堂倉谷 沢登り
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- GPS
- 17:33
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,522m
- 下り
- 2,525m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
お盆前の大雨の影響はなく、平水に戻っていました。 |
写真
感想
転進続きの夏、お盆のメイン山行も新潟の沢が天候不良の為メンバーで悩んだ末、大台ヶ原を拠点に堂倉谷沢泊+日帰り沢になりました。
当初は沢泊の後、一度里に降りて温泉に入り適当な場所でキャンプして最終日に日帰り沢の予定でしたが、台風後の水量の多さから順番を入れ替えて、初級日帰り沢のち沢泊となりました。
私とmichiさんは前日から大台ヶ原に移動し、シオカラ谷2時間のんびりウォーターハイク。翌日、癒しの黒倉又、そして3日目、4日目で堂倉谷と、まるで沢登りステップアップ講座のようです。
13日の朝大台ヶ原の駐車場から日出が岳に向けて歩き始めました。体調も良く空も青くてテンションが上がります。 ここは春のシャクナゲの時期に大杉谷から登ってきたコースです。
山頂は目的地でなく単なる通過点に過ぎないので、サラッと三角点の写真だけ撮ってゲキ下りの登山道をひたすら進みました。
堂倉避難小屋に到着して休憩していると、見たことある人がたろーさんに声をかけてきました。
ま、まさかあの人は!??
チラチラ横見しながらパンを食べてると、たろーさんからパンダさんだよ。と。
美滝写真系ブロガーのパンダさんでした!
http://water-landscape.com/wp/
他にもヘルメットをかぶったグループがいて、本日の入渓は私達を入れて3パーティーになりそうです。
ここで捻挫悪化のmichiさんとお別れして、泊地での合流まで別行動です。michiさんは泡を求めてアワ谷小屋へ。
堂倉滝まで下りるととりあえず写真撮影タイム。TYっさんはちょっと泳いでみたり、沢への玄関口を楽しみます。
ここでパンダさん御一行がドローンを取り出して撮影を始めました。ドローン、初めてみました!
撮影した動画はどんなのだろう?早く見たいけど、撮影してるのがパンダさんではないのでブログでは公開されないかな?
堂倉滝から次の吊り橋まで歩くと、吊り橋でたろーさんがここが入口だよとピンクテープを指差しました。今まで大杉谷から3回登っていて今回で4回目だけど、こんなところに道があるのを初めて知りました(^_^;)
よく整備されているけど急斜面で、階段になっていなければ登るのは厳しい傾斜です。登って登ってひたすら登ると、コンクリートの四角い人工物が出てきました。吊り橋か野猿のあとなのか何かを固定した金具と、そばにはモノレールも残っています。
そこから堂倉滝への落口まで下り、遡行開始です。
堂倉滝の滝壺は深い緑色ですが、上流はエメラルドグリーンで癒し渓が広がります。水量豊富で滝からの飛沫が白く輝いてキラキラしています。最高の天気!順番を入れ替えてもらって正解でした。
怖かったので落口より上流に歩いて行きましたが、TYっさんによると滝の下で手を振る人が見えたそうです。
流れる水に足を取られないようにしながら、滝へと近づきますが、どう登るものか??
ゴウゴウと流れる迫力の飛沫に怯んでると、たろーさんが右からサクッと登りロープでひっぱってくれました。
最初は濡れるのが嫌で石の上を渡り歩きますが、一度水に浸かってしまうとあとはシャワーも泳ぎもなんのその。透明度半端ない綺麗な水の中をどんどん進みます。
大雨の後なので水圧でコケが流されたようで、普段より滑りにくくなっているようです。
休憩をしながら、別グループの沢登りパーティと抜きつ抜かれつ、巨岩ゾーンやナメゾーンを楽しみながら進むと、見どころ多い堂倉谷でも名所のひとつ『奥七ツ釜』に到着しました。
2014年の山行記でFFさんが覗き込んでいた不思議な形の釜です。ついに私もここに辿り着いたか〜と感慨深くなります。
お約束のジャンプ大会、さらにハート形の釜でグラビア撮影を堪能して、泊地である林道の巻道まで楽しく歩いて行きます。
林道をしばらく歩いて行くとmichiさんが焚火と刺身(の素)を用意して待っていてくれました。
テントを設営して夕飯の準備をします。刺身の素を刺身にする作業は初めて体験させてもらいましたが、難しい!刺身がちょこっとになってしまいました。
FFさんの和風きのこパスタと、私の実験的ピザはほとんどMっちゃんに手伝ってもらい、たらふく食べてお腹いっぱいになり、若干食べ過ぎの状態で就寝。栄養が身体中に染み渡り翌朝も元気に起きることができました。
2日目もお天気良く、またまた登山道を登るmichiさんとお別れして私たちは沢に入ります。
昨日に比べて水量が少なくなり沢幅も狭まっています。それでもエメラルドグリーンは健在で癒しの河原をぴちゃぴちゃ歩きです。
このまま源流に着くのかと思いきや、まだまだ終わりではありません。
登りやすい滝がどんどん現れるアドベンチャーゾーンに突入です。
TYっさんがトップでガンガン登り、時にMっちゃんがロープを引いて、たろーさんは後ろで控えて次世代の育成を図っているようです。
最後の難しい滝をMっちゃんがクリアし、後続はロープで確保してもらいながら何とか登り、静かな源流ゾーンへ。
お昼ご飯を食べて、そのまま沢を詰めると正木が原に出るそうですが、すぐ左に登山道が通っているようなので時短もあり、そちらへと向かうことにします。
登山道へ向かう登り道で蜂の巣を踏んでしまい、襲い来る蜂に逃げ惑いながら何とか登山道へ。TYっさんがやられましたが、FFさんのポイズンリムーバーと Mっちゃんの塗り薬で応急処置。スズメバチでなくて良かったです。
あとは登山道をズンズン進み、尾鷲辻でメジャールートと合流。スニーカーの観光客も行き交う中、ヘルメットにハーネス、カラビナやスリングをガチャガチャさせながら足早に駐車場へと向かいます。
駐車場でmichiさんと感動の再会を果たし、3日間(私とつよっさんは4日間)の大冒険は終わりました。
台風の影響で転進、どうなることかと思いましたが、とても楽しいお盆休みを過ごすことができました。正直お盆は長期休む唯一のチャンスなのでアルプス行きたいなーとも思っていましたが、アルプスはいつでも行ける!
沢は今じゃないと、このメンバーじゃないと行けないので、参加させてもらえて良かったです!
鈴鹿ハイキング倶楽部
http://suzuhaisecure.sakura.ne.jp/index.html
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