ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1266473
全員に公開
ハイキング
比良山系

折立山〜権現山〜ホッケ山〜蓬莱山〜打見山

2017年09月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
village-green その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:26
距離
14.0km
登り
1,027m
下り
1,387m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
1:18
合計
8:26
距離 14.0km 登り 1,027m 下り 1,394m
8:32
26
8:58
0:00
10
9:08
0:00
40
登山口
9:48
9:52
8
10:00
10:02
4
10:06
10:08
40
10:48
10:58
36
11:34
11:42
30
12:12
0:00
4
12:16
12:20
6
12:26
0:00
34
13:00
13:36
28
14:04
14:10
34
14:44
14:48
34
15:22
15:24
54
16:18
0:00
20
16:38
0:00
8
木戸登山口
16:58
0:00
0
16:58
ゴール地点
蓬莱山と打見山の山頂での滞在時間は、山頂周辺でのおよその滞在時間になっています。
ゴール地点が別表記されていますが、志賀駅でゴールしています。
天候 晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京阪電鉄 - 祇園四条〜出町柳 210円
京都バス - 出町柳駅前〜花折峠口 710円
コース状況/
危険箇所等
■花折峠口バス停〜折立山〜権現山
バス停の目の前に林道の入口があり、そちらへ向かいます。
しばらく歩くと、花折峠。
さらに歩くと、権現山の登山口があり、ドン谷を辿るルートへ向かいます。
踏み跡はしっかりとしており、特に問題なし。
途中、染み出した水で道が湿っているけど、大丈夫でしょう。
アラキ峠に到着後、折立山へ。
ザレ気味のやや急斜面なゾーンもあるけど、特に危険でもなく、問題ないでしょう。
峠から植林帯が続き、しばらく登ると少し傾斜が増します。
傾斜が緩み、京都北山方面の展望が広がると、すぐに権現山山頂です。

■権現山〜ホッケ山〜蓬莱山〜打見山
人気の縦走路でもあり、道ははっきりとしています。
所々に注意すべき点があるかも知れないけど、特に問題なし。

■打見山〜志賀駅
下り始めはやや急な斜面で、少し注意が必要でしょうか。
その後のトラバース道は道がやや狭く、転倒や転落しないように確実に進みたいですね。
クロトノハゲの手前はえぐられたような道になっており、少し歩きにくい。
クロトノハゲは少し滑りやすいかな。
広葉樹の樹林帯を抜けると、植林帯のつづら折れの道になります。
分岐地点で左折して橋を渡り、道なりに進み続けると木戸登山口で、ここからは舗装路歩きです。
花折峠口バス停からスタートです。
ヤマレコはバス停名を間違えているようです。
2017年09月24日 08:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
9/24 8:32
花折峠口バス停からスタートです。
ヤマレコはバス停名を間違えているようです。
バス停のすぐそこから林道へ進みます。
標識もあります。
2017年09月24日 08:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 8:33
バス停のすぐそこから林道へ進みます。
標識もあります。
この日の最初の花。
2017年09月24日 08:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
9/24 8:39
この日の最初の花。
キノコ。
2017年09月24日 08:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 8:44
キノコ。
花折峠。
2017年09月24日 08:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 8:58
花折峠。
ここが登山口。
まずはドン谷を登って行きます。
2017年09月24日 09:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 9:07
ここが登山口。
まずはドン谷を登って行きます。
こんな道。
2017年09月24日 09:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 9:31
こんな道。
やはり広葉樹の木々の中を歩く方が気分が良い。
2017年09月24日 09:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 9:47
やはり広葉樹の木々の中を歩く方が気分が良い。
アラキ峠に到着。
2017年09月24日 09:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 9:48
アラキ峠に到着。
折立山へピストン。
2017年09月24日 09:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 9:53
折立山へピストン。
折立山山頂に到着。
山と高原地図だと、峠と山頂の往復で30分となっているけど、そんなにはかかりません。
2017年09月24日 10:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
9/24 10:00
折立山山頂に到着。
山と高原地図だと、峠と山頂の往復で30分となっているけど、そんなにはかかりません。
山頂の風景。
2017年09月24日 10:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 10:00
山頂の風景。
アラキ峠に戻り、権現山へ向かいます。
2017年09月24日 10:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 10:08
アラキ峠に戻り、権現山へ向かいます。
ホコリタケ。
初めて見ました。
パフパフすると、胞子がほんのりと放出されます。
2017年09月24日 10:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 10:11
ホコリタケ。
初めて見ました。
パフパフすると、胞子がほんのりと放出されます。
この辺りは傾斜が増しています。
2017年09月24日 10:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 10:29
この辺りは傾斜が増しています。
京都北山方面の展望が開けています。
中央に花脊の鉄塔、左奥に愛宕山方面なのは分かります。
2017年09月24日 10:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
9/24 10:44
京都北山方面の展望が開けています。
中央に花脊の鉄塔、左奥に愛宕山方面なのは分かります。
権現山山頂に到着。
2017年09月24日 10:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 10:48
権現山山頂に到着。
山頂からの展望。
左手前が霊仙山。
琵琶湖方面はガスっていますね。
2017年09月24日 10:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
9/24 10:52
山頂からの展望。
左手前が霊仙山。
琵琶湖方面はガスっていますね。
先へ向かいます。
権現山の実際の最高標高地点はもう少し先ですね。
2017年09月24日 10:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 10:57
先へ向かいます。
権現山の実際の最高標高地点はもう少し先ですね。
蓬莱山が見えました。
右のピークがホッケ山かな。
あちらは青空が覗いています。
2017年09月24日 11:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:01
蓬莱山が見えました。
右のピークがホッケ山かな。
あちらは青空が覗いています。
琵琶湖はこんな感じ。
2017年09月24日 11:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 11:01
琵琶湖はこんな感じ。
琵琶湖大橋。
2017年09月24日 11:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 11:02
琵琶湖大橋。
ミヤマママコナかな。
2017年09月24日 11:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:06
ミヤマママコナかな。
紅葉している?
2017年09月24日 11:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:23
紅葉している?
少しガスが薄くなって来たかな。
2017年09月24日 11:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 11:24
少しガスが薄くなって来たかな。
ホッケ山山頂に到着。
ここでパン休憩。
2017年09月24日 11:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 11:34
ホッケ山山頂に到着。
ここでパン休憩。
ホッケ山から望む蓬莱山。
2017年09月24日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:35
ホッケ山から望む蓬莱山。
京都北山方面。
皆子山と峰床山が見えているはず。
2017年09月24日 11:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:41
京都北山方面。
皆子山と峰床山が見えているはず。
きれいな青空。
2017年09月24日 11:56撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:56
きれいな青空。
でも、琵琶湖の方はすっきりとしない。
2017年09月24日 11:56撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 11:56
でも、琵琶湖の方はすっきりとしない。
蓬莱山が近づいて来ました。
2017年09月24日 12:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:00
蓬莱山が近づいて来ました。
絶景のはずなんだけど、何だかモヤモヤした感じ。
2017年09月24日 12:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:03
絶景のはずなんだけど、何だかモヤモヤした感じ。
リンドウかな。
2017年09月24日 12:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:04
リンドウかな。
山側は秋の青空なんですよね。
2017年09月24日 12:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:09
山側は秋の青空なんですよね。
小女郎ヶ池が見えて来ました。
2017年09月24日 12:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:10
小女郎ヶ池が見えて来ました。
トリカブト。
2017年09月24日 12:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:11
トリカブト。
小女郎峠に到着。
6月に来た際には、この小女郎谷を登って来ました。
2017年09月24日 12:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:12
小女郎峠に到着。
6月に来た際には、この小女郎谷を登って来ました。
小女郎ヶ池へ向かいます。
2017年09月24日 12:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:13
小女郎ヶ池へ向かいます。
小女郎ヶ池。
2017年09月24日 12:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:17
小女郎ヶ池。
青空と曇り空の境目が見えている?
2017年09月24日 12:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:17
青空と曇り空の境目が見えている?
笹原は何だかくすんだ色に見えますね。
2017年09月24日 12:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:24
笹原は何だかくすんだ色に見えますね。
小女郎峠に戻り、先へ向かいます。
2017年09月24日 12:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:27
小女郎峠に戻り、先へ向かいます。
小女郎谷を登って来る人が見えます。
2017年09月24日 12:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:27
小女郎谷を登って来る人が見えます。
所々にリンドウが咲いています。
2017年09月24日 12:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:29
所々にリンドウが咲いています。
つぼみかな?
2017年09月24日 12:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:29
つぼみかな?
いつまで経ってもすっきりとしない琵琶湖。
2017年09月24日 12:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:35
いつまで経ってもすっきりとしない琵琶湖。
もう秋なんですね。
2017年09月24日 12:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:41
もう秋なんですね。
歩いて来た道を振り返り。
2017年09月24日 12:50撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:50
歩いて来た道を振り返り。
山頂までもう少し。
2017年09月24日 12:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 12:53
山頂までもう少し。
笹原の向こうに連なる京都北山の峰々。
2017年09月24日 12:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 12:55
笹原の向こうに連なる京都北山の峰々。
蓬莱山山頂に到着。
2017年09月24日 13:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
9/24 13:00
蓬莱山山頂に到着。
一等三角点。
2017年09月24日 13:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
9/24 13:02
一等三角点。
無事の山行を。
2017年09月24日 13:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 13:03
無事の山行を。
武奈ヶ岳方面。
あちらに登っている人は多いんでしょうね。
2017年09月24日 13:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 13:03
武奈ヶ岳方面。
あちらに登っている人は多いんでしょうね。
テラスから望む打見山。
ここで昼食にします。
2017年09月24日 13:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
9/24 13:05
テラスから望む打見山。
ここで昼食にします。
ロープウェイの運行が再開されると、ここも人で埋まるんでしょうね。
2017年09月24日 13:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
9/24 13:35
ロープウェイの運行が再開されると、ここも人で埋まるんでしょうね。
打見山へ向かいます。
2017年09月24日 13:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 13:36
打見山へ向かいます。
下りて来た斜面を振り返り。
この斜面はシカのふんだらけで、難路です?
2017年09月24日 13:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 13:41
下りて来た斜面を振り返り。
この斜面はシカのふんだらけで、難路です?
遊んでいる人はいません。
ランゴリアーズの世界のよう。
2017年09月24日 13:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 13:52
遊んでいる人はいません。
ランゴリアーズの世界のよう。
クライミングに挑戦。
何とか登り切りました。
予想通り、この程度でも怖く感じてしまいます。
2017年09月24日 13:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 13:58
クライミングに挑戦。
何とか登り切りました。
予想通り、この程度でも怖く感じてしまいます。
蓬莱山を振り返り。
人影はまばら。
2017年09月24日 13:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 13:59
蓬莱山を振り返り。
人影はまばら。
打見山山頂に到着。
2017年09月24日 14:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 14:04
打見山山頂に到着。
比良岳へのピストンは止めておき、下山します。
2017年09月24日 14:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 14:11
比良岳へのピストンは止めておき、下山します。
これは?
2017年09月24日 14:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:12
これは?
ここからキタダカ道へ。
2017年09月24日 14:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:14
ここからキタダカ道へ。
ここにもトリカブト。
2017年09月24日 14:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 14:22
ここにもトリカブト。
紅葉していますね。
2017年09月24日 14:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:40
紅葉していますね。
クロトノハゲ。
2017年09月24日 14:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:44
クロトノハゲ。
クロトノハゲからの展望。
最後まで琵琶湖はすっきりと見えず。
2017年09月24日 14:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:46
クロトノハゲからの展望。
最後まで琵琶湖はすっきりと見えず。
こちらもクロトノハゲから。
縦走路上の山が連なっています。
2017年09月24日 14:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:47
こちらもクロトノハゲから。
縦走路上の山が連なっています。
イワカガミの葉を見ながらの道中です。
2017年09月24日 14:50撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 14:50
イワカガミの葉を見ながらの道中です。
斜面にはイワカガミがびっしり。
2017年09月24日 15:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 15:08
斜面にはイワカガミがびっしり。
天狗杉。
2017年09月24日 15:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 15:22
天狗杉。
順調に下っています。
右の木はひねりが加わっていますね。
2017年09月24日 16:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 16:03
順調に下っています。
右の木はひねりが加わっていますね。
マツカゼソウ。
この日もアケボノソウを探しながら歩いたけど、全く見当たらず。
2017年09月24日 16:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 16:10
マツカゼソウ。
この日もアケボノソウを探しながら歩いたけど、全く見当たらず。
左折して、この橋を渡るルートへ。
2017年09月24日 16:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 16:17
左折して、この橋を渡るルートへ。
堰堤の上からの展望。
2017年09月24日 16:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
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9/24 16:20
堰堤の上からの展望。
木戸登山口。
2017年09月24日 16:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 16:38
木戸登山口。
彼岸花。
例年だと、彼岸前にピークを迎えているという印象だけど、今が見頃ですね。
2017年09月24日 16:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
9/24 16:48
彼岸花。
例年だと、彼岸前にピークを迎えているという印象だけど、今が見頃ですね。
志賀駅に到着。
今回も無事にゴールです。
2017年09月24日 16:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
9/24 16:59
志賀駅に到着。
今回も無事にゴールです。
撮影機器:

感想

今回は両親との山行で、秋の遠征へのトレーニングも兼ねています。
僕の場合は毎週のように歩いているので、特にトレーニングは必要なさそうだけど。
早い段階から比良山系への山行を予定していて、ルートの選定の際、ロープウェイでの下山も可能との事で琵琶湖バレイへ至るルートにしたのだけど、ご存じのようにロープウェイでの不具合発生以降、運行停止が続いており、当初に予定していた打見山から比良岳へのピストンについては時間と疲労度を見ての判断とする事にしました。
ただ、ロープウェイの運休のおかげで琵琶湖バレイ周辺の人は少なく、貴重な機会を逃すのはもったいないなとの思いで当日を迎えました。

この日も朽木方面行きのバスは臨時便が出る盛況で、花折峠口バス停にて下車し、ここからスタートします。
ちなみに、他には誰も降りませんでした。
バス停の目の前から林道に入り、てくてくと歩き続け、花折峠に到着。
少し先の登山口から入山して登り始めます。
初めは自分のペースで歩いてもらうのが良いかなと思い、僕は辺りを観察しつつ後ろからゆっくりと付いて行きます。
そんなに気温が高くないせいか、思ったよりも良好なペースで進んでいるかなという感じで、程なくしてアラキ峠に到着。
小バエらしき虫が飛んでいて、かなりうっとうしい。
ここから折立山までピストンですが、母は登って来ず、僕と父だけで向かいます。
まずまずの斜面だけど、ここでも動きは悪くなく、すぐに折立山山頂に到着。
特に何かがある訳ではないので、写真を撮り、どんな感じかを記憶に留めたら、下山です。
ザレ気味の斜面に注意して下り、アラキ峠に帰着。

権現山へ向けての登りで、ここでも両親に先行してもらい、ゆっくりと後を追いかけます。
何かないかなと地面を窺っていると、ホコリタケを発見。
そうだとは思ったけど、まだ確信はなく、球形の両側からパフパフと押してみると、上部から胞子が放出されます。
これで間違いないはず。
パフパフの感触は絶妙でした。
しばらく行くと斜面の傾斜が増し、この辺りから先頭で歩きます。
下りだと滑りそうかなという箇所があるけど、登りだと特に問題はなし。
傾斜が緩み、シダが繁茂している辺りで京都北山方面の展望が広がり、軽く声が漏れます。
予報よりも天気は良くなく、やや霞み気味だけど、連なる峰々はこの山域の奥深さを感じさせてくれます。
程なくして、権現山山頂に到着。
琵琶湖方面はさらにガスが濃く、こちらは展望はあまり良くない。
頑張って登って来たので、ここで休憩です。

ここからは人気の縦走路で、琵琶湖や前方の山を眺めながらののんびり歩きです。
琵琶湖方面はすっきりとしないものの、権現山に到着した時のような濃いガスはなくなり、全体を見渡す事ができるようになっています。
こんな道だったかなという所もありつつの歩行を経て、ホッケ山山頂に到着。
ここからの展望は素晴らしく、周囲をぐるりと見渡す事ができます。
展望を楽しみながらのパン休憩にします。
蓬莱山はまだ遠くに見えていて、先は長そう。
その後、蓬莱山は視界から消えたり現れたりを繰り返し、次第に姿が大きくなります。
蓬莱山方面は青空が広がっており、絵になる光景という感じ。
道脇にリンドウを見つけてテンションが上がったりしているうちに小女郎峠に到着。
ここから小女郎ヶ池にピストン。
池の周囲は季節が進行しているなと感じさせる雰囲気で、池に映る青空との対比を堪能して、峠へ戻ります。

小女郎峠からも展望を楽しみつつ歩き、蓬莱山直下までやって来ました。
両親には少し疲労の色が見えますが、頑張って歩いてもらうしかありません。
最後の斜面を登り切り、蓬莱山山頂に到着。
一通りの撮影を済ませ、いくつかのレコで見ていたテラスへ。
くっきりではないけど、伊吹山や鈴鹿山脈の山並みが見えており、実際に登った跡だけに感慨深さを抱きつつ見入ります。
ここで絶景を眺めながら昼食です。

昼食後、リフトに沿って斜面を下ります。
斜面にはシカのふんがびっしりと転がっており、踏まずに進むのは難しい。
登山者が下山すれば、シカの登場となるんでしょうね。
鞍部から登り返しにかけての遊具に人はなく、スティーヴン・キングのランゴリアーズを思い浮かべてしまいます。
途中のクライミングの壁に挑戦し、登る事はできたけど、予想通りにちょっと怖くて、実際の岩場はできるだけ避けるのが無難かなと改めて思いました。
人のまばらな打見山山頂に到着し、少し辺りをうろうろしますが、琵琶湖テラスの方は工事中っぽくて、立ち入りはできなさそう。
それなりの時刻になっており、比良岳へのピストンは取り止め、下山します。

最初のやや急な斜面とトラバース道を注意しつつ進み、広葉樹の広がる樹林帯へ。
イワカガミの群生を見ながら下ると植林帯のつづら折れの道になり、ここからは我慢の歩行です。
前回の登りで歩いた時よりもイワカガミが多く群生しているのに気付き、また花の季節に訪れようとの気持ちが強まります。
天狗杉を経て、分岐地点の橋を渡り、大きな堰堤を通過。
沢沿いの植林帯を進み、木戸登山口に到着。
ここからは舗装路をてくてくと歩き、志賀駅に到着し、この日も無事にゴールです。

両親との山行という事で、普段よりも短い行程となり、のんびりと歩く事ができました。
ただ、両親には疲れる山行だったようです。
年齢もあるけれど、山歩きに出かける頻度が少ないのが大きいはず。
本番は標高も高くなるし、さらに大変なはずなので、頑張ってもらうしかないのだけど、無理は禁物。
多少の不安は残るけど、きちんと歩いていたと思うし、大丈夫でしょう。
この日は予報よりも天気は良くなく、琵琶湖方面の展望はすっきりしなかったけど、全体としては良好な展望を楽しむ事ができたし、人の少ない蓬莱山一帯を存分に満喫させてもらい、満足の週末になりました。

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コメント

いつもより、
距離が短いと思ったら、ご両親と一緒だったんですね。

ちょうど今、蓬莱山は狙い目か⁉と私も考えたんですが、
やっぱり他に足が向いちゃいました

ご両親に通っては『本番』に向けてのトレーニングって事ですが、
コツコツ、コンスタントに歩くのがやはり一番かもしれませんね。
だけど、『本番』ってのがどこなのか気になってます
10月の三連休かな?
v-gさんのご両親だと、私も近い年齢なのではないかと思います。
鈍足でも温かく見守ってあげてくださいね
楽しく良い山行になりますように。
2017/9/26 22:06
heheさん、こんばんは
はい、今回は両親と出かけて来ました。
前の週に行く予定だったのだけど、台風のせいで延期になっていました。

蓬莱山は今が狙い目だと思いますよ。
5月に初めて登った時の琵琶湖バレイの人の多さにはびっくりで、山の上なのに登山者の肩身が狭いのが何だか変だなと思ったものです。
束の間だろうけど、蓬莱山一帯は登山者の手に戻っていて、のんびりできますよ。
まあ、朝早い時間帯なら、ロープウェイが運休でなくても静かだったけれども。

そうですよね、コンスタントに歩くのが大事ですよね。
両親は週に何回か早朝に近くの山腹の神社まで歩いているので、ある程度の体力はキープしているはずではあります。
heheさんに年齢が近いのは、僕の両親ではなく、僕なんじゃないでしょうか?
僕もすでにおっさん街道を歩んでいるので、そんなに若い訳ではありません。

本番の行き先は北アルプスの鷲羽岳方面です。
何だか天気予報が悪い方向へシフトしているようで、まずはそこが心配ですね。
去年の秋は天候不良で中止になったので、今年こそはと思っています。
2017/9/27 20:20
最近は皆勤賞
夏の疲れもなさそうで元気ですね。

私も昨日、栗原から行ってきました。
大文字と違って今度は日にちが違いました。気があうというかすれ違いというか、ビミョウーですね。
昨日は天気がよすぎて日陰がないもんで暑かったです。

ロープウェイが動く前に行こうと思ったいたので、考えることが同じな人はいっぱいいるみたいです。
金比羅峠から金比羅神社への道は、v-gさんの歩いたキタダカ道のつづら折り部のミニ版みたいな感じでした。細かく折り曲がって嫌になりましてけど。

早めに降りて、志賀駅南側の琵琶湖湖畔は綺麗な公園があってノンビリするにはオススメですよ。
気候もいいし、これからはいいでしょうねー。
2017/9/27 11:35
MtMrSsさん、こんばんは
そう、7月15日の山行以降、週末は皆勤で山歩きを継続中です。
まだ暑く感じる事もあるけど、真夏の暑さを乗り切ったので、もう大丈夫。
色々と歩きたい所があるので、天気が悪くなければ、しばらくは出かける事になりそう。

MtMrSsさんの蓬莱山のレコも見させてもらいました。
考える事は同じのようで、ロープウェイの運休期間を狙わないのはもったいないですよね。
日曜日よりも好天だったようですが、琵琶湖方面は同じくあまりすっきりとしていない感じでしょうか。
とは言え、眼下に広がる琵琶湖を眺めながらの縦走路歩きは楽しいですよね。
今年の春に比良山系に初めて出かけて以降、何度となく訪れるようになり、どうして人気の山域なのかが良く分かります。
季節ごとの魅力があるはずなので、また機会を見て歩きたいですね。
琵琶湖畔でののんびりタイムも実現させたいですね。
ギリギリまで歩き回らずに、早めに下山をしないとダメでしょうけど。
2017/9/27 21:00
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