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Yamareco

記録ID: 134375
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜西穂山荘〜西穂高岳〜新穂高温泉

2011年09月17日(土) ~ 2011年09月18日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.4km
登り
1,477m
下り
857m

コースタイム

1日目
上高地・帝国ホテル前11:00〜11:20西穂登山口〜13:50焼岳分岐〜14:05西穂山荘

2日目
西穂山荘6:00〜6:20丸山〜7:05西穂独標〜7:40ピラミッドピーク〜8:40西穂高岳
西穂高岳9:20〜10:25ピラミッドピーク〜11:00西穂独標〜11:55丸山〜12:15西穂山荘
西穂山荘13:05〜13:55西穂口駅〜14:30新穂高温泉駅
天候 1日目 曇りのち雨
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高ロープウェー 8キロ以上の荷物 荷物代300円
コース状況/
危険箇所等
独標〜西穂高岳
三点支持を確実に行い慎重に行動しましょう。
上高地・田代橋
2011年09月17日 11:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 11:15
上高地・田代橋
登山口です
2011年09月17日 11:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 11:22
登山口です
登ります
2011年09月17日 13:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 13:39
登ります
焼岳への分岐
小屋まであと少しです
2011年09月17日 13:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 13:48
焼岳への分岐
小屋まであと少しです
小屋につきました
2011年09月17日 14:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 14:02
小屋につきました
テント設営完了
右がマイテント
このあと雨が降ってきました
2011年09月17日 15:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 15:01
テント設営完了
右がマイテント
このあと雨が降ってきました
初めて炊いてみました
なかなか難しいですね
2011年09月17日 16:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/17 16:40
初めて炊いてみました
なかなか難しいですね
これから登る峰々
2011年09月18日 06:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 6:16
これから登る峰々
これがブロッケン現象?
2011年09月18日 06:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
13
9/18 6:20
これがブロッケン現象?
少し歩くとすぐ丸山です
2011年09月18日 06:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 6:21
少し歩くとすぐ丸山です
大正池は雲の下
2011年09月18日 06:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/18 6:32
大正池は雲の下
笠ケ岳
2011年09月18日 06:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 6:39
笠ケ岳
近づいてきました
2011年09月18日 06:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 6:42
近づいてきました
独標につきました。
さぁ、ここからが問題です
無事に戻ってこれるかな
2011年09月18日 07:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 7:07
独標につきました。
さぁ、ここからが問題です
無事に戻ってこれるかな
独標からの最初の下り
(振り返って撮影)
2011年09月18日 07:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/18 7:14
独標からの最初の下り
(振り返って撮影)
ピラミッドピーク
2011年09月18日 07:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 7:43
ピラミッドピーク
西穂高岳登頂成功!!
2011年09月18日 08:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/18 8:44
西穂高岳登頂成功!!
槍ケ岳に続く峰々
2011年09月18日 08:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
9/18 8:43
槍ケ岳に続く峰々
ここから先はムリです
2011年09月18日 08:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
9/18 8:51
ここから先はムリです
この景色を見たくて登ってきました
晴れて良かった!
2011年09月18日 09:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
9/18 9:07
この景色を見たくて登ってきました
晴れて良かった!
眼下には上高地
2011年09月18日 09:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 9:13
眼下には上高地
さて、戻りますか
2011年09月18日 09:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 9:16
さて、戻りますか
ピラミッドピーク、再び
2011年09月18日 10:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 10:24
ピラミッドピーク、再び
独標までもう少し
気を緩めずに慎重に歩を進めます
2011年09月18日 10:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/18 10:32
独標までもう少し
気を緩めずに慎重に歩を進めます
なんとか、独標まで戻って来れました
2011年09月18日 11:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 11:00
なんとか、独標まで戻って来れました
西穂山荘は大賑わい
2011年09月18日 12:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 12:18
西穂山荘は大賑わい
ちょうちょ
(ザックは他の人のものです)
2011年09月18日 12:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 12:57
ちょうちょ
(ザックは他の人のものです)
予定変更
ロープウェーのりばに向かいます
2011年09月18日 13:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 13:05
予定変更
ロープウェーのりばに向かいます
あっという間に降りてきちゃいました
今回もなんとか無事に下山
2011年09月18日 14:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/18 14:27
あっという間に降りてきちゃいました
今回もなんとか無事に下山
撮影機器:

感想

7月の赤岳の山行を踏まえ、もう少し厳しいところに行くと、果たしてどうなるのか、
ということを確かめるべく、今回は西穂に行ってみることにしました。

山行が近づくにつれ天気予報が悪くなり、
おまけに台風も接近中ということもあって、
予定通り決行するか、大人しくあきらめるか、ギリギリまで悩みました。

せめて独標まで、いや西穂山荘まででも、もう小梨平で一泊でもいいです。
あきらめきれないので、こんな感じでとりあえず上高地まで行ってみることにしました。
予想に反して松本はいい天気だったので、少し期待していたんですが、
やはり山に近づくにつれ雨模様。

バスを降りて、決断の時が来ました。
ケータイで天気を調べてみると、2日目の天気が回復傾向だったので
西穂山荘まで行くことにしました。

天気がよくないのに上高地には自分と同じようにあきらめきれない人が結構いました。
観光客を尻目に登山口を目指し、登りはじめました。
ひたすら(といってもわずか3時間)樹林帯を歩いて、
だいたい予定の時間に山荘に着きました。
実は今回の山行で一番心配していたのは西穂のテン場で、
無事に張れるかどうかでした。
(西穂高にケガなく無事に登れるかを心配した方がいいのですが)
西穂のテン場は狭いと聞いていたし、アクセスも容易だし、連休だし、
一杯だった時の小屋泊まりも念頭にいれていました。
でも、自分にちゃんと団体生活ができるか不安でした。
しかし、天気予報が悪かったせいか、小屋に着いた時は十分すぎるほどスペースがあり、
心配事は杞憂に終わりました。

今回は初めて米を炊いてみましたが、やはり芯が残った感じでうまくいきませんでした。
1時間以上水につけていたのですか、水の量が少し足りなかったんですかね?
次回以降、再チャレンジです。

2日目、前夜からの雨も上がり、2日前までの天気予報は「なんだったんだ?」というくらい晴れあがりました。
当初、テントをデポして西穂までのピストンを予定していたんですが、
小屋の人に「10時までに完全撤収してください!」と強く言われて、
当然そんな早く戻って来れないので、慌てテントの撤収をしました。
小屋にはピストンの為の荷物置場もありましたが、サブザックを持って来なかったので、
中身だけ置いていくのも、いかがなものかと思い、装備一式担いで行くことにしました。
これがそもそもの間違えでした。
西穂までそんな大荷物で行く人なんかいません。
軽装の人がどんなに羨ましかったことか。

小屋から危険ではないけど大きな岩がゴロゴロしていて歩きにくい一帯を抜けて、程なく丸山に到着。
これから向かう岩峰が一望できました。あきらめずに来て良かったなぁ。

独標への登りで、これを降りてくるのはイヤだなぁと思える岩場がありましたが、
こんな所でそんなことを言っているようでは先に進めません。
独標を登り、独標を降り、早くも、「コレ結構ヤバいんじゃないか」と思いましたが、
覚悟を決めて先に進みます。

バランスを崩さないように慎重に登って下りて、ピラミッドピークを過ぎ、
西穂高岳の頂きにたった時の喜びは今までで一番でした。

でも、帰る為にはもう一度、あの道を歩かなければらないんですね。

帰りもバランスを崩さないように、一歩ずつ確実に歩を進めました。
いったい何人の人に道を譲ったんでしょう。
この日、西穂まで行った人で一番時間がかかったと思えるくらい、
ゆっくりと自分のペースを守って歩きました。

独標まで戻ってきた時は、無事に戻って来れてホッとしましたね。

当初は上高地まで戻る予定でしたが、噂の西穂のラーメンを食べて落ち着いてしまうと、
メンドーに思えてきてロープウェーであっけなく降りてしまいました。

総括的なこと

神がかり的な好天に恵まれて西穂高岳に登頂できて良かったです。

良かったんですが、今の自分のレベルではこの辺りが限界だと感じました。
余裕が全くありませんでした。
図らずしもテン泊装備を担いで行くことになってしまい、
そのことは自信になった面もありますが、何事もなく下山できたのは単に運が良かっただけとも思えてしまいます。

でも、挑戦してみるのも大事なことだなぁと思いました。

要は自分のレベルと山のレベルとの見極めですね。


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コメント

ninotsugiさんお疲れ様です(笑)
普通僕は大好きな山に登っているのだからお疲れ様はおかしいのでは?といつも思っているのですが…テント一式担いで西穂に登るとは…やりますの〜ninotsugiさん(笑)サブバック(アタックザック)を持っていかなくても大きめのゴミ袋を持っていってその中に不用の物を入れて置いていけばザックは軽くてすみますよ(*^o^*)後、水ではなくてお湯の方が(蓋をして)お米やわらくなりますよ(*^o^*)いや〜でも天啓emj:423:ez]ヘ大大大勝利ですねーemj:811:ez]ィめでとうございます(`∇´ゞ
2011/9/20 1:01
teteteさん、おはようございます。
……大きいゴミ袋???
大きいゴミ袋?
あっ!、持っていました!
あ〜ぁ。

こういうことは山登りの経験の差ではなく、単に日頃の生活力ですね。まったく。
頭の悪さを完全に露呈してしまって恥ずかしいです。
まぁ、テント担いでも行けたので、今回はヨシとしましょう
(結果論ですね。ホントはとってもコワかったんですよ。独標に戻ってきた時は、生きて下山できる〜!って)

お米はお湯を使うんですね。なるほどです。

限界を感じてへこんでいましたが、teteteさんの激励で自信がつきましたよ。
ありがとうごさいます。
(^-^)v
2011/9/20 8:25
失敗の成功
ninotsugiさん、おはようごさいます。

重装備での登頂お疲れ様でした。
ninotsugiさんは間違った〜と言っていますが、

以前、私の日記にwestupさんが、

「許される範囲の失敗も楽しみながら山に行くことが山の楽しさですね」

とのコメントを頂いたことを思い出しました。


私は毎回それを言い訳にしてますが。。
2011/9/21 8:11
RE: 上高地〜西穂山荘〜西穂高岳〜新穂高温泉
inaminさん、こんにちは。
あの時は、ホントに軽装の人がうらやましかったんですよ。
「俺だってこんな大荷物じゃなきゃ、もっとスイスイ登れるぜ」って(笑)

で、西穂に向かっている時は「もうこんな道、二度と来ない!」と思ってました。

でも、今思うと重装備で行って良かったと思います。ホントにいい経験になりました。

「失敗も楽しみながら山を歩くこと」
まさに、そうですね。

今は、「またいつか西穂に行ってみよう」って、思っています。
2011/9/21 14:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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