錦秋の夜叉神峠と高谷山をめぐる
- GPS
- 04:56
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 521m
- 下り
- 528m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:夜叉神峠登山口バス停から南アルプス登山バスで市営芦安駐車場バス停へ(520円)。ここで山岳館を見学後、同じ南アルプス登山バスでJR中央本線・甲府駅へ(1090円) ※山梨交通が運行する南アルプス登山バスは、今年(2017年)は6月23日(金)〜11月5日(日)の運行となります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されたハイキングコースで危険な個所はありません。 |
その他周辺情報 | 夜叉神峠登山口には「夜叉神の森」(売店と食堂を併設した鉱泉宿泊施設。4月中旬から11月中旬までの営業ということだが、今回当日の朝は入浴や宿泊には✖️マークがついていたので、状況により変動あり、かもしれません。利用には確認が必要)および公衆トイレがあります。 夜叉神峠のすぐ近くににある夜叉神小屋では豚汁や冷たい飲み物を販売しています。またチップトイレもあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
10月あたまに那須岳(茶臼岳)と日光白根山という日本百名山の2座に登って以降、週末になるとお天気が崩れて、2週連続の台風襲来、なんてのまであって、あっという間に11月に〜今日はさすが晴れの特異日の文化の日。朝方横浜は雨でしたけど日中は関東甲信一円は良く晴れそう。ほほひと月ぶりのウサトレに出かけてました。
今回は紅葉と「南アルプス見てみた〜い」ということで、山梨県の夜叉神峠と高谷山を歩いてみました。白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)の雄大なパノラマが展望できるという夜叉神峠は、南アルプスの玄関口。ウサトレがホントに南アルプスを縦走できる日が来るのかは分かりませんが、まずはその足下を楽しむ計画です。
朝6:35八王子発松本行きのウサトレ定番電車で、8月の昇仙峡ウサトレ以来2ヶ月半ぶりの甲府へ。甲府から南アルプス登山バスに揺られて1時間。お天気上々で、車窓からは赤岳なども望み、夜叉神峠登山口に到着しました〜
夜叉神峠登山口には駐車場もあり、すでに多くのマイカー登山者が山に入っているようです。この登山口には「夜叉神の森」という鉱泉風呂施設があって、売店や食事処も備えているとのこと。とくにここのソフトクリームがおススメとの情報があったのでウサは楽しみにしていたのですが、あら〜やっていませんね、残念 (ToT)。でも、駐車場の傍らには立派なトイレもあって、ゆっくりと登山準備できました。
登山口にある徳仁皇太子殿下の登山記念碑(昭和51年4月)の前を抜け、「9月10日熊目撃情報あり」の警告板に熊ベルを豪快に鳴らして登山開始。夜叉神峠までは400mほどの標高差を登りますが、登山道はとてもよく整備されていて、崩落や倒木もなく、お子様連れで安心して歩けるハイキングコースになっていました。この辺りには野猿もかなり暮らしているらしく、途中で登山道を横切って山の斜面を駆け下っていくお猿さんの大家族に出合いました。
登山道の紅葉は「目にも鮮やかな真っ赤なモミジ」という派手なインパクトはなく、黄色、赤、オレンジ、様々な雑木が自然の中で折り重なって色づいている感じ。紅葉としては地味ですが、ウサクマ好みです。
かなりのんびり写真なども撮りながら、登り始めてから80分ほどのちょうど正午に夜叉神峠に到着。峠自体は四辻に標識が立っているだけのシンプルなものですが、そこから数分登ったところに夜叉神峠小屋があって、その前が南アルプスの大パノラマ展望地になっていました〜
「南アルプス国立公園 夜叉神峠」の大きな標識の向こうには、一片の雲もない紺碧の秋空の下、白峰三山と呼ばれる北岳、間ノ岳、農鳥岳がデデーーーン! おお〜これが南アルプスか〜と、ランチの助六寿司を頬張りながら感心しきりのウサクマ。標高で日本第2位の北岳と第3位の間ノ岳、さすがに3000m級の山々ですので当然森林限界を超えています。ということは紅葉する樹木も生えていないので、これらの山々の稜線は、荒々しい岩稜となります。まるで夜叉神峠の由来となった「荒ぶる神」の仕業のようで、山裾へかけての針葉樹林の緑と、手前の夜叉神の紅葉が重なって、なかなか見ごたえのある風景でした。南アルプスの稜線が冠雪した姿も、いつか見たいものです。
夜叉神峠から700mほどのところに高谷山があります。あまり話題に上らない地味なお山ですが、せっかくなので山頂までピストンしてみました。夜叉神峠まで戻って、そこから100mほど登り返し。クマ笹の茂る狭い登山道ですが、ここも整備はしっかりしており危険個所はありません。
樹林帯に囲まれた登山道ですが紅葉と稜線歩きの雰囲気楽しめ、頂上に向かって右手には南アルプスが、そして右手には・・・おお!富士山が望めてるじゃありませんか!これで日本の山の標高トップ1,2,3をいっぺんに望めたことになります。これは贅沢ですね〜
高谷山の山頂は標識と三角点があるだけで、展望はそれほどよくないのですが、さっき富士山が望めたことで、ふと思い立ちました。富士山までの見通しは利くなら、電波も届いているのでは? さっそくトレッキングBCL用に常備しているFMチューナー付きICレコーダのスイッチを入れてみると、「こちらはFMふじやま・・・」のアナウンス。ここから富士山に向かって40劼曚匹砲△覯聾湖町のコミュニティFM局が、77.6MHzでガツンと入感していました。
登山口まで下山してみると、狙っていたバスまであと5分。しかも「夜叉神の森」営業してる〜時間は気になりましたが、ここはやっぱり無事下山のご褒美にソフトクリームを!と、大急ぎで購入。濃厚なお味で美味でした〜
帰路は再び甲府駅に戻り、打ち上げにはやっぱり肉が食べた〜い、ということで駅前の「四文屋」さんへ。焼きとん、焼き鳥、焼き牛、お店のお兄さんたちのおススメなどを聞きながら、大満足の打ち上げでした。
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