八ヶ岳-2日目
- GPS
- 56:00
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 723m
- 下り
- 707m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
二日目の早朝、モーニングカレーうどん。他所から漂うコーヒーの香り、それはブルジョアの香り。
地蔵の頭から横岳へ。
日の出には間に合わなかったけれども分岐の表示(右・赤岳、左・横岳)の向こうに広がる雲海。南に見える僕にはあまり興味のない富士。
昨日はガスにまかれていたから改めて赤岳へ向かうという手もあるけれどもやはり横岳から硫黄岳に向かうことにする。
人とはそれほどすれ違うことはなく幾つかの峠を渡り硫黄小屋へ。鼻歌交じりで小屋で購入したビールを呑みつつ暫く忘我。遠くに御巣鷹山がみえると小屋の主人に教わる。一休みが終わって硫黄岳へ。
ケルンを眺めながら歩く、快晴。ちょっとした既視感があるのは気のせいか。子供の頃に来たのかもしれないが山岳雑誌を眺めるたびに刷り込まれていた可能性もある。
硫黄岳まで来ると山の感じが急激に変わる。携帯電話のバッテリーが切れたので廻りこんで覗いた崩壊しつつある火口も写真には納められず、残念。写真がないと「オメイさんは本当に行ったのか?」などと言われそうだけれどもよくよく考えるとそんなことを話す仲間はもういないのだ。仲間はみんなあの時に…。
さて、そんなこんなで再びずんずんと下降。
ピストンで赤岳に向かうという手もあるのだろうけどメンドクサクなってしまった。赤岳鉱泉で昼飯にしよう。
ずんがずんがと先行する登山者をなぎ倒して下る。
この辺から時間的な記憶がまるでないのだけれども(午前中なのは間違いないのだが)何時にピークで何時に分岐で何時に小屋でといった記録を取るべきなのかなと自問自答する。
赤岳鉱泉で昼食、簡単ぱぱぱの素うどんだけど美味い。山での食い物はカロリーだけあればいいのだ、などと思いながらも水場の流しで籠の中に浮かぶトマトやキュウリはやたら美味そうだ。
小屋の受付で沢野ガハクのバンダナをお土産に買おうと思ったけど思っただけでやめた。そう、それはお土産を渡すべき人などもういない…。
さて、そんなこんなで腹もくちいたし行者小屋に戻ることにする。小さなアップダウンを繰り返す小路をずんがずんがと進み行者小屋を目指す。
小屋に戻って角ウイスキーを買おうと心に決める。1000円はお高いけど背に腹は経験上替えれたことがないので仕方なし。やむなし。クラムボン。
テン場に戻り洗濯をしたり水割りを飲んで山を眺めたり本を読んで昼寝をしたり。非常にのんびりとした時間を過ごした。
夜に空を見上げるが雲が多い。親子で天体観測をしている姿を見かけた。明日も晴れるだろうか。
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