富士山（日本百名山）

2017年10月01日(日) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,570m
• 下り: 1,561m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 1:22
• 合計: 5:43

距離 12.0km 登り 1,570m 下り 1,569m

6:35 富士宮口五合目
6:45 6:48 富士宮口新六合目
6:48 6:49 六合目雲海荘
7:13 7:19 新七合目御来光山荘
7:40 7:41 元祖七合目山口山荘
8:02 8:15 八合目池田館
8:36 8:39 九合目万年雪山荘
8:51 9:04 九合五勺胸突山荘
9:16 9:21 頂上富士館
9:21 9:28 富士宮口頂上
9:30 頂上富士館
9:44 9:49 富士山
9:54 西安河原
10:01 雷岩
10:05 金明水
10:16 10:21 白山岳
10:29 久須志岳
10:34 成就岳
10:38 伊豆岳
10:44 10:49 御殿場口頂上
10:52 駒ヶ岳
10:55 10:59 富士宮口頂上
11:01 頂上富士館
11:08 11:11 九合五勺胸突山荘
11:16 11:19 九合目万年雪山荘
11:29 11:30 八合目池田館
11:40 11:41 元祖七合目山口山荘
11:50 11:52 新七合目御来光山荘
12:08 12:09 六合目雲海荘
12:18 富士宮口五合目

写真

深夜に自宅を出発、富士山スカイラインを突っ走る。

6時に富士宮口五合目に到着。好天が期待される日曜日ということもあり、早朝からたくさんの車が停まっております。

気温は6度とまずまず。少しヒンヤリしますが、登山にはこのぐらいがちょうどいい。

登山口まで移動して準備を整えます。

ガスが出てきてしまいましたが、時間が経つにつれて晴れてくると思います。

準備運動をしながら登山に備える。南アルプスや北アルプスのハードな山々より距離も累計標高差もラクだと侮るなかれ、絶対に3,776mをナメてはいけません。

オールコック先生、また来てしまいました。

いらっしゃーい（桂文枝風に）

「松崎しげるを除く」って書いてあるよ（ありません）

6時30分スタートであります。

身体が慣れるまでゆっくりペースで。五合目から登るのであればなおさらです。

登山口からすぐの場所に設置されたハイテクトイレ。シーズンオフでここから先はトイレがないので、しっかり利用させてもらいました。

けっこう大勢の人が登っております。

夏しか訪れたことがなかったので、秋の雰囲気がなかなか新鮮です。

新六合目を通過。宝永山荘は閉まっていますが、雲海荘はまだまだ絶賛営業中（10月中旬ぐらいまで）

六合目からはバリケードが設置されているため、ここから先は自己責任にて。

新六合目から本格的な登りです。

一気にガスが消えて気持ちの良い青空。

秋の雰囲気もすばらしいです。

幻想的な雰囲気の雲海。

順調に高度を上げ、新七合目に到着です。

シーズンオフでキレイに片付けられてしまった御来光山荘。

明るい時間帯に歩くのは小学生の遠足以来。やっぱり明るいと歩きやすい。

富士山の登山道にはいろんな姿があり、写真のようなスベリやすいザレ場もあれば。

溶岩が冷えて固まったゴツゴツした岩場もあり。ちなみに、下山時にここで転んだら相当痛いですよ（前に転んだ人間が言うんだから間違いない）

元祖七合目に到着。

これまたヒッソリな山口山荘。

今日は調子が良いので、休憩せずにそのまま進む。御来光に合わせて登る必要がないというのは気楽である。

さすがに夜は冷えると見えてつらら張ってました。

八合目池田館に到着です。

自分は、富士山のターニングポイントは八合目だと思っています。標高も3,000mを越えれば高山病が出る恐れもあるし、山歩きに慣れた現在でも、八合目から先は絶対にムリしてはいけないと肝に銘じています。

甘酒を飲みながら栄養補給＆休憩。そろそろ甘酒がおいしい季節ですね（夏でも飲んでるけど）

ピーナッツチョコうめぇな！（提供：セブンイレブンいい気分）

八合目から先は、いよいよ奥宮境内地となります。

下界があまり見えなくてザンネン。

おなじみ賽銭柱。500円玉はないかな〜と探したけどなかった（探してどうするのか）

八合目から先は、山小屋までの間隔がかなり短いです。

九合目万年雪山荘に到着です。

そのまま休憩せずにスルー。

山頂が近くなってきました。

九合五勺胸突山荘に到着。

山頂はすぐ目の前ですが、そんなに急ぐこともないので、慌てず騒がず休憩します。

風もほとんどなく、気温も14度ぐらいまで上がってきたこともあり、汗をかいてしまうぐらいの気候です。

山頂まであとちょっと。

今回はコンディションが良く、息が上がることもなく、足取りもしっかりしていてラクです。やっぱり夜歩くのはそれだけで身体に負担がかかるんだなと痛感。

歩みを止めることなく、順調に山頂到着であります。

着いた〜（右下に何かヘンなの写ってる）

富士宮口山頂、浅間大社奥宮であります。

ほほぅ・・・（読んでないけど）

人影はまばら。

山頂で休憩してたら、ビーグル君が散歩で登ってきた。思わずお互いのオシリをクンクン嗅いでしまう。

ドンドンドン！すいません！どうしてもお守りが欲しいんです、開けてください！ドンドンドン！（来年までやってろ）

さて、剣ヶ峰行こっと。

氷が張っていたので、ついつい乗りたくなるが、乗った瞬間にバリッ！てなったので、ビビってやめる。

風が強くなってきたので風速を測ろうと思ったら、電池切れてる上に写真ピンボケ（汗）

剣ヶ峰への馬の背。この急坂がキライな人もいるかと思いますが、自分は何とも思いません（かと言って好きでもないけど）

着いた着いた〜。

剣ヶ峰（3,776m）無事到着いたしました。好天に恵まれてラッキーです。

二等三角点「富士山」

ほほぅ・・・（読んでないけど）

一味唐辛子でも入ってるのかとばかり思っていたが、これって電子基準点だったのね。今回始めて知った。

気温14度、いいコンディションに恵まれました。

今日は調子がいいのでお鉢めぐりをするとしよう。

いざ参る。

この火口には、お賽銭が数億円も眠ってるらしいので、ちょっと降りてみようかな（生きて帰れそうにないが）

火口の縁はけっこう風が強いので、バランスを崩さないように要注意であります。

ちょっと雲が多いですが、南アルプスと八ヶ岳がよく見えます。

銀明水に寄りたい人は、こっから下りるようです。

今日はコンディションもいいので、ひさしぶりに白山岳に寄ろうと思います。

眼下に見える小屋のようなものは何でしょうか。

銀明水。

白山岳には安易に近づかないようロープが張られております。風が強いと危ないしね。

セッセと登る。

白山岳（3,756m）無事に到着です。

二等三角点「富士白山」

こちらは眼下の雲がなく、山中湖がよく見えます。

南アルプス〜八ヶ岳方面の展望は、剣ヶ峰よりも白山岳のほうが断然いいです。

スマホを充電しようとUSB端子を探すものの見つからず（だろうよ）

風が強いので、剣ヶ峰よりもちょいサブ。

殺伐とした風景ですが、ここでしか見られない風景もあります。富士山は登る山じゃなく見る山だと言う人も多いですが、自分はやっぱり好きです（登り返しがないから）

先へと進みます。

久須志神社に到着。

ドンドンドン！すいません！どうしてもお守りが欲しいんです、開けてください！ドンドンドン！（もうエエっつーに）

シーズン中はたくさんの人でごった返す吉田口山頂ですが、いまはヒッソリとして誰もおらず。

先へと進みます。

朝日岳（3,735m）登れんのかな？

まあいいや、そろそろダルくなってきたからサッサと帰ろう。

一周して戻ってきました。

火口の風景は、御殿場口の山頂から見るアングルが一番迫力があるように感じます。

休憩しながら下山の準備。

お昼が近くなってきたこともあり、なかなか人が増えてきました。

それでは、準備も整ったので下山です。

下山は転倒に要注意です。

天気が良ければ、下界の景色を眺めながら降りられるのでもっと気持ちいいんですが。

時間的に登ってくる人もだいぶ少なくなってきたので、すれ違いにあまり気を使わなくて良いのがうれしい。

順調なペースで下山中。

こういう、スベリやすい砂地と石がミックスした場所は、かなりスベリやすくなっていてキケンです。

見た目は秋の風景ですが、もうすぐ冠雪するころなのですね。

あっという間に新六合目を通過。

登山じゃない出で立ちの人も多く、新六合目から先まで歩いている人もけっこういたが、あの人たちはどこまでいくつもりなのだろう。

ここまで来れば楽勝。

と油断してたら、こんなトコでずっこける。

トイレお借りします。

なんだよ、この人だかり（汗）

オールコック先生、無事帰ってきましたよ。

フーン（他人に興味ナシ）

いつもは弾丸登山ですが、たまには昼間登るのも良いものですね。コンディションにも恵まれ、7月の悪天候の心残りも晴らすことができた楽しい富士登山でした。

感想

bk138

毎年7月に富士登山へ行くのですが、
昨年、今年と雨に降られてしまい、
御来光を見られなかったことはモチロン、
コンディションの悪さでスッキリできずに
なんとなく中途半端な感じでありました。

それ以降も、機会があればもう一度ぐらい
富士登山に行きたいなと思っておりましたが、
悪天候が続き、南アルプスや北アルプスなど
あちこち行きたい山がたくさんあるせいか、
富士登山は後回しになっておりました。

そんな中、今回の休みはどの山へ行こうか迷っている時、
テレビでふと見た富士山の映像を見ながら、
そうだ、天気が良ければそろそろ富士登山に
再チャレンジしよう！と思い立ちました。

そしたら案の定、天気は上々そうな雰囲気。

好天の日曜日ということもあり、
大勢の人が富士登山に訪れており、
コンディションの良さも相まって
シーズンオフな感じがしないほどでした。

雲が多くて下界の景色はあまり見えませんでしたが、
良い天気に恵まれてお鉢めぐりも楽しめ、
楽しい富士登山になりました。

そろそろ冠雪するころなので、
今年の富士登山もこれで締めくくり、
いつもは弾丸登山で夜に歩くことばかりでしたが、
明るいうちに登るのも新鮮で楽しかったです。

小学生のときに初めて登った富士山、
やっぱり、自分にとっていまでもナンバーワンの山であり、
いつまでも畏敬の念を抱いてしまう名峰なのです。





おわり