燧ケ岳 御池〜尾瀬沼〜沼山峠ぐるり
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- GPS
- 08:10
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 913m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:11
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・沼山峠休憩所より御池駐車場までシャトルバスで移動(片道520円 最終17:10 30分毎にバスがある) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・御池登山口〜燧ヶ岳(俎ぐら)… 樹林下の斜度がそれなりな道を暫く進むと傾斜は緩やかになり、池塘が点在する高層湿原の広沢田代、熊沢田代の木道を歩く。 熊沢田代を越えると山頂に向け次第に急登に。ここが一番辛い区間。 森林限界を超え、会津駒ヶ岳や周辺の山の眺めが良くなるので後ひと頑張り。程なく俎グラに着く。 急登以降足場が悪い箇所が度々あるので注意。 ・燧ヶ岳(俎ぐら)〜柴安ぐら…見た目はアップダウンが激しいが、距離はそれ程ではなく片道20分で行ける。柴安グラに近づくにつれ岩場になる。 ・長英新道を尾瀬沼へ…ミノブチ岳までは眺めの良い開けた道が続く。山頂直下は足場が悪い。 分岐以降は長く眺めのない道。深く抉れた土の道に足元は石がゴロゴロ、伐採された笹が敷き詰められ歩きにくい ・尾瀬沼ビジターセンター〜尾瀬沼山荘…整備された木道。危険箇所なし ・尾瀬沼ビジターセンター〜沼山峠休憩所…整備された木道。危険箇所なし ※尾瀬沼周辺では熊の目撃例が多数あるそうなので注意 |
その他周辺情報 | 駒の湯(大人500円 20時半まで) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ポール
|
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感想
台風が日本列島を直撃した三連休。東北は土曜日はまだ午前中晴れ予報だった。
それで行くことにしたのは、前々から行ってみたかった燧ケ岳。
尾瀬の敷居の高さから後回しにしていたが、先週行った会津駒ケ岳の直ぐ近くの御池から登れると知り、日帰りで登ってみることにした。
どうせなら尾瀬沼方面に降りて湿原を少し歩いてみよう。
というわけで御池登山口から燧ケ岳山頂へ登り、長英新道で下山後に尾瀬沼を散策した後、沼山峠からバスで駐車場へ戻る予定。
コースタイムは8時間25分、バスの最終は17時10分だ。
休憩などを考えると朝7時には登山開始したい。
自宅から高速を使っても3時間半かかるので朝3時に起床し3:20出発。渋滞も無く、御池駐車場には6:30に到着した。
この時間でもかなりの数の車が駐車場にはあり、登山者も多数。流石人気の尾瀬といった所か。
最近の北アルプスや南アルプスの過酷な登山で鍛えられた所為か、30ℓザックの軽いこと軽い事。
久しぶりに体調も万全で気持ちよくどんどん歩けた。
天気予報では午前中は晴れ予報だったがイマイチすっきりしない曇り空の中、広沢田代・熊沢田代の二つの高層湿原を抜けて山頂へ進む。
田代を通り抜ける間は度々太陽が雲間から顔を出した。お隣の平ヶ岳も見える。
(この日、新潟方面の山もよく見えたが、日光方面や尾瀬ヶ原は雲に覆われて眺望なし。至仏山も見えない有様)
学校登山の高校生の集団などもおり、登山者も多く賑やかだ。
二つの湿原を超えるといよいよ燧ケ岳山頂への登り。
ここからは多少傾斜もきつくなる。しかしキツイ区間はそれほど長くないので大丈夫。程なく山頂到着。
燧ケ岳の双耳峰の内の最初の峰、俎(まないた)ぐらまでのコースタイム3時間半を2時間半で踏破(それほど早いわけではないがこう書くと早そうに聞こえるw)
実は燧ケ岳山頂以降のコースは決めていなかったので(沼山峠でバスに乗ることは決めていたが)、山頂で地図を広げ暫し休憩。
その後隣の柴安ぐらで昼食(まだ10時だが)を取ろうとしたが、山頂は雲で覆われ眺望も無く、学校登山の高校生たちが到着しかなり混雑してきたので尾瀬沼に下りてから飯にすることにして下山開始。
下山は難路だというナデッ窪はやめて長英新道から降りることにした。
俎ぐらに戻ると今度は別の高校の生徒たちが長英新道から上って来ており、こちらのピークも大混雑。何てことだ。
俎ぐらから長英新道をミノブチ岳へと進む道は、日光連山の眺めがよい場所なのだが、この日は雲に覆われほぼ見えず。男体山や女峰山、白根山などが僅かに雲海の上に顔をだすにとどまる。
その後は背の高い笹に覆われ視界が無く、長く単調な道が続く。
トイレに行きたかったのでかなり急いで降りた結果、コースタイム2時間半を1時間半で下山した。
尾瀬沼は花の最盛期は8月でほぼ終わりで、おそらく今の季節はシーズンオフなのだろうがそれでも人は多く、また曇り空にもかかわらず美しかった。
これで真夏の青空の下だったらどれだけなのだろうか。
湖面に映る燧ケ岳を見たくて尾瀬沼山荘まで足を伸ばし、持参したカップ麺で山小屋前の広場で昼飯にした。
隣に座っていたご夫婦は、大清水から来たらしく、本当はテント張ろうと思っていたけど明日が台風だからやめてトレッキングにしたという。
今日はそういった登山者が多そうだ。
10月中ごろだと湿原も黄色く染まり美しいらしい。
今度は青空の下で燧ケ岳と尾瀬沼を歩いてみたい。
曇り空が残念だと話したら「もう一度来る理由ができましたね」と言われる。
これは早速来月リベンジしなくては!
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