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Yamareco

記録ID: 127745
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山・唐松岳縦走@猿倉・八方尾根

2011年08月13日(土) ~ 2011年08月14日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
30:01
距離
21.9km
登り
2,733m
下り
2,130m

コースタイム

【1日目】
06:07 猿倉 06:22
07:17 白馬尻 07:30
09:35 葱平
10:35 頂上宿舎 10:40
10:50 白馬山荘 10:55
11:03 白馬岳 11:08
11:13 白馬山荘
11:20 頂上宿舎 11:45
12:45 杓子岳 12:55
13:33 白馬鑓ヶ岳
13:53 鑓温泉分岐
14:15 天狗山荘(宿泊)

【2日目】
04:53 天狗山荘
05:23 天狗の頭 05:34
06:04 天狗の大下り
07:25 不帰喫 07:30
08:12 不帰曲北峰 08:17
08:33 不帰曲南峰
08:55 不帰景
09:10 唐松岳 09:15
09:30 唐松岳頂上山荘 09:53
11:40 八方池
12:35 八方池山荘・グラートクワッドリフト降り場

歩行時間:6時間50分+5時間08分
歩行距離:21.88km
累積標高差:+2523m -1959m
天候 8/13:晴のち曇
8/14:晴のち雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
○マイカーでのアクセス
・長野道豊科インターより国道148号経由で白馬村八方
・北陸道糸魚川インターより国道148号経由で白馬村八方


○駐車場(スキーシーズンの情報ページです)
http://www.hakuba-happo.or.jp/winter-resort/gelande/guide06.htm
・八方第2駐車場(バスターミナル向かい):100台
・八方第3駐車場(第二郷の湯向かい):200台
・八方第5駐車場(八方交差点ローソン裏):100台
・猿倉荘駐車場:70台


○車中泊
第2駐車場:バスターミナル直近、ゴンドラリフト乗り場まで徒歩10分
第3駐車場:バスターミナルまで徒歩5分、ゴンドラリフト乗り場まで徒歩10分
第5駐車場:バスターミナルまで徒歩2分(夏季は猿倉線の臨時バス停有)
     

○電車・バス・タクシー
電車:JR大糸線 白馬駅

バス:アルピコ交通 白馬駅〜猿倉  
白馬駅→猿倉(27分・980円)
八方バスターミナル→猿倉(22分・900円)
バス時刻表はこちら 
http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/

タクシー:八方バスターミナル→猿倉(20分・3100円)
タクシー会社
・アルプス第一交通(株)白馬営業所 0261-72-2221
・白馬観光タクシー白馬駅前営業所 0261-72-2144
・信州名鉄交通(株)白馬営業所 0261-72-2236
夏期は早朝から営業していますので、電話でタクシーを呼びます。
4人以上集まればバスよりも早く到着し、運賃も安くなります。
コース状況/
危険箇所等
○コース状況・危険箇所
【猿倉〜白馬岳】
・白馬尻・大雪渓までは砂防工事道路と緩やかな傾斜を登ります
・大雪渓は軽アイゼン必須、杓子岳からの落石に注意
・秋道はガレのジグザグのため、人工落石に注意(登山者が大勢います)
・グリーンパトロールの方が案内してくれます

【白馬岳〜天狗山荘】
・スキップしたくなるような稜線歩きです

【天狗の大下り〜不帰ノ瞼】
・ザレと鎖のある急坂。落石、滑落に注意
・不帰ノ瞼は曲北峰への登りが核心部。滑落に注意
・喫・曲南峰・景は普通の登山道

【唐松岳〜八方池】
・一部痩せた登山道の通過があります。すれ違いに注意


○日帰り入浴施設
白馬八方温泉
http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/spa/
猿倉荘

階段を登っている3人とタクシー相乗りしました
猿倉荘

階段を登っている3人とタクシー相乗りしました
白馬尻小屋のおつかれさん岩
白馬尻小屋のおつかれさん岩
白馬大雪渓を登る登山者たち

この日だけで総勢400人登ったそうです
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白馬大雪渓を登る登山者たち

この日だけで総勢400人登ったそうです
杓子岳からカラカラと落石音が聞こえます
杓子岳からカラカラと落石音が聞こえます
雪渓上部から秋道ルートに変わります
人工落石が非常に多かったです(^^ゞ
雪渓上部から秋道ルートに変わります
人工落石が非常に多かったです(^^ゞ
葱平のお花畑
避難小屋

中央の岩に腰掛けているグリーンパトロールの方
「お花は踏んじゃダメだよ…ふむふむ。」
「この花はハクバウソツキっていうんだよ、嘘付き」
ダジャレ連発で疲れがどっと押し寄せてきました('A`)
避難小屋

中央の岩に腰掛けているグリーンパトロールの方
「お花は踏んじゃダメだよ…ふむふむ。」
「この花はハクバウソツキっていうんだよ、嘘付き」
ダジャレ連発で疲れがどっと押し寄せてきました('A`)
村営白馬岳頂上宿舎
村営白馬岳頂上宿舎
雲上の要塞・白馬山荘
収容人数1200人という国内最大級の山小屋です
雲上の要塞・白馬山荘
収容人数1200人という国内最大級の山小屋です
白馬岳

ガスガスで展望ありません
白馬岳

ガスガスで展望ありません
杓子岳への稜線

少しづつガスが晴れてきました
杓子岳への稜線

少しづつガスが晴れてきました
杓子岳(杓子沢コルから撮影)

富山側を巻くルートと直登ルートがあります
杓子岳(杓子沢コルから撮影)

富山側を巻くルートと直登ルートがあります
白馬鑓ヶ岳への稜線

稜線漫歩の気分
声に出して唄いたいですが、前後に登山者がいました
白馬鑓ヶ岳への稜線

稜線漫歩の気分
声に出して唄いたいですが、前後に登山者がいました
白馬鑓ヶ岳(夕方に撮影)
白馬鑓ヶ岳(夕方に撮影)
天狗山荘

雪田のトラバースはありません
天狗山荘

雪田のトラバースはありません
天狗山荘の夕食といえば「天狗鍋」

ご飯が進みます♪
そして冷えた缶ビールをカシッ♪
天狗山荘の夕食といえば「天狗鍋」

ご飯が進みます♪
そして冷えた缶ビールをカシッ♪
雲海から突き出る剱岳
雲海から突き出る剱岳
夕景
日の入りは18:45頃でした
夕景
日の入りは18:45頃でした
天狗池より日の出
天狗池より日の出
ご来光

高妻山、戸隠山の方向です
ご来光

高妻山、戸隠山の方向です
立山・剱のモルゲンロート
立山・剱のモルゲンロート
天狗の頭から槍穂方面への稜線
天狗の頭から槍穂方面への稜線
天狗の大下りから不帰ノ瞼を見下ろします
高度差300mほどを一気に下ります
天狗の大下りから不帰ノ瞼を見下ろします
高度差300mほどを一気に下ります
不帰喫

喫の頭までは簡単な岩登りです
落ちてもハイマツに引っ掛かります
不帰喫

喫の頭までは簡単な岩登りです
落ちてもハイマツに引っ掛かります
喫の頭より天狗の大下りを見返す

…コレは絶対に登りたくない。と思いました
喫の頭より天狗の大下りを見返す

…コレは絶対に登りたくない。と思いました
曲北峰

遠望すると、どこをどう登れば良いのか解りません
曲北峰

遠望すると、どこをどう登れば良いのか解りません
核心部始まりのかわいい標識です
核心部始まりのかわいい標識です
連続した鎖を越えていきます

ホールドがしっかりしていますので
三点支持を心掛ければ難しくありません
しかし、身体が空中にあり
落ちたら確実に死にそうな高度感があるので怖いです
1
連続した鎖を越えていきます

ホールドがしっかりしていますので
三点支持を心掛ければ難しくありません
しかし、身体が空中にあり
落ちたら確実に死にそうな高度感があるので怖いです
空中梯子

左側は絶壁で高度感は抜群にあります
梯子を越え、信州側を巻くようになります
空中梯子

左側は絶壁で高度感は抜群にあります
梯子を越え、信州側を巻くようになります
岩場のトラバース

この先、垂直に鎖を登れば北峰の頭となり
核心部は終了となります
岩場のトラバース

この先、垂直に鎖を登れば北峰の頭となり
核心部は終了となります
曲北峰の頭より南峰を眺望
曲北峰の頭より南峰を眺望
曲南峰の頭より景と唐松岳を眺望
曲南峰の頭より景と唐松岳を眺望
唐松岳山頂

眼前は剱ドカーン!です
1
唐松岳山頂

眼前は剱ドカーン!です
唐松岳を眺望
唐松岳頂上山荘

白馬or五竜方面への縦走者、日帰り登山客など
非常に賑やかな混雑状況でした
唐松岳頂上山荘

白馬or五竜方面への縦走者、日帰り登山客など
非常に賑やかな混雑状況でした
八方池

ここから観光客の喧騒が凄まじくなります
八方池

ここから観光客の喧騒が凄まじくなります
登りも下りも大混雑していました
登りも下りも大混雑していました
木道ルートを歩きます
木道ルートを歩きます
八方池山荘
リフトで楽チン下山♪
リフトで楽チン下山♪

感想

6時始発の猿倉行きバスに乗ろうと並んでいたところ
単独行の方に声を掛けられ、タクシー相乗りとなりました。
5:30の時点で10数人が並んでおられたので、
声を掛け合ってタクシー利用が良いと思いました。
(タクシー運賃約3000円+配送料180円)

大雪渓は落石に注意しながら登ります。
大雪渓上部〜小雪渓は秋道ルートになっていました。
ジグザグのガレ通過で、人工落石がとても多く目立ちました。

白馬岳山頂はガスガスで、残念な眺望となってしまいました。
天狗山荘宿泊者は合計70名、
布団は1人1枚の余裕スペースでしたが、テン場は満員でした。

2日目は天狗の頭でご来光、剱岳のモルゲンロートが圧巻でした。
天狗の大下りは標高差300mを一気に下り、不帰ノ瞼が眼前に待ち構えています。
不帰ノ瞼は鎖整備がされていますので難しくありません。
難しくありませんが、通過は十分気を付けましょう。
曲北峰が一番の核心部となります。

唐松岳から先は大混雑でした。。
八方尾根からの登山者が数百名、すれ違いに時間を要しました。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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