチの掛かる高天ヶ原温泉に
行くのも良さそうだ。
天気には恵まれなかったが、山行の経験値としては大きく自分の身になった4日間
だった。
おはようございます。
富士山マラソンで今週は休養されるのかと思ってたんですが、雲ノ平とは!!あこがれの場所ですね。うらやましー
でも雨がすごいです。天気が良ければ感動3倍だったかも・・
カメラと携帯は残念でしたね。でもこの機会に防水型のカメラとか性能のいいカメラが付いたスマートフォンとかどうですかねー。最近のはGPS付いていて便利そうです
反省点のレポはすごく参考になりました
ButaModernさん、おはようございます(^.^)
雲の平はいつか訪れてみたい憧れの場所です
多分、最短でも3日間は必要だと思いますが、4日間は欲しいところですね?
そんなところに雨とは残念だったかと思います。
是非、リベンジをしてください
僕も一度雨で
その後の買い替え時は
やはり何かの時に携帯がないと
kentaikiさん コメントありがとう
この夏のメインイベントで計画していたので、このお天気は本当に残念でした。
携帯は会社からの支給なので、あまり我侭を言えない状況にあり、スマホは夢のまた夢ですね
是非、雲ノ平に行ってみて下さい。 普段より格段と人と話すと思います。
携帯が通じる場所が何処とか、あそこのルートはどうなっているか?等々
それだけ俗世界から隔離され、危険も伴う場所って事なんでしょうね
また苦労を重ねて此処まで来た者同士!って仲間意識が芽生えます
ただいま拍手まで。ゴーキューですね。
でも苦労も代償もむくわれるほどの、よい場所へ
行かれましたね。
この周回ルートは、子どもたちが小さかったころ
に回りました。
こんにちわ
携帯とカメラご愁傷様です
ボクも昨年の大雪山では暴風雨で..2台持ちの携帯が2台とも死にました。。
下山後、温泉でヘアドライヤを30分以上占有し乾燥作業。。1台は復活、1台は交換となりました
写真や山頂ナウなんてやってないで防水袋にしまっておけば良かったです(苦笑)
ButaModernさん、こんにちは。
せっかく雲ノ平に行ったのに天気が悪くて残念でしたね
ところでButaModernさん位速いなら、bikihanakoさんの様に、新穂高から日帰りが可能では無いですか?
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-74841.html
少なくとも一泊2日にすれば、晴れの予報の時に行けばよいので、晴天率は上がります。
ちなみに高山病は高度だけで無く、滞在時間にも依存します。富士山は日帰りだと滞在時間が短いので高山病になり難いです。もう少し低い山でも、早く登って長く滞在していると高山病になっても不思議ではないですね。
もちろん体調にも影響されますが。特に寝ている時が危ないです。翌朝になったら死んでいたという事も有りますから。
komorebiさん コメントありがとうございます。
過去にも拍手を頂いていて、お名前は記憶にありました。
komorebiさんのコメントを見て、防水
さてさてどうなるか楽しみです
tanigawaさん はじめました
このコースをお子さんと廻ったのですか
薬師沢への下りはお子さんには非常に厳しかったのでは?
こんなに拍手を貰うのは初めてなのですが、失敗ならではの皆さんからの応援なんでしょうね
確かにあのルートを走破した事は自分の中で大きな糧になったのは確かです
nainaiさん はじめまして!
45歳のオッサンになっても『失敗しないと解らない』ことが、
恥ずかしいですね
雨中ならではの印象的な風景もあるので写したくなるのですが、
それは或る程度我慢しなければならないんでしょう
この手の失敗が私だけじゃ無い事に少々安心しました
Futaroさん コメントありがとうございます
bikihanakoさんのレポートを見ましたが、日帰りで高天ヶ原温泉まで行って帰ってこれるんですね
Futaroさんの北岳のレポートも見ましたが、山岳耐久レースみたいな距離やないですか
私は趣味でマラソンをやっているので(年に2回程度ですけど)
それなりに体力はあると思いますが、お二人みたいに出切るのかは少々不安です。。
でも晴天を狙うと言う点では非常に興味ある内容です
それから高山病の件、ありがとうございます。
こんなに高度で長い間いたのは初めてなので、その影響からも知れません。
また色々と教えて下さい
富士登山マラソンのあのハイペースは凄いですね。あれなら絶対大丈夫です。
ただ泊まれるのに日帰りはもったいないです。しかし荷物が重くなると、ButaModernさんの高速性が活かせないですね。
そこでtabioさんのUL(超軽量キャンプ登山)を参考にしてはいかがでしょうか?例えば以下です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-122379.html
ただ以下は普通の人には参考になりませんね
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-88252.html#viewcomment
ButaModernさんコンバンワです。
荒天の中の山行お疲れ様でした。意外と山歩きでは人もきついですが、山へもって行く道具に対しても厳しい所が有ります。携帯電話はカシオの耐衝撃&防水のスマホ、デジカメはソニーの5m防水で耐衝撃コンデジが宜しいかと思っています。
あいにくの天候となってしまいましたが、まずは御無事でなによりでした
それにしても携帯とカメラがなんとも残念な結果に
実は私も台風の中、京都市内歩き回った時に携帯やっちゃいました
それ以来、カバーを掛けて水には細心の注意を払ってます・・・(おかげで大峰の大雨の際は無事でした)
壊れるときは一瞬ですもんね・・・
でも雲ノ平は憧れるなぁ
いつの日か行ってみたいです
ホントにお疲れ様でした。
Futaroさん 引続きのコメントありがとうございます
2つの実績はトレランなのかな?と思いましたが、ちゃんと歩いているんですね
しかしこのtabioさんの19日縦走って何なんですか?
ULで"より速く、より遠く" も気になるのですが、20Kgを担いでM的に
我慢するのも本道かな?って、方向性が定まりません
kintakunteさん レスありがとうございます!
いや〜っ、何年ぶりでしょう『Roots』を思い出したののは
やはり1500m程度の登山と2500m以上の山域での登山は別物ですね
新たな携帯は防水タイプで会社に申請は出してみました。受理されると良いんですが。。
utaotoさん はい、そうなんです。
この<雲ノ平>が今年のメインイベントだったんです
でも結構みんな携帯を駄目にしてるんですね
幾つになっても、失敗しないと覚えない って、情けない様な
人間ってこんなもんですかね?
ButaModernさん こんばんは。
天候に恵まれず、&カメラとケータイを水没してしまったのですか…ショック。
防水で耐久性のあるデジカメ、ケータイが出ていますね。
会社に申請ということは、会社ケータイですか?
受理されると良いですね。そこはButaModernさんの力で
「反省」は今後いくであろう宿泊登山の参考にさせてもらいます!!
ちなみに、我が家のデジカメの充電アダプタをどこかになくしてしまいました…。たぶん蓼科、霧ヶ峰の山行でどこかにおいてきてしまったのだと。
これを気に新しいのを新調しようと思います。
※早くも夏休みだったのですね。実は輪番制で2回あるとかですか?
amackeyさん 毎度です
うちの会社は毎年7月最終週の3日間とお盆休みの2回に分かれていて
前半は自分の為、後半は奈良への帰省等に家族の為って感じて消化してます。
そういう点で7月末の休みが4日間に増えたのはラッキーでした
お盆休みはutaotoさんとの遣り取りで伊吹山に行く予定になってましたね
今年の我が家は、受験生が居るので奈良には帰省せずに
私が横浜に帰るのみとなります
でもその受験生を連れて山に行く予定なんです
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