万太郎本谷からの万太郎山
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- GPS
- 20:05
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,108m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:46
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 3:43
- 合計
- 13:06
天候 | 8日 晴れ! 9日 晴れ〜曇り、夕方小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
いろいろあった9月を払拭すべく、1ヶ月ぶりの山行が10月の万太郎沢となった。
初日は、4時間ほどしか歩かないとの事なので、長野を4時出発して堰堤近くの駐車場に
9時過ぎに到着。沢装備に準備して9時半ごろに出発。一昨日まで寒かったが、気温高めで
日差しが暑く、水温も冷たくなく快適な沢登りとなりそうだ。3つほど堰堤を越えて静かな沢
を詰めていく。基本あまり濡らしたくないので、出来るところは高巻き。
オキドウキョノトロは、夏なら泳いで突破するらしいが、右岸を高巻き。遡行図に
一ノ滝まで載っていない滝が何箇所かあり、嫌らしい高巻きがあったがリーダー判断で
無事通過。一ノ滝まで三時間予定が5時間かかって、やっと着いた。直登は、厳しいので、
手前の左岸のルンゼを高巻き。二ノ滝は、簡単に左岸を巻く。ビバーク適地は、三ノ滝までの
間しかないので、慎重に探すがなかなか見つからない。とりあえずの場所は、確保したが
焚き火跡がないので、リーダーが先に偵察するとすぐ上に適地があった。早速、薪集めして、
ツェルト設営し焚き火で夕飯作り。途中で取ったナラタケが多すぎて、味噌鍋を2回戦して、
8時に就寝となった。
2日目 4時起床、6時前に出発。直に三ノ滝に着く。下段15mは、水流の右下から斜上する
ラインで登攀。残地のハーケン多数。上部20mは、水流左側を登るらしいが一旦リーダーが
取り付くとラバーソウルでは、滑りやすく撤退。水量が多いので右側の細い水流をたどる。
登りはじめでシャワークライム。上部の終了点から左側に高巻きして三ノ滝をクリアする。
ここから徐々に水量が減っていき、源頭の雰囲気となっていく。各分岐を右に入っていくと、
源頭部となってきたので、水確保。沢筋を忠実に辿って行き、踏跡を登っていくと、肩の小屋
直下の登山道に合流となった。肩の小屋で大休憩し、沢装備を解除した。
ここで改めて下山ルートと時間を確認すると、万太郎山経由の呉作新道は、コースタイムで
6時間。今現在、12時半。しかも結構バテ気味なので、ロープウェイの下山に後ろ髪を
引かれたが、予定通り万太郎山を目指す。手前に見えていたオジカ沢の頭に着き、万太郎山
までの稜線を見るとその距離に愕然とした。それでもほぼコースタイムで登り返し16時に
万太郎山に登頂。ガスで風が冷たいのですぐに下山にかかる。5時すぎには、暗くなって
きたのでヘッデン点けて下山。2時間半でやっと登山口に着き、林道歩いて駐車場に到着。
本日13時間行動。近年まれに見る疲労困憊の下山でした。
下山ルートは、トポ通りにロープウェイで下ってJRを使うのがベストだと思う!
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