雨のち晴れ 秋の北ア縦走（折立・雲ノ平・水晶・船窪・七倉）

2017年10月07日(土) ~ 2017年10月09日(月)

• GPS: 28:31
• 距離: 71.2km
• 登り: 6,832m
• 下り: 7,158m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:18

距離 21.8km 登り 2,718m 下り 1,523m

7:03 折立登山口
7:03 7:04 十三重之塔 慰霊碑
7:56 太郎坂(アラレちゃん)
8:26 青淵三角点(青淵山)
8:38 積雪深計測ポール
9:36 9:37 五光岩ベンチ
9:56 太郎兵衛平
10:20 10:27 太郎平小屋
11:07 第一徒渉点
11:11 11:31 第二徒渉点
11:46 第三徒渉点
12:25 カベッケが原
12:33 12:48 薬師沢小屋
14:34 14:37 アラスカ庭園
15:02 15:06 奥日本庭園
15:21 雲ノ平山荘

2日目

• 山行: 8:16
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:43

距離 18.9km 登り 1,348m 下り 1,365m

6:57 雲ノ平山荘
7:25 7:30 スイス庭園
8:02 祖父岳分岐
8:24 8:41 祖父岳
9:13 9:22 岩苔乗越
9:30 9:32 ワリモ北分岐
10:02 10:08 水晶小屋
10:33 10:47 水晶岳
11:11 11:28 水晶小屋
11:59 東沢乗越
12:59 13:04 真砂岳分岐
13:06 13:09 真砂岳
13:41 13:50 野口五郎岳
14:01 野口五郎小屋
16:34 烏帽子ひょうたん池
16:40 烏帽子小屋

3日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:20

距離 30.5km 登り 2,787m 下り 4,270m

5:23 烏帽子小屋
5:46 5:53 烏帽子岳山頂分岐
6:14 6:15 烏帽子田圃
6:38 6:39 南沢岳
7:41 7:42 不動岳
9:32 9:34 船窪第2ピーク
10:21 船窪岳
10:30 10:42 船窪乗越
11:15 船窪天場
11:25 11:26 船窪水場
11:32 11:35 船窪天場
11:42 11:43 七倉岳
11:50 12:04 船窪小屋
12:32 天狗の庭
13:10 13:15 鼻突八丁（八合目）
13:59 岩小屋
14:39 唐沢ノゾキ
15:39 七倉登山口
15:43 七倉山荘

天候

7日：雨時々止む　8・9日晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

折立：毎日登山バス（竹橋から12，000円）
七倉：JR大糸線信濃大町からタクシーで七倉山荘（約6，300円）

コース状況／危険箇所等

折立から太郎平：特になし（石の登山道は雨で滑りやすい）
太郎平から薬師沢小屋：左俣まで急坂、その後は沢を高巻く道。小登降有り。
薬師沢小屋から雲ノ平：地獄の急登＋雨で沢状の登山道、雨で岩が濡れ滑りやすい。
雲ノ平：朝、木道と岩が凍結。祖母岳への木道は傾斜があり滑りやすく危険レベル。
雲ノ平からワリモ北分岐：特になし。岩苔乗越から黒部源流側約5分で水場。
ワリモ北分岐から水晶小屋まで：特になし
水晶岳：小登降多い。水晶岳直下はちょっとした岩場。
水晶岳から竹村新道分岐：一部大岩を歩く。足場悪い。
竹村新道分岐から烏帽子小屋まで：特になし
烏帽子小屋から船窪岳まで：崖縁を歩く場所あり、不動岳から船窪岳は小登降多い。
船窪岳から船窪小屋まで：絶叫の道、船窪岳直下のザレ場のトラバース、戸隠山の蟻の戸渡り級のロープ場、30m程度ロープでの花崗岩岩場下りなどスリルに溢れた道。
船窪天場の水場：「夜は危険」と書いてあるが、慣れていない限り夜は水場を見つけられない。崩壊した沢に水場があり、足場悪く滑ると不動沢まで一直線では？
船窪小屋から七倉山荘まで：苦悶の道、主に樹林帯の急坂続きで膝に激痛が走った（私だけ？）

その他周辺情報

七倉山荘：日帰り入浴　６５０円　葛温泉、大町温泉などあり

写真

10/7 6:54

折立登山口（トイレ・自販機有）

10/7 7:46

登山道、紅葉進む

10/7 8:32

岩の道

10/7 9:44

雨で濡れて滑りやすい道

10/7 10:24

太郎平小屋　登山届提出

10/7 10:30

北ノ俣岳方面との分岐

10/7 10:40

雨が止む　太郎平小屋を仰ぐ

10/7 12:25

カペッケヶ原

10/7 12:41

薬師沢小屋

10/7 12:46

秋雨を集めて早し黒部川

10/7 13:48

薬師沢小屋〜雲ノ平　地獄の急登

10/7 15:05

雨の雲ノ平　

10/8 5:53

8日　朝の雲ノ平　黒部五郎岳（山荘前から）

10/8 5:53

三俣蓮華岳

10/8 5:53

祖父岳

10/8 5:54

水晶岳

10/8 6:05

祖母岳に向かう。凍結した木道、岩も凍結

10/8 6:05

凍結した草

10/8 6:11

朝日が当たり始めた

10/8 6:15

祖母岳山頂

10/8 6:16

黒部五郎岳と笠ヶ岳

10/8 6:17

黒部五郎岳アップ

10/8 6:18

槍も見えるぞ！

10/8 6:20

広々とした祖母岳山頂

10/8 6:20

薬師岳から立山

10/8 6:23

赤牛岳、立山

10/8 6:28

水晶岳

10/8 6:32

雲ノ平山荘と水晶岳

10/8 6:57

雲ノ平山荘

10/8 7:01

月と青空と雲ノ平山荘

10/8 7:25

スイス庭園　薬師岳

10/8 7:25

スイス庭園　赤牛岳と水晶池

10/8 7:27

スイス庭園　水晶岳

10/8 7:51

祖父岳に向かう途中の登山道から水晶岳

10/8 7:56

三俣方面分岐周辺　薬師岳

10/8 7:56

三俣方面分岐周辺　北の俣岳

10/8 8:26

祖父岳山頂

10/8 8:28

槍と鷲羽岳

10/8 8:30

槍穂高まで

10/8 8:31

笠ヶ岳と雲海

10/8 8:33

黒部五郎岳

10/8 8:36

赤牛岳、立山

10/8 8:36

薬師岳と雲ノ平

10/8 8:37

水晶岳　下部は紅葉の盛り

10/8 8:40

槍から笠まで

10/8 8:55

祖父岳直下

10/8 8:56

緩やかな登山道

10/8 8:56

北アルプスと秋の空が・・・

10/8 9:23

岩苔乗越　ここから下り5分で水場

10/8 9:24

高天が原分岐方面

10/8 10:07

水晶小屋から縦走路を眺める　その1（野口五郎岳方面）

10/8 10:09

水晶小屋から縦走路を眺める　その2（水晶小屋直下）

10/8 10:08

水晶小屋から縦走路を眺める　その3（東沢乗越方面）

10/8 10:08

立山・白馬岳

10/8 10:36

水晶岳山頂

10/8 10:39

槍穂高、鷲羽、水晶岳登山道

10/8 10:40

水晶岳登山道、槍穂高、大天井、常念岳

10/8 10:40

黒部五郎岳

10/8 10:41

黒部五郎岳と笠ヶ岳

10/8 10:43

後立山連峰と黒部湖

10/8 10:43

赤牛岳、立山

10/8 10:44

薬師岳

10/8 10:44

黒部五郎岳、北の俣岳、バックに白山

10/8 10:45

薬師岳と立山

10/8 10:53

水晶岳直下岩場

10/8 12:20

東沢乗越〜竹村新道分岐間岩場

10/8 13:44

野口五郎岳山頂

10/8 13:45

水晶岳

10/8 13:45

後立山連峰と立山、野口五郎岳小屋

10/8 13:48

槍

10/8 13:49

薬師岳と水晶岳（ここからは黒く見える。花崗岩の白と対称。さすが別名黒岳）

10/8 13:50

野口五郎岳までの縦走路と槍など北ア南部の山々

10/8 15:29

針ノ木、蓮華岳、烏帽子岳など

10/8 15:30

三ツ岳山頂手前のピーク、三ツ岳山頂は通らず巻き道を行く

10/8 15:36

野口五郎岳と槍

10/8 15:37

槍と常念連峰

10/8 16:06

烏帽子岳と立山

10/9 5:47

8日、朝の針ノ木岳方面

10/9 5:48

目覚めた烏帽子岳

10/9 5:55

染まった烏帽子岳

10/9 5:57

紅葉を露払いに

10/9 6:13

烏帽子岳と烏帽子四八池

10/9 6:20

烏帽子岳

10/9 6:38

南沢岳山頂　標識なし

10/9 6:39

立山

10/9 6:39

薬師岳

10/9 6:40

烏帽子、三ッ岳、水晶岳

10/9 6:43

不動岳、大きな穴？

10/9 7:07

崩壊した山を歩く

10/9 7:27

薬師岳〜立山縦走路

10/9 7:45

不動岳山頂

10/9 7:45

来た道を振り返る

10/9 7:46

薬師岳方面

10/9 7:49

針ノ木、蓮華、船窪岳

10/9 8:00

不動沢側の崩壊した山態（針ノ木岳、手前　船窪岳）

10/9 9:34

船窪岳

10/9 9:43

槍と高瀬湖

10/9 9:43

船窪岳直下　ザレのトラバース　絶壁

10/9 10:23

蟻の戸渡り？両側絶壁

10/9 11:53

船窪小屋

10/9 11:53

不動岳方面

10/9 15:39

七倉登山口に青息吐息で到着

撮影機器：

PENTAX K-1 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

yarihoBB

○　7日は雨だったが、8・9日は天気に恵まれた。爽やか過ぎて喉が渇いた。
○　縦走路の紅葉はほぼ終了、約1，500m〜約2，000mが紅葉の盛り。
○　縦走路は下記のように変化に富み、充実した山行ができた（危険と隣り合わせだが）。GPSデータが一部乱れ見苦しくなっています。
○　烏帽子小屋から船窪小屋までの不動沢側の崩壊で、登山道は一部かなり厳しい場所（写真のトラバース、蟻の戸渡りのようなロープ場、約30mの花崗岩垂直下りなど特に船窪岳と船窪乗越間）があるので注意。
○　朝の祖母岳に行ったが、木道と岩が凍結し滑りやすく、特に祖母岳直下は傾斜があり危険。景色は良い。
○　薬師沢小屋から雲ノ平の急登、雨や凍結した木道、水晶小屋から竹村新道分岐までの岩場、南沢岳から船窪乗越までの小登降、七倉尾根の急坂なども侮れない。七倉尾根は疲れと膝の激痛から天狗の庭などで写真を撮ろうとする気も湧かなかった。それだけに七倉山荘の風呂は気持ちよかった。
○　船窪テン場の水場は「夜危険」と書いてあるが、慣れていない限り水場はみつけられない。崩壊した沢にあり、足場悪く、滑りやすい（というより崩れる）。滑ると不動沢まで一直線では？