常念岳=大天井岳≪≫一ノ沢 [稜線歩きがなんとも言えない]
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,207m
- 下り
- 2,206m
コースタイム
07:57 胸突八丁 ↑
08:40着 常念乗越 発15:05
08:48発 常念乗越 ‖
09:38着 常念岳 ‖
10:03発 常念岳 ‖
10:36着 常念乗越 ‖
10:45発 常念乗越 着14:54
12:01 東天井岳 13:54
12:39着 大天荘 発13:21
12:40発 大天荘 着13:01
12:47着 大天井岳 発12:56
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後の温泉は、常念岳ライブカメラでお世話になっている「ほりでーゆ〜四季の郷」がよろしいんじゃないかと。。 |
写真
感想
素晴らしい縦走路を歩く
展望ハンティングの山行
ことしはあまり山行できない。しかも日帰りに限られる。
そんな状況なので厳選した場所をと思っても、結構あるんですよね。
南アルプスはアクセスが…、高速の割引も終わったのも響く。
まあそんなに考え込まなくても、いい山があった。
常念岳と蝶…、ではなく、昨年燕岳から取り付までいっておいて断念した大天井岳にしよう。そんな経緯もあって、私はあえて「だいてんじょう」と呼びたい。
この3連休は天気がよくないという。しからば前日ということで休んで行くことにした。
しかし急な段取りとなると何かしらやらかす。アクセスを綿密に調べていなかった。
豊科ICを下りてから、少し迷ってしまい、遅めの出発となってしまった。
長めの行程なので、このあたりは善処しなくてはならない。
3連休前日であっても、昨年の燕岳の大渋滞を思い出し、さぞや、と思ったのだが、登山口近くに駐車できたのはよかった。
一ノ沢の登山道は、はじめは緩やか、「胸突八丁」からは急登といったところ。
登りも下りも思っていたのだが、なんとなく雪渓の消えた針ノ木の登山道に似ている。そりゃそうか。同じ方角でもあるしね。でも距離はある。
2時間30分で常念乗越に到着した。
〜〜〜〜〜
まん前に現れた槍ヶ岳。疲れが吹き飛んだ。
しかも稜線上はやや強い風が吹いていた。安曇野側は暑く、稜線上は涼しい。この時期の特徴かもしれない。
さて乗越から常念岳を目指す。もちろんデポって。
ほんとうに天気に恵まれたなあ。
穂高連峰、梓川、常念山脈の幅広い奥行きというのがわかった。
南アルプス、中央アルプス、乗鞍、御嶽に、北信の山々や浅間、四阿。
裏銀座、立山、剱、後立山も素晴らしかった。
また、山ガールが「あの黒いのが水晶、近いね〜」確実に層が厚くなってるなと実感。
さて、あすこの大天井目指して長居無用。泣く泣く。
乗越からは横通岳への登り返しになり、2か月ぶりの休養明けの影響が次第に現れる。
なんとか横通岳からはトラバース道。なんとか持ちこたえられそうだ。
ハイマツの斜面が気持ちよい。ホシガラスさんも冬支度で忙しそうだ。
展望も、涸沢カールや小槍も現れる。
大天荘が見えると、自然に拍手が出た。意識はしていなかったが、2年越しの目標だったからか。
大天井岳山頂はその時間では誰もいなかった。平日ならではの贅沢な時間をもらった。
やはりここでも展望は素晴らしかった。
高瀬ダムと針ノ木岳が好きなのだが、昨年みた高さからでは見れない、立山、剱がさらに加わって旨味倍増だ。
裏銀座、さらにその裏も歩いてみたいのだが、来年実現させたいな。
大天荘に戻って遅い昼食を摂る。大天荘の惜しいところはテラスが槍穂側にないところかな?なんて余計なことを考えながら。
午後になり雲が安曇野から沸いてきて稜線を跨ぎたがっているのだが西風に阻まれる。そんな光景もあちらこちらでみれた。
平日の表銀座はいいな。
さて長居できない。2時間+2時間で下りたいところだ。実際うまくいった。
大天井からの縦走路の光景のほうが気持ちよいかも。それに助けられた。
常念乗越に戻るころには、槍穂山上に雲。かろうじて槍の穂先は隠れずにいた。
また来るよ!
一ノ沢までの下りは、距離があるので少し辛かった。
東斜面なのだから陽が傾くと薄暗くなる。秋分前で17時過ぎ樹林帯ではギリギリ
だと思った。
帰りの「ほりでーゆ〜」の露天風呂から常念岳を眺められたのもよかったなぁ。
今年はあとどこを歩こうかな?
じつは今回と、新穂高→笠新道からの笠ヶ岳と同じ距離、累積標高なので、今年も笠に行きたいと考えている。
もちろん平日日帰りで。
今回も最後までお読みいただき恐縮しきりなのであります。
votti師匠、こんばんは♪
さすが韋駄天師匠、ロング&ハードな行程にもかかわらず、飛ぶように駆け抜けたんでしょうね
山を歩くってこんなに楽しいことなんですね。
ピュアな喜びがストレートに心に響いて、とても清々しい気持ちになりました。
ピークハントなんて目的のほんの一部であり、歩を進める毎に眺望が変わりゆく過程の妙を堪能するほどの、オトナの余裕を感じました。
師匠の域に達するのは容易なことではありません。
不肖の弟子はまだまだ修行が必要なようです
lynxさんこんにちは
コメントどうもありがとう。
飛んでませんこと
距離の大半はゆるやかな横通〜大天井なので。
晴れて展望があってテンションも持ったというところです。
lynxさんのような日帰り長大山行は無理ですよ。
横通〜大天井はいい道です。どこからでも槍穂がみれますし。
日帰りならみなさん常念〜蝶と周回するのでしょうが、
常念〜大天井もよいと思います。
常念乗越でデポして常念岳へ登れるし
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