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Yamareco

記録ID: 5851303
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

【飯豊山周回】天空の尾根は遠くオンベマツ尾根

2023年08月18日(金) ~ 2023年08月20日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
30:38
距離
33.6km
登り
3,387m
下り
3,379m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
0:49
合計
8:49
距離 7.5km 登り 840m 下り 957m
5:58
130
8:08
56
9:04
9:48
282
14:30
14:35
12
2日目
山行
11:10
休憩
1:33
合計
12:43
距離 10.5km 登り 1,913m 下り 495m
5:33
11
5:44
5:46
124
7:50
8:29
225
12:14
12:19
111
14:10
14:39
86
16:05
16:19
55
17:14
45
18:04
18:08
8
3日目
山行
7:56
休憩
2:02
合計
9:58
距離 15.6km 登り 635m 下り 1,927m
4:52
14
5:06
12
5:18
14
5:32
5:37
18
5:55
6:20
13
6:33
6:53
6
6:59
17
7:16
13
7:29
7:30
5
7:35
7:40
13
7:53
8:03
23
8:26
8:57
4
9:01
9:02
5
9:07
7
9:14
18
9:32
47
10:44
10:51
7
10:59
11:00
42
11:42
4
11:46
6
11:52
38
12:30
6
12:36
51
13:27
75
14:42
1
14:43
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
※このレコを参考にする方へ。
このルートには藪漕ぎを強いられる登山道がない区間が含まれています。
計画を立てる場合、不明な点がある場合はできる限りお答えしますので、遠慮なくメッセージやコメント欄でご質問ください。


■弥平四郎〜鏡山
しっかり整備されています

■鏡山〜湯ノ島小屋
登山道はありません。
標高900mくらいから下は人による踏み跡あり。
キノコ取りか?
実川からの入り口は不明

■オンベマツ尾根
後から知ったのですが、今年は登山口までの林道が復旧していないので通行止め。
刈り払いもされていません。

■尾西小屋〜飯豊本山〜三国小屋〜上の越〜弥平四郎
しっかり整備されています。岩綾などもあるけど、ロープや鎖で確保されている。
弥平四郎登山口駐車場
2023年08月18日 05:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 5:56
弥平四郎登山口駐車場
いきなり太いブナがお出迎え
2023年08月18日 05:59撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4
8/18 5:59
いきなり太いブナがお出迎え
飯豊らしい急登
2023年08月18日 06:15撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 6:15
飯豊らしい急登
食える?
2023年08月18日 07:12撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/18 7:12
食える?
こんな樹齢200年以上のブナがあちこちに
2023年08月18日 07:17撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 7:17
こんな樹齢200年以上のブナがあちこちに
暑い
2023年08月18日 07:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 7:18
暑い
キツイ
2023年08月18日 07:49撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 7:49
キツイ
上ノ越
2023年08月18日 08:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 8:07
上ノ越
秋の雲だけど暑い
2023年08月18日 08:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 8:10
秋の雲だけど暑い
磐梯山
2023年08月18日 08:29撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 8:29
磐梯山
大日岳からの稜線。櫛ヶ峰あたりか
2023年08月18日 08:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 8:34
大日岳からの稜線。櫛ヶ峰あたりか
鏡山
2023年08月18日 08:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 8:43
鏡山
鏡山山頂
2023年08月18日 09:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 9:04
鏡山山頂
山頂から。雲に隠れているのが大日岳かな
2023年08月18日 09:06撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4
8/18 9:06
山頂から。雲に隠れているのが大日岳かな
2023年08月18日 09:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 9:07
大日岳から飯豊本山
2023年08月18日 09:21撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 9:21
大日岳から飯豊本山
さて、藪に突入
2023年08月18日 09:22撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 9:22
さて、藪に突入
ギリギリ樹林帯なのが救い
2023年08月18日 09:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 9:52
ギリギリ樹林帯なのが救い
谷に引っ張られそうになる
2023年08月18日 10:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 10:02
谷に引っ張られそうになる
木の背が高くなってきた
2023年08月18日 10:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 10:10
木の背が高くなってきた
獣道
2023年08月18日 10:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 10:57
獣道
先人の爪痕
2023年08月18日 11:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 11:13
先人の爪痕
細尾根で獣道がはっきりしてきたけど断続的
2023年08月18日 11:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 11:19
細尾根で獣道がはっきりしてきたけど断続的
この辺りは獣道もない
2023年08月18日 11:44撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 11:44
この辺りは獣道もない
人為的な切り跡発見
2023年08月18日 12:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 12:07
人為的な切り跡発見
踏み跡がはっきりしてきた
2023年08月18日 12:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 12:07
踏み跡がはっきりしてきた
ピンクテープ発見
この辺りまでは人が入るようだ
2023年08月18日 12:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 12:07
ピンクテープ発見
この辺りまでは人が入るようだ
ということはあとは辿れば良い
少し楽になる
2023年08月18日 12:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/18 12:08
ということはあとは辿れば良い
少し楽になる
しかし急坂
2023年08月18日 12:15撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 12:15
しかし急坂
このピンクテープ以降、道をロスト
2023年08月18日 12:31撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 12:31
このピンクテープ以降、道をロスト
結局、ここからロープでおりた
2023年08月18日 12:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 12:52
結局、ここからロープでおりた
実川
2023年08月18日 12:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 12:57
実川
素晴らしい。釣りに来たい
2023年08月18日 13:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 13:03
素晴らしい。釣りに来たい
泳げる。というか首まで浸かってクールダウンした
2023年08月18日 13:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 13:07
泳げる。というか首まで浸かってクールダウンした
堰堤
2023年08月18日 13:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 13:08
堰堤
オレも来てるぜ
2023年08月18日 13:29撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
5
8/18 13:29
オレも来てるぜ
日陰で涼しい。動きたくない
2023年08月18日 14:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/18 14:07
日陰で涼しい。動きたくない
休憩適地でした
2023年08月18日 14:22撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 14:22
休憩適地でした
林道で湯ノ島小屋へ
2023年08月18日 14:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 14:35
林道で湯ノ島小屋へ
ここも素晴らしいブナの森
2023年08月18日 14:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 14:43
ここも素晴らしいブナの森
森の中にたたずむ小屋
2023年08月18日 14:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 14:46
森の中にたたずむ小屋
小屋の玄関からの眺め
2023年08月18日 14:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 14:57
小屋の玄関からの眺め
水場はすぐ裏
2023年08月18日 14:59撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 14:59
水場はすぐ裏
森の中なので少々暗い
2023年08月18日 15:01撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/18 15:01
森の中なので少々暗い
深夜に雨が降ったが、その後、星が出た
2023年08月19日 03:41撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 3:41
深夜に雨が降ったが、その後、星が出た
お世話になりました
2023年08月19日 05:33撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:33
お世話になりました
オンベマツ尾根への渡渉。増水時は厳しいか
2023年08月19日 05:48撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:48
オンベマツ尾根への渡渉。増水時は厳しいか
いきなりこれ
2023年08月19日 05:49撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
4
8/19 5:49
いきなりこれ
細尾根の急登
2023年08月19日 05:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 5:52
細尾根の急登
熊のふんは至る所に
2023年08月19日 07:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 7:14
熊のふんは至る所に
月心清水の水場はなんとか
2023年08月19日 08:12撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:12
月心清水の水場はなんとか
水場の休憩場所
2023年08月19日 08:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:16
水場の休憩場所
ここからが本番だった
2023年08月19日 08:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:25
ここからが本番だった
ザレ場と
2023年08月19日 08:30撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:30
ザレ場と
急登のオンパレード
2023年08月19日 08:31撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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急登のオンパレード
2023年08月19日 08:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月19日 08:39撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月19日 09:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 9:07
刈り払いがされていないのか
2023年08月19日 10:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 10:13
刈り払いがされていないのか
後で御西小屋の小屋番さんに聞いた話では、今年は通行止めで刈り払いはされないそうだ
2023年08月19日 10:17撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 10:17
後で御西小屋の小屋番さんに聞いた話では、今年は通行止めで刈り払いはされないそうだ
ここからイイデリンドウがたくさん出てきた
2023年08月19日 10:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 10:19
ここからイイデリンドウがたくさん出てきた
ヤマハハコ
2023年08月19日 10:23撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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ヤマハハコ
気が抜けない
2023年08月19日 10:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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気が抜けない
2023年08月19日 10:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月19日 11:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 11:02
2023年08月19日 11:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 11:25
2023年08月19日 11:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 11:35
2023年08月19日 11:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 11:40
ウメバチソウもあちこちに
2023年08月19日 11:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 11:57
ウメバチソウもあちこちに
ザレ場、細尾根、急登の連続
2023年08月19日 12:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 12:03
ザレ場、細尾根、急登の連続
早川のつきあげが見えた
2023年08月19日 12:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 12:07
早川のつきあげが見えた
ハクサンフウロ
2023年08月19日 12:09撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 12:09
ハクサンフウロ
牛首への稜線も細尾根
2023年08月19日 12:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 12:40
牛首への稜線も細尾根
櫛ヶ峰は次の機会に(あるのか?)
2023年08月19日 13:17撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 13:17
櫛ヶ峰は次の機会に(あるのか?)
ハクサンシャジン
2023年08月19日 13:38撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 13:38
ハクサンシャジン
飯豊本山
2023年08月19日 13:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 13:45
飯豊本山
雨が強くなってきてカッパ装着
2023年08月19日 13:54撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 13:54
雨が強くなってきてカッパ装着
スリリング
2023年08月19日 13:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 13:56
スリリング
牛首と大日岳
まだあんなにある
2023年08月19日 14:01撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 14:01
牛首と大日岳
まだあんなにある
その後もこの尾根
2023年08月19日 14:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 14:16
その後もこの尾根
下りたくない・・・
2023年08月19日 14:39撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 14:39
下りたくない・・・
あれは右から巻くようだ
2023年08月19日 14:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 14:50
あれは右から巻くようだ
しかしかなり藪がかぶっている。足元が見づらく歩きづらい
2023年08月19日 14:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 14:52
しかしかなり藪がかぶっている。足元が見づらく歩きづらい
2023年08月19日 15:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 15:14
ここで足を滑らせ、岩にしがみつく。
藪が被っているけど結構な斜面で、岩がなければ結構下まで落ちていたと思う
2023年08月19日 15:29撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 15:29
ここで足を滑らせ、岩にしがみつく。
藪が被っているけど結構な斜面で、岩がなければ結構下まで落ちていたと思う
ここも昇らせるのか
2023年08月19日 15:36撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 15:36
ここも昇らせるのか
ここは左肩
2023年08月19日 15:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 15:40
ここは左肩
足元を探りつつ
2023年08月19日 15:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 15:45
足元を探りつつ
この先に水場があるはずだけど、道がなくて崖で危険なので諦めた
2023年08月19日 15:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 15:51
この先に水場があるはずだけど、道がなくて崖で危険なので諦めた
もう少し・・・
2023年08月19日 15:53撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
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もう少し・・・
もう少しだ・・・
2023年08月19日 16:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 16:04
もう少しだ・・・
着いた・・・
2023年08月19日 16:11撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8
8/19 16:11
着いた・・・
西大日岳は次の機会に
さて、御西小屋へ
2023年08月19日 16:12撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 16:12
西大日岳は次の機会に
さて、御西小屋へ
ここを登ってきたのか
2023年08月19日 16:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
6
8/19 16:16
ここを登ってきたのか
振り返る
2023年08月19日 16:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 16:58
振り返る
2023年08月19日 17:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 17:07
2023年08月19日 17:15撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 17:15
マツムシソウ
2023年08月19日 17:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 17:18
マツムシソウ
2023年08月19日 17:32撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 17:32
ヨツバシオガマ
2023年08月19日 17:33撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 17:33
ヨツバシオガマ
着いた〜
2023年08月19日 17:48撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 17:48
着いた〜
まずは水汲み
2023年08月19日 18:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 18:04
まずは水汲み
イワイチョウ
2023年08月19日 18:12撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 18:12
イワイチョウ
雪渓が残る
2023年08月19日 18:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 18:14
雪渓が残る
カレーばかり食べている
2023年08月19日 19:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 19:18
カレーばかり食べている
2023年08月19日 23:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/19 23:34
2023年08月19日 23:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 23:34
2023年08月19日 23:38撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/19 23:38
朝焼けは本山の向こうに
2023年08月20日 04:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
8/20 4:14
朝焼けは本山の向こうに
大日岳とオンベマツ尾根
2023年08月20日 04:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3
8/20 4:43
大日岳とオンベマツ尾根
さて行こう
2023年08月20日 04:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 4:43
さて行こう
お世話になりました
2023年08月20日 04:44撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/20 4:44
お世話になりました
飯豊本山へ
2023年08月20日 04:44撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 4:44
飯豊本山へ
2023年08月20日 04:48撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 04:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 4:52
2023年08月20日 04:55撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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向こうは吾妻連峰かな
2023年08月20日 05:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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向こうは吾妻連峰かな
2023年08月20日 05:05撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 5:05
実川源頭と鏡山
2023年08月20日 05:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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実川源頭と鏡山
何度も振り返ってしまう
2023年08月20日 05:32撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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何度も振り返ってしまう
陽は登った
2023年08月20日 05:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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陽は登った
朝日連峰
2023年08月20日 05:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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朝日連峰
トンガリ二つは磐梯山
2023年08月20日 05:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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トンガリ二つは磐梯山
ダイグラ尾根
2023年08月20日 05:55撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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ダイグラ尾根
飯豊本山はもう少し
2023年08月20日 05:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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飯豊本山はもう少し
着いた
2023年08月20日 05:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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着いた
2023年08月20日 05:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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奥に月山も見える
2023年08月20日 05:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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奥に月山も見える
びしょ濡れだぜ
2023年08月20日 05:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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びしょ濡れだぜ
2023年08月20日 06:31撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 6:31
神社でお参り。御朱印もいただく
2023年08月20日 06:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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神社でお参り。御朱印もいただく
本山小屋
2023年08月20日 06:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 6:45
本山小屋
2023年08月20日 06:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 6:52
まずは切合小屋へ
2023年08月20日 07:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 7:00
まずは切合小屋へ
2023年08月20日 07:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 7:16
2023年08月20日 07:20撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 07:26撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 07:30撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 07:33撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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ハクサンシャジンの白?
2023年08月20日 07:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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ハクサンシャジンの白?
2023年08月20日 07:42撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 7:42
2023年08月20日 08:06撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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これだけ開いてたけど、ミヤマリンドウ?
2023年08月20日 08:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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これだけ開いてたけど、ミヤマリンドウ?
ウサギギク
2023年08月20日 08:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 8:18
ウサギギク
2023年08月20日 08:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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見えた
2023年08月20日 08:24撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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見えた
2023年08月20日 08:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 08:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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次の停車駅は三国小屋
2023年08月20日 08:59撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 8:59
次の停車駅は三国小屋
ここだけニッコウキスゲ
2023年08月20日 09:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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ここだけニッコウキスゲ
2023年08月20日 09:15撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 09:20撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 09:20撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 09:24撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 09:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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2023年08月20日 09:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 9:57
見えた
2023年08月20日 10:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 10:00
見えた
こんなところもあった
2023年08月20日 10:06撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 10:06
こんなところもあった
お、アカモノ
2023年08月20日 10:12撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 10:12
お、アカモノ
最後にこの急登か
2023年08月20日 10:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 10:18
最後にこの急登か
三国小屋
2023年08月20日 10:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 10:27
三国小屋
水場へ
2023年08月20日 10:39撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 10:39
水場へ
ここを通って
2023年08月20日 10:41撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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ここを通って
この下
2023年08月20日 10:42撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 10:42
この下
鏡山方面の稜線へ
雨が降ってきた
2023年08月20日 11:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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鏡山方面の稜線へ
雨が降ってきた
2023年08月20日 11:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 11:52
陽がさしてるのに雨
2023年08月20日 12:49撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 12:49
陽がさしてるのに雨
樹幹流
2023年08月20日 13:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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樹幹流
上ノ腰まで戻ってきた
2023年08月20日 13:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 13:27
上ノ腰まで戻ってきた
2023年08月20日 13:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/20 13:27
2023年08月20日 13:32撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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下りがきつい・・・
2023年08月20日 13:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 13:51
下りがきつい・・・
思わず座って休憩
夏の空を眺めながら
2023年08月20日 14:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 14:18
思わず座って休憩
夏の空を眺めながら
戻ってきた〜
お待たせ相棒
2023年08月20日 14:42撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/20 14:42
戻ってきた〜
お待たせ相棒
撮影機器:

感想

久しぶりの飯豊山。去年から温めていた計画。
以前、大日岳から見た凶悪なオンベマツ尾根を周回ルートで登りたかった。

●1日目
弥平四郎登山口から、まずは鏡山を目指す。
ブナとミズナラなどの広葉樹の森が素晴らしい。推定樹齢200年以上のブナも少なくない。
そして、飯豊連峰の慣例に漏れず、ここも急登。
しかし、稜線まで標高差約560mというのが救い。しかも、350m登れば一息つける横移動がある。
風がない。すぐに汗が噴き出る。持ってきた水は3.5リットル。疲れないようにゆっくり登るが、休憩のたびにどんどん減っていく。
稜線に出る頃には1リットルが無くなっていた。

稜線も樹林帯で、風が差し込むところがなかなかない。小さなピークに上り下りを繰り返して、ようやく鏡山。
山頂周辺は広く刈り払いされていて眺めが良い。大日岳から飯豊本山の稜線やスラブが迫ってくる。
ここで大休止。時間に余裕があるので、なるべく疲れを癒す。時々、風が吹き抜けて汗を乾かす。

ここからは登山道がない尾根を下りる。
まずは広い尾根なので、GPSで確認しながら判かりづらい尾根筋を辿る。
藪尾根は登りより下の方がはるかに難しい。
藪はギリギリ樹林帯。飯豊の緯度で1300m程度だと、まだ偽高山帯のハイマツやミネカエデなどの灌木薮にはならないらしい。
ただ、藪のレベルとしては中級程度とはいえ、油断すると谷に引っ張られる。
谷に引っ張られるというのは、ブナやダケカンバなどの灌木をはじめ、植物の多くが雪の影響で谷に向かって生えているので、歩きやすい場所を歩いていると、いつの間にか尾根から外れて谷に向かってしまうということ。
ボクはこれを谷トラップと呼んでいる。
本当にいつの間にか逸れてしまうのだ。回避するには、こまめにGPSをチェックして、逸れていたら、ゴム跳びのように木を跨いだり踏んだりして戻るしかない。これが疲れる。
最初の標高差200mくらいは、尾根筋が分かりづらく、GPSの確認や軌道修正に時間がかかったが、やがて痩せ尾根になってくると、大きな松の木や獣道が目立ち始める。
精神的にはだいぶ楽になるが、まだまだ油断できない。
痩せ尾根には、土が少なくても根付く松の木などが生えるが、ブナなどの灌木がまとまって生えている事がある。これは真ん中を突破するよりも、避けてトラバースした方が楽だが、この時に谷トラップにかかりやすい。
獣道は断続的なのと、何かの目的で尾根から逸れたりするので、結局はGPSでの確認が必要だ。
標高900mくらいまで下りてくると、獣道が明瞭になってきて、人為的に狩られた枝を発見。それと同時にピンクテープも発見。
ここから先は人が歩いていることが確かとなった。きのこ取りか山菜取りか。
下から歩いてきたら、もしかしたら鏡山山頂まで道があったのかとも考えたが、この上の痩せ尾根に人為的な道がないということは、鏡山登頂を目的とした道ではない可能性が高いと考えている。
人が歩く道ならほぼ登山道。しかし、急坂なので枝を掴みながら下りるところも少なくない。体力が削られる。
そして、もうすぐ実川というところで、木に巻かれたピンクテープの先の道を見失ってしまった。
見つけたと思ったら途切れる。そんな調子でだいぶ下ってしまったので、崖マークがないところに下りることにした。
急斜面を枝を頼りに下るが、あと6〜7mというところで結局は崖。横にも動けない。
そこで、念のため持ってきた6mm15mのロープを出して、半分に折って腰をかけている木にかけてみると水面に届いた。
これを頼りに足場を探して沢に降りた。
その後、登り口を探したが見当たらなかった。この辺りかとも思う場所もあったが、それでもかなり急斜面だ。
実川はすこぶる透明度が高かった。沢を渡る時にちょっと転んだついでに、落ち込みで首まで水に浸かってクールダウン。
疲れた、本当に疲れた。
しかし、もうひとつのメインイベントは、翌日のオンベマツ尾根だ。
そのオンベマツ尾根の登山口の岩場で昼食。
ここはアブも少なく、日陰で涼しくて素晴らしく居心地が良かった。
1時間以上いたと思う。うとうと眠ってしまうので、重い腰を上げて湯ノ島小屋に向かった。

湯ノ島小屋は、素晴らしいブナの森の中にあった。水場はすぐ裏。
中にあまり光が差し込まず少々暗いということはあるが、トイレもあって居心地が良い。
陽が落ちてから雷。明日が雨にならないようにと祈りながら眠りにつく。
深夜近くに暑くて目を覚ますと外から雨音。しかしそれも3時半に起床すると上がっていて、木々の隙間から見える夜空には星が出ていた。

●2日目
晴れた空の下で出発。
オンベマツ尾根は、入口から生半可な登山者を受け入れない雰囲気。
ここも素晴らしいブナの森。太いミズナラも多く、舞茸が出そう。
細尾根の急登が続く。今日も暑い。すぐに汗だく。
月心清水までで1リットルの水を消費してしまう。
水場がなんとか生きていて良かった。
ここまでも急登でキツかったが、ここからが本番だった。
急登とザレ場が交互に出てくる。急登でザレ場も。
体力と緊張感、さらに暑さで体力がどんどん奪われていく。
動けなくなっては困るので、明るいうちに着けば良いと、高度を100m上げるたびに休憩。20分歩いて、5〜10分休憩という具合に。
とにかくずっと上がっている息を落ち着かせて、また歩き出す。
果てしない。
1500mより少し上の一服平に着いて、やっと息が抜けるかと思ったが、ザレた痩せ尾根と藪がかぶった道が続く。
そして再び早川のつきあげに向かって急登。
この辺りからガスがかかって雨が降り出す。熱った体に恵みの雨。
そしてようやく早川のつきあげ。時間的に櫛ヶ峰は諦める。
雨が強くなってきたのと、風も出てきたのでカッパ装着。
ここから牛首を挟んだ稜線歩きも厳しかった。
ザレ場から岩場。巻く場所もあるが、登らせる場所もあって緊張感が続く。
少しの高低差だが、登っては下り、登っては下りと精神的に効いてくる。
ようやく牛首。ここにきて再び100m高度を落とさなければならない。
そしてコルから200m上げるのだ。ただ、目の前の山に直登ではなく右から巻いていくのが救い。
しかし、ガレ場はどこが道かわからず、ガレ場じゃないところは藪が被っている。ルートをキープするのに苦労する。
さらに、藪ですぐ脇が崖だということに気がつかず、足を滑らせてしまう。
なんとかそこにあった岩にしがみついてことなきを得たが、さらに注意する点が増えた。
この辺りはもう、少し歩いてキツくなったら足を止める、の連続。それでも少しずつ少しずつ山頂は近づいてくる。
最後は狭い草原に出て、短いビクトリーロード。
山頂表示の下にザックを下ろして座り込む。
5:30に小屋を出て16:00到着。所要時間10時間30分。
もちろん西大日岳はオアズケ。
キツかった。肩で息をしながら笑いがこみ上げてくる。
やった、登り切ったと思ったら、鼻の奥がツンとした。

尾西小屋に着いてから、急いで水汲みに。
ご飯を炊き、夕食、翌朝の朝食、行動食に。
神経が昂っているのかなかなか寝付けない。
外に出ると星空。
なんとか3時間弱だけ寝られた。

■3日目
4:40に出発。ここから本山の向こうの朝焼けと、振り返ってオンベマツ尾根を眺めながら天空の稜線歩き。誰もいない。独り占めの気分。
駒形山で360度の展望を楽しむ。大日岳と本山を眺めるのに良い場所だ。
そして飯豊本山。
本山小屋から山頂に着いた方々と喜びを分かち合う。

ここから先は他の方のレポがたくさんあるので、そちらに譲るとする。


鏡山から750m落として1500mの登り返し。
藪の下りが思ったより楽だったとはいえ、この暑さは想像以上のダメージだった。
オンベマツ尾根は、整備されていたとしても、紙地図のコースタイム8時間で歩けるような気がしない。かなりハードなコースだった。
3日目は体力も足の筋力も限界に来ないように、じっくりと休みながら、なんとか下山できた。
気力も、体力も、筋力にも限界に近いチャレンジだった。
西大日岳、櫛ヶ峰を踏めなかったのが、ほんの少し心残りだけど、今シーズンで一番の充実感を得られた山行だった。





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コメント

こんにちは。
鏡山〜湯ノ島小屋、オンベマツ尾根のレポありがとうございます。
酷暑の中でのソロ山行、ドキドキしながら読ませて頂きました。
今年歩いた御沢ルートでもヘロヘロだったのに脱帽でございます。

またどこかの山で!
2023/8/21 8:46
ken1586さん

ありがとうございます。
さすがにキツかったです。入山前は車中泊であまり寝られず、湯ノ島小屋でも暑くて2時間くらいしか寝られなかったので、寝不足も祟りました。
やっぱり涼しくなってからやるべきでした(笑)

朝日あたりでバッタリお会いするような(笑)
2023/8/21 9:12
これ憧れの周回ですね。
だいぶ前に小国の井〇さんが歩かれてる記録を拝見し「いつか自分も」と思ってました。
ただ以前アシ沢辺りから実川対岸を眺めた際、取りつきがすべて崖に見えたのでビビッて萎えてしまいました(笑)
そもそも藪ルートを下りに選択するのがさすがです。
お疲れ様でした。
大日直下の水場はこの時期無いのでは?
2023/8/21 20:26
toujimaさん
やっぱりあの水場はないですか。
ヤマレコのオレンジの線だともう少し先なんだけど、手前の沢筋は完全に枯れてました。

藪尾根の取り付きですが、おそらくそのアシ沢の向かいの砂利の場所からですね。
崖はキツいので、木が生えているところか?それでも相当急斜面ですが。
藪漕ぎの下りは難しいですが、かなり頻繁にGPSで確認しながら歩きました。
痩せ尾根になっても、気がついたら少し外れてたりするので気が抜けません。
このルートを歩くなら、藪尾根のことを考えると逆回りもアリかと思いますが、やはり不安要素は前半でクリアしたかったんですよね。
2泊して、藪尾根に登れないとなったらアウトなので。
とりあえず、取り付きさえなんとかなれば、逆回りでもオッケーです
2023/8/21 22:23
いいねいいね
2
161枚目、三国小屋で休んでメシ食って、さぁ帰ろうか。と、脱いだ靴下を履き直しているのはオレです。
2023/8/23 5:08
hatanoshanさん
あ、失礼しました。おそらく、ボクが水汲みの帰りにすれ違った方ですね?
お疲れ様でした。
消した方が良いでしょうか?
2023/8/23 15:14
kozou17さん 消さなくていいで〜す。
2023/8/23 20:11
いいねいいね
1
hatanoshanさん
ありがとうございます〜
2023/8/23 20:48
オンベ松だけでもきついのに、鏡山からの藪漕ぎとは恐れ入ります。私は9月上旬に歩きましたが、暑さで死にましたw
私は藪は歩いてないけど、kozouさんの感想がよくわかる気がします。
お疲れ様でした〜
2023/8/23 8:20
Carrimerさん
オンベマツ行かれましたか。
キツいですよね、暑さもありますが、予想以上でした(笑)
2023/8/23 15:14
ついに計画していたあのルートやりましたね。
秋頃からな?と思ったら、この暑さ真っ只中で歩くとは、驚きです。しかも、軌跡をみると、改めて独創的な貴重なルートのレポだな、と実感します。
今シーズン初めて飯豊を歩いた者からみると、季節も含めてどんだけ大変なルートなんだと想像できます。飯豊の一般登山道をある程度経験した段階で、再度、見直してみたいレポでございます。いつか妻とこのルート、トレースできれたら、と思わせてくれますね。
2023/8/23 13:04
てくてくてく2003さん
もう藪漕ぎも慣れてきたでしょうし、てくてくさんご夫妻なら行けそう(笑)
秋のオンベマツは良さそうですよ。紅葉が始まる頃とか。
ぜひ(笑)
2023/8/23 15:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 飯豊山 [2日]
飯豊山 弥平四郎登山口周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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