ザ・西上州Part�頃�哀愁の諏訪山〜立処山・・・叶山が哀しい

2017年11月19日(日) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,111m
• 下り: 1,453m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:23

8:39 諏訪山登山口
11:05 11:15 諏訪山
12:51 12:51 オバンドウ峠
14:17 14:32 立処山
15:02 立処山登山口（古鉄橋）

諏訪山中腹でGPSを置き忘れたことに気がつき、取り戻すのに20分ほどロスしました。ログにはその記録も含まれます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立処山登山口（古鉄橋）に一台車をデポ。
⇒諏訪山登山口にもう一台の車で移動

諏訪山〜オバンドウ峠〜明野〜立処山を縦走
帰りに諏訪山登山口の車を回収しました。

コース状況／危険箇所等

【諏訪山】
諏訪山は西上州にしては、とても歩きやすい部類のよく整備された一般登山道です。

【間物〜オバンドウ峠〜明家】
ハイキングに適した歩きやすい道。所々で紅葉の残りを鑑賞しながら歩くことができました。

【明家〜立処山】
20年前の地図にはしっかり登山道が記されていますが、現在は踏み跡も薄く、歩く人は少ないようです。
黄色テープ、ロープ、鎖も整備され、要所要所で、注意しながら歩きました。

【立処山】
切り立った岩の上にある絶景のピーク。
登山道は、スリップしやすい急斜面で、山頂直下から中腹までは長いロープ、鎖がいくつか設置されていました。

その他周辺情報

【今井屋旅館】
バスクリンの風呂+天ざる蕎麦（大盛り♪）
一人￥1500　
いつもながらこのコストパフォーマンスは最高です。

写真

11/19 6:24

西上州に向かいます。
荒川を渡る橋から赤富士が見えます

11/19 8:45

諏訪山登山口にて、ルートを確認中。

本日のコースは、諏訪山〜立処山(たとろやま）まで縦走です。

11/19 8:46

明家から先の669m周辺はロ−プありますが切り立った岩稜の登降があります。
高度感がありますので初心者の方はやめたほうがいいです。
現在の昭文社の登山地図からは登山路は消えました(t)

11/19 8:49

諏訪山の登山口には道祖神があります

11/19 9:06

ten-no-kiさん、今日も宜しくお願いします。(E)
チョット歩っただけですがもう暑い(t)

11/19 9:08

11/19 9:09

諏訪山への登山道はよく整備されています (t)

11/19 9:19

唐松の黄葉が青空に映えます(t)

11/19 9:26

鉄塔付近は見晴らし良好(E)

11/19 9:26

紅葉も綺麗です。(E)

11/19 9:27

気持ちの良い雑木の尾根(t)

11/19 9:32

日当たりの良いアセビの稜線

11/19 10:18

道標も完備

11/19 10:30

展望の良い小ピークがありました。(E)

11/19 10:31

両神方面の展望(t)

11/19 10:32

ここで、ヤマケイポーズ

相変わらず、決まってますね〜（笑・E)

11/19 10:33

良い眺め。武甲山がよく見えました。(E)

11/19 10:31

武甲山をアップで

11/19 10:34

西上州・大山

11/19 10:34

気持ちの良い雑木の尾根を行きます(t)

11/19 10:38

諏訪山山頂まであと少し(E)

11/19 10:41

諏訪山大明神があります

11/19 10:41

3等三角点がありました(t)

11/19 10:41

諏訪山
山頂標識で記念撮影。

見晴らしが良く、昼飯を食べるには絶好の場所でした。

11/19 10:46

至福のひと時

11/19 10:46

景色を眺めながらまったりしました。(E)

11/19 10:47

今日はカップスタ−の煮干し味(t)

11/19 10:48

ノンアルでも旨い(t)

11/19 11:07

両神方面の展望(t)

11/19 11:15

木々の間に二子山が見えます(t)

11/19 11:30

諏訪山、下山中のシーン
朴葉の落ち葉が沢山。(E)

11/19 11:41

崩れかけた丸木橋

この山の一番の危険箇所はここだと思いました。(E)

11/19 11:48

橋を渡る時は手を挙げるんですね。（笑・E)

11/19 11:50

立派な吊り橋です。

11/19 12:00

間物に到着
ここから暫く車道歩き

11/19 12:06

間物の風景を鑑賞(E)

11/19 12:06

静かな山村に秋の訪れ
西上州にはこんな風景が沢山あります。(E)

11/19 12:08

再び登山道に入りました。オバンドウ峠を経由して明家を目指して歩いて行きました。(E)

11/19 12:13

水平歩道を気分良く歩いて行きました。(E)

11/19 12:21

所々で紅葉鑑賞。

11/19 12:25

モミジの回廊(t)

11/19 12:33

落ち葉のラッセル(t)

11/19 12:34

紅一点(t)

11/19 12:46

足元の紅葉を踏みながら、良い雰囲気の道でした。(E)

11/19 12:46

陽が当たって良い感じ。(E)

11/19 12:48

オバンドウ峠に到着

11/19 12:48

落ち葉の谷(t)

11/19 12:51

立派な赤松にオバンドウ峠の標識(E)

11/19 12:57

明家集落の手前にて

11/19 12:58

紅葉が綺麗です(t)

11/19 12:58

紅葉が綺麗です(t)

11/19 13:00

こんな山奥に立派な家があるとは?(t)

11/19 13:00

明家の廃屋の様子。

11/19 13:02

年代物のクラッシックカーに哀愁を感じました。(E)

11/19 13:06

この標識に従って進行方向を決定しました。

11/19 13:07

しばらく林道歩き。道が荒れていて車が通ることはできそうにありませんでした。(E)

11/19 13:21

立処山までの登山道の様子。
道が不明瞭だけど目指す方向は明確です。(E)

11/19 13:23

途中のコルで紅葉を鑑賞しながら一服(E)

11/19 13:25

穏やかな稜線歩き(E)

11/19 13:28

叶山の頂にカニの足が・・・(t)

11/19 13:30

鉄塔を通過(E)

11/19 13:33

岩と黄葉と青空＆白い雲をブレンドしました。(E)

11/19 13:42

なんか所か両側が切れ落ちた場所があります(t)

11/19 13:42

気の抜けない箇所がいくつかありました。(E)

11/19 14:18

最終目的地、立処山に到着

11/19 14:18

ここは見晴らしの良いピークでした。(E)

11/19 14:18

立処山からの眺め

11/19 14:19

立処山からの眺め

11/19 14:21

この先は切れ落ちています。(E)

11/19 14:19

麓の集落を見下ろしました。(E)

11/19 14:25

古鉄橋駐車場に向かって下山開始(E)

11/19 14:28

長いロープ、鎖場がいくつかありました。(E)

11/19 14:33

途中で巨大な岩壁を見上げました。(E)

11/19 14:34

スリップに注意して急斜面を下る。(E)

11/19 14:59

最後に鹿よけネットを2箇所くぐって、無事下山完了(E)

11/19 15:09

西上州のシンボルだった叶山が哀れ

11/19 15:21

珈琲タイム
風でバーナーが倒れてお湯をひっくり返すアクシデントもありましたが、なんとかドリップ開始です。(E)

11/19 15:24

GPSを途中で置き忘れたり、いろいろありましたが、1杯の珈琲でまったり寛ぐことができました。(E)

11/19 15:51

ステゴサウルスに突撃されたらドコデモドア2号はひとたまりもない

11/19 15:51

恐竜の足跡の化石。こ、これが...！
初めて見ました。（笑・E)

11/19 16:35

何時もの今井屋旅館さん

11/19 16:36

バスクリンの香りがたまりません。一番風呂は気分がいいです。(E)　　　　　　　　　

11/19 17:15

☆今井屋旅館の天ざる蕎麦
売り切れだったのにわざわざ打ってくれました。(E)

11/19 17:16

左の写真との間違いさがし(t)

よく見るとナスの天ぷらの位置が違います。他にも決定的な違いが・・・（笑・E)

11/19 17:16

カツオの出汁が超濃厚♪
細めの蕎麦につゆが良く絡みます。(E)

11/19 17:49

ten-no-kiさん、今回も楽しかったです。いつもありがとうございます。お疲れ様でした〜(E)

大展望あり紅葉あり岩稜あり変化にとんだ縦走路でした
今井屋さんの美味しい蕎麦に舌包み
ELK66さんありがとうございました

11/22 18:39

西上州のシンボルの一つ叶山は登っていません
一度計画したのですが・・・
何故登りに行かなかったのでしょうか？
ワタクシの唯一の山後悔です。
この本は昭和57年発行の佐藤節さん著の西上州の山と峠です。新ハイキング社
挿絵はまさに叶山です
在りし日の叶山に乾杯

撮影機器：

FinePix XP150 富士フイルム

Optio WG-2 ペンタックス

感想

點

ELK66さんと訪ねる西上州は今回で6回目です。
歩いているようでこの山は初めて1990年代の昭文社の登山地図にはオバンドウ峠〜立処山には登山路の記載がありましたが最近の地図には記載が無くなりました。
コ−スを歩いて実感です。

叶山が哀れな山容に変わりなぜか寂しさを感じる一日となりました。

ELKさん今回もお付き合いいただきありがとうございました。

ELK66

待ちに待った、春と秋の恒例行事♪
ten-no-kiさんと、通算6回目の西上州コラボを行いました。

今回、選んだ山は、諏訪山と立処山（たとろやま）。
私は初めて登る山でした。

諏訪山は西上州にしては登山道がよく整備され、山頂からの展望も優れたお手軽ハイキングコースでした。その一方、立処山までの縦走路は、オバンドウ峠から廃道となりつつある登山道を歩き繋ぐ、プチバリエーションルートでした。

途中、GPSを置き忘れるという失態 もありましたが、日差しを浴びて輝く紅葉に歓喜したり、廃墟と化した集落で、山村の生活の厳しさ栄枯盛衰の様子に哀愁を感じたり、、急峻な岩場、踏み跡の無いザレた急登の連続に息を切らし、ようやく辿り着いたピークからの大展望に感激 ・・・等々、変化に富んだ面白いコースを歩き、西上州ならではの味わい深い山歩きを楽しむことができました。

そして、下山後のお楽しみは何といっても今井屋旅館の天ざる蕎麦♪
これを食べることは、山登りと同じくらい重要な意味があります。

しかし・・・店に電話してみると、なんと蕎麦が売り切れ！
一時は蕎麦を食べることを諦めざるを得ない状況でしたが、そこは女将さんの粋な計いで、特別に蕎麦打ちしてもらうことができ、何とか待望の天ざる蕎麦をいただくことが出来ました。

さすが、ten-no-kiさん！人徳の賜物ですね。(笑)

今回も、山選び、蕎麦の手配、全てten-no-kiさんのお世話になり、とても楽しい一日となりました。いつもありがとうございます。
また、西上州での山遊び、宜しくお願いします。

コメント

823

間違え探し(^^)/
tenさん　ELKさん　こんにちは。

西上州シリーズ秋バージョン楽しみにしておりました
山に人が入らなくなると荒れていくものなのですね。
本の挿絵と写真の叶山の山容 は変わらないのに。。。

今井屋旅館さんの天ざる蕎麦は変わらず美味しそうです
答えはノンアル でしょうか。

ELK66

その答えは・・・
823さん、こんばんは。

西上州の山は落葉して見通しが
明るくなった今が登り時です。
でも、昔と今では山歩きの嗜好が変化して
きているようで歩かれなくなったルートは
どんどん自然に帰っていくようです。

天ざる蕎麦の間違い探しはヤマレコ史上初の試み
なのですが、良くノンアルに気がつきましたね。

正解です。おめでとうございます。

點

Re: 間違え探し(^^)/
823さん　こんにちは

西上州秋バージョンスタートです。
叶山は高いところから見ると中がお椀のようにくり抜かれ哀れです。

昔は桜や桃、ツヅジが咲き乱れた桃源郷だったのでしょうか
最近は都会でもたくさんの空き家が

今回は今井屋泊りで土日の予定でしたが雨のため日帰りとなりました。
一軒新しいお店をアップの予定でしたが・・・次回にて
正解 呑むベイにはすぐにわかる問題でした

komaki

ten-no-kiさん ELKさん、こんにちは。
広葉樹が葉を落として、見晴らしよく
歩けるのは、この時期ならではですね。
西上州の山は、コンパクトながらも
コースがいろいろ組み合わせできそうで
楽しめそうですね。

廃村の風景、置き去りのカートが
切なさ倍増ですね。
叶山は、ぱっと見、石灰採掘の山肌のように
見えますが、痛々しいですね。しかも
登れなくなってるとは。

そば屋さんのお気遣い、ありがたいですね。
ＧＰＳも無事に見つかって、何よりです。

ELK66

感慨深く反省点の多い山行でした。
komakiさん、こんばんは。

今回のコースは地形図に載っていなかったので
どこをどう歩くのか自分では判断がつきませんでした。
こんな面白いコース取りを考えることができる
ten-no-kiさんは、さすがだと思いました。

明家の廃村で、あの朽ち果てたカートを見て、
どんな物語がここであったのか想像すると
切ない気持ちになりました。
叶山も同様です。

休憩時に着替えた時にGPSをうっかり置き忘れてしまい
危うく無くすところでした。
これを教訓に、忘れ物をしないよう気をつけたいと思います。
蕎麦も早めに予約を心がけねばと・・・
何かと反省点の多い山行となりました。

點

Re: ten-no-kiさん ELKさん、こんにちは。
komakiさん　こんにちは

出だしにワタクシが携帯を忘れていたことに気づき10分のロス
エルクさんの忘れ物は登山道だったので心配しましたが
親切か後続の方が見つかるようにして下さったようで助かりました。

本当に登山者の人は親切な方が多いです

叶山は上から見るとすでにお椀状態です。
地下ベルトコンベァ−で秩父に運ばれています。

武甲山、毘沙門山、男岳女岳の夫婦山、そして叶山みんな東京のビルに変身しました
今井屋さんのバスクリ−ン風呂、大盛りの蕎麦定食で1500円はかなりお得です。
いつでもお越しください

take_y

紅葉いいですね〜♪
ten-no-kiさん、ELK66さん、こんにちは。

お疲れ様でした〜。
秋の西上州、コースも天気もお蕎麦も羨ましい山行で、写真に見入ってしまいました 黄葉と空のブレンドの写真がステキです

標高の割に、山頂からの眺めが素晴らしいですね♪行ってみたいなぁ

間違い探しはサービス問題？！

ELK66

景色も豆もブレンド
take-yさん、こんにちは。

西上州の紅葉はもう終わってしまったのかな〜
と思っていたらまだ、あちこちで鑑賞に値する
紅葉＆黄葉が残っていました。

珈琲もまろやかな味の豆をいくつかブレンドしたのですが
黄葉と空をブレンドしてみたら、まろやかに仕上がりました。(笑)

諏訪山も立処山もどちらも眺めの良い山でした。
私もまた登りたいと思っています。

今回の間違い探しは初級「☆」一つ星クラス
だんだん難しくなっていきます。

點

Re: 紅葉いいですね〜♪
take_yさん　こんばんは

西上州ほかの山にない風景があります。
鄙びた山村、桃源郷、峠の道祖神、道不明の登山道、プチ岩場などなど

下山すれば楽しい宿、蕎麦、うどん、ラ−メンとさらに意味不明なメニュ−まで
至れり付くせり

沢山の鉱泉が姿を消してしまったのが寂しい
勧能鉱泉、浜平鉱泉、三波石鉱泉・・・などなど

yamaonse

渋い男の渋い山
テンさん、エルクさん、こんばんわ。西上州の山々、もうすっかり落葉して初冬の風情ですね。車二台で繋ぐとルートは無限、クセのありそうな稜線歩きは気が抜けない場所も多そうですが、得られるものも多そうに思えます。今井屋旅館さんの蕎麦だけでも参加したい気分です（＾＾）

ELK66

西上州の山と蕎麦
yamaonseさん、こんばんは。

西上州の山は本当に気が抜けなくて、今回も終盤で
ちょっと苦労しました。
ロープ、スリング、簡易ハーネス、カラビナは
常備しておいた方が良さそうです。

なかなか一人で出かける気にはなりませんが、
ten-no-kiさんのおかげで世界が広がっていきます。
ありがたいことです。

食通のyamaonseさんにはぜひ今井屋旅館の蕎麦を味わってもらいたいです。
もしかしたら蕎麦に対しての世界観が変わるかもしれませんよ。

點

Re: 渋い男の渋い山
yamaonseさん　おはようございます

西上州の山々はハードな物からプチ登山までいろいろ選べるのが楽しいです
是非一緒に今井屋旅館さんの蕎麦食べましょう