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Yamareco

記録ID: 1340991
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

塩谷丸山から天狗山、雪山縦走。まさかの日没後縦走。

2017年12月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:33
距離
13.5km
登り
994m
下り
585m
歩くペース
ゆっくり
2.52.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:10
休憩
0:23
合計
12:33
距離 13.5km 登り 1,003m 下り 585m
6:26
166
塩谷
9:12
9:18
264
13:42
13:54
70
15:04
15:09
230
18:59
天狗山山頂駅
天候 曇り。たまに僅かに降雪。
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
往路:小樽6:13-塩谷
復路:天狗山ロープウェイ山頂19:12-山麓、天狗山19:19-小樽、小樽19:56-新千歳空港
コース状況/
危険箇所等
1m以上の新雪の積雪。塩谷から塩谷丸山まではスキーのトレースがある。冬コースは赤テープが少ないので、スキーのトレースが無いとかなり迷う。塩谷丸山から先はノートレース。赤テープが遠藤山の途中までは頻繁にあるが、途中から減る。遠藤山から先、初めは赤テープあるが、途中からオコバチ山などピーク以外はほぼ無くなる。積雪で隠れてしまっている可能性もあるが。
その他周辺情報 新千歳空港の空港温泉は山歩きの疲れを取るのに非常にお勧めだけど、この日は飛行機に欠航があったようで、満室となり入場できず。急遽ターミナルホテルに宿をとることに。
始発に乗るため小樽駅へ
2017年12月23日 05:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/23 5:57
始発に乗るため小樽駅へ
塩谷から登山口へは、駅舎を通らず直接ホームから進めます。
2017年12月23日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 6:25
塩谷から登山口へは、駅舎を通らず直接ホームから進めます。
これまで夏道しか歩いたことが無かったのですが、初めて冬道へ。駅出てから車道をほぼまっすぐです。建設中の高速道路。
2017年12月23日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 6:37
これまで夏道しか歩いたことが無かったのですが、初めて冬道へ。駅出てから車道をほぼまっすぐです。建設中の高速道路。
車道の最後。駐車禁止だそうです。
2017年12月23日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 6:51
車道の最後。駐車禁止だそうです。
林道の分岐。ここから右手へと向かいます。
2017年12月23日 06:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 6:56
林道の分岐。ここから右手へと向かいます。
雪は深いですが、トレイル脇には水も流れています。
2017年12月23日 07:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 7:02
雪は深いですが、トレイル脇には水も流れています。
ヒザ上まで踏み抜いたので、ここでワカン装着。
2017年12月23日 07:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 7:15
ヒザ上まで踏み抜いたので、ここでワカン装着。
所々に赤テープはあります。基本はスキーのトレース頼りですが。
2017年12月23日 07:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 7:18
所々に赤テープはあります。基本はスキーのトレース頼りですが。
ただ、スキーのトレースは初めのうちこそ一緒でしたが、徐々にバラバラになって、どれを信じれば良いのか(汗)
2017年12月23日 07:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 7:28
ただ、スキーのトレースは初めのうちこそ一緒でしたが、徐々にバラバラになって、どれを信じれば良いのか(汗)
一箇所渡渉します。ワカン履いた状態で、水に落ちないように渡るので気を使いました。
2017年12月23日 07:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 7:31
一箇所渡渉します。ワカン履いた状態で、水に落ちないように渡るので気を使いました。
スキーのトレース様様です。
2017年12月23日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 7:43
スキーのトレース様様です。
ただ、スキーのトレースが本当に塩谷丸山に向かっているのか100%の自信が無いので、たまにピンクテープがあるとホッとします。
2017年12月23日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 8:10
ただ、スキーのトレースが本当に塩谷丸山に向かっているのか100%の自信が無いので、たまにピンクテープがあるとホッとします。
2本のトレースに導かれます。内一本は割りに移り気気味w素直そうなトレースに従いました。
2017年12月23日 08:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 8:15
2本のトレースに導かれます。内一本は割りに移り気気味w素直そうなトレースに従いました。
左後ろを振り返って。隣のピーク。トレースが塩谷丸山には向かわず、左側の稜線を目指すので、もしも最後にあっちのピークに繋がっていたらどうしよう、とちょっと不安でした。
2017年12月23日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 8:34
左後ろを振り返って。隣のピーク。トレースが塩谷丸山には向かわず、左側の稜線を目指すので、もしも最後にあっちのピークに繋がっていたらどうしよう、とちょっと不安でした。
塩谷丸山が近くなって、傾斜も増します。
2017年12月23日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 8:34
塩谷丸山が近くなって、傾斜も増します。
最後の最後(残り10mくらい?)で夏道と交わって、塩谷丸山山頂。以前来た時に冬道で帰ろうかと探したけど、山頂直ぐで別れるとは気付きもしませんでした。
2017年12月23日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 9:14
最後の最後(残り10mくらい?)で夏道と交わって、塩谷丸山山頂。以前来た時に冬道で帰ろうかと探したけど、山頂直ぐで別れるとは気付きもしませんでした。
2年前の冬に登った時は、ここで太陽がサーっと現れて、ここの雪庇も息を呑むくらいにきれいだったんですが、この天気ではまあ、、、
2017年12月23日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 9:15
2年前の冬に登った時は、ここで太陽がサーっと現れて、ここの雪庇も息を呑むくらいにきれいだったんですが、この天気ではまあ、、、
見晴台からの眺め。。。
2017年12月23日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 9:18
見晴台からの眺め。。。
祠のある辺り。山頂は風があって寒いので、早々に退散。
2017年12月23日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 9:19
祠のある辺り。山頂は風があって寒いので、早々に退散。
いよいよここから遠藤山&天狗山方面へと向かいます。塩谷丸山までで標高も稼いでいるし、8kmちょっとなら、そこまで大変なものになるとは思っていなかったですが・・・。
2017年12月23日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 9:17
いよいよここから遠藤山&天狗山方面へと向かいます。塩谷丸山までで標高も稼いでいるし、8kmちょっとなら、そこまで大変なものになるとは思っていなかったですが・・・。
遠藤山方面。ここからはノートレースです!!
2017年12月23日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 9:22
遠藤山方面。ここからはノートレースです!!
中腹まで下ってきて。少し視界が良くなったので遠藤山方面。
2017年12月23日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 9:34
中腹まで下ってきて。少し視界が良くなったので遠藤山方面。
塩谷丸山から下って樹林帯に入ると、赤テープは頻繁にあります。
2017年12月23日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 9:39
塩谷丸山から下って樹林帯に入ると、赤テープは頻繁にあります。
途中、スノーシューのトレースがあって、それに引きずられて違う方向に行きかけます。おかしいと気付いて持ち直し。
2017年12月23日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:05
途中、スノーシューのトレースがあって、それに引きずられて違う方向に行きかけます。おかしいと気付いて持ち直し。
同じく最上登山口方面への分岐。ここでエスケープする、というのはさすがに出来なかったです。。
2017年12月23日 10:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:10
同じく最上登山口方面への分岐。ここでエスケープする、というのはさすがに出来なかったです。。
10時を過ぎて、それまでの厚い雲も切れて青空も覗いて来るようになりました。
2017年12月23日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:29
10時を過ぎて、それまでの厚い雲も切れて青空も覗いて来るようになりました。
木々の間から塩谷丸山を振り返って。今なら山頂付近も晴れて、さぞかし良い眺めだろうな。あと1時間遅らせたら、とは思うものの、その1時間が後で利いてくることもあるだろう、と自分で自分を慰めます。実際、その通りになりましたし(汗
2017年12月23日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 10:39
木々の間から塩谷丸山を振り返って。今なら山頂付近も晴れて、さぞかし良い眺めだろうな。あと1時間遅らせたら、とは思うものの、その1時間が後で利いてくることもあるだろう、と自分で自分を慰めます。実際、その通りになりましたし(汗
今日の目的地である天狗山方面。雪が深くて、思うように距離が稼げないことが現実の問題として認識してきていたので、あんな遠くまで歩いていけるものかと現実感が無くなってきます(嫌な汗)
2017年12月23日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:41
今日の目的地である天狗山方面。雪が深くて、思うように距離が稼げないことが現実の問題として認識してきていたので、あんな遠くまで歩いていけるものかと現実感が無くなってきます(嫌な汗)
塩谷丸山から先、スキーのトレースは皆無だったのですが、その代わりに小動物の足跡はほぼ途切れることなく付いていました。動物だから気まぐれにトレイルとは全然関係ない方に行くかと思いきや、ほぼ忠実にトレイル方向に進んでくれるので、非常に心強かったです。
2017年12月23日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:51
塩谷丸山から先、スキーのトレースは皆無だったのですが、その代わりに小動物の足跡はほぼ途切れることなく付いていました。動物だから気まぐれにトレイルとは全然関係ない方に行くかと思いきや、ほぼ忠実にトレイル方向に進んでくれるので、非常に心強かったです。
天狗山方面の稜線。ひたすら遠く感じる。
2017年12月23日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:52
天狗山方面の稜線。ひたすら遠く感じる。
陽射しが差してきて、トレイル上も美しく映えます。ちっとも進まないのにはヤキモキしますが、こういった光景には心癒されます。
2017年12月23日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:54
陽射しが差してきて、トレイル上も美しく映えます。ちっとも進まないのにはヤキモキしますが、こういった光景には心癒されます。
日が当たると、周囲の木々もこんなにきれいだったんだなと改めて気付かされます。
2017年12月23日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:55
日が当たると、周囲の木々もこんなにきれいだったんだなと改めて気付かされます。
青空をバックに。
2017年12月23日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:55
青空をバックに。
来た方向を振り返って。動物の可愛らしい足跡と我がワカンの見苦しい足跡
2017年12月23日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 10:59
来た方向を振り返って。動物の可愛らしい足跡と我がワカンの見苦しい足跡
途中動物の足跡はトレイルを離れていく感じだったので、記念に撮影。でもまたこの後一緒になりました。
2017年12月23日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 11:22
途中動物の足跡はトレイルを離れていく感じだったので、記念に撮影。でもまたこの後一緒になりました。
塩谷丸山から遠藤山への中間点。ここまでで2時間半もかかっています。いったい何時に遠藤山に着くのぉ。。結構絶望的な気分です。
2017年12月23日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 11:47
塩谷丸山から遠藤山への中間点。ここまでで2時間半もかかっています。いったい何時に遠藤山に着くのぉ。。結構絶望的な気分です。
遠藤山直下で、林道らしき道と合流。時間も押しているし、遠藤山のピークはパスして天狗山へ向かおうと林道を歩き始めます。
2017年12月23日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 13:22
遠藤山直下で、林道らしき道と合流。時間も押しているし、遠藤山のピークはパスして天狗山へ向かおうと林道を歩き始めます。
しかし20mほど進んで、GPSが全くコースを外れているのに気付き、慌てて引き返します。アイタタ。余裕無いと痛いミスします。覚悟を決めて遠藤山に向かいます。
2017年12月23日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 13:22
しかし20mほど進んで、GPSが全くコースを外れているのに気付き、慌てて引き返します。アイタタ。余裕無いと痛いミスします。覚悟を決めて遠藤山に向かいます。
ようやっと遠藤山着いたー・・・。3.4kmに4時間半かかってますし…。天狗山へ4.9km、果たして明るいうちにたどり着けるのだろうか・・・。
2017年12月23日 13:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 13:48
ようやっと遠藤山着いたー・・・。3.4kmに4時間半かかってますし…。天狗山へ4.9km、果たして明るいうちにたどり着けるのだろうか・・・。
オコバチ山方面。青空も見え、景色は悪くなく、こんな眺めを独り占めしているんだ!って言っても早く人のいる世界に帰りたいです。。。
2017年12月23日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 14:03
オコバチ山方面。青空も見え、景色は悪くなく、こんな眺めを独り占めしているんだ!って言っても早く人のいる世界に帰りたいです。。。
自分の影がどんどん延びて行く・・・。
2017年12月23日 14:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 14:38
自分の影がどんどん延びて行く・・・。
オコバチ山山頂。
2017年12月23日 15:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 15:05
オコバチ山山頂。
来た方向を振り返って。ああ、太陽、もう少し頑張ってくれ・・・。
2017年12月23日 15:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 15:05
来た方向を振り返って。ああ、太陽、もう少し頑張ってくれ・・・。
それでも周囲は夕日に照らされて大層美しかったりします。美しい眺め見て、何とか冷静さを保つように心がけます。
2017年12月23日 15:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 15:05
それでも周囲は夕日に照らされて大層美しかったりします。美しい眺め見て、何とか冷静さを保つように心がけます。
自然の村への分岐。少しでも早く山を下れるのならという気持ちもありましたが、歩いたことの無い道で何かあってもどうしようもないから、残り3kmの天狗山へ。
2017年12月23日 15:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 15:53
自然の村への分岐。少しでも早く山を下れるのならという気持ちもありましたが、歩いたことの無い道で何かあってもどうしようもないから、残り3kmの天狗山へ。
送電線来たー!!夏来た時にはここは足元が笹で覆われていました。ここまで来れば、後は道もはっきりしていた記憶が。
・・・しばらくは道は真っ直ぐはっきりしていたのですが、途中からぐちゃぐちゃ。GPS頼みです。間もなく本当に暗くなって、ヘッドランプ装着。曇っていなかったのと周囲の雪で真っ暗ってことは無かったです。
2017年12月23日 16:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/23 16:04
送電線来たー!!夏来た時にはここは足元が笹で覆われていました。ここまで来れば、後は道もはっきりしていた記憶が。
・・・しばらくは道は真っ直ぐはっきりしていたのですが、途中からぐちゃぐちゃ。GPS頼みです。間もなく本当に暗くなって、ヘッドランプ装着。曇っていなかったのと周囲の雪で真っ暗ってことは無かったです。
前方から天狗山スキー場のリフトの声が聞こえてきて、ようやっと助かったと思いました。人工の世界のありがたさをしみじみと(笑)。スキー場から来た方向を振り返って。
2017年12月23日 18:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 18:54
前方から天狗山スキー場のリフトの声が聞こえてきて、ようやっと助かったと思いました。人工の世界のありがたさをしみじみと(笑)。スキー場から来た方向を振り返って。
麓まではロープウェイで下山。急いでいたので山頂からの夜景を撮る間も無く、手ぶれしまくりだけどロープウェイの中からかろうじて証拠写真。
2017年12月23日 19:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 19:01
麓まではロープウェイで下山。急いでいたので山頂からの夜景を撮る間も無く、手ぶれしまくりだけどロープウェイの中からかろうじて証拠写真。
最後に天狗山の緑看板にて終了。間もなく来たバスに乗って小樽へ。
2017年12月23日 19:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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12/23 19:07
最後に天狗山の緑看板にて終了。間もなく来たバスに乗って小樽へ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー タイツ 靴下 アウター手袋 雨具 ゲイター マフラー バラクラバ 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 水筒(保温性) 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 時計 タオル ポール
備考 GPS用の予備の電池。日焼け止め。

感想

まさか、冬の北海道の雪山で日没後に歩くことになるとは・・・。

初めての塩谷丸山は2年前の冬、塩谷から夏道を辿って塩谷丸山まで。その時に山頂で急に青空が現れ、周囲の景色を一変させ、一気に魅了される。その時は時間がなくてピストンだったが、いつか天狗山まで縦走しようと思う。

その年の夏、冬山縦走の下見ということで、塩谷丸山から天狗山まで歩く。塩谷丸山からの下りがちょっと危ないな、と言う以外はそれほど危険な感じは無かったので、これなら冬も行けるかな、という気になる。

そして、遂に冬季に塩谷丸山から天狗山を縦走するチャンスが訪れる。今年は小樽も雪深いよという注意というか警告をもらっていたのだけど、せっかくのチャンスということでチャレンジ。

塩谷から塩谷丸山までは、スキーのトレースがあって、それなりに圧雪されていたから、ワカン装着でそれなりに進むことが出来た。
(きれいなスキーのトレースをワカンで踏みつけてグシャグシャにしてしまって申し訳ないですm(__)m

塩谷丸山での眺望は望めなかったものの、道が分かるか心配していた遠藤山方面への下りも、慎重に降りればそう危ないことも無かった。しかし、そこからが全く想定外だった。

北海道の雪を舐めていたというか、ワカンではもうどうしようも無いくらい進まなかった。もう一々くるぶしからヒザ下まで埋まるし。1時間に1kmも進まないなんて、全く計算外だった。雪山の経験不足のせいか、残りの距離数を見ると、どうしても夏山時間で換算してしまうが、それが全く当てにならない。

遠藤山に向かう途中で、時間が心配になってペースを上げようと何度か試みたけど、そのうちしんどくて指先が痺れるような感覚がし始めたので、力任せに進むのを止めて、呼吸を意識して手と足を動かすようにした。それで何とか少しずつでも前に進むようになった。

かなりヤバイ状況だったのだけど、この日は冬の北海道としては珍しく暖かい一日で、風もほとんど吹かなかったため、道中体温を奪われるようなことは一切無かった。終始長袖Tシャツとアウターだけで過ごせた。

道中余裕はほとんど無かったけど、ノートレースになってからの小動物の足跡(一度前方にキタキツネの姿が見えたから、それかな?)には随分と救われた。動物もピークからピークへ向かう際には、人と変わらない道を行くのだなあって。赤テープよりも頼りになったかも。まあ、これも天候が極めて穏やかで、小動物の足跡がそのまま残っていてくれたおかでもあるのだけど。

今回無事に縦走して下山できたのはかなり偶々なラッキーがあってのことだと重々反省。色々とごめんなさい。

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コメント

お疲れ様でした
hiyo-ruさん、はじめまして。minoricoと申します。塩谷丸山から天狗山までの縦走お疲れ様でした。無事に終えられて何よりでした。私は昨年の夏に天狗山からスタート、塩谷丸山ゴールのルートで縦走したのですが、夏にも関わらず寂しい山行でした。あまりに誰とも会わないので歌を歌いながら歩きました。また、hiyo-ruさん雪山疲れとは比較になりませんが、結構疲れた印象があります。本当に無事で何よりです。お疲れ様でした。
2017/12/24 9:23
Re: お疲れ様でした
minorico さん、はじめまして&コメントありがとうございます。

天狗山から遠藤山までは割りになだらかな所も多いですが、遠藤山から塩谷丸山の間は結構アップダウンありますものね。
それにしても、雪が深いと、なだらかな所ですら遅々として進みませんし、登りは登りで力をかけると足は沈むはストックは沈むはで。急斜面を下るのだけは楽でしたが、そんな場所は極々僅かで・・・。夏山歩いたからで通るような甘い話では無かったです。

まあ結果オーライでは済まされないような大甘な縦走計画だったので、今後は気をつけたいと思います。

minorico さんもどうぞ安全で楽しい山歩きを続けて行ってください。
2017/12/24 11:18
プロフィール画像
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