広瀬〜雁峠〜甲武信ヶ岳〜金峰山〜瑞牆山〜瑞牆山荘
- GPS
- 28:01
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 4,128m
- 下り
- 3,735m
コースタイム
亀田林業林道入口0500-0749雁峠-1042雁坂小屋-1121雁坂峠-1535甲武信小屋(泊)
<2日目>
甲武信小屋0618-0634甲武信ヶ岳-1058国師ケ岳-1157大弛峠-1429金峰山1510-1648大日小屋(泊)
<3日目>
大日小屋0405-0512富士見平小屋-0809瑞牆山0845-1000富士見平小屋-1025瑞牆山荘
天候 | 1日目:かなり雨 2日目:かなり快晴 3日目:さらに快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
金曜日夜、塩山駅前の塩山タクシーの無料仮眠施設を利用。 翌朝4時30分移動開始。林道入口まで運んでもらいました。感謝!(7,000円) <復路> 瑞牆山荘発韮崎駅行きバス。途中下車可能なチケットを購入。 増富の湯で途中下車(運転手さんに温泉割引券を貰う。感謝!)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・金峰山〜砂払ノ頭は岩の上をくだります。 ・瑞牆山の登りも岩場が続きます。 ・下山は増富の湯はオススメ。 ラジウム源泉25度は火照った身体を癒やしてくれます。 |
写真
感想
9月3連休前半戦。当初は北アを目指していましたが悪天候で計画を変更。
以前から狙っていた奥秩父(雁峠〜瑞牆山)を目指しました。
<前泊>
塩山タクシーで前泊。3階の無料仮眠施設を利用。自分以外には誰もいない。
畳あり。蒸し暑くてシュラフカバーを敷いて寝る。窓をすべて開けると風が流れてようやく眠れる。
<1日目>
約3時間の仮眠の後、4時30分に待ち合わせ場所に下りると、すでにドライバーさん待機。
雁峠から金峰山を目指すと言うとそのまま登山口へ直行。解っていらっしゃる。朝5時に登山道到着。
この時点小雨。日の出まで30分ほどありますが林道で道は明瞭。
雁峠までは数度渡渉するがさほど増水はなかった。鹿は沢沿いに6頭くらい見た。多いなぁ。
雁峠〜雁坂小屋はいよいよ、樹林帯ハイクの始まり。
利用者が少ないのか、笹が登山道を覆うほどに成長していた。
結局、誰にも会わず雁坂小屋に到着。
小屋にも1組の男女と小屋番さんのみ。男女は甲武信小屋を目指すと言っていた。
#すでに昼近く、甲武信小屋前では微妙なので給水後すぐに先行したが、彼らとは結局それきりで
#甲武信小屋でも会わなかった。諦めたんだろうか。
給水、トイレをすませ再出発。
さらに途中、雁坂嶺ですれ違った登山者は、甲武信小屋から来たが
自分とは今日初めて出会ったと言っていた。やっぱり人が少ない。
彼は、雁坂トンネル付近に駐車してるんだとか。増水を気にしていた。
雁峠は普通だったし、雁坂側は渡渉ポイントはほとんど無かったと思い回答。
お互いに、無事の山行を祈りつつすれ違った。
(そいうえば1箇所、岩場を渡渉したなぁと、思い返すも別れた後だった)
結局、それから3時間以上かけて、15時30分に甲武信小屋に到着。
テント泊予定だったが靴が浸水していたので小屋泊に変更。
靴を乾かせたのは有り難かった。DVDもしっかり見させて頂きました。
日曜日は晴れ予報とはいえ屋根からの雨音を聴きながら寝るのは不安だった。
小屋泊は30人ほどか。テントは10幕はあったと思う。
今日の天気だと、甲武信を目指すなら徳ちゃん新道を使うんだろうか。
<2日目>
日曜日からは快晴!雲海を突き抜けた富士山〜南ア〜八ヶ岳が笑っちゃうくらいクッキリ。
さらに、登山道は甲武信岳から国師ヶ岳まで5時間のトレイルで対向は3組だけ。
雨のせいか、非メジャールートだからか?水分をタップリ含んだ、ふかふかの森林道を楽しみました。
国師ヶ岳から先、金峰山までは、逆に日帰り登山者が増えて大混雑。何回、挨拶したかなという感じ。団体さんも多い。
ただ、前夜小屋泊でスタートが遅かったこともあり、富士見小屋に降りるつもりが大日小屋までで17時近くとなり
タイムアウト。でも、日没間近で大日小屋を結構通り過ぎる登山者も多かった。富士見平小屋を予約してたんだろうか。。
大日小屋の小屋自体は、ちょっと覚悟が必要な古い小屋ですが、
自分はBDのビビーでテント泊。テントサイトには他に3幕のみ。
周りを樹林帯に囲まれており、風は弱く小川のせせらぎが聞こえるような場所。
冷え込まなかったので、入口を空け満点の星空を眺めながら、夜風を感じながら眠った。
自然を直に感じられるってのは、テントの魅力ですね。
<3日目>
最終日は瑞牆山を目指して3時起き。樹林帯ナイトハイク。
途中、富士見平小屋を経由する。富士見平小屋は、古い建物ですが
なかなかお洒落な小屋っぽい。テン場も広くて気持ち良さそう。
。。自分はトイレ休憩のみでしたが。
瑞牆山は結局、山頂でご来光には間に合わなかったものの、頂上は先行は1組(2人)だけ。
富士山〜八ヶ岳クッキリでした。さらに八ヶ岳がここまで大きいのは初めて。
奥秩父縦走も端まで来たんだと実感出来ました。
コーヒーを飲んでゆっくりしていると、人が増えてきたので撤退開始。
再度、富士見平小屋を経由して瑞牆山荘に到着。
瑞牆山荘では食事を取りつつバス待ち。ここも洒落た小屋。
ご主人も良い雰囲気。一度泊まってみたい。
で、食事ついでにご主人と話していると、大日小屋からの分岐で小川山行くルート経由で
瑞牆山に鞍部で楽に行けるルートもあったらしい(登山地図にある点線ルートのこと?)。
また、帰りのバス運転手さん話では10月の週末の紅葉シーズンは瑞牆山は激コミで
ちいさな山頂は待ち行列が登山道まで続くとか。中には最終バスに間に合わなくて
山頂を諦めたという人もいるみたい。
たしかに瑞牆山周辺は良い感じ。紅葉はともかく、雪の時期に廻目平あたりから
歩いてみたいなぁと思った(年末年始は毎日50人程の入山者がいるとか)。
<最後に>
今回の奥秩父主脈縦走は、トータルではそこそこ歩いたし
特に初日は靴濡れの辛さがあったがありましたが、案外大丈夫でした。
2日・3日目の天候の良さには(昼も夜も)、ニヤケっぱなしでした。
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