涸沢〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢・・・ピーカン秋晴れを満喫!
- GPS
- 32:37
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,080m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
6:25 上高地バスターミナル
6:30 上高地インフォメーションセンター登山届提出
6:34 かっぱ橋
7:14 明神池
7:55 徳沢園
8:58 横尾山荘〜横尾大橋
9:54 本谷橋 吊り橋
11:23 分岐(涸沢小屋と涸沢ヒュッテ)
11:31 涸沢ヒュッテ〜大休憩(展望台でまったり)
12:25 涸沢ヒュッテ出発
12:52 見晴岩
14:08 「ホタカ小ヤ20分」の道標
14:30 穂高岳山荘着
【24日】
6:06 穂高岳山荘発
6:52 穂高岳山頂 3190m 小休憩
8:35 紀美子平
9:12 前穂高岳山頂 3090m 小休憩
11:13 カモシカの立場
11:55 岳沢ヒュッテ 大大休憩
13:15 岳沢ヒュッテ発
14:06 風穴 岳沢名物天然クーラー
14:39 岳沢登山口
14:54 かっぱ橋
15:02 上高地インフォメーションセンター
天候 | 23日(金)上高地・・・・晴天 涸沢・・・・・曇天 穂高岳山荘・・夕暮れ時は小雨・あられ・霙〜初雪? 瞬間夕焼け 24日(土)穂高岳山荘・・晴天の日の出 風があり非常に寒い朝 奥穂高岳・・・ピーカン晴れ 何も言うことなし 前穂高岳・・・同じくぴーかん晴れ 岳沢・・・・・ぴーかん晴れ 上高地・・・・今日は一日中ぴーかん晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
23日(金) 平湯温泉あかんだな駐車場 上高地行シャトルバス〜上高地バスターミナル 24日(土) 上高地バスターミナル〜平湯温泉行(あかんだな駐車場) 東海北陸道〜名古屋高速〜名二環 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪上高地インフォメーションセンター≫ 兎に角すごい登山客でした。 登山相談所前も登山届の人でいっぱい。一泊二日の登山届提出。 梓川沿いにカラマツ林の広い林道をかっぱ橋に向けて行く。 ≪かっぱ橋≫ 正面に奥穂高岳 右手に前穂高岳 左手に西穂高岳の稜線 ≪明神館≫ 明神池 (WC) ≪徳沢園≫ 広い林道をハイキングしながら進みます。 木漏れ日の森林浴を楽しみながら、軽いウォーミングアップ 蝶ヶ岳登山口があります。 (WC) ≪横尾山荘≫ キャンプ場があります。 上高地からここまで140分でした。 きれいな横尾大橋(吊り橋)を渡っていきます。 (WC) ≪本格的な登山のはじまり≫ 横尾谷に入る。 屏風岩を左手に見ながら、のぼりがきつくなってきます。 ≪本谷橋:吊り橋≫ 横尾と涸沢の中間地点。 絶好の休憩場所・・・行動食補給 ここからさらに急登が始まる。 ガレ場も続き、ナナカマドを見ながら涸沢へ ≪涸沢ヒュッテ≫ 涸沢ヒュッテの展望台で大休憩 真下に広いテント場を見て、涸沢小屋〜北穂高岳〜涸沢槍〜涸沢岳〜穂高岳山荘:白出のコルの大展望を堪能 ≪ザイテングラート:支稜≫ 涸沢パノラマコースを360度見渡しながら、高度を上げていく。 お花畑のチングルマは綿帽子になっていました。 ナナカマドの紅葉はまだまだ ガレ場をとおって急斜面に取りつきます。 岩稜帯がつづき、息が切れる。 穂高岳山荘まで、近そうでなかなか到着しません。 「ホタカ小ヤ20分」と大きな岩に書いてあり、もう少しと気合を入れる。 ≪穂高岳山荘:本日の宿泊場所≫ 白出のコルに到着。 奥穂高岳へ向かう急斜面に胸がわくわく 反対側に涸沢岳 涸沢カールを真下に見ながら、絶好の眺望を満喫。 宿泊料金(朝夕2食付)9000円 今日は宿泊客が多いので、一枚のふとんに2名利用 宿泊客の水は無料 部屋の中は、就寝時 は寒くて(ダウンを着て寝る人が多かった)震えていたが、夜中は人の熱気で、暑くなりダウンは不要なぐらいの暑さになる。 洗面所の水道は凍結のために使用不可になる。 洗面所は2か所ありまして、食堂寄りの洗面所は水道が利用できた。 山荘の日の出は5時30分でした。 9月24日(土曜)ぴーかん晴れ ≪奥穂高岳≫ 穂高岳山荘を出発して、いきなりの急斜面梯子で気合を入れていく。 すごい人で、渋滞待ちで日陰になっており、風が吹いて寒い。 穂高岳の岩稜地帯を楽しみながら、山頂に到着。 山頂には祠があります。しかし、そこの上は数名で満杯になっていて、ゆっくりはできません。 山頂から前穂高方面へ少し降りたとところが、広くなっています。 西穂高岳方面へのジャンダルムは、険しい岩稜帯です。 多くの人が、向かっていましたが、四つん這いになって進んでいくのが見えます。 最高の天気に恵まれて、360度の眺望をしっかりと楽しみました。 ≪紀美子平〜前穂高岳≫ 奥穂高岳から岩稜地帯のペンキマークを見ながら進む。 前も後ろも人が多いので、迷うこともなく、抜きつ抜かれつで足を踏み外さないように慎重下りながら歩きます。 上は真っ青な青空と西穂高岳の稜線と岳沢から上高地を望みながら、紀美子平に着く。 ここから、岩稜の急登が始まります。 穂高連峰唯一の一等三角点があります。 ≪岳沢ヒュッテ≫ 岳沢に沿って、重太郎新道を下っていきますが、クサリ・ハシゴがいくつもかかっています。結構な急峻岩場くだりです。 ※穂高岳山荘創建者(今田重太郎氏)が拓いた道 岳沢パノラマを満喫しながら降りるが、きつい下り道です。 岳沢のテント場を通過して、沢を横切り、岳沢ヒュッテ着 ※06年雪崩で崩壊 10年再建 ≪樹林帯〜風穴〜かっぱ橋≫ 標準タイム2時間の下山 急峻な岩場はなくなり、徐々にゆるい登山道になっていきます。 風穴は、本当に天然クーラーのように涼しい風が出ています。 樹林帯の切れ目から、後ろを振り返って穂高連峰の稜線の美しさに見とれながら 名残惜しく降りていきます。 かっぱ橋は、ハイキング客が兎に角多くて、大渋滞でした。 ≪平湯バス乗り場≫ 100名ぐらいのバス待ち客で溢れていていました。 往復2000円 私たちのバスはなぜか、沢渡行きのバスが、臨時にあかんだな駐車場へ。 所要時間約30分 ≪ひらゆの森 平湯温泉≫ 入湯料500円(ロッカー100円・・・戻ってきません) ≪夕食≫ 高山市内の「大黒屋」で、美味しいカレーうどん(800円)を頂きました。 |
写真
感想
今回の奥穂高岳〜前穂高岳の参考はなんと言ったら良いのか・・・・
怪我の功名なんてことでしょうか。
本当は、23日〜24日で北岳・間ノ岳を計画していましたが、台風15号の影響により、22日17時ごろ、山梨交通バスに問い合わせをしたら、林道崩壊で通行止めで、バスは不通とのことで、北岳山荘へキャンセル電話をいたしました。
広河原へは北沢峠からも不通とのこと。
北岳・間ノ岳は断念する。
そこから急遽、上高地へ変更した。
兎に角、突然の変更でスケジュールもたててなくて、地図・北アルプスガイドを持参しての出発になりました。
沢渡は松本経由になるので、平湯温泉あかんだな駐車場へ向かいました。
相棒のマイカー運転で助手席で、ガイドを読んでいたらあかんだな駐車場は、早朝まで閉鎖で、車中泊ができない。
ひるがの高原SAで車中泊、3時45分起床してあかんだなへ
ナビの到着時刻が5時30分と表示・・・・1時間で着くと思っていたら、甘かった。到着と同時に、始発バスと次のバスが出ていく。
3便目で30分遅れた。
上高地バスターミナルは登山客でいっぱい。
登山相談所で登山届を提出して、出発するが広い林道が人人人で溢れんばかりでした。
梓川左岸を森林浴を楽しんでゆっくりと歩いてきました。
天候にも恵まれて、心が弾みます。
明神池〜徳沢園〜横尾〜本谷橋〜涸沢カールへ
涸沢ヒュッテの展望台で大休憩をする。
大パノラマは雑誌でしか見たことがなく、やっぱり実物を見るのは感動です!
北岳・間ノ岳が断念になったおかげ?
知り合い3名にも遭遇した。それもコースも一緒でした。
ザイテングラードの急峻をのぼりつめて、穂高岳山荘へ到着。
そこから見る涸沢ヒュッテ・テント場がなんと小さく見える。
相棒と早々とビールで乾杯。相棒は初物つくしで大変だったけど、喜んでいただいて良かったです。あまりのおいしいビールに2本目をいただき、出来上がりました。
休憩中に小雨〜みぞれ〜あられになり、とても冷え込んできました。
ひょっとして、雪でも降ってきたら大変!
アイゼン持ってきてないしと、冗談っぽく会話が弾む。
夕食は5時30分スタートで、美味しくいただいて、部屋に戻り即爆睡。
就寝時はとても寒かったので、ダウンきて眠りましたが、夜中に熱気でとても暑くなり、脱いでいました。
朝方は2時ごろからざわざわしていて、早出の人はどこに行くのだろう?
24日4時45分起床、朝食は5時15分とのことで、時間ジャストに行くと、すでに1席のみで、2回目朝食タイムになりました。
ぴーかん晴れのなかを奥穂高岳〜前穂高岳を登れたことに、感謝。
どちらの山頂も360度の大パノラマを無料で体験できたことは、最高の気分でした。
本当は前日まで、ジャンダルムへ行こうと思っていましたが、タイム計算したらちょっと難しいし、焦って下山して怪我でもしたら大変なので、あっさり次回にすることにいたしました。(勿論、私だけで行くつもりでした)
でも、結構な人が西穂へ向かっていたので一緒に行きたかったです。こんな天候に恵まれていることもないでしょうから。
でも無理な計画は事故の元、初心者に毛が生えた程度の相棒と一緒に無事に険しい急峻な岩稜帯を経験できて、非常に楽しい山行でした。
(私は初心者にもう少しだけ毛が生えた程度ですけど)
登山は無事に帰宅できて初めて完了です。
相棒から無事メールをいただいて、「紅葉時期にまた行きたい」と・・・
下山時の相棒の脚はへとへとになっていたので、懲りたかとおもいきゃ・・・
また、一緒に行きましょうね。
今日は有難うございました。
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