【裏剱(裏劔)秘境ハイク】《1日日》室堂→剱沢雪渓→仙人新道→池ノ平テン泊《2日目》→仙人池ヒュッテ→雲切新道→阿曽原温泉→水平歩道(下ノ廊下)→欅平

2017年10月08日(日) ~ 2017年10月09日(月)

• GPS: 27:34
• 距離: 31.5km
• 登り: 2,730m
• 下り: 4,563m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:37

距離 14.0km 登り 1,244m 下り 1,632m

9:19 スタート地点
9:28 みくりが池
9:38 雷鳥荘
9:46 雷鳥沢キャンプ場
10:32 10:38 剱御前小舎
11:12 11:13 剱沢キャンプ場
11:15 11:19 剱澤小屋
12:35 12:37 真砂沢ロッジ
12:41 12:43 三ノ沢
13:11 13:13 二股
14:09 14:11 仙人峠
14:22 仙人池ヒュッテ
14:31 14:32 仙人峠
14:57 15:19 池の平小屋
15:56 池の平小屋

2日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:54

距離 17.4km 登り 1,485m 下り 2,934m

4:59 宿泊地
5:16 仙人峠
5:22 6:12 仙人池ヒュッテ
7:21 7:23 仙人温泉小屋
7:27 7:28 仙人温泉湯元(源泉)
7:50 雲切新道最高点
8:59 9:01 仙人谷ダム
9:06 仙人谷駅
9:07 9:08 関西電力人見平宿舎
9:23 9:24 権現峠
9:37 9:39 阿曽原温泉小屋
10:39 折尾ノ大滝
10:44 10:46 オリオ谷
11:06 大太鼓
12:08 12:09 蜆谷トンネル
12:27 12:28 水平歩道始・終点
12:52 欅平駅
12:53 ゴール地点

天候

8日:快晴
9日:快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
新宿→富山駅前:西武バス
富山駅前→電鉄富山駅:徒歩
電鉄富山駅→立山駅:富山地方鉄道
立山駅→室堂:臨時直通バス
※立山駅
行楽シーズンは立山駅でチケットを買うのに並ぶ(今回は60分待ち)ので、チケットの『webきっぷ予約』がオススメ。但し、室堂への片道がございません。片道利用の場合にはとにかく早く着くこと。

【復路】
欅平→宇奈月:黒部峡谷鉄道
宇奈月→宇奈月温泉:徒歩
宇奈月温泉→新黒部:富山地方鉄道
新黒部→黒部宇奈月温泉:徒歩
黒部宇奈月温泉→大宮:JR(新幹線)
大宮→都内(在来線)
※欅平
行楽シーズンは混み合うので早着し、欅平に着いたらまずはチケット購入。購入後に時間があれば近くの温泉へ。
※黒部宇奈月温泉からの新幹線
宇奈月温泉から新黒部へ向かう車内で『えきねっと』にて座席確認をし、チケットを購入。受取は黒部宇奈月温泉の券売機で。自由席でしたが、黒部宇奈月温泉からなら空いているので座れました。

コース状況／危険箇所等

【剱沢雪渓】
チェーンスパイクとトレッキングポールを使用
傾斜が緩く、スプーンカットが深いので太陽で多少雪が緩んでもチェーンスパイクで問題ありませんでした。しかし、雪渓は一度滑ると停止はほぼ不可能なので、何も装備を付けずに歩くことは厳禁。
劔沢雪渓への取り付きは上部から2,30m下のところ。幾つか取り付きの踏み跡があります。
雪渓下部の夏道への移行は行き止まりを意味する黒ロープと赤色マーキングを目印にします。

【仙人谷】
雪渓が残っている箇所があり、15m程の幅ですが傾斜がある上に滑ると沢へ落ちることになるので、ここでも万全を期してチェーンスパイク&トレッキングポールを使用しました。

【水平歩道】
昨年以上に整備されている印象です。

その他周辺情報

【阿曽原温泉】
午前9時過ぎから清掃していました(泣
食事はカップラーメンくらいしかないとのこと。

【仙人池ヒュッテなどの小屋】
ほぼ今週末で終了
画像で一覧を掲載します。

写真

10/8 5:25

富山地方鉄道
5:30富山駅前着の西武バスが5:23に早着。お陰で5:27分の電車に乗れました！富山駅周辺はお初なのにも関わらず、ほぼ一直線に到達のミラクル。走った甲斐があった！

10/8 6:22

立山駅に着いてみたらこの状態。60分待ちの表示(実際は40分待ち)がありました。紅葉の時期と晴天が相まって行楽客の多いこと。服装から登山者は2割くらいかな。室堂まで乗り換えなしの直通臨時バスが運行されていたのでそちらを選択。

10/8 7:16

バスまで1時間ほど余裕があったので、立山駅で『アルペン蕎麦』を食べて腹ごしらえ。おいなりさんはラップを貰ってお弁当替わりに担ぎます。

10/8 7:47

案内所の目の前の電柱に臨時バスが来ます。早めに並んでおくことをオススメします。行楽地でバスに乗るときは左右が大事。

10/8 8:49

阿弥陀ヶ原と雲海
臨時バスに乗ると判明した瞬間調べました。右側と左側のどちら座席がより展望が良いのかを。今回は左側の窓側の席へ。

10/8 8:59

そうめん滝
登山をしなくても見られる絶景が意外と多いことに登山を始めて気付かされる。

10/8 9:03

バスの終着駅、室堂が見えて来ました。立山の堂々とした姿が印象的。

10/8 9:07

この山岳状況は本当に重要
仙人池ヒュッテから仙人温泉間には小さいですが、要注意の雪渓あり。阿曽原温泉から黒部ダムは未整備部分もあるけど、通行不可では無いはず。阿曽原温泉であった人が向かって行きました。自身は安全第一で水平歩道を選択。

10/8 9:08

室堂
行楽客の方々がたくさん。
10月半ばの2,450mにくる服装ではない人を見るとこっちが不安になる。そんなことを言いながらここで半袖短パンになる季節感のない小学生みたいな自分。

10/8 9:18

一緒にあちこち歩きまくった相棒が、室堂で突如悲鳴をあげました。シューホールが千切れるなんて！幸先悪し。

10/8 9:18

有名なやつ
ここで写真を撮る商売…マイカメラで写真を撮ってあげつつ、売る為の写真をついでに撮ってしまう。しかも撮って"もらった"という感謝の気持ちを利用する所が狡猾。

10/8 9:22

ミクリガ池と別山
今回はこちらへ向かいます。

10/8 9:27

ミクリガ池と立山
立山には来年登りたいけど、1泊2日で劔と立山いけるかな。

10/8 9:28

どこの山でも雷鳥様は大人気
雷鳥を撮る為にこの人集り

10/8 9:32

ミドリガ池？

10/8 9:34

リンドウ池
深いブルー

10/8 9:35

日本ではないような風景
人が多いのもわかります。

10/8 9:38

劔御前小屋に向けて、まずは雷鳥沢のテン場までは下ります。

10/8 9:46

立山がドーンの場所にテン場
これは良いわ

10/8 9:48

浄土沢を渡ります
凄い名前

10/8 10:00

美しい登山道
風も無く、気持ち良い。

10/8 10:04

立山にはこれでお別れ

10/8 10:32

剱御前小屋
ソールが剥がれた方にダクトテープと結束バンドをプレゼント。

10/8 10:33

剱が目の前に見える！
裏剱ってことは回り込むんだろうな。こりゃのんびりもしてられなさそう。

10/8 10:37

今回は割と削って8kg。
こちらでサイダー&コーラを補給したので、今回最大重量の9kgに。
ザックは300gちょっとのtrailbumのbummerを使用。

10/8 10:49

剱御前小屋前の小屋情報
ほとんどの小屋が連休で終わり。
二股の吊り橋も撤去されるそうな。

10/8 10:50

別山との分岐
ほとんどの方が別山、立山方面へ進みます。劔沢に吸い込まれるように下りて行きます。

10/8 10:55

上部雪渓はこれだけですが、下部にはしっかりと残っています。
昨年は逆に少なくて雪渓が寸断されて、大変だったみたい。

10/8 10:59

改めて見ると奥に白馬三山！
今回も見所多数で田舎者のお上りさん的にキョロキョロしながら、携帯で写真をパシャパシャ。

10/8 11:07

剱を見ながらテン泊も良いけど、雷鳥沢も捨てがたいし、どちらで張るか悩ましいエリア。
今回はそのどちらもパスして、池ノ平を目指します。

10/8 11:10

剱沢野営管理所
こちらで登山情報を確認

10/8 11:12

下部の雪渓部分に注意
取り付きと、高巻き移行地点を確認。

10/8 11:17

ちょっと鏡剱

10/8 11:19

岩と雪の殿堂
荒々しいけど、表は綺麗。

10/8 11:20

剱沢小屋は立派

10/8 11:27

どんどん下りますが、左手の剱が気になってしょうがない。
大きな波のように迫ってくる

10/8 11:35

やっと雪渓！

10/8 11:43

上部は危ないので2,30メートル下から乗っかります。

10/8 11:45

登山素人はこんなクラックでもビビります。焦ったぜ！

10/8 12:08

吸い込まれそう
傾斜は全体的にあまりありませんでしたよ。

10/8 12:10

ここから夏道

10/8 12:21

雪渓下部は崩壊ごが進んでおりました。雪渓の端は恐ろしい

10/8 12:24

もうペラペラっす

10/8 12:30

お、微かに見えるあちらは！

10/8 12:33

ツェルト発見！
全体を通して非自立式はほとんど見ませんでした。

10/8 12:35

真砂沢ロッジは秘密基地感あり。
外で寛いでいる人が結構いました。

10/8 12:43

沢のすぐそばまで下りてきた！これは…

10/8 12:55

また入りますよね。
気持ち良いから。

10/8 13:02

コレ笑

10/8 13:10

橋の先に見えるのはガイドの人。名前忘れちゃったけど、NHKの日本百名山で剱に登ってた人発見！この後記念撮影してもらいました笑

10/8 13:12

もう剱の裏側
ナントカの窓的なところに残雪あり！ここから仙人峠へは剱を下から舐めるよう見られます。
人も少ないし、ヨロシイわ！

10/8 13:14

岩にガッツリ書いてある系の道標
たまにありますよね。

10/8 13:25

紅葉と相まって景色が綺麗すぎる

10/8 13:27

木のトンネルはたまりません。
トトロとか好きだし。

10/8 13:36

裏剱の荒々しさはとんでもない
ここには午前中に来ないといけないな…太陽が通り過ぎちゃってる。ルート、野営地、景色のバランスをとったコース設定は難しい。

10/8 13:36

最高
写真を撮りながら、ガシガシ登って行きます。この日で一番テンション上がってました。

10/8 14:11

仙人小屋は目の前

10/8 14:17

やっときた！
予定よりはかなり早く到着。
登りを飛ばしすぎたかな。

10/8 14:21

この時間は湖面が揺れ、剱は真っ黒。うーん、残念。

10/8 14:35

仙人峠にデポしたザックを回収して、池の平小屋へ。この下げ札笑
ここまでしなくてもと思うけど、無駄足なら早めに教えてくれた方が親切。それにしてもねぇ…

10/8 14:36

たぶん池平山

10/8 15:14

池の平！正直、今回の山旅でNO1はこの池の平！絶景すぎる。

10/8 15:15

綺麗

10/8 15:20

綺麗

10/8 15:24

おりてみます。

10/8 15:25

仙人池に寄り道せずにすぐにこっちに来てたらよかった。
心底後悔しました。

10/8 15:35

剱が近いのなんのって。

10/8 15:36

また鏡剱

10/8 15:36

池の平と剱のギャップがたまらんのです。

10/8 15:37

池塘も一応撮影

10/8 15:37

ああ太陽が過ぎてしまった…

10/8 15:38

この広がり
美しい庭園
ここはここだけで完結しております

10/8 15:43

山が燃える

10/8 15:47

山が燃える

10/8 15:49

たぶん針ノ木

10/8 15:49

もう一度鏡剱

10/8 16:00

富山湾からの湿った空気のせいか、雲海となって雲が谷筋をどんどん上がって来ます。

10/8 16:38

この日はコカコーラゼロ

10/8 17:01

おやすみ剱

10/8 17:10

一応、お風呂ありました

10/8 17:10

時々怒るテーブル
荷重が偏るとひっくり返るんでしょうな。

10/8 17:14

最後に

10/8 17:14

もう一度撮影

10/8 17:17

小屋はこんな感じで入り口は裏手

10/8 17:17

16時ごろにはまだ遠くにあった雲海がすぐ近くに。この後、まさかテン場が雲に包まれて真っ白になるなんて。

10/8 17:40

今回もSixMoonDesignsのデュシュッツプラスタープ。ダウン上下とシュラフだけでは寒いかと思い、ヴィヴィも用意。朝でも6,7度と装備的には安全マージン十分。

10/9 3:35

朝はアルコールストーブの炎の揺らぎも微かに聞こえる燃焼音も優しい。

10/9 5:15

仙人峠から後立山連峰
御来光も近い
前日に仙人池ヒュッテの小屋番さんに確認したところでは5:45分くらいとのこと。待ち遠しい。

10/9 5:39

05:39
05:30くらいからスタンバイ
まだ5,6人しかいませんでした。

10/9 5:50

5:50

10/9 5:51

05:51

10/9 5:53

05:53

10/9 5:56

05:56

10/9 5:57

05:57

10/9 5:58

05:58

10/9 6:12

06:12

10/9 6:00

6:00パノラマ
最初から最後まで画像撮りまくり。大満足です。

10/9 6:20

池ノ平の小屋番さんに翌日の予定に欅平と言うと、即答で『無理』とのこと。正直楽勝と思っていたから若干焦る…。仙人池に1時間近くいち

10/9 6:25

10/9 6:25

10/9 6:33

10/9 6:36

10/9 6:51

10/9 6:57

10/9 7:08

10/9 7:09

10/9 7:11

10/9 7:13

10/9 7:20

10/9 7:22

10/9 7:30

10/9 7:32

10/9 7:50

10/9 7:52

10/9 7:53

10/9 7:55

10/9 7:58

10/9 8:01

10/9 8:06

10/9 8:06

10/9 8:07

10/9 8:08

10/9 8:08

10/9 8:11

10/9 8:47

10/9 8:50

10/9 8:54

10/9 8:56

10/9 8:58

10/9 8:58

10/9 8:58

10/9 8:59

10/9 9:00

10/9 9:01

10/9 9:01

10/9 9:01

10/9 9:01

10/9 9:02

10/9 9:02

10/9 9:03

10/9 9:03

10/9 9:03

10/9 9:04

10/9 9:04

10/9 9:05

10/9 9:06

10/9 9:07

10/9 9:08

10/9 9:08

10/9 9:08

10/9 9:21

10/9 9:23

10/9 9:23

10/9 9:36

10/9 9:40

10/9 9:41

10/9 10:02

10/9 10:10

10/9 10:33

10/9 10:42

10/9 10:43

10/9 10:44

10/9 10:45

10/9 10:55

10/9 11:04

10/9 11:11

10/9 11:16

10/9 11:16

10/9 11:17

10/9 11:21

10/9 11:25

10/9 11:29

10/9 11:33

10/9 11:37

10/9 11:54

10/9 11:55

10/9 12:04

10/9 12:05

10/9 12:11

10/9 12:35

10/9 12:48

10/9 13:05

撮影機器：

iPhone 6s Apple