高妻山 (一不動コース⇒弥勒新道)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
7:00 くさり場
7:35 一不動避難小屋
8:30 五地蔵山
10:05 高妻山着 (登り 4:05)
(10:30 頂上発)
11:55 五地蔵山手前分岐
13:20 牧場に出る
13:40 駐車場着 (下り 3:10。 行動時間 7:40)
天候 | 晴れ (五地蔵山手前から頂上までの間はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一不動コース クサリ場が2ヶ所あり。 ・登山ポストは登山口の牧場事務所前にあり ・戸隠蕎麦屋さんが、付近のいたるところにあり ・温泉は、戸隠神社中社近くの「神告げ温泉」600円 |
写真
感想
6:00 戸隠牧場駐車場発
7:00 くさり場
7:35 一不動避難小屋
8:30 五地蔵山
10:05 高妻山着 (登り 4:05)
(10:30 頂上発)
11:55 五地蔵山手前分岐
13:20 牧場に出る
13:40 駐車場着 (下り 3:10。 行動時間 7:40)
寝坊をしてしまい出発が少し遅れてしまうが、千葉県の自宅を1:40に出発。
ナビによると信濃町ICで降りて北側から登山口に入るのが一番早いようだが、
高速代をケチって、長野ICで降り長野市街を通って登山口に向かう。
すでに明るくなった5:35に戸隠牧場の駐車場に到着。すでに車が15台くらい
停まっている。隣には、この先、抜きつ抜かれつになる女性が車を停めた。
弁当を食べて6:00に出発する。牧場事務所の外に登山届のポストがあり、提
出。夫婦が2組、単独の女性1人、単独の男性1人、男性2人組がほぼ同じ時
間に出発した。
まずは牧場の中を進み、ゲートをくぐって登山道に入る。道は沢筋につけら
れている。1時間ほどいった所、傾斜の緩いナメ滝に鎖がかかっているが、危
険というほどではない。引き続き、第2の鎖場は2mばかり登ってから急斜面
をトラバースする。ステップがはっきりしていて、これも見た目ほど危険では
ないが、最後に1.5mほどの岩を乗り越すところは、良いスタンスがなく、
無理やり乗っ越した。この後、沢の中の道になり「氷清水」に到着。「氷」と
いうだけあって、非常に冷たい水だった。喉を潤してから、一不動避難小屋ま
でひと登りであった。単独の女性は氷清水のところで休んでいた私を追い抜い
て、先に到着していた。
一不動避難小屋は標高1747mなので、五地蔵山(1998m)まで250mの登りに
なる。二、三、四、五と石で造られた小さな祠を過ぎ、途中で団体さんを追い
抜く。時折、左手木越に高妻山の頂上が見える。三角錐の尖がった姿が美しい。
また、戸隠山のほう見ると九頭竜山の岩壁がすごい。
その後、若い男性2人組に追い抜かれた。五地蔵山の頂上は登山道から少し
奥まっているが、ガスが出てきて展望は皆無。休んでいると単独の女性に追い
抜かれたようだ。
五地蔵山からはしばらくアップダウンを繰りかすことになる。いったん下っ
て登り、やや大きく下ってまた登る。ガスの切れ間から、時々高妻山が半分だ
け姿を現す。遠くに後立山の峰々も雲の切れ間に見ることができる。
単独の女性と時々一緒になり、「どちらから来られたのですか?」と聞くと
「新潟から来ました」とのこと。恥ずかしがり屋なのか、言葉少なめの女性で
ある。30歳台かなぁ?
段々疲れてくる。ガスってはいるが、暑くて汗がしたたり落ちる。最終のコ
ルの手前で、年配の女性に時刻を聞かれる。花の名前を教えてくれたが、暑く
てそれどころではなく、すぐに忘れてしまった。
最後のコルからは頂上まで300mほど登らなくてはならない。徐々に傾斜
はきつくなり、最後は前を歩く人の踵が目の前に見えるほどであった。年配の
グループをここで追い抜き、傾斜が緩くなって少し歩くと、人がいるのが見え
る。頂上だろう。十阿弥陀を過ぎるとすぐそこが高妻山の頂上であった。
10時過ぎに頂上着。すでに何人かが休んでいる。あいにくのガスで展望はき
かない。まずは写真を撮る。新潟の女性も到着。年配の女性も到着。年配のグ
ループも到着した。靴を脱いで、おにぎりを食べ、デザートに最近お気に入り
のフルーツゼリーを食べる。そうしているうちに多少ガスが晴れ、南側はやや
展望がきくようになった。
年配の女性は、岐阜県から来たとのこと。昨日、一昨日は、妙高山と火打岳
に登り、明日は雨飾山に行くという。百名山を五十数座登っているらしい。
うらやましい登山をしているなぁ。今日は登山口を5時に出発したとのこと。
後から旦那さんが到着して、写真を取り合う。
頂上の岩で休んでいると右足が吊ってしまう。膝の後ろの内側の筋肉で、初
めての部位なので少しびっくりする。帰りには左足も同じところが吊ってしま
い、スピードが落ちた。
もう少し、頂上にいたかったが、帰りの時間も気になるので、30分ほどで帰
途に着く。新潟の女性は10分くらい前に先に下り始めたようだ。下からは、
続々と登山者が登ってくる。さすが百名山である。高妻山はガスも取れている。
写真を撮りながら、自分ではゆっくりと思いつつ、なぜか急いでしまって疲れ
るなぁ。ふと左に目をやると昨年登った妙高山が、雲の切れ間に見えた。
帰りは五地蔵山から弥勒新道を下ることに決めていた。弥勒新道の分岐は、
六弥勒のところにあり、赤いテープが目印になっている。最初は明るい道を降
りていくが、すぐに背の高い木のために、日差しが遮られやや暗い急な道になる。
木や草を刈りはらっただけなので、将来的に登山者が多く歩くようになる
と、それなりの手入れが必要になるだろう。また、道も判然としないところも
あるので、テープ等の目印を確認しながら歩く必要がある。
休むのに良い場所がなく、1回腰を下ろして休んだだけで、黙々と下る。
何組かの登山者を追い抜き、五地蔵山の分岐から1時間20分で最後に沢を渡って、
牧場に出た。そこから牧場を横切って、元の登山道に戻る。牧草の緑、その向
こうの飯綱山の景色。なかなか癒されるなぁ〜。
ちんたら歩いて駐車場に戻ると、隣の車の新潟の女性はまだ帰ってきていな
かった。靴を履きかえただけで、向かいの牧場の食堂に行って、戸隠ざるそば
の大盛り(900円)を食べた。「うめーっ!」 初めて登山バッジ(450円)を
買って、戸隠神社中社近くにある「神告げ温泉」に向かったのでした。
14:20 駐車場発
14:40 神告げ温泉入浴(600円)
19:20 自宅着
高妻山も戸隠山と同様に信仰の山であるが、戸隠山は蟻之塔渡りなどの鎖場
=危険を修業としたのに対し、高妻山はアップダウンを繰り返して最後は急坂
を登るという体力面での修業に重きを置かれていたらしい。私も体力という点
では相当に修業になった登山でした。疲れたぁ〜。足吊ったよー。
【写真】大きな写真を一部「フォト蔵」にアップしています。
http://photozou.jp/photo/list/283447/4628807
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