念願の西沢渓谷から黒金山・北奥千丈岳・国師ケ岳・甲武信ケ岳周回
- GPS
- 19:41
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 3,302m
- 下り
- 3,280m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 5:44
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 10:02
天候 | 7日、8日は曇気味、9日は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑落するような危険箇所はなかった。 大ダウから膝上の笹が出てくる。道迷いしないようによくテープを探して歩く。とにかく長い。 |
写真
感想
黒金山から北奥千丈岳・国師ケ岳を経由して甲武信ケ岳を周回縦走する案は、3年前あたりにあったが、毎年天気が合わずに延々と延びてきた。
他の方のレコを参考にすると、朝早立ちにすれば、2日で歩ける。浜松からだと、前日の夜に出ないといけない。仕事を終わった後は、最近は疲れていて、なかなか出発する気になれない。終了が、日暮れに近くなるのも気にかかるということで、翌日に出発して3日間にすることにした。
これなら、無理なく行けるだろう。
土曜日の朝、5時30分、浜松を出発した。10時過ぎ、道の駅みとみに到着。これから、西沢渓谷を経由して、黒金山、大ダウへ至る。16時過ぎには到着するだろう。
七釜五段の滝の奥に、黒金山への登山口があった。トイレもあり、表示は立派だ。急な坂を上がると聞いていたが、大丈夫危険もない。
紅葉台を経由して尾根へ、黒金山からは、国師ケ岳への稜線が見える。
くだって、大ダウへの分岐、ここからは赤い札の番号表示と赤テープを追う。大ダウは広い笹原、16時過ぎに着いた。テントを表示の前にはる。
外では鹿が時々、「ヒュールル」と声を上げる。
たった一人、こんなところにテントを張るのも慣れてしまった。
翌朝まで、10時間ほどたっぷり眠る。
「ヒュルヒュルル 笹原渡る 鹿声の 寂しくもなし 吾の友なり」
翌日曜日4時、携帯の目覚ましが鳴る。すぐには起きない。
テントから、カメラを出して富士山をパチリ。
出発は、6時15分だった。
最初は、笹の中をそれらしい笹の模様から道らしいところを探して歩く。
gpsにロードしたルートから外れないように歩く。
まもなく、立ち枯れ地帯に入る。
そのあとは、林道があった。シラベ平であった。
ここから、北奥千丈岳への登山道はしっかりしていた。
ただ、倒木も多い。奥千丈岳のあたりで男性にあった。北奥千丈岳は、展望がいいので、沢山の登山者がいた。10分ほどで国師ケ岳。
47年まえ、東京にいたときに、瑞牆山から甲武信ケ岳まで縦走したことがある。この時以来だ。Sさん、Fさん、再度来たからね。
Fさんは、31才で肺がんで夭折した。
彼への思い出と感謝の山旅になった。
思い出に浸る時間もなく、国師ケ岳を出発する。
5時間も歩いて、未だ半分だ。
昔は、10時間歩行はいつもやっていたが、最近はぐっと、少なくなっている。
まだかなと何度か思って、尾根の登り下りを繰り返す。
国師ケ岳からは、下りが多かった。
名前のないピークや尾根を辿り、東梓、千曲川分岐に着いたときは、もう少しだと思った。予定ではあと1時間の筈だ。
16時近く、甲武信ケ岳のピークが見えた。
子供がヤッホーと叫んでいる。若い男性二人に、子供2人、このファミリーは、小屋では、テントを隣に張った。
小屋に16時過ぎに到着、テントを張って、ビールを喉にいれた。
疲れた喉を癒してくれ、うまい。
そのまま眠ったようだ。
翌月曜日、最後の日は、晴天だった。
30分ほどで上がれる山頂に再度あがる。起きがけだからか、息が上がる。
疲れる。ゆっくり上がって、展望をゲットする。一昨日、昨日と歩いた黒金山、国師ケ岳、そこから甲武信ケ岳への稜線を実感する。
遠かった。
歩いた疲れが充実感に変わる。
山の良さだ。
「雲晴し 山並み見ゆる 国師路に 吾の気残し 歩き来ぬるや」
小屋に戻り、テントを撤収。木賊(とくさ)山へ向かう。
疲れる。お腹がすいている。
山頂で朝食の休憩。そういえば、昨夜も食事無しに眠ったようだ。
その後が良かった。元気が出た。
いつもの速足が戻って、抜かれた登山者や先行の登山者を追い越した。
10時過ぎ、道の駅についた。
いい山旅をした。
やった後の気分は他に代えられない。
次に希望につながった。(g)
コメント
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gさん、わがホーム、奥秩父へようこそ。
と言っても、最近は全然行っていませんが。6年程前は週末は奥秩父ばかりでした。今回の、大ダオから国師の縦走路も6年前に歩きましたが、藪っぽい所はありませんでしたが、荒れてきたのかな?
たぶん、10月下旬頃ならもっと山がカラマツで黄色いになっていたと思います。奥秩父は6月が一番好きな季節ですが、またいらしてください。
naoeさん、お早うございます。奥秩父好きで、よくいきます。
次は、白石山あたりになります。(g)
3日間、最高でしたね〜すごいです〜 テントで一人、人気のないところで・・・私は、毎晩ママと寝ていますから、無理っ、怖いですね、わたし、びびりですわ、やっぱり・・・
最高の景色、ありがとうごっざいます
ittoさん、お早うございます。
コメントありがとうございます。
私もママと寝たいです。
が、相手にしてくれないので、いつも鹿ママが相手です。
慣れて一人でも平チャラになりました。
念願のルートですからよかったです。(g)
gさん、こんにちは!
とうとう念願のコースに行かれましたね
2泊すると余裕をもってまわれる本当にいいコースですね。
私もいつかは実行したいです
daishohさん、こんばんわ!
コメントありがとうございます。
思ってから大分ずれましたが、思いがかなってハッピーです。
次ぎをさがします。白石山、小川山はまだ行ってないところです。(g)
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