丹沢主脈縦走
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- GPS
- --:--
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 1,869m
コースタイム
天候 | 1日目:曇 2日目:晴→雨→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
[初日]
大倉から塔ノ岳はかなりつらい階段が続く。さすがに大倉尾根は馬鹿尾根言われるだけはある。今までで一番ハードだった。途中からストック使用。
割と登り始めてすぐに親子のシカを発見。
ほぼコースタイムだがそのペースも厳しく花立山荘でかき氷を食べて休憩。70代ぐらいのおじいさんにもスタスタ抜かれる。塔ノ岳頂上近くで同行者が足を痙ったため、その後休憩多めでペースもやや落とす。天候は曇、または小雨。
塔ノ岳頂上では霧で展望なし。ここで昼食休憩。コンビニおにぎり3つとバーナーでお湯を作ってインスタントのスープを飲む。塔ノ岳頂上では2,30人ほどの登山者・トレランの人たちがいた。
その後、下って登り返して丹沢山へ。ここでもちょっと休んで登山バッジとスポーツ飲料を買って休憩。ここで10人ほど。ここから蛭ヶ岳へ向かうのは僕らのみの模様だった。
丹沢山から蛭ヶ岳の稜線も下って登ってを繰り返すが霧で視界数十mほどだけど風と雲が上がってきたりする様子が割と幻想的だし、山深い感じが強くてよかった。登山道脇にアザミがあちこちはえておりチクチクささって痛い。木道にちらほら糞が落ちているが鹿の糞とのこと。
鬼ヶ岩の頭も特に問題なく下る。一応鎖場になっているが、鎖に掴まるより適切な岩を手で掴んで降りた方が安全だと思う。むしろ途中の稜線の方が狭くて落ちたら危ない場所があった気がする。
そうこうしているうちに宿泊先の蛭ヶ岳山荘到着。
蛭ヶ岳山荘はこの日は僕ら2人しか宿泊客がいなくて貸し切り状態。貸し切りだからいいよとご主人が言うので、玄関の雨水をためてあるタンクの水で体を洗わせてもらい、汗だくになった衣類も洗って干す。晩ご飯はカレーライスと好きによそっていいおかず(煮豆、小魚、漬け物、パイナップルなど)が8種類ぐらい。1杯でも米1合分ぐらいの盛りだくさんだけどお代わりして2杯食べる(お代わり自由はお米のみ)。多少ビールなど飲み、山荘のご主人と話などしつつ、19時過ぎに寝る。
疲れすぎたのか眠りが浅く何度か起きる。外は割と激しい雨が降っていたり雷でピカピカ光っていたり荒れ模様の様子。
[2日目]
朝ご飯は5時からだったが4時過ぎに起きる。山頂は晴れ。蛭ヶ岳から下は見事な雲海状態。日の出よりもちょっと時間がかかったが、ご来光も見え、西側は富士山も見えてしかも、赤富士。すばらしい景色。
山荘のご主人いわく、今週一度も太陽みてなかったので運がいいとのこと。
朝食はごはん、みそ汁、昨晩と同じ好きによそっていいおかず、フリカケ、味海苔など。あんまりおなかパンパンになるときついのでおかわりはしない。水を二人で2L買って分け、ストレッチして6時出発。
姫次までひたすら下り。下ると緑が濃くなって樹林地帯へ。山頂から見えた雲の中に入っていくので視界は段々悪くなる。前日足を痙った同行者が筋も痛めたようでのんびり進む。
黍殻避難小屋についたのは9:15。すっかりお腹がすいたので立ち寄る。たばこをすっていたら同行者の登山靴に蛭を発見。。
避難小屋はまだ新しいらしく綺麗。トイレは浸透式なのでやや臭いし虫も多いが・・・小屋の中は布団などはないけど全然寝れる綺麗さ。
インスタントのスープとアルファ米にフリーズドライの味噌汁を混ぜたものを戻して食べる。林の中とは言えしとしと雨が降っていたのでここからザックにレインカバーをつけ、雨具をつけて、トイレも済まして出発。出発後徐々に雨が強くなる。高度も下がり、雨足が弱まってきたあとが蛭地獄。蛭がいたるところでうにょうにょしている。100m歩いて足下チェックすると登山靴を登ろうとしているのが1,2匹はいる状態。止まってるとすぐに登ってくるのでろくに休憩を取る気にもならない。焼山までの下りは若干道もわかりにくくなっているところあり。焼山には11:20着。同行者が足を引きづりながらだったのでこれぐらいかかりました。でも頑張った。
焼山から降りる途中では木が倒れて登山道を塞いでいるところも
あったり、そもそも道が蛇行しながら下っていくので、案内に表示されている距離よりもずっと距離があり時間もかかる。2回ほど滑って手をつく程度に転んだけど、その一瞬で袖などに蛭がつく。蛭地獄。。雨の後の丹沢はもう行きたくないと思うぐらい。蛭下がりのジョニー(蛭忌避剤)を持って行っていたが1,2時間しか効果はないらしく、こまめに噴射が必要。今回は天気も悪かったので特にすぐ流れてしまっていたのかも。ただ、蛭がついたときに蛭下がりのジョニーをかけるとぽろりと落ちるらしいので持って行っていたほうがいいとは思う。2日目は同行者と蛭の話しかしてませんでした。
焼山登山口バス停と西野々バス停の分岐につくと、そこから焼山登山口バス停方面100mぐらいでアスファルトの林道に出て下山終了。これで蛭がいないというのがマジでうれしかった。バスは土日は1日2本しかないのでタクシーを呼んで橋本まで。20分程度で来てくれました。タクシーを待っている間はバス停近くの売店でアイスとスポーツドリンクを買って休憩。
あー、ほんとに長かった。
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