ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1258685
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ハイキング
飯豊山

北股岳 と温泉付き避難小屋(^.^)/~~~

2017年09月09日(土) ~ 2017年09月11日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
35.6km
登り
2,304m
下り
2,310m

コースタイム

9/9 10:15加治川ダム公園ー12:35加治川第1?ダムー14:45湯ノ平小屋
9/10 5:40湯ノ平小屋ー10:10中峰(雨量観測所跡)ー12:55北股岳山頂ー13:35梅花皮小屋
9/11 5:25梅花皮小屋ー5:45北股岳山頂ー10:30湯ノ平小屋ー14:45加治川ダム公園
天候 9/9晴れ、9/10曇り時々晴れ、9/11曇り
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
入山記録が少なかったので心配でしたが、ルートは確りしていて迷うところは無いですが、湯ノ平温泉直前のう回路を見逃し直進すると一部悪路。
加治川ダム公園から左側は焼峰山へ
2017年09月09日 10:14撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:14
加治川ダム公園から左側は焼峰山へ
右側は蒜場山へ
2017年09月09日 10:16撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:16
右側は蒜場山へ
蒜場山方面へはダムを越えて
2017年09月09日 10:17撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:17
蒜場山方面へはダムを越えて
そして直進すると・・・
2017年09月09日 10:17撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:17
そして直進すると・・・
目指す湯ノ平温泉へ
2017年09月09日 10:22撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:22
目指す湯ノ平温泉へ
ダムを振り返る
2017年09月09日 10:32撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:32
ダムを振り返る
林道崩壊現場 バイクなら通れる
2017年09月09日 11:37撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 11:37
林道崩壊現場 バイクなら通れる
加治川第1?ダム、林道終点
2017年09月09日 12:36撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 12:36
加治川第1?ダム、林道終点
山ノ神沢・・・小さい沢だったが
2017年09月09日 12:55撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 12:55
山ノ神沢・・・小さい沢だったが
まだ結構あるね・・・それに暑いし
2017年09月09日 13:26撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 13:26
まだ結構あるね・・・それに暑いし
初めて立派なベンチ その意味は湯ノ平温泉からここまで来るとあとは危険なところがないので絶好の休憩ポイント
2017年09月09日 13:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 13:39
初めて立派なベンチ その意味は湯ノ平温泉からここまで来るとあとは危険なところがないので絶好の休憩ポイント
北股沢 碧色がきれい
2017年09月09日 13:54撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 13:54
北股沢 碧色がきれい
北股沢と飯豊川の出会い。ここから下流が加治川らしい
2017年09月09日 13:56撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 13:56
北股沢と飯豊川の出会い。ここから下流が加治川らしい
湯ノ平小屋 直前に女性用温泉有り
2017年09月09日 14:45撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 14:45
湯ノ平小屋 直前に女性用温泉有り
小屋の奥には左手に北股岳登り口、右手は男性用温泉へ
2017年09月09日 16:02撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:02
小屋の奥には左手に北股岳登り口、右手は男性用温泉へ
直ぐ右には炊事場、そして新潟県の名水「やおきの泉」
2017年09月09日 16:02撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 16:02
直ぐ右には炊事場、そして新潟県の名水「やおきの泉」
名水は飯豊川の対岸からパイプで来ていました
2017年09月09日 16:02撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:02
名水は飯豊川の対岸からパイプで来ていました
男性用温泉 砂に覆われ深さ10cm程度でした。7月の豪雨で被災したのでしょうか。温度は40°より少し高いくらいでした
2017年09月09日 16:08撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 16:08
男性用温泉 砂に覆われ深さ10cm程度でした。7月の豪雨で被災したのでしょうか。温度は40°より少し高いくらいでした
こやから男性用温泉に降りるところ。登山靴が必要。
2017年09月09日 16:12撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 16:12
こやから男性用温泉に降りるところ。登山靴が必要。
左が男性用温泉、奥の方は両側ともV字の谷
2017年09月09日 16:15撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 16:15
左が男性用温泉、奥の方は両側ともV字の谷
今夜は水に不自由しないのでスパゲティー
2017年09月09日 17:51撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 17:51
今夜は水に不自由しないのでスパゲティー
翌朝、小屋からの急登の直後 
2017年09月10日 06:33撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 6:33
翌朝、小屋からの急登の直後 
目指す北股岳は気が遠くなるほど遠く・・・
2017年09月10日 06:33撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 6:33
目指す北股岳は気が遠くなるほど遠く・・・
右は蒜場山方面
2017年09月10日 06:33撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 6:33
右は蒜場山方面
この看板がなければ見過ごしますが・・・
2017年09月10日 08:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 8:44
この看板がなければ見過ごしますが・・・
右側眼下に不動滝 
2017年09月10日 08:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 8:44
右側眼下に不動滝 
小さい池と
2017年09月10日 09:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:39
小さい池と
大きい池を過ぎると
2017年09月10日 09:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:47
大きい池を過ぎると
イヌザクラ? ここまでもいろいろな花が咲いていたが、先が長いので撮影どころではなかった。
2017年09月10日 09:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 9:39
イヌザクラ? ここまでもいろいろな花が咲いていたが、先が長いので撮影どころではなかった。
中峰
2017年09月10日 10:11撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 10:11
中峰
雨量観測所跡
2017年09月10日 10:11撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 10:11
雨量観測所跡
そのすぐ上はちょっとしたお花畑 休憩しました。
2017年09月10日 10:23撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 10:23
そのすぐ上はちょっとしたお花畑 休憩しました。
ニッコウキスゲはよく見かけるが、花を正面から見れることは少ないので、貴重なワンショット
2017年09月10日 10:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 10:24
ニッコウキスゲはよく見かけるが、花を正面から見れることは少ないので、貴重なワンショット
シラネニンジン?
2017年09月10日 10:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 10:24
シラネニンジン?
登山道にコゴメグサは一面・・・少し踏んでしまいました
2017年09月10日 10:49撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 10:49
登山道にコゴメグサは一面・・・少し踏んでしまいました
コバノココメグサ?
2017年09月10日 10:51撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 10:51
コバノココメグサ?
中央やや左が蒜場山?
2017年09月10日 10:49撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 10:49
中央やや左が蒜場山?
山頂がだいぶ近づいてきた
2017年09月10日 11:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 11:44
山頂がだいぶ近づいてきた
大日岳方面はガス
2017年09月10日 11:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 11:44
大日岳方面はガス
ウメバチソウ
2017年09月10日 12:02撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:02
ウメバチソウ
洗濯平 
2017年09月10日 12:03撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:03
洗濯平 
山頂直下には小さな雪渓も
2017年09月10日 12:03撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:03
山頂直下には小さな雪渓も
烏帽子岳が見えてきた
2017年09月10日 12:23撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:23
烏帽子岳が見えてきた
天気はガスって、風も冷たくなってきた。
2017年09月10日 12:23撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 12:23
天気はガスって、風も冷たくなってきた。
ピンぼけか 最近ピント修正の調子が悪い
2017年09月10日 12:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 12:44
ピンぼけか 最近ピント修正の調子が悪い
ハクサンフウロ
2017年09月10日 12:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 12:44
ハクサンフウロ
トリカブト
2017年09月10日 12:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 12:44
トリカブト
ミヤママツムシソウ
2017年09月10日 12:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:47
ミヤママツムシソウ
ハクサンイチゲ
2017年09月10日 12:52撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 12:52
ハクサンイチゲ
ついに登頂。
2017年09月10日 12:57撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:57
ついに登頂。
誰も居ないけど
2017年09月10日 12:58撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:58
誰も居ないけど
鳥居とお稲荷さん
2017年09月10日 12:58撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 12:58
鳥居とお稲荷さん
不思議とガスが晴れてきた
2017年09月10日 13:00撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:00
不思議とガスが晴れてきた
石転び沢
2017年09月10日 13:00撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:00
石転び沢
烏帽子岳と梅花皮岳
2017年09月10日 13:00撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 13:00
烏帽子岳と梅花皮岳
暖かくで気持ちいい。昨日までの暑さがうそのようだ。
2017年09月10日 13:01撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 13:01
暖かくで気持ちいい。昨日までの暑さがうそのようだ。
ヤマハハコ
2017年09月10日 13:12撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 13:12
ヤマハハコ
ミヤマクルマバナ?
2017年09月10日 13:13撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:13
ミヤマクルマバナ?
ハクサンイチゲのお花畑
2017年09月10日 13:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:21
ハクサンイチゲのお花畑
他にもウスユキソウ
2017年09月10日 13:23撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:23
他にもウスユキソウ
東側にはトリカブト
2017年09月10日 13:25撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:25
東側にはトリカブト
梅花皮山荘が見えてきた
2017年09月10日 13:25撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:25
梅花皮山荘が見えてきた
イワインチン? 初めて見た花だ
2017年09月10日 13:27撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 13:27
イワインチン? 初めて見た花だ
こんな感じでずっと広がってた
2017年09月10日 13:27撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/10 13:27
こんな感じでずっと広がってた
翌朝
2017年09月11日 05:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 5:47
翌朝
門内小屋
2017年09月11日 05:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 5:47
門内小屋
杁差岳への稜線
2017年09月11日 05:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 5:47
杁差岳への稜線
雲海の下は小国町かな
2017年09月11日 05:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 5:47
雲海の下は小国町かな
烏帽子岳の向うに飯豊本山から御西岳
2017年09月11日 05:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 5:47
烏帽子岳の向うに飯豊本山から御西岳
大日岳は山頂付近だけガス
2017年09月11日 05:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 5:47
大日岳は山頂付近だけガス
ミヤマママコナ
2017年09月11日 07:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 7:50
ミヤマママコナ
同上
2017年09月11日 07:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 7:50
同上
ホツツジ
2017年09月11日 07:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 7:50
ホツツジ
キンコウカ
2017年09月11日 07:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 7:50
キンコウカ
オオカメノキ
2017年09月11日 08:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 8:39
オオカメノキ
ナナカマドの実が
2017年09月11日 09:43撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 9:43
ナナカマドの実が
色づき始めて、もう秋なんだな
2017年09月11日 09:49撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 9:49
色づき始めて、もう秋なんだな
湯ノ平小屋手前の激下り 梯子は2連 斜面が急で全体が映せない
2017年09月11日 10:22撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 10:22
湯ノ平小屋手前の激下り 梯子は2連 斜面が急で全体が映せない
北股沢を渡って・・・
2017年09月11日 11:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 11:24
北股沢を渡って・・・
ここまで来ると、後は危ないところは無し。
2017年09月11日 11:31撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 11:31
ここまで来ると、後は危ないところは無し。
ときどき眼下の加治川の碧色を眺めながら
2017年09月11日 12:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 12:21
ときどき眼下の加治川の碧色を眺めながら
いくつもの
2017年09月11日 12:27撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 12:27
いくつもの
沢を通り
2017年09月11日 12:32撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 12:32
沢を通り
林道終点に出た
2017年09月11日 12:40撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 12:40
林道終点に出た
地元の方はバイクか自転車でここまで来るらしい。
2017年09月11日 12:40撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 12:40
地元の方はバイクか自転車でここまで来るらしい。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

 新潟県人として、いつかは新潟県側から飯豊山へと思っていてやっと叶った。
事前に関連WEBを見ると、今年は7月の豪雨で林道が崩壊し車両が通れないため、湯ノ平小屋は営業していない。地元観光課に電話してみると避難小屋としては問題無いが気を付けて下さいとのこと。もし温泉が使えれば、日本初の温泉避難小屋か?絶好のチャンス。

9/9 林道崩壊現場は歩き始めて1時間くらいの所で、2輪車は通れる。事実バイクや自転車の方と会った。加治川第1ダムまではかなり良い林道ではあったが、晴天で暑かったこともあり単調で疲れる。その先はブナの森の気持ち良い登山道が続く。北股沢の下降・上昇の後、一か所う回路があったが間違って直進し、「引き返してください」の表示を無視して進むと、トラロープのクライムダウンやブッシュのトラバースがあり、やっぱり引き返そうかと思ったら登山道に復帰した。どうやら昔の登山道で今は荒廃して使わなくなったようだ。迂回開始点に標識があれば良かったのだが、めったに登山者も来ないせいか、整備が不足気味なのはやむを得ない。
 湯ノ平に着くとまず女性用温泉の手前を通過する。とはいえ、今は男性用が使えない(後刻現場に行ってわかった)ので混浴となる。小屋には先客が6〜7人2階にいて、自分は1階をたった一人で使うことに。欠点として窓がほとんどなく暗いこと。昼間からライトをつけて過ごした。小屋の奥には新潟県の名水「やおきの泉」と炊事場、すぐ近くには北股岳への登山道。そして飯豊川(北股沢と会って加治川となるらしい)を100mほど歩くと男性用温泉、今はほとんど砂に埋まり、温泉は流れているが入れない。
 女性用温泉に入ってみると10人は楽には入れる、が誰も居ない。飯豊川や対岸を見ていると、他の露天風呂には無い奥深い自然の中にいることが実感できる。温度ややや温めで、熱いのが苦手な小生にはちょうどいい。
 今晩のメニューは水に不自由しないのでスパゲティー、スープ、ツナ缶と茄子漬。

9/10 テン泊に比べ何をするにも楽なので、起きてから出発までの時間が短くて済んだ。出発する前に他の方に聞くと、登り始めてすぐ左へ曲がるべきところを直進するととんでもない目に合うとアドバイスをいただいて、無事通過できた。
 土・岩・木の根の気の抜けない急登が30分位続く。その後展望が一気に開け、山頂付近がはるか遠くに見える。しかも尾根伝いに一旦かなり下るように見えて、気持ちが萎える。気を抜くと滑りそうなトラバースを何か所か通過し尾根道になって少し安心したが、先があまりにも長く感じられ、引き返すなら何時までにしよう・・・などと考える始末である。
 入山者が少ない割に登山道は明瞭で迷うところはほとんどなかった。登山道がえぐらているところがあちこちにあり、昔は多くの登山者が通ったことが想像できる。中峰に着くと、これで引き返す必要は無さそうなので安堵した。登山道は熊笹を刈り払ってあり、地元の方々のご苦労に感謝・感謝。
 後ろからゴソゴソと音がしたと思ったら、後続の方だった。その後ももう一人。こちらはマイペースで。今日のお昼はカレーパンとレーズンパン(マーガリン入り)、最近お昼にパンが多いが手軽で美味しくて結構気に入っている。
 天気はいつしかガスってきて、風もあるため寒くなってきた。上着(ミッドレイヤー)を着ても寒いくらいではあるが、登りで汗もかいていて上着もかなり濡れてしまった。
 腕時計の高度計は湯ノ平小屋ではほぼ合っていたので頼りにしていたが、山頂付近では100m以上低く表示されていて焦った。どうやら気圧が少し下がったようだ。
 北股岳山頂に着いてみると、曇りで風が少し吹いていたが、門内岳方面もよく見えるし、石転び沢、そして南側は梅花皮岳もはっきり見える。



・・・と、偶然にも5分ほど晴れ、温かくなった。「アリガトー」と心の中で叫んだ。
 梅花皮小屋へ向かって下っていくと斜面はお花畑だった。左側はトリカブト、右はハクサンイチゲ、いままで見たことない黄色い小さな花(後日調べてみるとイワインチンのようだ)、そして花が終わったウスユキソウ。百m以上続いていた。
 小屋は一泊1500円、なんとこの日は先ほど越された2人と合計3人のみだった。お二人は地元山岳会の方。彼らは当初本山に向かう計画だったが、湯ノ平小屋に戻ることにしたそうだ。このルートは標高差が1500m以上あり、しかも距離も長く、整備も行き届かないトラバースが結構あり、彼らもきついという。風も強くなってきたので、梅花皮岳・烏帽子岳はやめて、小屋で雑談と昼寝に。
 小屋番によれば、今石転び沢は3か所で雪渓が崩壊していて、しかも高巻くルートが無いため、通行できないそうだ。
 ここも水場は小屋から30mほどで困らないので、夕食後は食器を洗うことができた。
9/11 起きてみると飯豊温泉方面は晴れていた。前の晩お二人から一緒に下山をと言っていただいたが、こちらのペースの方がゆっくりで申し訳ないので、少し先に出て後で合流することにした。山頂からは大日岳の山頂付近が隠れているだけで、ほぼ360°の景色を堪能することができた。
 下山は平均斜度が緩いだけに、比較的楽な気がした。最も距離は長いが。昨日は登るのに必死でそれほど気にならなかったのか、今朝増えたのか、クマの糞がしかもあちこちにに。たぶんマーキングだろう。うっかり踏んずけてしまいそうだ。
そうこうして、心配していたトラバース数か所も無事通り、小屋直前の激下りまできたところで、昨夜のお二人が追い付いてきた。危険度は北アルプスのD以上、なにしろスタンスがどこまでいっても柔らかい土と苔むした岩と木の根の激下りだから、気が抜けないことこの上ない。小屋に着いたらシャツはビッショリだった。
 小屋の名水でリフレッシュして、登山口へ向かう。第1ダムの後は単調な車道だが、ときどき100m位下の沢床を流れる加治川が碧色で見入ってしまう。昨年の黒部下の廊下が思い出される。林道にはなぜか蛇が多く、5匹もあってしまった。中には逃げずにこちらを睨んでいるものもあり、ストックでなんとか除けた。天気は薄曇りで、林道歩きにはちょうど良かった。

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