常念岳〜ずっと穂高の絶景を眺めてたい!
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- GPS
- 10:21
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,947m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 10:13
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただ、15時に下山した時でも7割くらい埋まってました。おそらく山小屋宿泊の方々のクルマだと思いますので日曜日の朝は、満車状態になると思われます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から胸突八丁までの4.3kmは、緩やかな沢沿いの道が続きます。 胸突八丁から最終水場までの0.4kmは、断崖沿いの道を歩きます。良く整備されていますが、通行に注意しましょう。 最終水場から常念乗越までの1.0kmは急登になります。途中にベンチが3箇所ありますが、最終水場で良く休憩してから登りましょう。 |
写真
感想
週末の好天続きに、またも登山に来てしまいました。
これで7週連続の山歩きになります。
最近は1週間かけても行く場所を決められず、
前日の夜まで持ち越してしまっています。
今回の悩みは、予報ではすごく天気がよさそう、
前週の状況からして、今週はさらに紅葉がすばらしいはず、
こんな絶好の機会に展望イマイチのチープな山には登れない、
と、変なプレッシャーがかかっていました。
とは言え、メジャーな山の登山口駐車場は大混みなので、
早く現地に着く必要がある。どうしよう・・・・・
結局、先週の燕岳の良いイメージが頭に残っていたのと
移動時間、登りごたえ等々を考えて、常念岳にしました。
過去2回の登山はいずれも曇りでした。
しかも前回は、頂上は雲におおわれ視界ゼロでしたので、
頂上からの眺望に期待が高まります。
頂上にたどり着くと、期待以上の絶景が待っていました。
なんといっても今回は、穂高の峰々の素晴らしさです。
常念岳から望む穂高連峰は、涸沢を囲む円形の岩壁が超巨大城のよう。
その複雑な地形、荒々しい岩肌、谷筋、半分色づいた紅葉の帯びを
雲間から差し込む日差しがスポットライトのように照らし出し、
あまりの美しさに、どこか現実感のない不思議な感覚になりました。
眺めては写真を撮り、場所を変えて眺めては写真を撮り、
少し時間を置いて陽の差し具合が変わっては写真を撮り、
雲の形が変わっては、などと気づけば1時間半も経っていました。
前週の燕岳からの眺めは、目の前に広がる裏銀座の峰々が屏風のようでした。
その眺めの左手で、大きく東西南北に尾根を広げる槍ヶ岳が主役でしたが、
今回の常念岳からの眺めでは、穂高連峰の塊の迫力がもの凄く、
槍ヶ岳は脇役に徹している感じがします。
2週続きで絶景を堪能することができて、
非常に満ち足りた気持ちになりました。
最近の私の登山の目的は、山を味わうことに変わっている気がします。
以前は、登ったという事実を得ることが目的で、
次々と新しい山を「開拓」「制覇」していたのですが、
山からの景色を心に刻むことを、ないがしろにしてました。
今回の山旅で、改めてその大切さに気づきました。
日帰りピストンがほとんどですが、
山小屋に泊まってじっくり時間を費やすのが、
やはり一番かなと思うようになっています。
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