天狗沢からジャンダルム、そして錦秋の涸沢へ

2017年09月30日(土) ~ 2017年10月01日(日)

• GPS: 29:09
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,158m
• 下り: 2,305m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:07

距離 5.2km 登り 1,643m 下り 302m

6:24 河童橋
7:04 7:09 7番標識
8:10 8:15 岳沢小屋
10:07 10:08 天狗のコル
11:28 11:44 ジャンダルム
11:49 ロバの耳
12:12 12:13 馬の背
12:40 13:13 穂高岳
13:31 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:16
• 合計: 6:04

距離 14.8km 登り 471m 下り 1,991m

6:02 穂高岳山荘
6:37 6:38 ザイテングラート
6:51 6:52 パノラマ分岐
7:14 7:15 涸沢小屋
7:20 7:21 涸沢
7:26 涸沢ヒュッテ
8:23 8:24 屏風のコル
8:40 8:46 屏風の耳
9:02 9:04 屏風のコル
9:58 中畠新道分岐
10:27 10:28 新村橋(パノラマ分岐)
10:51 10:52 徳澤園
10:53 10:54 徳沢公衆トイレ
11:27 山のひだや
11:28 嘉門次小屋
12:06 上高地バスターミナル

GPSのログがうまくとれておらず、スタートは7番標識からになっています。
特に復路がひどいです。。
＜コースタイムメモ＞
岳沢小屋〜天狗のコル：1時間53分
天狗のコル〜ジャンダルム：1時間36分
ジャンダルム〜奥穂高岳：56分
穂高岳山荘〜涸沢：1時間18分
涸沢ヒュッテ〜屏風のコル：58分(途中渋滞あり)
屏風のコル〜新村橋：1時間23分

天候

大快晴！！！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡駐車場(\600/日)
AM1時すぎ着でバスターミナルに一番近い第三駐車場は満車。。
第二はまだ空いてました。

コース状況／危険箇所等

■岳沢登山口〜岳沢小屋
一般登山道。よく整備されています。
■岳沢小屋〜天狗のコル
ふみ跡やマーキングは明瞭。迷うことはないでしょう。
ガレ場は残り1/3くらいですが、ガレ場でない場所でも急登です。
またガレ場は、崩れやすい箇所もあるので人為落石注意。
■天狗のコル〜ジャンダルム
マーキングもふみ跡もあるので、それなりの人ならば問題ないかと思います。ただし油断は禁物。個人的には、西穂側からジャンに上がる手前の鎖がある場所が気を使ったかも。。
■ジャンダルム〜奥穂高岳
ジャンダルムから見ればわかりますが、一度大きく下って、そのあと大きく登ります。マーキングもホールドも問題ないですが、堕ちたらただでは済まないので油断大敵。また人が多い場合は落石やすれ違いに注意ですね。
ウマノセは、奥穂側から(下り)の方が難易度高そう。
■奥穂高岳〜穂高岳山荘
人が多く、ガレているので落石注意。
ただ4年ほど前よりはかなり道がよくなったかも？
■穂高岳山荘〜涸沢
登ってくる人とのすれ違いや、ある程度の斜度もあるので注意が必要。
■涸沢〜屏風のコル・屏風の耳
道が狭くアップダウンもややあり。トラバースもあり自然落石もあるので注意が必要。地図上破線なのもその理由からでしょうか。
■屏風のコル〜新村橋
1時間半かかってないですが、とにかく長く感じました。。
正直登りに使いたくない。。

その他周辺情報

■下山後の温泉
竜島温泉せせらぎの湯(\510)
昼食を摂ろうと思いましたが14時で昼は終わり。困ったときの十字路に行きましたが今回に限って仕込みが遅れていたようで１時間ほどオーダーストップの張り紙。。

写真

9/30 4:17

AM1時頃、沢渡到着。
まさかの第三駐車場満車。おそるべし、紅葉シーズン。
第二は空いていたので、そこに駐車。
仮眠後、AM4時にバスターミナルに行くもすでに長蛇の列。。
1時間待ちの後、5:20の便で上高地へ

9/30 6:27

支度をして、河童橋から

9/30 6:37

岳沢湿原の草紅葉

9/30 7:53

今日登る天狗沢

9/30 8:45

急登ですが、2/3はガレてないです。
マーキングも踏み跡も明瞭。

9/30 9:32

いつ崩れるか。。

9/30 9:35

不思議〜(登山道ではありません)

9/30 9:39

ガレガレです。慣れてないとやや気をつかいますね。

9/30 9:45

天狗の頭ですね

9/30 9:55

結構登ってきました。

9/30 9:57

あとちょっと〜

9/30 9:57

9/30 10:04

岩小屋跡

9/30 10:05

天狗のコル到着。
笠が岳と飛騨側から冷たい風がお出迎え

9/30 10:06

さー、先を行きましょう。

9/30 10:09

天狗の頭

9/30 10:18

明神岳、いつか行きたい

9/30 10:24

西穂につづく稜線

9/30 10:24

笠が岳

9/30 10:24

霞沢岳と乗鞍

9/30 10:31

たまりませんねー

9/30 10:36

笠〜弓折

9/30 10:36

適度な緊張感がつづきます。
飛騨側からの風が冷たい。。

9/30 10:47

まだまだ登ります。でも楽しい♪

9/30 11:02

疲れるけど、、晴天。ハイになれる場所です。

9/30 11:02

前回行った鷲羽・水晶と、、最深部が一望

9/30 11:03

9/30 11:03

焼岳。
後で知りましたが、友人が登ってました。

9/30 11:14

西穂側からジャンへ。
こっちから登るのは楽ですね。

山頂にいたお三方に撮っていただきました。
いいカメラで撮っていただきありがとうございました！

もう一枚。天使と槍

9/30 11:32

槍につづく稜線

9/30 11:32

北アルプス最深部丸見え

9/30 11:32

焼岳・乗鞍・遠くに御嶽山

9/30 11:32

これから向かう奥穂高

9/30 11:32

人がいるとスケール感がわかりますね

9/30 11:33

また来ますね。

9/30 11:40

まさに天空の散歩道ですね〜

9/30 11:49

ジャンを振り返って、こちらから見たほうが格好いい

9/30 11:55

9/30 12:02

ここを登っていきます。
すれ違いがなければあっという間

9/30 12:03

9/30 12:06

ホールドもマーキングも豊富

9/30 12:10

振り返ってジャン。
山頂で写真を撮っていただいた方々はまだいます。

9/30 12:19

ウマノセ。

9/30 12:19

奥穂側から人が来ましたが、先に行かせていただきました。
ありがとうございます。

9/30 12:20

なかなかの高度感

9/30 12:25

ウマノセの下りは緊張しそうですね。

9/30 12:30

ジャンからあっという間にここまで。
振り返って、改めてジャンダルムすげー。

9/30 12:37

そして奥穂到着。
ここで昼食休憩。

9/30 13:11

奥穂から、
常念・大天井・燕・餓鬼岳
遠くは白馬まで一望♪

9/30 13:11

明日行く涸沢の紅葉もきれいそう。

9/30 13:11

9/30 13:15

ジャンダルムの要塞感

9/30 13:22

涸沢と明日通る屏風の耳

9/30 13:22

涸沢を上から

9/30 13:29

前穂北尾根

9/30 13:29

コルへの道も結構な斜度ですね〜

9/30 13:31

涸沢岳・北穂高岳、その奥に槍！

9/30 13:37

穂高岳山荘

9/30 14:31

とりあえずビールで乾杯♪

9/30 17:07

夕食。5回転だったかな？
おいしゅうございました。
なお、受付時2in1の案内でしたが、1人1枚で快適でした。

9/30 17:37

しずむ夕日

9/30 17:39

奥穂の先に月がでてきました。
夜星空でしたが、風が強かったです。

10/1 5:36

朝、マジックアワー

10/1 5:38

前穂と八ヶ岳と富士山と

10/1 5:39

ご来光〜

10/1 5:42

こちらからはあまり染まりませんね〜

10/1 5:43

槍方面

10/1 5:44

10/1 5:44

笠に朝日がかかって染まってます。

10/1 6:02

お世話になりました！

10/1 6:04

下山前に奥穂をパチリ

10/1 6:47

紅葉1

10/1 6:55

紅葉2

10/1 6:58

紅葉3

10/1 7:00

紅葉4、涸沢槍と紅葉

10/1 7:04

すばらしい・・・

10/1 7:07

10/1 7:08

10/1 7:16

涸沢小屋

10/1 7:18

テント村、色とりどりのテントでいっぱい

10/1 7:19

10/1 7:19

10/1 7:21

涸沢小屋と北穂・北穂東稜

10/1 7:22

10/1 7:25

10/1 7:25

10/1 7:36

10/1 8:07

パノラマコースで一番緊張したトラバース。
上部からほぼ絶えず小石が降り注いでました。

10/1 8:43

屏風の耳から槍ヶ岳

10/1 8:44

10/1 8:44

キレットと獅子花展望台

10/1 8:45

北穂東稜、いつかは・・・

10/1 8:45

涸沢・涸沢岳・奥穂高岳

10/1 9:58

いつかはいきたい、奥又白池

10/1 9:39

明神・前穂

10/1 9:54

10/1 10:46

徳沢園にて定番のソフトクリーム。
まだこの時間は空いてました。(並びましたが)

10/1 11:27

明神、通過

10/1 12:01

河童橋から

10/1 12:05

バスターミナル。
予想に反してまだこの時間は空いてる。ラッキー♪

撮影機器：

HUAWEI VNS-L22 HUAWEI

感想

sayoshida

9月末〜10月初の紅葉最盛期＋快晴予報となれば、行くしかないでしょう！
ということで、天狗沢経由でのジャンダルム、奥穂高、そして涸沢へ行ってきました。
激混みは覚悟してましたが、まさかAM1時沢渡到着で第三駐車場に停められないとは思ってもみませんでした。そしてAM4時からすでにバス待ち。。
ややスタートが遅れましたが、AM6:30ごろスタート。
岳沢小屋から先、天狗沢は初めてでしたが、踏み跡・マーキング明瞭でしたが、やはり急登。上部はガレているので気を使いました。
その分、天狗のコルについたときには、笠が岳を正面に臨み素晴らしい眺望。
天狗のコルからは適度な緊張感のもと、ジャンダルムへの道を登っていきます。
つらいけど・・・これ以上ない天気・眺望なのでたまりません。
そしてジャンダルム到着。すばらしい・・・。
山頂にいた3人組の方に写真を撮っていただきました。ありがとうございます。
ジャンダルムを後にして、振り返ると 要塞感たっぷりのジャンダルム。やっぱりジャンダルムはこの形でなくては。
ウマノセも西穂側からなら登りのため、難なく越え奥穂到着です。
夢中だったのか、岳沢からの奥穂までの時間は4時間半ほど。
頑張れば、上高地からの日帰り周回もできるかな？

時期柄、山荘の混雑は覚悟していましたが蓋を開けてみると1人1枚と快適。
4年ほど前の9月3連休に来た時よりもホスピタリティは上がってました。さすがです。

翌日、北穂経由とも考えましたが上高地の混み具合を考えて、さっさと涸沢へ。
実は涸沢初めてでしたが、紅葉すばらしいですね。人気なのもうなずけます。

下山は屏風の耳にも行きたかったので、パノラマを使いましたがなかなか歯ごたえのあるコースでした。

西穂〜奥穂〜北穂〜槍は通しでは歩けてないですが、間ノ岳〜天狗のコルをつなげばルートがつながることになりました。

今回山行中に山友にばったりあったり、下山後の温泉でもこれまたばったりあったり。
これ以上のない天気・紅葉の中とても印象に残るものとなりました。
やっぱり山はいいですね。