晩秋の那須連峰。甲子山〜三本槍岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,372m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:00
天候 | 一日目曇り後晴れ 二日目快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 登山道良好。甲子山より先は雪少々有り 危険箇所等 特に無し |
写真
感想
晩秋の那須連峰を歩く。始めの計画では白水沢を登り沢納めをする予定だったが5日朝6時頃甲子温泉に着くと時雨模様で気温も低くとても沢登りをする気にはなれない、ただし天気予報では天候は回復に向っているようなので登山道を使っての登山に切換えた。
一日目、車の中で少し待機して7時過ぎに出発、今日の足下はゴム長を使用。甲子温泉大黒屋前にある登山ポストに登山届けを出す、今日は坊主沼避難小屋まで行き天候が回復すれば三本槍岳を往復する予定だ。紅葉の季節は終わり落ち葉の積もったジクザグの登山道を歩く、甲子峠分岐まで来ると上の方はガスッていて廻りはうっすら雪が積もっている。寒いので手袋、毛の帽子を装着、甲子山山頂はサラッと雪が積もっており上の方はガスッていて旭岳は見えない登山者が数名いる、雪道を坊主沼に向う。水場で休憩していると下って来る数名のパーティーがいた、聞くと天候が悪そうなので坊主沼まで行かず引き返して来たとの事、この先が思いやられる。道は雪は有るものの歩くのに支障が有る程ではなく順調に進む、坊主沼避難小屋まで来るとガスは晴れて来て旭岳や三本槍岳が見えて来た。
小屋の中は綺麗で明るい、昼食をしよけいな荷物を置いて三本槍岳に向う、外に出ると青空が見え風はやや強いものの天候は回復して来ているしかし三本槍岳は随分遠くに見える。うっすら積もった雪道を進む、途中須立山はガレ場の急坂だがロープが張ってあり問題は無い、山頂は180度の展望である。三本槍岳のほか大倉山〜三倉山の稜線、振り返ると容姿の良い旭岳が見える、エビのしっぽのびっしり着いた登山道を進む風はあるが強風という程でもない、ひと頑張りで三本槍岳到着ここも展望がすばらしい、それまで見えていなかった茶臼岳や朝日岳が見えた。冷たい風を避け登山道の窪みで一休みして避難小屋に引き返す、帰りは雪で薄化粧した旭岳に容姿に見とれながらの下山となる。避難小屋には16時過ぎに戻るここが出来た。小屋で一人宴会をし18時頃には横になる、今日の宿泊は自分一人だけだ。小屋の毛布を使用させて頂き暖かい夜を過ごせた。
二日目、4時過ぎ起床5時過ぎに甲子山で日の出を迎えるべくヘッドランプを付けて出発、月がこうこうと照っている、今日は無風快晴の様だ。
なんとか甲子山で日の出を拝む事が出来た(日の出や旭岳を見るには1,2分程戻った方に良い場所がある)。しかし天気が良いそして夜明け前の月と旭岳、朝日に染まる旭岳のすばらしい姿にうっとりしてしまう。甲子山山頂からは昨日と違い南会津の山々や磐梯山などが澄んだ空気の中に見渡せた。
今日は都合があり早めに帰らなければならず後ろ髪を引かれながら山頂を後にする、最後に甲子大橋を渡るコースで甲子温泉に戻る、橋の上からは三本槍岳や旭岳をもう一度見る事が出来た。
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