迷ったら【山伏】おまけで【大谷嶺】

2018年01月21日(日) [日帰り]

• GPS: 06:51
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,488m
• 下り: 1,211m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 1:42
• 合計: 6:50

距離 11.0km 登り 1,488m 下り 1,214m

8:37 西日影沢登山口
8:59 大岩／ワサビ小屋
9:43 9:48 蓬峠
10:45 10:46 西日影沢分岐
10:54 11:56 山伏
12:47 大平沢ノ頭
13:02 13:07 新窪乗越
13:44 14:02 大谷嶺
14:28 14:38 新窪乗越
15:14 扇の要
15:21 15:22 大谷嶺登山道入口
15:27 大谷嶺駐車場

天候

ガス/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

駐車場：大谷崩ゲート前
※大谷崩から西日影沢までは下り基調なのでMTBを使いました。
※周回できるか自信のない方は大谷崩にMTBをデポすると良いです。

コース状況／危険箇所等

道の状況：よく整備されています
■西日影沢登山口〜蓬峠
沢沿いの歩きやすい道から、沢を離れると休憩適地の蓬峠です。
ザレのトラバースもありますが、トラロープが張ってあり安心です。
■蓬峠〜山伏
雪がガリガリに凍結している箇所が多いので、チェーンスパイク等が必要です。
良く歩かれるルートなので、よほどの大雪後でなければワカン等は必要ありません。
■山伏〜新窪乗越
平坦で緩やかな尾根なので、ピンクテープを追いながら歩きます。
南アルプス側の急斜面を意識して歩けば迷うような事はないと思います。
3月頃まで雪が増えるので、距離は短いですがラッセルになる事があります。
■新窪乗越〜大谷嶺
富士山側はガレているので、避けるように道が付けられています。
とても急斜面なのでロープが張ってある箇所が多いです。
雪の付き方によっては軽アイゼンではなく、10本以上のアイゼンが欲しくなります。
■新窪乗越〜大谷崩登山口
下りはじめはガレガレの急斜面なので、落石に注意が必要です。
扇の要まで降りてくればハイキングコースに変わります。
雪が多い時は雪崩の巣になり、雪の上を静かに落石が転がってくるので恐怖です。

その他周辺情報

温泉：コンヤ温泉「大野木荘」540円
※アルカリ性単純硫黄温泉で空いているのでオススメです
※新田温泉「黄金の湯」は冬季は16時30分で遅いと入れません

写真

1/21 7:16

山伏と大谷崩の二俣の分岐点です。

1/21 8:04

大谷崩のゲート前に到着しました。
凍結を心配していましたが、雪はありませんでした。

1/21 8:10

林道歩きがだるいので、西日影沢の登山口までMTBで下ります。

1/21 8:36

お馴染みの登山口です。

1/21 9:00

静岡らしいワサビ田を右に見ます。
今は使っていないのかな。

1/21 9:04

橋を渡ります。

1/21 9:06

大岩に到着です。
手前のベテランの登山者と比べると、その大きさがわかると思います。

1/21 9:07

添え木が沢山並んでいて、倒れないように支えてくれています。

1/21 9:09

しばらくは沢沿いの道を歩きます。

1/21 9:10

とても綺麗な水が流れています。

1/21 9:21

水場は何ヵ所かあります。
南アルプスの天然水で美味しいです。

1/21 9:30

登山道は沢から外れます。

1/21 9:36

明るい道に変わります。

1/21 9:40

トラバース箇所にはロープが張ってあります。

1/21 9:45

ひと登りでベンチのある蓬峠です。

1/21 9:45

この先が日陰で凍結していたので、チェーンスパイクを装着しました。

1/21 9:57

日なたの斜面には雪が全くありません。

1/21 10:18

二つ目のベンチからは雪が増えてきます。

1/21 10:19

ガリガリの登山道。

1/21 10:25

冬季ルートを登ってみました。
九十九折りでなく超急登です。

1/21 10:35

積雪は多い所で20センチくらいでしょうか。

1/21 10:39

傾斜が緩くなれば稜線です。

1/21 10:45

牛首峠への分岐です。

1/21 10:49

笹原が近くなれば山頂は近いです。

1/21 10:50

上河内岳などで見られる、亀甲浄土のような雪模様です。

1/21 10:51

夏はヤナギランが咲きます。
鹿の食害が酷いので柵が張ってあります。

1/21 10:52

伊勢湾台風の影響で、立ち枯れしたと言われています。

1/21 10:53

二〇一四米
山伏（やんぶし）に到着です。

1/21 10:54

山梨百名山の標識。

1/21 10:54

こちらの標識は「岳」が切り取られています。

1/21 11:55

うっすらと富士山が見えます。

1/21 11:55

拡大します。

1/21 11:21

湯を沸かしてラーメンでお昼にします。

1/21 11:26

南アルプスの南部の展望です。
左から聖岳〜赤石岳〜荒川三山と笊ヶ岳です。

1/21 11:25

静岡からは台形に見える聖岳です。

1/21 10:55

左が荒川前岳と中岳で、右の大きい山が東岳（悪沢岳）です。

1/21 11:11

盟主の赤石岳にはガスが掛かって良く見えませんでした。

1/21 10:55

布引山と200名山の笊ヶ岳です。
笊は双耳峰なので見つけやすいです。

1/21 12:00

大谷嶺方面へ縦走しますが、トレースがありました。
雪は深い所で30センチくらいでしょうか。

1/21 12:14

南アルプスに多い船窪地形です。

1/21 12:14

ドリーネのような地形もあります。

1/21 12:24

標識もそれなりに有ります。

1/21 12:37

ゆったりとした尾根道です。

1/21 12:51

大平沢ノ頭に近づくと尾根が細くなります。

1/21 13:03

新窪乗越に到着です。
時間もあるので大谷嶺をピストンします。

1/21 13:06

雪も少なそうです。

1/21 13:12

タムシバのような霧氷が付いていました。

1/21 13:10

落ちた霧氷で足元はザックザクでした。

1/21 13:20

大谷嶺が見えてきました。

1/21 13:20

なかなかエグイです。

1/21 13:20

南側は大きく崩壊しています。

1/21 13:51

2000mの大谷嶺に到着です。

1/21 13:44

行田山の文字は削り取られています。

1/21 13:45

樹木が邪魔をして、ここまで大展望ではありません。

1/21 13:49

こんな感じに見えます。

1/21 13:47

一番高いピークが日本百名山の光岳（てかりだけ）です。

1/21 13:47

300名山の茶臼岳と200名山の上河内岳です。

1/21 13:49

聖岳は手前の山並で隠れてしまいます。

1/21 13:49

赤石岳に掛かっていたガスは取れました。

1/21 13:49

荒川三山。

1/21 13:49

南部のBIG3です。
聖岳〜赤石岳〜悪沢岳

1/21 13:56

笊ヶ岳と北部の展望です。

1/21 13:58

山伏の奥には200名山の大無間山が見えました。

1/21 13:47

ガスが無ければ、安部東山陵が見えます。

1/21 14:45

新窪乗越からはガレ場の下りです。

1/21 14:52

ケルンには赤ペンキがあります。

1/21 14:54

扇の要まで下ります。

1/21 15:11

扇の要です。

1/21 15:17

賽の河原のような所です。

1/21 15:23

大谷嶺の登山口です。

1/21 15:24

お疲れ様でした。

1/21 16:09

大野木荘で汗を流しました。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kitainotori

前日に登った北陸の銀杏峰と部子山では、天気予報に裏切られて展望がありませんでした。
日曜日は久しぶりにロードバイクで走ろうかと思っていましたが、悔しいので連荘にしました。
山伏は何度も登っていますが、大好きな南アルプス南部を眺められるので良いですね。
登る山に迷ったら山伏で間違いありません。