八ヶ岳 天狗岳 根石岳 硫黄岳 峰の松目【オーレン小屋泊でゆったり】

2017年09月14日(木) ~ 2017年09月15日(金)

• GPS: 27:40
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,070m
• 下り: 2,065m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 2:03
• 合計: 7:12

距離 13.9km 登り 1,470m 下り 990m

7:55 桜平駐車場（中）
8:04 8:05 桜平
8:31 8:42 夏沢鉱泉
9:21 9:30 オーレン小屋
10:10 10:11 箕冠山
10:22 根石山荘
10:30 10:44 根石岳
10:54 10:55 白砂新道入口
11:15 11:28 東天狗岳
11:46 12:20 天狗岳
12:52 12:56 東天狗岳
13:30 白砂新道入口
13:25 14:00 根石岳
14:05 根石山荘
14:10 箕冠山
14:36 夏沢峠
14:37 ヒュッテ夏沢
15:02 オーレン小屋

2日目

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:04

距離 9.2km 登り 600m 下り 1,073m

6:31 オーレン小屋
6:54 夏沢峠
6:54 山びこ荘
6:55 ヒュッテ夏沢
7:45 8:12 硫黄岳
8:29 赤岩の頭
9:27 9:35 峰の松目
10:16 10:32 オーレン小屋
11:03 11:04 夏沢鉱泉
11:24 桜平
11:35 桜平駐車場（中）

天候

9月14日快晴　15日晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平駐車場（中）

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はありません。
夏沢鉱泉に登山ポストがあります。

その他周辺情報

温泉　もみの湯（信州原村八ヶ岳温泉）
食事　スープス八ヶ岳

写真

9/14 7:49

桜平（中）駐車場出発です。平日なのでガラガラです。

9/14 8:02

路肩には駐車禁止ロープが張ってあります。

9/14 8:04

林道を10分ちょっと登ると登山口です。この上150mに駐車場（上）があります。

9/14 8:07

登山口からすぐ、沢の横に仮設トイレがあります。5月中旬から10月中旬までの設置です。この先のコンクリートの急坂が今回最も嫌な坂でした。

9/14 8:27

林道を登ります。治水工事も行っており、日によってはコンクリートミキサー車も入ります。

9/14 8:31

硫黄の臭いがしてくると夏沢鉱泉です。登山ポストがあります。

9/14 8:41

夏沢鉱泉から正面に槍穂が見えます。

9/14 9:18

橋を渡って沢を離れ、大きな九十九折を3回程度登り平らな道になると、もうすぐオーレン小屋です。

9/14 9:21

オーレン小屋。無料の水場があります。

9/14 9:31

箕冠山（みかぶりやま）へ進みます。

9/14 9:57

苔むしたシラビソの林です。北八ヶ岳らしい風景です。

9/14 10:10

箕冠山は展望の無い三叉路です。少し下ると・・・

9/14 10:19

根石岳、天狗岳の展望が突然開けます。感動的！

9/14 10:40

根石岳山頂です。今回目的の一座です。根石岳は北八ヶ岳最南端の峰です。

9/14 10:41

東天狗岳。稜線の登山道がテンションを上げてくれます。

9/14 10:53

本沢温泉分岐。本沢方面はけっこう急坂です。

9/14 11:08

山頂直下に危なさそうな橋が見えます。

9/14 11:10

橋は安定しています。怖くありません。でも強風時は要注意です。

9/14 11:13

東天狗岳頂上。大展望が広がります。

9/14 11:35

西天狗岳へ進みます。

9/14 11:45

西天狗岳頂上。展望が無いように思いますが、標識から左側に入ると南から西への展望が開けます。

9/14 12:24

左から　根石岳　根石山荘　箕冠山
硫黄岳　横岳　赤岳　中岳　阿弥陀岳

9/14 12:24

諏訪湖方面　遠方は御嶽山　乗鞍岳　焼岳　穂高　槍

9/14 12:39

鞍部から見る　中山　ニュウ方面

9/14 12:40

東天狗岳に戻ります。

9/14 12:56

いい感じの稜線歩き・・

9/14 13:25

根石山荘は展望が良さそうです。

9/14 13:28

根石岳の山頂には仏石がありました。毘沙門天？？？読めない・・・

9/14 14:21

箕冠山から林の中を下ると・・・

9/14 14:38

夏沢峠です。明日登る硫黄岳が近くに見えます。

9/14 14:48

オーレン小屋へ下ります。

9/14 15:01

なるほど！先住民以外は日本語が読めるのね。

9/14 15:02

オーレン小屋到着。

9/14 15:13

ソロなのに個室を用意してくれました。うれしいけど落ち着かない気もします。なぜだろう？

9/14 17:25

名物馬肉のすき焼き！！煮過ぎると硬くなるからすぐ食べよと、ご主人が気さくに世話をやいてくれます。

9/15 5:13

朝食。わたし的には珍しく完食しました。

9/15 6:29

オーレン小屋出発！

9/15 6:53

20分ほどで夏沢峠です。

9/15 6:54

ヒュッテ夏沢の営業期間は短いのですね。

9/15 6:55

森林限界をすぐに抜けます。

9/15 7:06

箕冠山を振り返ります。箕冠山も縞枯れなんですね。

9/15 7:12

峰の松目です。中央下にオーレン小屋が見えます。

9/15 7:12

望遠でオーレン小屋

9/15 7:29

山頂までケルンが続きます。

9/15 7:39

爆裂火口！

9/15 7:45

硫黄岳山頂。三角点は爆裂火口の立ち入り禁止場所にあります。

9/15 7:51

赤岳バックで・・

9/15 7:55

南八ヶ岳を一望できます。編笠山は見えないか・・

9/15 7:58

北八ヶ岳と蓼科山

9/15 8:27

赤岩の頭を通過します。

9/15 8:36

峰の松目。生い茂ったハイマツをかき分けながら進みます。赤土で滑り易い箇所があります。

9/15 8:44

下り坂が終わり、林に入ります。

9/15 9:03

オーレン小屋方面との分岐です。ここから登り返しです。

9/15 9:11

このコース一番の急登。帰りに唯一後向きで下った岩です。脇に林の中の道がありますが、苔を踏みつけ、崖を崩すのでお勧めしません。

9/15 9:16

急登はそれほど長くありません。山頂までなだらかな道が続きます。

9/15 9:35

峰の松目山頂。展望はありません。

9/15 9:28

最後の八ヶ岳主要ピークゲットです。

9/15 10:06

オーレン小屋へ下ります。

9/15 10:15

オーレン小屋のテン場。一部板床もあります。

9/15 10:32

オーレン小屋とさよならです。硫黄岳の稜線が見えます。

9/15 10:56

山小屋のご主人がキャタピラ車で荷揚げをしています。ご主人もスタッフも働き者です。

9/15 11:23

登山口に戻りました。

9/15 11:31

金曜日。駐車場はガラガラです。

撮影機器：

HDC-TM35 Panasonic

感想

nado

　八ヶ岳には何度か来ていますが、天狗岳と硫黄岳の間が未通過だったので、今回、根石岳と峰の松目の登頂を主目的に歩きました。
八ヶ岳の八つのピークについては諸説ありますが、今回で一応すべての主要ピークをゲットしました。
　このコースは無理をすれば日帰りも可能ですが、先週の鷲羽岳、水晶岳行きでは、オーバーワークでご飯もあまり食べることができなかった反省からゆとりの一泊にしました。また、山小屋はかねてよりオーレン小屋に興味があったため、迷わず前日に予約を入れて泊まりました。

アクセス・駐車場
アクセス方法はオーレン小屋のHPに分かり易い説明があります。
桜平駐車場（中）へは、涸沢鉱泉の分岐からダートになり、20km/hの速さで約15分です。道には深いわだちは無く、乗用車でも問題ありませんが、対向車とすれ違う場所が限られているので慎重に走りました・・・と言うか、速度が速いと埃を巻き上げて車が汚れるのでゆっくり走りました。なお、桜平駐車場（下）はとんでもなく離れています。週末や紅葉の時期は混みそうなので（上）か（中）へ上手く駐車したいです。桜平駐車場（中）は水平な場所が少ないです。傾斜のある駐車場所は車中泊には向かないでしょう。

オーレン小屋
他の山域に比べて八ヶ岳は、お風呂のある山小屋が多いです。このオーレン小屋もお風呂があります。夕食は名物の馬肉すき焼きです。みそ仕立て美味しく、珍しくご飯おかわりしました。トイレは洋式水洗で暖房便座まであります。ネットで予約し、返信では大部屋と言うことでしたが、実際は個室が用意してありました。基本、グループは先着順で個室から割り当てるようで、今回宿泊者が少ないためソロでも個室になりました。
ご主人やスタッフも親切で、女性や初心者、お子様づれに人気があることが分かります。
オーレン小屋から天狗岳、または硫黄岳は往復4時間程度です。皆さん、ご主人から不要荷物のデポを勧められます。デポする方はサブバックを持参するとよいでしょう。

スマホ接続（au）
西東天狗岳、根石岳、硫黄岳、LTE接続できました。
オーレン小屋　小屋前からショートメールできました。
小屋の各部屋にはスマホ充電専用コンセント（大電力不可）があります。