折立〜ぐるーっと大回り(薬師・高天原温泉・水晶・鷲羽・黒部五郎)秘湯に入ろう
- GPS
- 48:40
- 距離
- 53.9km
- 登り
- 4,515m
- 下り
- 4,504m
コースタイム
14:00 薬師岳登山口
14:50 三角点
16:10 太郎平小屋
16:25 薬師峠(テン場)
【14日】
3:40 薬師峠
4:50 薬師岳
6:35 太郎平小屋
7:50 薬師沢小屋
11:00 高天原温泉(20分入浴)
13:40 温泉沢ノ頭
14:40 水晶岳
15:05 水晶小屋(20分休憩 カップラーメン500円、ジュース400円)
16:30 鷲羽岳
17:10 三俣山荘
【15日】
4:40 三俣山荘
5:30 三俣蓮華岳
6:45 黒部五郎小舎
8:30 黒部五郎岳
11:05 北ノ俣分岐
12:10 太郎平小屋(20分休憩 カレー大盛1000円、ジュース400円)
14:40 薬師岳登山口
天候 | 13日 くもり 14日 晴れ 15日 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有峰林道 通行料1800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【折立〜太郎平】 三角点までは木の根や土道の急登ですが、三角点を過ぎてからは穏やかな稜線になり道もよく整備されています。 【太郎平〜薬師岳】 薬師峠までは木道が続き、薬師岳山荘までは樹林帯の沢筋を少し登り、ガレ場を登っていく。 晴れていれば富山市(立山町?)の夜景も見え素晴らしい景観が味わえます。 【太郎平小屋〜薬師沢小屋】 アップダウンも少なく木道が9割位続いているので非常に歩きやすい。 【薬師沢小屋〜高天原温泉】大東新道ルート B沢出合までは黒部川沿いの岩場を歩いて行く、A沢を渡ってすぐに岩壁のクサリ場があり滑るので注意が必要です。(実際にコケました^^;) B沢からは樹林帯の急登が続きます、雨天時などは滑るので要注意です。 高天原峠〜高天原温泉は、一般的な登山道でした。 【高天原温泉】 温泉を囲んでいる岩囲の下に穴がありヘビが何度も顔を出していました、住処にしているのかもしれませんので入浴時は足元を注意して入ってください(>_<) 一緒に入っていたおじさんが『ホースじゃねぇのかよ〜』とヘビに突っこんでいました(@_@;) 【高天原温泉〜温泉沢ノ頭】温泉沢ルート 高天原温泉から温泉沢沿いをひたすら登って行きます。温泉沢の両岸にマーキングがしてありますが気にしないで歩きやすい側を進んで下さい、しかし何度も行き止まり状態になると思うので沢を渡り反対側の岸に(沢渡を何度も繰り返し登って行きます)、沢の真ん中に大きな岩に『←ロープ』と書かれているので、そこから左に曲り狭い樹林帯の急登を登ります。 樹林帯を登ると、温泉沢の頭まではガレ場の急登です(かなり辛いです) この温泉沢のルートは、地図では『難路』となっているので登山者はかなり少ないですが、それほど危険な道ではないと思います。 【温泉沢ノ頭〜黒田五郎小舎】 少しの岩場・ガレ場・歩きやすい稜線が続き特に危険箇所はないです。 【黒田五郎岳稜線】 山頂に近付くにつれて岩場が増えますが危険という感じはしませんでした、あまり人がいないので気持ち良く登れました。 【黒田五郎岳〜太郎平小屋】 緩やかな歩きやすい稜線が続きます。 |
写真
感想
13日AM2:00に夜勤を終えそのまま高速道路へ、しかし眠気に勝てず何度パーキングに寄ったことか(-_-)zzz
【13日】
お風呂にも入っていなかったため平湯温泉『ひらゆの森』でゆっくりからだを休めました、露天風呂もたくさんありお勧めです。
一度自宅に帰ってからでもよかったのですが、有峰林道は6〜20時までと決まっているので、寝坊したりお盆渋滞にハマるのが嫌だったので。。。
折立駐車場には1時半位に着き運よく上の駐車場に停めることができましたが、外に降りるとかなりの蒸し暑さでした。
予定では13日は折立前泊でしたが、この暑さで夕方まで何するのという感じになり、とりあえず折立休憩所に行って情報収集。
するとそこには熱心にヤマレコの広報活動をしているかたがいました、そして名前を聞くとドM山行で有名なMATSUさんでした。
なんとMATSUさんは雲の平を1日で周回すると言っていました、自分にはとても有りえないことです(@_@;)
MATSUさんに相談し薬師峠までなら3時間で行けると言っていたので、このまま折立にいてもしょうがないので薬師峠でテント泊をすることにしました。
薬師峠には思ったより早く着きさっそくテントを張りますが、テントの数が半端じゃないですっ、なんと過去最高の張り数になったとか(~_~)
【14日】
2日目は薬師岳で御来光を拝んでから高天原温泉に入って水晶・鷲羽岳周りで三俣山荘まで行く予定ですが、かなりハードなのでペースを落とさないように歩いて行きます。
この日は最高の天気に恵まれ、最高の景色を堪能できましたヽ(^。^)ノ
薬師沢分岐で大東新道へ、沢沿いを歩くため清涼感抜群ですが何気に岩歩きが疲れますね、A・B沢を渡るのは要注意ですが、C・E沢は大丈夫です。
B沢を渡ってからは樹林帯の急登が続きかなりの疲労が蓄積し、B沢で足を滑らせ膝下がずぶ濡れになった自分には過酷でした(>_<)
なんとか高天原温泉に着き露天風呂に20分だけ入りました。もっとゆっくりしたかったのですがこれからが本番なので・・・
露天風呂の石囲い下の穴にはヘビが何度も顔を出していましたっ、自分も靴を履いているといきなりヘビが見えたのでビビりました(=_=)
そしてこの後の水晶岳に行くルートを一緒に入っていたおじさんと相談し温泉沢ルートで行くことにしました。
地図の表記では『難路』となっているので不安でしたがいくことに・・・
しかし難路というほどではなく問題ありませんでしたが、B沢からの急登と温泉沢の急登はホントにしんどかったです((+_+))
温泉沢ノ頭に着いてからは裏銀座通りの眺めが素晴らしかったです。
野口五郎岳を見るとつい、野口五郎を思い出してしまいます(^^ゞ
あとはひたすら稜線歩きなのでもくもくと歩いて行きまが、腹が減ったので水晶小屋でカレーを食べようとしたのですが、カレーを扱っていないらしく渋々カップヌードルで我慢しました。
そのご多少体力を回復しなんとか予定地の三俣山荘に17時10分に着き、この日は13時間30分も歩いてしまいましたっ。
肩が痛いが明日大丈夫かなぁ???
【15日】
朝目覚めるとこの日は雲に覆われ日の出は見れませんでした。
朝食をとろうとフリーズドライの牛飯のパックにお湯を入れジッパーをし手揉みでかき混ぜていると、ジッパーがはずれテント内が牛飯汁だくになてしまいました(T_T)
油断は大敵ですね、テントの掃除も終え折立に向かって出発。
黒部五郎岳分岐では稜線のコースを選びますが、こちらを歩かれているかたは少なくほとんど人に会いませんでした。
もう少しで黒部五郎岳山頂というところでクマが崖を下り黒部カールの方に降りて行きました、クマを見たのは初めてなので身近な所に潜んでいるんだなと実感しました(@_@;)
そのごは順調に進んだのですが三角点を過ぎてアラレちゃんの看板がある辺りから本降りの雨が降ってきて登山道は一瞬にして小川へと変わってしまいました。
折立休憩所に着いた時にはかなり小雨になっていましたが、稜線で雨が降らなくてよかったです。
これも13日に少しだけでしたが薬師峠までいっていたおかげですね(-。-)
【総括】
結果的に2泊3日のテント泊でしたが、初日に2時間半しか歩いていないのを考えると1泊2日でもルート設定をしっかりしていれば行けそうですね^^;
\淮→高天原温泉→水晶岳→鷲羽岳→ 三俣山荘泊 →黒部五郎岳→薬師岳→折立
∪淮→薬師岳→黒部五郎岳→ 三俣山荘泊 →鷲羽岳→水晶岳→高天原温泉→折立
1泊2日で周回するには´△離襦璽箸盪伊鷸柿颪泙1日で行けるかどうかですね、あとは高天原温泉と水晶・鷲羽・薬師岳など入れるか入れないかで、大きく変わってきますね!!
しかしテント泊は肩が痛くなりますねっ、ザックが合わないんでしょうかね?
それともただ軟弱なだけ・・・
肩が痛いので明日は日帰りで笠ヶ岳に行ってきます\(◎o◎)/!?
山行記録UPお待ちしていました。
登山口でお会いできて嬉しかったです。
しかし新しいハンドル名を忘れてしまい、山行記録が登録されるのを待っていました。
予定通りの山行でしたね。
雲ノ平あたりでお会い出来なかったので、おそらく大東新道だと思っていました。
温泉も楽しまれた様ですが、その後の行程が長くて、入浴で却って疲れなかったですか?
温泉沢は私も読売新道を歩く時に通過する予定でしたので参考になりました。
でも暗い中での登山は厳しそうですね。
またお会いしましょう。
maieさん はじめまして ButaModern と申します
私も先月末に同じ様に雲ノ平を周回したのですが、3泊4日の行程でした。
特に2日目の行動距離が凄いですね。。。 ここまで速く行けるんだ!って、自分の目標にもなります しかし、MATSUさんは輪を掛けて凄いですね
取りとめも無く書いてしまいましたが、これからのレポも楽しみにしております
maieさん、こんにちは。
素敵な景色やいろいろな出会いがあったようで楽しい山行でしたね。高天原温泉も入れたようで、少し羨ましいです
くまの本は役に立ちましたか?
私も14日に白馬あたりに行こうかと思っていたのですが登山天気予報で昼から雨だったのでやめてしまいました。カミナリ恐怖症です。
では、また
高天原温泉 に入り気を緩めてしまったせいか、その後の温泉沢の急登は辛かったです(>_<)
この温泉沢を夜中に登るのは、あまりお勧めできないと思います。沢渡りさえなければいいんですけど
高天原温泉に入り読売新道いいですね 、また日帰りで行ってしまうんですかね、レコ楽しみにしています
自分も膝痛を抱えており下りは苦手です、自分なりに歩き方を考えて行きたいと思いました
ButaModernさんも、先月同じルートを行っていたんですね
それにしても初日から大雨でカメラが壊れ大変な山行でしたね、自分だったら心が折れて縦走出来なかったかもしれません
そして輪をかけてMATSUさんはやっぱり凄いですね
しかし天気にさえ恵まれれば歩行距離は長いですが、温泉も入れるし最高の 歩きになりますし、また歩いてみたいと思いました
14日白馬岳方面は雨だったんですか?
白馬岳に行ったら鑓温泉に入りたいですね
雲の平は晴れたのは14日だけでした が、楽しい山行ができました
クマには会いましたが、特にクマの本は役に立たなかったかなぁ^^;
ktmさん、クマ・トンネル・カミナリの3点セットはトラウマですね
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