オンベ松から飯豊大日岳下牛首山=紅葉真っ盛り
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- GPS
- 21:21
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 2,632m
- 下り
- 2,286m
コースタイム
天候 | 晴れ〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高範囲 300m~2000m 山で会った人 工事現場10人 登山3人 ハイマツ 1700mから 紅葉は2000mまで それ以上は葉っぱがない 当たり前か 登山道の様子 地元が力入れて整備 思ったより登り易い ただ登山口が工事で解体されている 日帰り温泉 西会津のロータス スマホカウント 16000歩 5階 41000歩 126階 熊対策 工事のせいで逃げた 虫対策 ハッカのスプレー 雰囲気 古い登山道につき50年前のブナ切り付け多し 不快 観光 新潟県阿賀はかつての会津藩で、阿賀川は新潟で阿賀野川に改名 阿賀にしても西会津町でも、北海道以上に過疎でアメリカ並み 夜7時過ぎに対向車なし ああ過疎の香りが素晴らしい |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO221
オンベ松〜飯豊大日岳下牛首山=紅葉真っ盛り
実(さね)川林道はクマが出るんじゃないかと寂れた田舎を心配しながら3時間も歩いたが、出たのは工事現場のトラックが何台も騒々しくて幻滅。しかも工事現場は登山道を封鎖して「立ち入り禁止」。客はそれに侵入して最奥のピンクリボンを探さないと、実川出合から飛び石で渡ってオンベ松に取り付けなくて、危うく敗退するところだった。しかも工事現場のおじさんは「登山道なんてしらねえよ」。これが東北電力の下請けで、環境省の登山道無視している様子に私激怒して、下山して阿賀町役場に電話したが「何のこと?」田舎って、どうしようもないとトホホ呆れ。しかも地元もんは、林道合いかぎでマイカー侵入しているし。湯ノ小屋にはコウモリが住んでいるし、都会の客はそれに耐えて登るぞ!
晴れそうだと思って現地に行ったが午前中は雨。昼まで仮眠して晴れたからノコノコと3時間の歩きに。15時に着いて登ろうと思ったが道が寸断されている。こんな最奥で今更ダム関係の工事。電力ってのは儲かるよなあ。ただの水の流れを封鎖して上から落とすだけで、巨額数兆円が転がり込んでいると悪態。スキー場だってただで降った雪に、リフトかけるだけで有料になる。原資はただ。
諦めて明日帰ろうと思ったが、おっさんが退去した16時過ぎにまた見たら、現場に入って最奥にピンクの下降路発見。重機の脇をすり抜けて、動いたら圧死だよ。ああよかったと、翌朝の登行を肝に銘じて避難小屋で宿泊。でも夜中にガサガサ狸が外にいるとか、コウモリが小屋で飛びまくりで、安眠できず。森の中っていやだよなあ。寒いけど雪の上がいい。
朝雨かと思ったら、ブナやドングリが原生林から降ってくる音で、満天星。聞いてはいたが、こういうもんだ。5時に出かけてさあ、そこまでいけるか。
いいペースで登って、月心清水の上で、侵入組と、パワートレランに抜かれて「ああ、人もいるんだ」。櫛ヶ峰の稜線に出たが、ガスが巻いてくる。というか、こちら実川の南面は暖かいが、向こうの裏川の北面は涼しい風が吹いて、なんと紅葉の真っ盛り。標高1700mからハイマツが出てきたが、そこに広葉樹が赤と黄色に鮮やかで、数年ぶりにいい紅葉味わった。感動!
ところがガス、しかも疲れ。大日手前の牛首山でここから本峰まで往復3時間やるか、戻るかで戻る。下り途中に稜線全部見えたよ。三国の小屋から切合いの小屋、さらに飯豊、尾西。小屋が全部見えるってことは、この稜線1600m以上に樹木がなくて、更地ハイマツの小屋だけがデカいというわけだ。飯豊はその標高に森林限界あるから、わずかに2000m程度の山でも、実態はアルプス同等じゃないかと楽しい山行ができたよ。
4時間で小屋に。さらに3時間で実川はすでに廃村で何もない、そこに19時。真っ暗で感動的だよ。駐車場のトイレだけに明かりがついていた。
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