赤岳(↑地蔵尾根↓文三郎尾根)【冬合宿2017】


- GPS
- 26:40
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,308m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 7:06
天候 | 12/2 快晴! 12/3 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽美濃戸駐車場(本日駐車) ・6時半時点で赤岳山荘はほぼ満車。少し下のやまのこ村駐車場はガラガラでした。どちらも1000円/日 ・本日はここまで、四駆スタッドレスで問題なく上れましたが、毎年上れなくなる車、スタックする車が続出し、大変なようです。赤岳鉱泉のFBなどで直近の情報を入手しましょう ▽美濃戸口駐車場 ・美濃戸まで歩いて1時間ほど ・こっちは500円/日とのこと |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況(2017年12月2日現在) ※この時期、一日で状況は一変します。以下は参考程度にお願いします。 ※また、我々は冬の赤岳は初めてで、この時期の本来のコース状況はよく分かりません。あくまで私見です ▽美濃戸⇆堰堤広場 ・中盤からガチガチの凍結路となり、チェーンスパイク推奨 ▽堰堤広場⇆赤岳鉱泉 ・積雪は徐々に増えますが、本日は明瞭なトレースあり ・踏み固められていますので、チェーンスパイクが最良 ▽赤岳鉱泉⇆行者小屋 ・徐々にジワジワと登って、行者小屋まで少し下ります ・赤岳鉱泉から12爪アイゼン装着 ▽行者小屋→地蔵尾根→赤岳 ・私は初めて歩く道なのでよく分かりませんが、埋まっているハシゴもあったようです ・階段・ハシゴは露出しているものもあり、アイゼンを引っかけないように注意が必要。特に下りで使う場合 ・個人的には登りで使ってよかった ▽赤岳→文三郎尾根→行者小屋 ・赤岳直下の岩稜帯は、アイゼンを引っかけないよう注意 ・マムート階段は大半が埋まっており、快適に下れますが、転倒するとたいした怪我では済まないほど滑落すると思います ・個人的には下りで使ってよかった |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ♨原村八ヶ岳温泉ふれあいセンター「もみの湯」 ・美濃戸口の最寄の温泉 ・夏山シーズンなどは大混雑と聞きます https://www.vill.hara.lg.jp/docs/640.html ☆飲食店 ▽仙人小屋 ・八ヶ岳の大人気ジビエ店 ・熊・鹿・鴨をはじめ、キノコ・山菜料理が盛りだくさん ・色々試したくなりますが、一品一品がかなり多い ・回転は悪いので、1時間以上は待つと思った方がいい http://senningoya.com ☆宿泊施設 ▽赤岳鉱泉 ・今回は個室(一室+5000円)を利用。6畳くらいあり、3人で割れば+1700円程度なら絶対お得 ・チェックインは9時頃から出来ますが、暖房は昼からしか入りません ・また、消灯時間(21時)にはヒーターも消えますので厚着して寝た方が無難 ・wi-fiは無いようで、フロント前である程度電波が入る程度(docomoのみ確認) http://userweb.alles.or.jp/akadake/i/koyaannai.html |
写真
感想
今年の「チーム単独行 冬合宿」は、これまで3人とも登ったことのない冬の赤岳となりました。
合宿には温泉と宴会がつきものですが、温泉は我慢するとして、宴会ができる赤岳鉱泉をチョイス。
ソロと人気のない山を愛す3人としては、山小屋泊まりには多少抵抗がありますが、個室が取れるということでここになりました。
それに、ここの名物でもあるステーキも、一度は食べてみたいと思っていたのです。
8時半頃赤岳鉱泉に到着。
夕食メニューを書いた黒板にはなんと、「サンマの塩焼き」!
日帰りに切り替えようかと相談していたところ、小屋のスタッフが秋刀魚を消して「ステーキ」と記入(金曜は秋刀魚だったみたいです)。
これでゆっくり赤岳に登ることができるようになりました。
行者小屋から、地蔵尾根と文三郎尾根のどちらを登りで使うか、あるいはピストンにするか迷いましたが、やはり周回にしようということで、↑地蔵尾根↓文三郎尾根に決定。
3人とも冬の赤岳は初めて、私に至っては赤岳は2度目なもんで、全く勝手が分かりません。
同じ山に通うことの多い私にとってはとても新鮮なこと。
地蔵尾根を登っていくにつれ、霧氷と北アルプスの展望が広がり、右側には阿弥陀岳の威圧的な姿が。
埋もれかけた階段・ハシゴはあるも、特に歩きにくいところもなく、景色を楽しみながら登っていき、地蔵ノ頭に到着。
厳冬期にはナイフリッジになるというこの箇所も、この時期はまだ普通の尾根道。
眼前にそびえる赤岳と、雲海に浮かぶ富士山を眺めることのできる絶景尾根歩きです。
山頂でしばし展望を楽しんだ後は、文三郎尾根を下ります。
ここも、山頂直下は岩が露出していてアイゼンを引っかけやすいですが、マムート階段の大半は雪に埋まり、とても歩きやすい道でした。
あくまで私見、かつ、この時期のことなので大きなことは言えませんが、思っていたよりも全然楽で、怖い、危ない、キツイなどと感じる箇所は、全行程を通じて皆無でした。
夏の赤岳の方がよっぽど大変。
もう少し雪がついたら再訪したい山となりました。
さて、赤岳鉱泉に戻りランチをしながら乾杯し、夕食までの時間で軽く宴会のスタート。
私は風邪で声が枯れていましたが、合宿ということでここは飲まなければいけないのです。
18時、モクモクの食堂に向かうと、ステーキが鉄板の上に乗せられた状態でスタンバイ。
一度は体験しておきたかった赤岳鉱泉のステーキ、次は秋刀魚がいいなと思いましたが、良い話のネタになり3人とも大満足。
翌日は阿弥陀か硫黄か迷いましたが、私の風邪、3rotallyさんのマメを考慮して大人しく下山することに。
8時まで小屋に残っていたのは我々だけで、快晴の日曜日、皆さん早々にそれぞれの山を目指していかれました。
定番となった下山後のグルメですが、本日は前々から気になっていた「八ヶ岳 仙人小屋」へ。
ジビエは何度か体験していますが、ここの盛りの多さ、種類の豊富さには目を見張るものがありました。
肝心のお味も、仙人の下処理が抜群なのでしょう、臭みなど全く感じず、美味しく山の獣の命をいただきました。
今冬の合宿も、山に食に宴会に、存分に楽しむことができ、メンバーに感謝です。
Kazu405さん、レコありがとう!
さて毎年恒例の冬合宿は赤岳へ。
八ヶ岳は自宅からも近く何度も登っているが
この時期の赤岳は厳しいという印象が強すぎて避けていました。
ところが、いざ歩いてみると思ったよりも平気だったような気が。
(あくまでも個人的な意見です)
これならゴールデンコース周回でも良かったかな~なんて。
とか言いつつも、マメが痛くて二日目を下山のみにしてしまってゴメンなさい。
しかし今回の合宿はカロリー消費量より摂取量のほうが
高いというくらい、よく食べて、よく飲んだ。
牛肉食べて、鹿肉食べて、熊肉食べて、帰宅後の体重は1キロ増加。
山登って太るとは思ってもいなかった(笑)
とはいえ、いつも通り楽しく最高な二日間でした。
Kazu405さん、moricoco さん、お疲れ様&ありがとー!
(コン、コンっ!)お邪魔しまーす。
って、礼儀正しいフリのmoomin2013です。笑
Kazu405さん、moricoco さん、こんばんはーっ
3rotallyさん、はじめまして。
青空に霧氷が美しいですね~
34のお二人の写真も良い感じだし
48の稜線を歩く姿のすぐ隣に富士山がある写真も
とても素敵です。
で、なんと言っても、頂上での「シャキーンっ!」
って感じの59の写真が、「おおーっ!」って感じで
かっこ良く撮れてます!
仙人小屋ってすご~い、こんなとこあるんですね。
牛肉~鹿肉~熊肉で、3rotallyさん 1キロ増加?笑
でも私もいつも登山後は、超~お腹が空いて、いつも
調子に乘って食べ過ぎて、そしていっつも後悔。
なんで山登って太ってるの?って。笑
冬山の絶景レコ、初心者のおらたちには行けないので
とっても楽しませて頂きました。ありがと~っ
&お疲れ様でした。
(๑>◡<๑)/
moomin2013さん、こんばんは!
霧氷に青空に、雲海に浮かぶ富士山が眺められたりと、厳冬期でしたらかなり厳しい山行になる山ですが、この時期で、しかも微風快晴の恵まれた天気のおかげで、存分に楽しめましたー
特に頂上の写真、戦隊モノのヒーローみたいでよくないですか??
八ヶ岳近辺にお越しの際は、仙人小屋、是非とも訪れてみて下さい!
気になるメニューだらけで、食べ過ぎ必至です。
下山後の楽しみが4割くらいを占める我々の山行スタイルにとって、今回も会心の冬合宿になりましたー!
礼儀正しいmoomin2013さん、こんばんは(^^)/
三人の中で、唯一品行方正なmoricocoです。笑
青空に霧氷、綺麗でした~!
このトリオでの冬合宿、今のところ晴天率100%の記録更新中でして、行いが良いのは私だけなので首を傾げてるところです。
そもそも、rotally3さんとkazu405さんにとっては冬合宿という名の飲み会で、二人の苦手な小屋泊も、テン泊並みに大きなザックも、重いアルコールの荷揚げも、飲むための執念が伺えるかと。。
でもそのお陰で、泊まることのはないだろうと諦めていた赤岳鉱泉に泊まれ、噂のステーキも食べられ、美しい冬の赤岳にも行けたのですから、感謝しないとですネ。
仙人小屋、オススメです。処理が上手で臭みもなく、風邪ぎみのkazu405さんの良い食治にもなりました。山の恵みに感謝です。あ!ただ、美味しい匂いの煙がモクモクなので、家に帰ってからも自分についた匂いでご飯が食べられるかもしれません。笑 ぜひお試しください。
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