妙高山・火打山

2011年09月04日(日) [日帰り]

• GPS: 10:15
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,266m
• 下り: 2,252m

コースタイム

笹ヶ峰登山口(5:40)→黒沢(6:20)→(7:20)富士見平(7:25)→倉沢池ヒュッテ(7:55)→長助池分岐(8:35)→(9:20)妙高山(9:35)→長助池分岐(10:15)→(10:55)黒沢池ヒュッテ(11:00)→茶臼山(11:20)→高谷池分岐(11:40)→天狗の庭(11:50)→ライチョウ平(12:15)→(12:35)火打山(12:45)→天狗の庭(13:25)→高谷池ヒュッテ(13:40)→(14:10)富士見平(14:20)→黒沢(15:10)→(15:45)笹ヶ峰登山口

天候

曇り、強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰登山口。野営場駐車場にトイレ、自販機、電話あり。
AUは圏外でした。

コース状況／危険箇所等

危険個所はほとんどありませんでした。ロープ数か所あり。
登山口に登山届あり。
多くの部分木道。
ぬかるみ多い。
強風時、火打山山頂付近は風よけ少ない。
妙高山は山頂直下まで風当たらず。

写真

9/4 6:14

林の中の木道

9/4 6:46

ホントに12回曲がる一二曲り

9/4 7:17

階段状の木道

9/4 7:35

草原

9/4 19:31

一本橋

9/4 7:40

オヤマリンドウとアキノキリンソウ

9/4 7:47

日本海が見えます。上の雲が怖い…

9/4 9:20

妙高山山頂

9/4 11:47

何も見えない天狗の庭

9/4 12:36

火打山

9/4 15:54

登山口と駐車場

撮影機器：

FinePix JZ300 FUJIFILM

感想

gon-chan3

　台風の動きを気にしながら山行を決めた。天候が悪ければ引き返すつもりで家を出る。夜の林道を走っていると枝が結構落ちていたので風の強さがうかがえる。登山口に駐車場はあるがすぐお隣の笹ヶ峰野営場の駐車場にトイレがあるのでそちらで仮眠。ほとんど車はなかった。
　朝起きると風は少しあるものの雨はほとんど降ってない状態。何とか登れそうである。天候がよくはないので明るくなってから動き出す。登山口にはログ風のゲートがあり登山届など出し出発。歩き出しから木道が伸びる。樹林の中なので風は当たらない。緩やかな木道をしばらく行く。木道が終わり大きな沢に出ると黒沢だ。橋を渡り少し行くと一二曲りに入る。ここは本当に12回折り返す急登となる。急登といっても階段になっていたりしっかり整備されていたりするので歩きやすくあっさりと通過。一二曲りを登りきると尾根上に出るがまだまだ木が多く雨風から守られる。少しくと長い階段状の木道になる。階段状だが非常に歩きやすくすいすい進む。
　木道が終わり少しで富士見平に着く。少し休憩したら黒沢池方面へ。草原の中を進む。もう少し季節が進むと草が色づき奇麗だろう。遠くに日本海を望むことができたが上空は分厚い雲とやや強い風が吹いていた。大きなアップダウンはないので30分で黒沢池ヒュッテに着く。ここからまず妙高山方面へ行く。ヒュッテからすぐ急登になる。急登を登りきると長助池の窪地が見える。そこを越えると急な下りになる。ロープも何本かある。頼らず慎重に下ろう。その後緩やかな下りのトラバースを進むと長助池との分岐に出る。分岐点は広くベンチもあり休憩にはいい場所だ。
　分岐点から再び急登となる。所々草に覆われているのでかき分ける。標高を上げても草が多いので風よけになった。岩も多くなり歩きやすくはない。山頂のすぐ手前で岩場に出ると風が強く当たった。そこから山頂まではほんの数分。頂上は広いがうまく岩陰に入れば風はあまり当たらない。最高地点は5分くらい進んだところに別にある。ついでなのでそこまで行ったりする。体が冷えないうちに来た道を戻る。とにかく風の当たらない場所が多いのが助かる。1時間半ほどで黒沢池ヒュッテまで戻る。ちょっと時間的にきつくなってきたので歩みを早める。火打山に行くかは時間を見ながらとなった。
　展望はほとんどなく茶臼山を越え高谷池の分岐に。この辺も木道が多い。分岐から木道を歩き天狗の庭へ。濡れた木道で滑りやすいので注意が必要だ。高谷池も天狗の庭も真っ白で楽しみは半減。少し急になり登るとライチョウ平に。ここから風が良く当たる。山頂まで一気に登るが上部は霧雨で雨粒が横に飛んでいる。それでも人が飛ばされるような風ではなくちょっと踏ん張る程度。山頂ももちろん真っ白で何も見えない。あまり長くいると体も冷えるので写真を撮りうろうろして下山に入る。
　風はやはり台風の影響だろ。仕方がない。濡れた木道に強い風。おまけに下り傾斜。非常に歩きにくい。慎重に進み登ってきた道を進む。高谷池分岐から高谷池ヒュッテ方面へ。小屋の姿は近くまで行かないと見えなかった。ヒュッテからは木道、トラバース道と通り富士見平へ。木道はいいが木道でない部分は結構歩きにくい。個人的な意見かもしれないが木の根や幹が横にありそこをトラバースするところは非常に苦手である。富士見平から木道、十二曲りと進む。
　足がだいぶ痛くなってきたので結構つらい。でも雑にならないように慎重に足を出す。黒沢を越えればだいぶ近い。笹ヶ峰から火打山の間には距離を合わすのか9分の幾つという標識があり目安になるがなぜ9等分したのか不思議である。降りてくると霧雨もなくなり風も気が守ってくれるので歩きやすくなってくる。最後は長い木道を通って登山口に出る。4時前にはきちんと下山できた。
　台風の後でいろいろ心配だったが雨にもほとんど当たらず、動けないほどの強風に会わず良かった。そして日本百名山を2座日帰りで達成。33座目となった。ま、百名山を目指しているわけではないが。登山口でゆっくりと片付けたのち、帰路に着く。また晴れたら違う景色だったのだろうな〜。そのうち影火打や焼山、雨飾山までの縦走路に行っていたい。