▲槍ヶ岳 (表銀座・東鎌尾根ルート)
- GPS
- 73:31
- 距離
- 40.7km
- 登り
- 3,060m
- 下り
- 3,002m
コースタイム
(登山口まで、6:00しゃくなげ荘(駐車場) - [タクシー¥1200] - 6:55中房温泉)
中房温泉7:25-8:00第1ベンチ(水場)-8:30第2ベンチ-9:05第3ベンチ-9:40富士見ベンチ-
10:10合戦小屋10:15-11:25燕山荘(テント、昼食)13:35-14:05【燕岳(山頂)】14:10-15:00燕山荘(テン泊)
●9月24日 (日出 5:36)
7:40燕山荘-8:10蛙岩-8:30大下り頭-9:40喜作レリーフ-10:15大天荘-10:30大天井岳10:40-
10:55大天荘ヒュッテ-12:00ビックリ平12:15-13:05赤岩岳-13:55ヒュッテ西岳(テント、昼食)15:50-
16:00【西岳(山頂)】-ヒュッテ西岳(テン泊)
●9月25日 (日出 5:39)
7:20ヒュッテ西岳-8:05水俣乗越(分岐)-9:50ヒュッテ大槍-10:40槍ヶ岳山荘-11:04【槍ヶ岳(山頂)】-
11:35槍ヶ岳山荘11:55-12:25坊主岩小屋-12:45水場-13:25水俣乗越(分岐)-13:45ババ平-
14:05槍沢ロッヂ14:10-15:15横尾山荘-16:10徳沢園(テン泊)
●9月26日
7:20徳沢園-8:05明神池-8:40河童橋8:55-9:00上高地バスターミナル
(駐車場まで、9:20-[バス¥2400]-10:25新島々駅10:50-[電車(¥バスに含む)]-
11:10JR松本12:10-[電車¥370]-12:40JR穂高13:00-[バス¥500]-13:10しゃくなげ莊(駐車場))
消費カロリー(心拍時計で測定):
トータル14500Kcal (9/23 3000Kcal、9/24 4500Kcal、9/25 6000Kcal、9/26 1000Kcal)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
駐車場:しゃくなげ荘(無料) ・しゃくなげ莊〜中房温泉(乗合バス)¥1200 ・上高地〜松本〜穂高〜しゃくなげ荘(バス、電車)¥3270 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 :特になし(ガレ場、ハシゴ等は多く高度感あり) 登山ポスト:中房温泉、上高地バスターミナル等 |
写真
感想
==================================================================
【目標】槍をテン泊で目指す…山行きは3週間のブランク、がんばる。
==================================================================
--------------------------------------------------------------------------------------
●9月23日 中房温泉〜燕山荘(テン泊)
--------------------------------------------------------------------------------------
穂高駅での駐車場がわからずしゃくなげ莊の登山者用駐車場(無料)に停め6時過ぎにバス停へ。
バスが来るも4時予約の方用とのことで乗れず、次発バスは8時過ぎの2時間後だそうな…。
時間の余裕はあるもののさすがに2時間後では…う〜ん、うなだれていると別のグループが来たので
タクシー相乗りをお願いして中房温泉へ行くことができラッキーでした。
(運賃も 6000円を5名での頭割りで¥1200、バス代と同じになりました。)
ただ、ザック内の水が漏れてしまい 相乗り登山者の荷物も濡らしてしまい 申し訳ない思いでした。
中房温泉7時過ぎ、さすが連休初日 登山者であふれています。
本日の目標は大天井岳。キツければ燕山荘での宿泊として出発。
今回はテン泊なのでいつもより重い荷物を担いでキツイけれど期待で一歩一歩進み、
順調に第 第◆第…合戦小屋を進む、意外と楽だったと聞いたはずなのに…息はあがりキツイ、
周り見てもみんなキツそうなので なんか安心する。でもキツイ。
燕山荘へは昼前に到着も すでにテント場がほぼ埋まっているので
大天井はあきらめ 高度順応も兼ね、テント場所を確保し宿泊することにする。
(本当はキツカッタだけだけど言い訳…)
テントを張り落ち着いたので燕岳をめざす。聞いていたとおり変わった風景。
イルカ岩でほっこり。山頂をパシャリ。そしたら曇って見えなかった槍が姿をあらわす。
みんなが「槍だ〜」と騒ぐなか「遠いんですけど…槍に行けるのかぁ」なんて思ってました。
テントに戻り、明日の行程を確認しつつ寝てしまう。
夜中に寒さで目が覚めるとテントが凍ってる…マジ寒い↓(テンションダウン)。
トイレに外に出ると満天の星空、サイコウだ〜。いつもならボッ〜と眺めるのに寒すぎ15分で撤収。
服を着こんで寝るも、所々起きてしまう寒さでした。
翌朝、みんな同じ気持ちだったようですゎ。
--------------------------------------------------------------------------------------
●9月24日 燕山荘〜[表銀座]〜大天井岳〜[喜作新道]〜ヒュッテ西岳(テン泊)
--------------------------------------------------------------------------------------
ご来光は最高で、雲海の浅間山(山頂)よりあがり「おっ、ダイヤモンド浅間!!」と
誰かが言ってるのに思わずうなずいていました。マジ最高でした。
太陽もあがると気温もあがり寒さも落ち着きテント撤収して7時30分、出発。
天気は快晴、槍は良く見える。本日の目標はヒュッテ西岳、出発。
ルートは表銀座、稜線上はずっ〜と槍が見えるし気持ち良く進む。
大天井岳手前での大下り、そして登り返し、トラバース気味に大天岳へ到着。キツカッタ。
大天岳から再びトラバースして喜作新道へ、先程までの登山者がウソのようにいなくなる、みんな常念へ…。
(地図には書いてないけど、このトラバースが意外と危険ではないけど細い道で急だった。)
喜作新道は平坦なトラバースルートなんだけど 疲れが出てきたのか 足がでない。
まだ今日のゴール、西岳を認識できない。もう戻ることはないので気合で頑張る…。
何度か山を乗越えてやっとヒュッテ西岳に14時に到着…はぁぁ、長かった。
本日もテントを先に立ててから、一息着く。昼食で 山菜うどん(¥800)を食べ生き返る。
やっとお腹も落ち着いたので西岳を登り本日のミッション コンプリート。
ヒュッテ西岳からは槍ヶ岳と常念岳のちょうど中間でどちらも丸裸状態 最高のテン場です。
(明日の槍への道を何度見直してもキツそうですゎ↓)
--------------------------------------------------------------------------------------
●9月25日 ヒュッテ西岳〜[東鎌尾根]〜槍ヶ岳〜[槍沢ルート]〜徳沢園(テン泊)
--------------------------------------------------------------------------------------
3日目、今日も晴天。あの槍へ アタックする日!!。
7時20分に気合を入れ出発。3日目になるとザックの重さがしっくりくるようになる。
気合とは裏腹に 水俣乗越で、かなり下る・下る・下る、先が思いやられ。東鎌尾根では
長いはしご、砂利場、登りに「グゥの根もでない」とにかく進むしない、とにかく気力で…槍まで
あと少し キツイけど頑張る。槍の穂先が確実に近づいている。
ヒュッテ大槍を越えたあたりで槍へ不気味な雲が近づいてることに気がつく。槍にガスがかかるかの競争に
なることを覚悟するもキツイので速度はあがらない。槍ヶ岳山荘には10時40分頃に到着、槍の穂先は
まで見える。休憩も程ほどにザックをデポし槍へアタック!!
高度感ある道をほぼクライミング状態で上がり、ハシゴではビビリ気味で一歩一歩確実に上がり。
途中、雪も降りつつも何とかガスがかかる前に山頂に到着(雪と言うかガスが寒さで凍ってる粒ですが…)。
ぎりぎりセーフ。間に合った 槍、ありがとう。ガスがかかる前に山頂は5分程度の滞在で下る。
槍ヶ岳山荘に戻り 既にガスのかかった山頂にビールで乾杯「ここまで来た自分にありがとう…」。
さて昼12時、ここからは第2クール。翌日の行程を考え徳沢園までの大下りを気合を入れスタート。
(ダメなら横尾山荘キャンプ場を予備目標とする)
かなり疲労していて歩いているだけで痛みを感じる状態であったものの16時過ぎに徳沢園に到着することができた、今日の俺は頑張った。
徳沢園へ到着と同時に雨が降り始め、雨の中 早々にテント設営するも、雨はすぐに上ってしまう。
濡れ損した気分だけど、雨での設営練習…と気持ちを切り替える。
--------------------------------------------------------------------------------------
●9月26日 徳沢園〜上高地〜[乗継(バス-電車-電車-バス)]〜しゃくなげ荘(駐車場)
--------------------------------------------------------------------------------------
最終日は 穂高まで戻ることを考え7時20分に出発。ここまで来ると後はのんびり歩き、河童橋に8時40分頃に到着。
あとは バスと電車を乗り継ぎ穂高まで戻る。いままでは車での移動が主なので これはこれで楽しい。
13時過ぎに駐車場に無事到着する、足湯で足を揉んで 本日の登山ミッションをコンプリート。
==================================================================
【結果】 最高な(思い出深い) 縦走登山となりました。
==================================================================
いいねした人