大文字山 - 山頂〜北斜面〜池ノ谷薬草園〜山頂〜火床〜善気山
- GPS
- 09:12
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,328m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:12
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
天候不良のため、遠征が短縮となり、3連休の最終日に山へ出かけられるようになりました。
微妙に疲れが残っているので、近場で短めの山行をという事で、大文字山へ。
1か月前に確認したアケボノソウが咲き始めているようなので、見ておこうという感じ。
なお、今回はheheさんのいくつかのレコを参考にさせてもらっています。
以下、いつも通りに長文です。
蹴上駅からスタートで、ねじりマンポをくぐり、南禅寺へ。
まだ観光客の姿はあまりなし。
いつもの登山口の方へ行き、通常のルートを辿らずに尾根に取り付きます。
交差する道をやり過ごして進んでいると、傾斜が急になって来ます。
踏み跡は安定しないので、障害物が少なそうな辺りを直登して行くのだけど、クモの巣が待ち構えていて、テンションが下がります。
我慢して登っていると踏み跡に出合い、それを辿って進むと、小ピークに到着。
何かの石碑があり、重い雰囲気です。
京都一周トレイル東山40に到着、その先の東山41の地点でトレイルを離れます。
地味な尾根道を下り続けると林道に出合い、少し東へ移動。
ゲートを越え、北上する林道を登ります。
堰堤の手前で山道になり、引き続き沢沿いを進みます。
特に目を引くような物もなく、目印のある地点に着き、ここで谷を離れて斜面を登ります。
尾根を辿って進んでいると、京都一周トレイルに再合流し、その先の京都一周トレイル東山45の地点に到着。
このまま登ると大文字山山頂に到るのだけど、水場に寄り道するため京都一周トレイルのルートを西へ下ります。
水の湧き出し口や大きな岩を見やり、その先で右折。
程なくして水場に到着。
少し飲んでみると、味はまずまずという感じ?
そのまま道を辿ると山頂と火床の間のルートに合流し、山頂方面へ。
少し歩くと、大文字山山頂に到着です。
まだ人は多くなく、静かに休憩。
休憩後、いつものように北斜面へ。
いつもは踏み跡に従って、谷が急斜面になる前に左へ逃れっているのだけど、この日はそのまま下ってみました。
滑りやすそうな地面だったので注意して歩かないとと思っていると、やはり滑ってしまい、ここを通ったのは失敗だったかなという感じ。
この谷は前回も歩いているので、そのまま進み続けるのは楽しくないかなと思い、途中で少し苦労しつつも尾根へ乗り移ります。
支尾根に注意しつつ進んでいると、ヤマドリかキジぐらいの大きさの鳥を目撃。
他にも動物の痕跡が見られ、歩く人が少ないのだろうと思わせられます。
最後の下りで少し苦労した後、山中越の方へ向かいましたが、その手前に「立入禁止」の看板があり、通り抜けは難しそう。
何でやねんと思いながらも、仕方がないので引き返します。
下って来たのとは別の沢沿いを進む事にします。
所々で少し苦労したけど、道は幅広でしっかりしている区間が大半でした。
途中で今回もアケビを発見。
そのまま登り続けて、何かの敷地の脇を通過すると、その先は舗装路歩き。
すんなりとは進まなかったけど、やっとの事で池ノ谷薬草園に到着。
予定とは違うルートになり余分に歩かされてしまったけど、ここまで来ると安心です。
初対面となる看板犬のヘイちゃんに少し遊んでもらい、周遊路へは向かわずに少し休憩。
前回と同じルートを辿り、大文字山山頂に再び到着です。
朝とは違い、たくさんの人で賑わっています。
まずまずの人通りのルートを進み、火床に到着。
こちらも賑わっています。
少し下り、横棒の端っこの手前で軽く食事休憩にします。
下山は左払いへ向かい、善気山を経て、法然院方面へ。
法然院の墓地に着き、参拝はせずに哲学の道へ進み、南下。
若王子神社の近くから再入山。
南禅寺へ至る道を辿り、南禅寺山を巻いて進み終わった辺りで七福思案処への近道と思われるルートへ乗り換えます。
狭めのトラバース道など、通常ルートに比べると少し歩き慣れている人向けかもだけど、問題なし。
七福思案処に着き、前回と同じルートでアケボノソウを観察しに行きます。
アケボノソウの生息地に着くと、少しだけ咲き始めていました。
前回時には気付かなかった株もあり、全て咲く頃には、それなりに見応えがありそう。
朽ちた倒木に圧迫されているアケボノソウがあったので、倒木をどけておきました。
自立するのは困難そうだったので、添え石を置いて直立できるようにしておきました。
この株も無事に開花して生育できると良いのだけど。
写真映えするのはもう少し先だなと思いながら撮影し、この場を離れます。
登山口を経て、疏水沿いを山科駅方面へ。
途中の天智天皇陵の敷地内でオスのシカが草を食んでいるのを発見。
と言うか、そちらを写している人がいたので気付きました。
左岸の該当区間は工事中で通行止めになっており、人の通過は対岸のみ。
それもあってか、のんびりと食事を続けた後、姿を消しました。
その先で疏水を離れ、山科駅に到着し、ここでゴールです。
この日は15kmぐらいの想定で歩き始めたけど、北斜面で手間取ってしまい、今回も20km以上になりました。
そのおかげで今回もアケビを見つけられたし、初めてのルートを色々と歩く事ができたので良かったという事にしておきましょう。
アケボノソウも無事に咲き始めており、今後も生息地として残って欲しいですね。
最後に残念なお知らせです。
左肘を痛めてしまったようで、痛みと腫れがあり、動きに制限があるような状態。
12日の午前中ぐらいまでは特に気にならなかったんだけど、次第に痛み始め、それに伴って患部が腫れて来ました。
左肘近くに打撲の跡があり、この山行で滑った際にそうなっていたのかも知れません。
その時は痛みもなく、皮膚の変色も鏡に映っているのを見るまでは気付かなかったぐらいなんですが。
13日に診察を受ける予定ですが、しばらくは安静にしておく必要があるでしょうね。
残念だけど、治癒するまでは山行もお休みになりそう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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短めと言っても、これだけ歩けば…、
やっぱり健脚だなあ〜!
レコを参考にして頂いた様ですが、
それでも歩いていないところがありました。
思い出させてくださり、感謝です。
(比叡平の辺りではありませんよ、あの辺は行く気にならない…)
アケボノソウは、確認してくださり、これも感謝です。
この前日、私は寄れなかったので…
倒木などでも、倒されてしまったりって事もあるのですね。
危険なのは鹿と人間ばかりではなかったようで…。
ところで肘。
あくまで推測ですが、打ち身なのではないでしょうか…。
今週末は、幸運?な事に雨の予報
天が休めって言ってるのかもしれませんよ
私の方は、ちょっと恨めしい雨になりそうですが、
雨の降り方次第で、考えてみるかと…。
やはりいつもと違う疲れが残っていたようで、翌日には筋肉痛になりました。
山行と山行の間に日数を置く必要があるのかな。
ルートがいっぱいなので、まだまだ探りながら歩いています。
ちょっとずつだけど、この道はあそこに通じているのかなというのが頭で整理できるようになりつつあるような気がします。
基本的に方向音痴で、油断していると変な方向へ向かってしまうので、山域への理解が深まる過程が楽しいですね。
アケボノソウはまだ一分咲きにも満たないぐらいだったので、もうしばらくは花を見られそう。
危険な存在になり得る倒木を全て取り除いてしまいたかったけど、1人で作業すると逆に被害を加えそうだったので止めておきました。
小さい株がたくさんあったし、シカに食べられたっぽい株も何とかつぼみを付けていたりして、頑張って生きている姿を見て嬉しかったです。
肘の具合は自分でも良く分かりません。
骨や筋を痛めたのではなく、ばい菌か何かが入ったような気もするし、まず診察を受けてみてからですね。
山行続きだったので、しばらく休みをもらったと思う事にしましょう。
週末も含めて、雨予報が続くようですね。
歩き良い時期だけに、せっかくの休日が雨天だとがっかりですよね。
出かけられない時は、自宅でケガをしない体作りのためのトレーニングが良いかも知れませんね。
さすがvillage-greenさんらしい歩き方ですね。
大文字山から下りられた尾根は先端まで辿った記憶がありますが東の谷は歩いた事がありません。白川まで降りると川を渡る所も少なく、斜面も急でトラバースに苦労します。程々の所で打ち切るのが良いかと思います。
50番の写真は良い色の惚れ惚れする様な三つ葉のアケビですね。先日も火床から如意越えの道、逢坂山、京阪追分駅と歩きましたが(記録はアップしてません)花は少なかったですね。蕾の千振もたった一本だけ見ただけでした。その代わり道に落ちていた栗を少しづつ拾っていると小袋一杯になりました。
尾根や谷を柔軟に捉えて、できる限り安全を確保して歩く。
yjinさんのレコなどを見ながら、少しずつでも上達するように意識しています。
あの尾根はヤマレコMAPのみんなの足跡もあり、普通に通行可能と思われたので、前回も通った谷から移動して歩いてみました。
熊山のある尾根に比べると歩く人が少ないせいか、動物の存在が近くに感じられました。
その東の谷は結果的に進む事になりましたが、地形図では部分的に実線で道が記されていて、以前から少し気にはなっていました。
大半の区間は林道と言って良いぐらいの道で面白味には欠けるけど、沢の水量が豊富なので、他の沢と同じ程度の踏み跡しかないと僕だと苦戦しそう。
白川まで下らずに途中で打ち切る方が良いというのは、その通りなんでしょうね。
前回の山行で山中越の道を少しだけ歩きましたが、安全に行き来できそうな所はかなり限られているように思いました。
あのアケビは沢の真上にできていて、写真を撮りにくかったので、沢の浅瀬に石を運び込んで撮影しました。
丁度良いタイミングだったようで、色合いも美しくて、確かに惚れ惚れするという表現がぴったりですね。
yjinさんのレコで何度となくアケビを見ていたので、この秋は気にしながら歩くようにしていますが、これで2度目の出合いとなり、こういう形で自然の恩恵を受けられるのは良いですね。
外皮は天ぷらにして食べましたが、ほのかな苦みでおいしかったです。
大文字山界隈は花が少なめでしょうかね。
その分だけ見つけた時は嬉しくなってしまうけど、もっと咲いていてくれた方が素直に嬉しいですよね。
歩く機会が多くなると、その分だけ色々と気付く事も増えて来るように感じています。
こんにちは、早めに切り上げたので、どっか行くと思ってたー
相変わらずグルグル回ってますね。
しかし負傷はちょっと心配ですね、まあ少しは休んでもいいんじゃないでしょうか?
今日お医者に行くみたいなので大したことなかったらいいけど。
私も8月の肉離れ以来、左足(膝と脹脛)はちょっとだけ違和感があります、おかげで暑いのに保険のサポートタイツは欠かせません。
まあなんかあったら大変なので、お互い気をつけて楽しみましょう。
MtMrSsさんには行動を読まれていましたか。
天気も良さそうだったので、やっぱり出かけてしまいました。
コース取りが豊富で歩く距離に融通の利く大文字山が良いと考え、前回はまだつぼみだったアケボノソウも見ておこうという感じ。
左肘の診察を受けましたが、具体的な疾患の特定はできず。
腕の曲げ伸ばしの時よりも、患部に触れた時の痛みの方が激しく、骨や筋肉系統の損傷ではなさそうと考え、皮膚科に行ってみました。
症状が発生するまでの経緯を伝え、考え得る原因を抑える薬を処方してもらったので、まずはそれを服用して様子を見る感じですね。
改善が見られないようだと、外科的な診察を受けるなりの対処をする事になりそう。
まあ、この週末は自宅でおとなしくしています。
MtMrSsさんもそうだと思いますが、体に不具合が生じると、普通に健康で過ごす事のありがたみを感じますよね。
改めて自分の体を大切にしなくてはと思っています。
MtMrSsさんもご自愛を。
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