那須岳【峠の茶屋-三斗小屋温泉-茶臼岳-峠の茶屋】

2017年11月05日(日) ~ 2017年11月06日(月)

• GPS: 26:09
• 距離: 12.6km
• 登り: 887m
• 下り: 877m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:06
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:08

9:35 峠の茶屋駐車場
9:40 9:40 登山指導所・登山ポスト
9:53 9:53 中の茶屋跡
10:24 10:24 峰の茶屋跡避難小屋
10:56 10:57 那須岳避難小屋
11:15 11:16 延命水(水場)
11:22 11:22 沼原分岐
11:43 三斗小屋温泉

2日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:11

7:33 宿泊地
7:53 7:53 沼原分岐
8:46 8:50 ひょうたん池
8:55 8:56 姥ヶ平
9:23 9:24 牛ヶ首
9:29 9:30 高雄口
9:50 9:52 牛ヶ首山頂分岐
10:15 10:16 山頂口
10:27 10:40 那須岳
10:54 10:54 山頂口
11:10 11:11 硫黄鉱山跡
11:28 11:29 中の茶屋跡
11:38 11:40 登山指導所・登山ポスト
11:44 峠の茶屋駐車場

天候

1日目：晴れ、ただし、超強風
2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峠の茶屋の県営駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

雪が付いていた程度で、特に危険な個所はありませんでした。

写真

11/5 9:35

峠の茶屋
青空は見えていますが、空には不穏な雲も。気温はとても寒い！

11/5 9:39

山の神
ここをくぐって、登山道に入ります。

11/5 9:51

峰の茶屋跡避難小屋への登山道
歩き始めて、木段部分が終わるころには、雪が付き始めました。空も不穏です。

11/5 9:54

峰の茶屋跡避難小屋への登山道
強烈な風にさらされて、何度も撤退も考えて、ちょっとずつ進みます。

11/5 10:22

峰の茶屋跡避難小屋
なんとか峰の茶屋まで到着しました。雪もちょっとちらついてました。避難小屋でしばし休憩です。

11/5 10:40

峰の茶屋跡避難小屋
パトロールの方は、さっそうと茶臼岳に登っていきます。風は強く、立っているのも難しいくらい。

11/5 10:40

峰の茶屋跡避難小屋
避難小屋での休憩を終えて、ピークは目指さず、このまま三斗小屋温泉へ下ります。

11/5 10:41

峰の茶屋跡避難小屋
エビのしっぽが成長し始めるほどの天気。

11/5 10:44

峰の茶屋跡避難小屋
少し下れば、風が弱まるはず。鎖につかまりながら、慎重に下っていきます。

11/5 10:46

三斗小屋温泉への登山道
数十メートル下ると風は弱まって、普通に歩けるようになりました。

11/5 10:47

三斗小屋温泉への登山道
風はおさまっても、登山道には雪が付いています。

11/5 10:56

三斗小屋温泉への登山道
避難小屋まで下りてきました。一安心です。

11/5 10:56

三斗小屋温泉への登山道
振り返ると、茶臼岳が。雲がすごい速さで流れていくのが見えました。貴重な経験をしました。

11/5 11:23

三斗小屋温泉への登山道
先ほどの悪天がうそのように、木漏れ日の道を快適に歩きます。ただ、上空からは風の音が聞こえてきますし、雲の流れもとても速いです。

11/5 11:41

三斗小屋温泉
三斗小屋温泉に到着しました。風もほとんどなく、ぽかぽか陽気になりました。場所によってこんなに違うとは。

11/5 11:43

三斗小屋温泉
煙草屋旅館の脇を流れる水路です。温泉も混じっているようで、色が変色しています。

11/5 13:03

三斗小屋温泉
煙草屋旅館の露天風呂。よくある、屋根のないだけの露天風呂ではなく、本当の露天風呂です。湯温もちょうどよくて、最高です。

11/5 13:08

三斗小屋温泉
浴槽が2つに分かれていて、それで湯温調節をしているようです。右側が熱い浴槽で、熱くて入れませんでした。

11/5 16:26

三斗小屋温泉
こちらは煙草屋旅館の内風呂です。ここもとても素晴らしい雰囲気のお風呂でした。

11/6 7:32

三斗小屋温泉
朝食を食べて、出発です。とりあえず、姥ヶ平を経由して牛ヶ首を目指します。

11/6 7:53

牛ヶ首への登山道
木漏れ日の道をスタスタと歩きます。快晴で、風も強くはなさそうです。

11/6 8:04

牛ヶ首への登山道
沢を何回かわたります。

11/6 8:27

牛ヶ首への登山道
姥ヶ平に向けて登り始めると、雪がちらほらと。でも、昨日の感じとは全然違う。

11/6 8:42

牛ヶ首への登山道
姥ヶ平に到着しました。

11/6 8:42

牛ヶ首への登山道
茶臼岳もよく見えています。噴煙の感じを見る限り、風は強くはなさそうです。

11/6 8:47

牛ヶ首への登山道
ひょうたん池まで寄り道しました。池の全貌が見えず、ちょっと残念。

11/6 8:55

牛ヶ首への登山道
牛ヶ首に向けて出発です。

11/6 9:00

牛ヶ首への登山道
茶臼岳の頂上の鬼の角と噴煙が青空にとてもマッチします。

11/6 9:09

牛ヶ首への登山道
だいぶ上がってきました。あとちょっとで牛ヶ首です。

11/6 9:14

牛ヶ首への登山道
登山道の脇にも噴気孔があり、硫化水素の臭いがします。

11/6 9:19

牛ヶ首
牛ヶ首まで登ってきました。

11/6 9:19

牛ヶ首
姥ヶ平が一望です。

11/6 9:23

牛ヶ首
これから、ロープウェイの方への巻き道を行き、茶臼岳を目指します。

11/6 9:39

茶臼岳への登山道
標高をほぼ変えずに巻いていきます。

11/6 10:11

茶臼岳への登山道
朝日岳が見えてきて、茶臼岳に取り付きます。

11/6 10:11

茶臼岳への登山道
大きな岩を越えていきます。

11/6 10:18

茶臼岳　頂上
頂上に到着しました。お約束の三角点です。

11/6 10:19

茶臼岳　頂上
火口を回って、祠のある頂上へ。

11/6 10:21

茶臼岳　頂上
とてもいい天気です。

11/6 10:26

茶臼岳　頂上
祠です。

11/6 10:27

茶臼岳　頂上
頂上標柱も。

11/6 10:27

茶臼岳　頂上
火口越しに北側を望みます。朝日岳に、三本槍岳です。

11/6 10:28

茶臼岳　頂上
昨日、露天風呂に入りながら眺めていた、流石山、大倉山、三倉山も見えています。あの稜線をいつか歩きたい！！

11/6 10:28

茶臼岳　頂上
南側の高山といえば、日光連山。右が白根山、左が男体山でしょうか。

11/6 10:29

茶臼岳　頂上
南西に目を移すと、尾瀬の燧岳と至仏山が見えています。

11/6 10:29

茶臼岳　頂上
飯豊山でしょうか？（東北の山は詳しくない・・・・）

11/6 10:29

茶臼岳　頂上
裏那須の縦走路、あこがれますー。

11/6 10:37

茶臼岳　頂上
朝日岳頂上です。今回は登れませんでしたが、また登りたい頂です。

11/6 10:37

茶臼岳　頂上
三本槍岳の頂上です。三斗小屋温泉の北側の大峠から直接登るルートも楽しそうです。

11/6 10:38

茶臼岳　頂上
那須岳の南側の南月山や白笹山だと思います。地図で見た白笹山の等高線はとても美しく、こちらもぜひ登ってみたい。

11/6 10:44

茶臼岳（お鉢）　頂上
噴気孔と姥ヶ平を見下ろします。

11/6 10:45

茶臼岳（お鉢）　頂上
噴気孔をアップ！！
火山の力を感じます。

11/6 10:46

茶臼岳（お鉢）　頂上
ひょうたん池が見えています。上から見ると、確かにそう見えます。

11/6 10:47

茶臼岳（お鉢）　頂上
火口の縁です。

11/6 10:49

茶臼岳（お鉢）　頂上
峰の茶屋跡方面を見下ろします。

11/6 10:53

茶臼岳（お鉢）　頂上
お鉢の底から、頂上を。

11/6 10:55

茶臼岳（お鉢）　頂上
東側を望みます。

11/6 11:04

峰の茶屋跡避難小屋への登山道
今日は本当に天候に恵まれました。昨日の天気がうそのよう。

11/6 11:09

峰の茶屋跡避難小屋への登山道
この景色が真っ白だったからなー、昨日は。

11/6 11:12

峰の茶屋跡避難小屋
朝日岳まで行きたいところですが、今回は我慢です。また、次回！！

11/6 11:13

峰の茶屋跡避難小屋
それでは、下山します。

11/6 11:20

峠の茶屋への登山道
何度も振り返ります。きれいなコルです。

11/6 11:22

峠の茶屋への登山道
昨日は、この鎖につかまりながら、歩いたっけ（笑）。

11/6 11:26

峠の茶屋への登山道
そろそろ森林限界を下回ります。

11/6 11:39

峠の茶屋への登山道
下りてきました。

11/6 11:42

峠の茶屋
ロープウェイも動いています。

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

tomtan

友人と那須の三斗小屋温泉に宿泊山行です。
三斗小屋温泉は歩いてしか行けない温泉、秘湯として有名で、以前から行きたいと思っていました。
連休に予約がとれなかったため、月曜日に休暇をとり、日・月での宿泊です。

1日目、ロープウェイで上がろうと思っていたら、強風のためにロープウェイは運休に。
仕方がないので、峠の茶屋の駐車場に車を停めて、歩き出します。
森林限界を超えたあたりから風が強くなり、何度か風にあおられながらも、歩を進めます。途中、鎖につかまったり、地面の石をつかんで、耐風姿勢をとりながら、稜線の峰の茶屋跡避難小屋を目指しました。
稜線の直前では、湧き水（おそらく）が凍って、つるんつるんになった登山道を恐る恐る、しかも強風にさらされながら歩き、なんとか避難小屋に逃げ込みました。

避難小屋で休憩していると、ちょうどレスキューの方が入ってきたので、登山道の様子を聞くと、三斗小屋温泉への登山道を数十メートル下ると風は弱まる、とのことでしたので、そのまま三斗小屋温泉に向けて出発しました。
レスキューの方の言う通り、下り始めのしばらくは鎖につかまっていないといけない風でしたが、すぐに弱くなり、足元の雪さえ気を付ければ、普通に歩くことができるようになりました。

あとは、木漏れ日の登山道を歩いて、三斗小屋温泉に向かいました。

三斗小屋温泉の煙草屋の露天風呂は、とても気持ちの良い眺望で、目の前に、流石山、大倉山、三倉山のきれいな稜線が伸び、歩いてみたい衝動にかられました。
夜は、漆黒の闇の中、1人で露天風呂につかり、満点の星を見ながら、ゆっくりとつかることができました。

翌朝は、姥ヶ平を経由して牛ヶ首まで登り、ロープウェイ山頂駅側から茶臼岳に登りました。
前日とはうって変わって、雲一つない晴天で、風もそれほど強くなく、周辺の山々を見渡しながら散策するという感じでした。
しかも、よく整備された登山道で、景色もよく、とても気持ちよく歩くことができました。

茶臼岳山頂で、ひととおりの眺望を楽しみ、お鉢をぐるっと回って、峰の茶屋跡避難小屋に下り、昨日の登山道を下山しました。

今回は、三斗小屋温泉に行くことが目的の山行でしたので、ピークは茶臼岳のみでしたが、温泉の質、シチュエーションがとてもよく、とても満足感の高い山行でした。
三斗小屋温泉を起点に、三本槍岳や裏那須など、いろいろなルートを楽しめると思います。