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記録ID: 1264580
全員に公開
ハイキング
甲信越

竜ケ岳   車中泊で巡る日本百名山の登山12日目

2017年09月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:22
距離
5.8km
登り
625m
下り
623m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:42
休憩
0:40
合計
4:22
7:55
80
スタート地点
9:15
9:15
37
10:00
10:40
12
12:17
ゴール地点
 
●9月1日

竜ケ岳 車中泊で巡る日本百名山の登山12日目
 

南アルプス市の中部横断道の「道の駅しらね」で
車中泊をした。
午前6時起床。
国道358号をひた走り、精進湖を過ぎ、本栖湖に達する。
 
去年のことだが富士山が見える低山を考えた。
それも東西南北の四方から富士山を眺めたいと思った。
 
今回、通過する途中の山で
富士山を西方向から見える山を2〜3選んだ。
毛無山1964mm、雨ケ岳1772m、そしてこの 竜ケ岳1485mだ。
 
この竜ケ岳は日本百名山ではないが
山梨県の百名山に選定されている。
それよりも、この山を有名にしたのは
元旦にダイヤモンド富士が見えることで知られている。
新年の初日の出を見ようとこの山の頂はもとより
登山道にカメラの3脚それはたくさん据えられるそうだ。
 
本栖湖の周辺に登山口が複数ある。
青少年スポーツセンターあたりに車を止める。
登り始めると10分ほどで富士山の方向が開けて
雲に覆われた富士山があった。
 
途中に石仏があり、東屋もあった。
上から中年の3人の男性が降りてきた。
時間的にはご来光を期待して
暗いうちの早くに登っていたのだろう。
聞くと、「残念ながら雲にかかって見えなかった」と言った。
 
しかし、その雲もだんだんちぎれて
少しずつ富士山山頂が顔を出しかけた。
頂上に到着すると、待ってましたとばかりに
すばらしい富士山が顔を出してくれた。
ここからは富士山だけでなく
南アルプス方向も見えるようだ。

頂上で写真を撮ったり、軽食を済ませた。
下山は別ルートから降りることにした。
こちらは樹海の中を行くので富士山は一切見ることはできない。
本栖湖方向に下りて
手前で右の青少年スポーツセンターに向けてゆく道だ。

下山後は、本栖湖から国道139号を通って「道の駅 朝霧高原」へ行く。
14時だった。
道の駅で、かつ丼の大盛を食べ、名物のソフトクリームを食べた。
食事をしたら眠くなったので、まだ明るい16時過ぎであったが、ここで眠ることにした。
 
 
 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南アルプス市の中部横断道の「道の駅しらね」で
車中泊をした。
国道358号をひた走り、精進湖を過ぎ、本栖湖に達する。
2017年09月01日 07:03撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 7:03
本栖湖
2017年09月01日 07:04撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 7:04
本栖湖
2017年09月01日 08:25撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 8:25
2017年09月01日 08:25撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 8:25
2017年09月01日 08:54撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 8:54
2017年09月01日 08:55撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 8:55
少しずつ富士山山頂が顔を出しかけた。
2017年09月01日 09:07撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:07
少しずつ富士山山頂が顔を出しかけた。
2017年09月01日 09:39撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:39
2017年09月01日 09:50撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:50
2017年09月01日 09:51撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:51
2017年09月01日 09:56撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:56
2017年09月01日 09:56撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:56
頂上に到着すると、待ってましたとばかりに
すばらしい富士山が顔を出してくれた。
2017年09月01日 09:56撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 9:56
頂上に到着すると、待ってましたとばかりに
すばらしい富士山が顔を出してくれた。
2017年09月01日 10:04撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 10:04
2017年09月01日 10:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:06撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 10:06
2017年09月01日 10:19撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:31撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:31撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:44撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 10:44
2017年09月01日 10:47撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 10:56撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:41撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:42撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:45撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:51撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:51撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:57撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 11:57撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 12:10撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 12:10撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 12:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 12:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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2017年09月01日 12:17撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 12:17
2017年09月01日 14:04撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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国道139号を通って「道の駅 朝霧高原」へ行く。
2017年09月01日 15:43撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/1 15:43
国道139号を通って「道の駅 朝霧高原」へ行く。

感想

8月21日から職場に夏休みをもらって日本百名山の登山を始めました。
以降、夏休みの終わりとなる日までの車中泊をしながらの
日本百名山の登山の様子をアップして行きます。

なお、期間中の全日程は以下のようになっています。

8月21日出発。
22日 恵那山 2191m
23日 木曽駒ケ岳 2956m
24日 霧ヶ峰 1925m
25日 蓼科山 2531m
26日 移動
27日 甲斐駒ケ岳 2967m
28日 仙丈岳 3033m
29日 北岳 3193m(標高日本第2位)
30日 間ノ岳 3190m(標高日本第3位)
31日 移動
9月
1日 竜ケ岳 1485m
2日 移動
3日 富士山 3776m(標高日本第1位)
4日 移動
5日 天城山 1406m
6日 帰宅



●8月21日、
松山インターから高速道路に10時に乗り、一路、中央アルプスへ。 
ナビによると中央アルプスの菅の台バスセンターまでを距離にすると
662辧⊇衢8時間35分、高速料¥15,800と表示された。
 
香川県坂出市から瀬戸大橋を渡る、瀬戸中央道へ。
岡山県に入ると、山陽道を、さらに名神高速から?琵琶湖を過ぎて
中央道に入ります。

やがて出発してから7時間が過ぎ、600劼鯀りました。
普段、長距離の運転はしていない。
体力的にも限界がきました。
岐阜県の恵那SAで車中泊をすることにしました。


●8月22日
朝、5時半に起床し、
高速を降りて中津川市に入ります。
日本百名山の「恵那山」2191mの登山をします。

「恵那山」2191m
広河原登山口に着くと、支度をして7時に登山開始。
登山道沿いは笹が多く、厳しい坂はないが、坂は多い。
途中、2組3人の登山者と遭遇した。
頂上では北海道から来たという、75歳の人としばらく話をした。
頂上はガスが立ち込めており景色はほとんど見えませんでした。
下山は14時20分着。
所要9時間、10,6劼任靴拭

恵那山を下山した後、下道を通って長野県中央アルプスバスの
駒ケ根市菅の台バスセンター駐車場¥600に入ります。
今日はここで車中泊をします。
明日は、木曽駒ケ岳に登ります。


木曽駒ケ岳  車中泊で巡る日本百名山の登山

●8月23日 
木曽駒ケ岳2956mに登る日。
長野県駒ケ根市
駒ケ根市菅の台バスセンター駐車場で車中泊から5時半起床。
食事を済ませて、6時半にすぐ横のバス発車場に行ったが
既に100人以上が先に並んでいた。
 
バスの始発は7時だ。臨時バスが出て、4台目のバスに乗れたが、
まだ後には数百人の登山者が並んでいた。
バスの到着駅しらび平とロープウェイの到着する千畳敷駅まで
往復で¥3900。

8時過ぎ千畳敷駅に着くと、木曽駒ケ岳2956m頂上の気温は11度と
表示されていた。
 
8時半に登山開始。風が強く、ガスも出ていて景色は見えない。
この山はロープウェイがかなりの高度まで運んでくれるので
初心者でも手軽に3000m級の頂上に立つことができる。
そこがこの山の人気なのだろう。
今日の登山者は3000〜4000人程度はいたと思う。
手軽に登れる山とはいえ、3000mの高山なのでそれなりの防寒対策は必要だ。

下山のおりはガスの切れ目から素晴らしい景色を垣間見ることができた。
この景色なら人気が出るはずだと実感した。
実に素晴らしい景色だった。
駒ケ根高原 菅の台バスセンター駐車場には
ロープウェイとバスを乗り継いで15時半に戻ってきた。

着替えなどをしながら
次の(明日)登山先の空木岳について、観光課に問い合わせてみた。
すると、林道工事が26日まで行われていて、登山をするには、
ずっと手前からのスタートになることが分かった。
それでなくても、この山は距離のある山なので、考えた挙句
今回はパスをすることにした。


●8月24日
霧ケ峰  車中泊で巡る日本百名山の登山4日目


夕べのうちに霧ヶ峰高原にやってきた。
霧ケ峰高原ファミリースキー場の広大な駐車場にポツリと1台
車中泊をした。
今日1日、休憩を兼ねて霧ケ峰高原をゆっくり散策してみようと思った。

7時半頃から強清水のバス停を出発。
まず車山1925mに向かった。
昨夜の雨露が少し笹などに残っている遊歩道を行く。

途中からというか、本来の散策路に合流すると少しずつ人が増えてきた。
年老いた夫婦、おばちゃんグループ、じいちゃんグループ、
幼い子供を連れた若親子のグループなど。
コース自体が急坂がないので、年齢に関係なく歩けるようだ。
歩く距離だけ調整すれば済むことだ。
 

車山には気象レーダーがあるのが印象的だ。
リフトで大勢の人が上がってくるのを横目で見ながら
下って車山湿原を通って
次の頂は蝶々深山1836mに向かう。
 
途中、物見石という大きい石があった。
その少し向こうにまっ平らな5m四方の石があった。
木陰で涼しそうでもあったので、ここで早いお昼にした。

奥霧小屋
八島ケ原湿原
御射山遺跡の横を通り
沢渡
強清水
霧ケ峰自然保護センター
と戻ってきた。

15kmほど歩いていた。


霧ヶ峰まで来たらすぐ近くの蓼科山(たてしなやま)
標高2,531mの火山に登らない手はないと
明日の登山予定先を決めました。






●8月25日

蓼科山 車中泊で巡る日本百名山の登山5日目

霧島高原を出発して県道40号を引き返し途中
国道152号をまたいでさらに県道40号を行きます。
途中に蓼科山への登山口7合目がありますがやり過ごします。
もっと近くから登れる登山口の大河原峠に行きます。




蓼科山(たてしなやま)標高2,531mの火山。

円錐形の美しい山容から諏訪富士(すわふじ)とも呼ばれます。
一番楽なルートは大河原峠の登山口で標高2,100mにあります。

今回は大河原峠に車中泊をしていたので
ここからガスの中をスタートしました。
1時間ほど歩くと中間地点の山小屋に着きました。
テラスがあって有料席と書いていたのでそのまま素通りしました。

山頂にも売店小屋がありましたが、ここも有料席となっているので
入りません。
さらに50m行くと三角点のある頂上です。
 
大きい岩の原野となっています。
ここもガスで全く景色はありません。
天気が良ければ八ヶ岳、南アルプス〜茅野市街地
中央アルプス〜御嶽山〜乗鞍岳などが見えるらしいです。

風が強く冷たく数人の登山者が次々来たが
寒さのためか、皆、直ぐに去っていった。

私は岩陰の穴の中に入り込んでお昼にしました。
暖かいコーンスープとコーヒーがおいしかった。
水筒を持参して良かった。

下山を始めると100人ほどの中学生が
先生に引率されて登ってきました。
 次々に挨拶をしていたら疲れてしまった。
学校の校外学習の山にもなっているようだ。


●8月26日
 昨日は霧ヶ峰に登ったあと、国道20号の甲州街道を移動して、道の駅 蔦木宿 で車中泊をした。
ここでは、信州そばをいただき、温泉に入った。
明けて、午前6時に出発してさらに国道20号をひた走り、
県道20号に入ります。
芦安温泉に着きました。
明日は入山規制などのため、
ここからバスに乗っての出発になります。
今夜は芦安温泉の市営バス停兼駐車場(無料)で車中泊となります。
 
 
●8月27日

甲斐駒ケ岳 車中泊で巡る日本百名山の登山6,7日目



甲斐駒ケ岳  標高2,970m
山梨県北杜市、南アルプスのほぼ最北に位置し、
10数ある同じ名前の「駒ケ岳」の中で一番の高峰です。
頂上付近は白い花崗岩が露出して、夏でも雪のように見えます。
今回は北沢峠の登山口から登りました。
 
芦安温泉の市営バス停兼駐車場(無料)で車中泊をし
午前4時に起床し、すぐ横の芦安温泉の市営バス停に並ぶと
3番目でした。
バスの始発は5時15分発、片道¥1250約1時間で広河原着。
ここで南アルプス市営マイクロバスに乗り換えます片道¥750。
25分で北沢峠に着きました。
 
いよいよ登山開始。
今夜、宿泊予定の長衛小屋の前を通ります。
テントサイトには100張り(¥500)程度が張られていました。

登山道は岩、砂で滑りやすい。
頂上には11時45分に着いた。
天気は良く、見晴らしもよい。
南方向に富士山、北岳、鳳凰三山、仙丈ケ岳などがよく見えた。
 
作っていたお弁当を食べて12時30分に下山を始めた。
15時40分に予約(¥8000食事付き)していた長衛小屋に入る。
建物は新しく気持ちがいい。
有り難いのはスマホの充電をどうぞご自由にとケーブルが10本あった。
一人当たりのスペースは畳の1.5畳で広い。
夕食は6時からなかなかしゃれたメニューでおいしかった。
ご飯とみそ汁はお代わり自由、3回お代わりをした。
 


●8月28日

仙丈ケ岳 車中泊で巡る日本百名山の登山8日目
 
 

仙丈ケ岳標高3,033m
南アルプスのほぼ最北に位置し、山梨県と長野県の国境に位置しています。

小仙丈カール、藪沢カール、大仙丈カールと三つのカール(圏谷)を擁した山容が特徴です。
そして、藪沢カールは、立山の山崎カール、穂高岳の涸沢カールとともに、
日本三大カールに数えられています。





仙丈ヶ岳には急な岩場を通過するような箇所は無く、登山道沿いには高山植物が豊富なことから
「南アルプスの女王」と称されています。

登山コースは北沢峠を登山口として
大滝の頭を経由した小仙丈尾根 ルートの尾根筋を登りとして、
下山は仙丈小屋、馬ノ背ヒュッテ、大平山荘を経由する沢筋ルートを下りました。

昨日は甲斐駒ケ岳に登ったあと
登山口の北沢峠にある長衛小屋に泊りました。

午前4時に起床して、まだ暗い中4時半にヘッドライトを点けて出発しました。
登山道を行くと、へッドライトを灯した人たちが既に登り始めていました。
女性一人、夫婦連れ、女性2人組など10名余りがいました。

周囲が白地始めるとさらに10名余りの人たちが登っていました。
頂上には9時45分に到着した。
昨日の甲斐駒ケ岳よりは楽な登りだった。
頂上では長衛小屋で朝食用の弁当としてもらった
見栄えのいいおにぎりセットを食べた。

下山は登りと別ルートの沢沿いを通った。
馬の背2698mは
今年5月に見た四国の天狗岳からの
牛の背の方がきれいだと思った。
上り下りで100名余りの登山者がいたように思う。
  
13時前に北沢峠に戻って来た。
北沢峠と広河原間の南アルプス林道バスが13時30発¥750。
広河原から山梨バスに乗り換えて芦安温泉駐車場には15時に戻った¥1150。
近くの白雲閣という宿舎の内湯温泉に入れてもらった¥500。

今夜もこの芦安温泉駐車場に車中泊をします。
そして明日は日本第2の高峰である北岳に登ります。





北岳,間の岳  車中泊で巡る日本百名山の登山9,10日目


●8月29日

北岳 車中泊で巡る日本百名山の登山9日目


芦安温泉 市営駐車場で車中泊から4時半起床。
支度をして5時過ぎにバス停に並ぶ。
広河原行きバス5時半出発¥1250。
1時間で広河原登山口に到着。
 
北岳の登山口は少し離れていて釣り橋を渡って行く。
バスに乗っていた人で北岳に登る人はすでに出たのだろう。
遅くなったが7時に北岳に向けて出発した。
快晴で気持ちがよい。
 
途中で数組の家族などの登山者を追い越してゆく。
大体において私は足が遅いので
追い抜かれる場合がほとんどなのだが
アクシデントがあった人
ご老人などのときだけ追い越すことになる。
下山の人も含めると20名前後の人と会った。
 
北岳と言えば標高で富士山に次いで第2位3193mと高く、
昔から遭難も多く結構きついはずなのだけど、
意外に登山者が多いようだ。
 
白根御池小屋のバックには
北岳がガスに包まれながらも見えていた。
すぐ前のテントサイトには数張りのテントがあった。

ヘリコプターの音がするので空を見上げて探していたら
下の方を飛んでいた。 
長野県警山岳警備のヘリコプターだろうか。
雪渓の周辺を10分余り旋回していた。
 
12時になったので登山道の木陰でお弁当にした。
レンチでチンのご飯に昆布、コーンスープ、
さんまの缶詰だ。
 
富士山が頭を少し出していた。

遅い歩みながらも13時に宿泊予定の肩の小屋に着いた。
標高3000mの山小屋だ。
手続き、支払い¥8000を済ませて荷物を置いて
ここから200mの高さにある北岳に登った。
頂上に50分で着いた。

景色は最高だった。
東方向だろうか一番遠くに富士山が見える。
その手前に、この2,3日前に登った甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳見える。
さらに、尾根の先には明日縦走登山予定の間ノ岳が見えた。
 
後から登ってきた人たち男女と、
かすかに見える富士山を指差しながら写真を撮りあう。
なかなか面白く取れたので
ラインでピアノの先生、仲間たちに写真を送った。
 
北岳の頂上には1時間程度いたのだろうか。
風が冷たくなったので肩の小屋に下山をした。
16時着。

食事は17時からとかで1階に集められた。
総勢80人を前半と後半の2組に分けての食事だ。
おかずは鯖の味噌煮。
ご飯と味噌汁はお代わりができた。
 
20時には消灯とのこと。本来は60センチ幅の布団だが
客が少ないので4人の所を3人で寝たので楽であった。
ただ、連日の登山で左のふくらはぎが張っている。
ぐっすり眠ることができた。


●8月30日

間の岳 車中泊で巡る日本百名山の登山10日目




北岳の200m下にある肩の小屋3000mに泊って
午前4時に起床して
富士山のバックにご来光を見ようと思った。
残念ながら雲がかかって見ることはかなわなかった。
 
5時半に北岳経由で間ノ岳3033mに向かった。
風が強く霧雨のようだったので
リュックカバー、雨カッパの装備をした。

ガスで方向が分からず
気が付くと小屋の近くをぐるぐる回っていた。
以降、途中で遭遇する人に
「この方向は間ノ岳ですか?」と
訪ねながらの山行になった。
 
間ノ岳への道は岩が多く、アップダウンがあるために
ストックは1本は片付けて、残り1本だけで
進むことになった。
間ノ岳頂上では寒風のために
長くはおれなかった。
 
帰路の途中で
雷鳥の親子10羽に遭遇した。
立ち止まってシャッターを押していたら
足元の2mまで近くにきた。
 
成鳥と変わらない大きさながら
ピヨピヨと鳴いていたから
ひな鳥なのだろう。
こんな近くで生の雷鳥を見れることに感激した。
 
宿泊予定の北岳小屋には12時に着いてしまった。
明日の雨の中を下山することを考えると
少しでも今日の内に
下山距離を少なくしておきたいと思った。 
 
そこで北岳小屋の宿泊をキャンセルして
もう、2時間ほど歩いて
夕べ泊った肩の小屋に連泊することにした。
 
14時15分に肩の小屋に着いた。
夕食は皆は昨日と同じサバの味噌煮だが
連泊となるので
配慮してくれて
豚の生姜焼きを作ってくれた。
 
日没前に小屋の前で
ブロッケン現象があった。
背後から夕日が当たり
前の雲海の虹の中に
私の影が映っていた。
 

●8月31日

間の岳 車中泊で巡る日本百名山の登山11日目
 
今日は下山するだけだからゆっくりしたかったが
周囲の寝床がガサゴソしているので
仕方なく4時に起床した。
雨対策をしっかりして6時半に小屋を出た。
 
ゆっくり景色でも見ながら帰るつもりで
出たのではあるが、バスの発車時刻を見て
途中から、10時20分発に間に合うかもと思い
御池小屋辺りからは急いでしまった。
 
10時15分になってバス停が見えたとき
乗り合いタクシーの運転手が
車から降りて、
早く来いと手を回していたので
走って行き駆け込んだ。¥1250
 
帰路は雨にも降られずに、
早く芦安温泉に帰ることができた。
11時15分だった。

明日の登山予定は鳳凰三山なのだが
スマートフォンでお天気を見ると
雨予報70%になっていた。

この山はアクセスがいいから
無理をしなくても
次の機会に登れると思ったので
今回はパスをすることにした。
 
甲府市内に出てイオンで食料品などを
ごっそりと買い込んだ。
住宅街にある「山口温泉」¥600に入った。
源泉垂れ流しで加温していないので
ぬるめのお湯だった。
いいお湯だった。
 
南アルプス市の中部横断道の「道の駅しらね」で
車中泊をすることとした。
 



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ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
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技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
竜ヶ岳から端足峠経由本栖湖畔
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
本栖湖キャンプ場から竜ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
竜ヶ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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