記録ID: 1354904
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ハイキング
奥多摩・高尾
冬の秋山山稜ハイク 上野原駅→御前山→高柄山→寺下峠→梁川駅
2018年01月07日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
上野原駅7:00→墓地7:30→鶴島御前山7:55→新矢ノ根峠8:50→高柄山9:35→千足峠9:50→10:20大丸10:50→新大地峠11:00→旧大地峠11:20→矢平山11:35→丸ツヅク山12:05→寺下峠12:20→寺下峠入口13:10→梁川駅13:35 【歩行時間:6時間05分】
天候 | ☀晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR中央線・日野駅→上野原駅 【復路】 JR中央線・梁川駅→日野駅 上野原駅構内には、売店(ニューデイズ)がありますが、南口から先の今回ルートには、コンビニ・商店がありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秋山山稜には明確な定義が無いものの、上野原市の鶴島御前山から、都留市の九鬼山を経て大月市の神楽山に至る山塊を言うのが一般的なようです。 JR中央線・上野原駅から大月駅にかけて、南側に連なる山稜が見えるのがこれで、その奥には道志山塊が控えていることから、「前道志」とも言われています。 今回は、上野原駅を起点に、鶴島御前山から寺下峠まで、山稜の東側を歩きました。 山と高原地図では、「27 高尾・陣馬」編に記載があります。 【上野原駅→鶴島御前山→高柄山】 駅南口を出て県道35号線に沿って桂川へと下り、その名も「桂川橋」を渡ると、高台に建つ島田小学校の角(標識あり)を右折し、坂を上ります。むじな沢に架かる小さな橋を渡り、道なりに歩いていくと、御前山麓の墓場に到着します。 墓場脇の登山口(標識あり)からは、急登の連続。初めは土道ですが、上部では岩場が現れ、所々にロープが取り付けてあります。見る見る高度を上げ、上野原の町を遠く見下ろすようになると、30分ほどで山頂に到着します。 山頂から先は、岩場の急斜面を降下します。表面はザレて滑りやすく、緊張を強いられる箇所で、ファミリー向けではありません。眼下にはゴルフ場が広がっていますが、ここを造成した関係で尾根通しの縦走コースが途切れたらしく、道が付け替えられ、北斜面の薄暗い沢まで降下し、新矢ノ根峠まで登り返すことになります。 休憩所のある新矢ノ根峠からは高柄山がよく見えます。右手の尾根道を経由して登っていきますが、この辺りでは天気がよいと日が差して明るい快適な尾根歩きが楽しめるようになります。 【高柄山→大地峠→矢平山→寺下峠→梁川駅】 高柄山は四方津駅から登るハイカーが多く、千足峠まで下る間にすれ違うことが多いと思います。峠からは緩やかに登り返し、舗装された林道に出ると、左手に登山道が続いています(標識あり)。この林道は、秋山村の下尾崎から四方津へ続くのですが、前回(1年前)に来た時はまだ山を切り崩して道路を造成中でした。 さて、再び山道を登るとピークが大丸(標識あり)で、右折は四方津駅への下山路、左折は縦走路です。縦走路は新大地峠、旧大地峠へと緩やかに下り、旧大地峠からは直進すると林道に下りますので、右折して尾根まで少々登ります。 ひと登りしたところが矢平山。山頂からは、樹林越しの眺望が楽しめます。雰囲気はこの先の倉岳山と似ているでしょうか。 ここからは、岩場の急降下。先の御前山の急斜面のロングバージョンといった感じで、道はザレていて枯葉も積もっているため、滑りやすくて注意が必要です。 小ピークの丸ツヅク山を越え、寺下峠(標識あり)からは、右折して梁川駅への下山路に入ります。こちらは北斜面の針葉樹林帯で、薄暗く人の気配もありません。上部は枯葉が堆積して道が見えにくく、その先は一部で土砂が崩壊し登山道が埋まっており、沢まで下ると倒木があるなど、一般的な雰囲気ではなく、少々荒れている感があります。 舗装道路に出たら、「←梁川駅」の標識に従って進み、塩瀬大橋を経て国道20号線と合流し、駅に向かいます。 【全体的に】 高尾山、陣馬山はもとより、扇山・百蔵山あたりと比べても登山者が少なく、静かな山歩き。道は所々枯葉が堆積していて不明瞭になっていますが、ルートが分かりにくいということはなく、所々に標識のほか、赤テープがありますので、道迷い対策になるでしょう。 富士山は南側の道志山塊から頭を出して見える程度。東京方面の街並みも見えず、時折、上野原や秋山村の建物が遠目に見えるくらいで、地味な眺望です。 今回ルートは、小さな登降を繰り返すので、体力を使います。鶴島御前山と矢平山の西斜面が岩場の急斜面で、ファミリー向けではありませんでした。寺下峠から梁川への下山路も、少々難しいです。 トイレ・水場は、駅周辺以外にはありません。私のau携帯は、谷筋で電波が入りませんでした。 |
その他周辺情報 | 梁川駅付近に目ぼしい飲食店・入浴施設は無いので、上野原駅付近の情報を記載します。 ●鶴鉱泉つるや旅館 今回ルートでは上野原駅を出発して桂川を渡り、間もなくの場所にあります。 日帰り入浴に関する問い合わせ先:0554-63-1446 http://www2u.biglobe.ne.jp/~m-shimo/onsen/turukosenturuya.html ●一福食堂 上野原駅前にある定食・麺類のお店。ビールあります。 https://ameblo.jp/uenohara-ichifuku/ https://tabelog.com/yamanashi/A1905/A190502/19003066/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
カメラ
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感想
前回レコを作成した丹沢・塩水橋からのハイキングの後、茅ヶ岳には行ったのですが、それ以外、全く山に行けていなかった私。
体力がどれだけ落ちているのか怖くなり、恐る恐る出かけたのが、勝手知ったる秋山山稜。自宅からのアクセスが良いので、ホームグラウンドのひとつにしています。
最初に取り掛かった「御前山」ですが、この山域には私が知る限りでも大月駅、梁川駅、上野原駅の付近にあります。有名な雁ヶ腹摺山や二十六夜山も複数存在し、命名の背景は知りませんが、ちょっと紛らわしいかな…と思わずにいられませんです。
本日は余裕あらば、上野原駅から出発し、九鬼山を経て禾生駅に下りたいところです。でも、最近はずっと山をサボっていて全く自信がありません。せめて倉岳山・高畑山まで縦走しようと思って家を出ました。
途中、大地峠トンネルまで下降するなど、タイムロスがだいぶあったのですが、時間的には思ったより遅くなりませんでした。しかし、丸ツヅクあたりまで来たところで、足が疲れてしまい、「今回はこの辺りで勘弁してやるか。ふははは…」と独り言を呟いて、とっとと下山することに致しました。九鬼山なんて遥か先です。
それでも、久しぶりの低山ハイクは楽しかったです。
下山後に温泉とほうとうが欲しいなぁ。何もないところが、この山域の魅力でもあるのですが、ねぇ。
次回は、天気が良ければグループハイキングしてまいります。
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