行き道、談合坂サービスエリアで伝説のすた丼の朝食。
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2/14 3:03
行き道、談合坂サービスエリアで伝説のすた丼の朝食。
深夜でも開放している八ヶ岳山荘の談話室。ありがとうございます。
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2/14 5:55
深夜でも開放している八ヶ岳山荘の談話室。ありがとうございます。
行こう!歯科健診ヘルメットを被り出発。
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2/14 6:00
行こう!歯科健診ヘルメットを被り出発。
美濃戸口は−13℃。
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2/14 6:01
美濃戸口は−13℃。
厳しい冷え込みの為、雪面を歩くとキュ、キュと鳴き砂のような音を立てます。この音を聞くと、厳冬期であることを実感します。
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2/14 6:07
厳しい冷え込みの為、雪面を歩くとキュ、キュと鳴き砂のような音を立てます。この音を聞くと、厳冬期であることを実感します。
やまのこ村到着。
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2/14 6:46
やまのこ村到着。
美濃戸山荘。冬季休業中でも、トイレは開いています。いつもありがとうございます。
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2/14 7:06
美濃戸山荘。冬季休業中でも、トイレは開いています。いつもありがとうございます。
南沢から行者小屋へ。
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2/14 6:54
南沢から行者小屋へ。
トレースはしっかりついています。
行者小屋までノーアイゼンで登りました。
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2/14 7:14
トレースはしっかりついています。
行者小屋までノーアイゼンで登りました。
いつも写真に写り込んでいる「行こう!歯科健診」カードは、マジックテープでフロンドバッグに貼り付けています。
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2/14 7:14
いつも写真に写り込んでいる「行こう!歯科健診」カードは、マジックテープでフロンドバッグに貼り付けています。
もふもふ樹林帯。
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2/14 7:52
もふもふ樹林帯。
−17℃。風もなく、動いていればそれ程寒さは感じません。
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2/14 8:16
−17℃。風もなく、動いていればそれ程寒さは感じません。
ハードシェルは脱ぎました。
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2/14 8:15
ハードシェルは脱ぎました。
枝にも樹氷が。
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2/14 8:25
枝にも樹氷が。
雪の重みで垂れ下がる枝。
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2/14 8:25
雪の重みで垂れ下がる枝。
行者小屋手前で−20℃。本日の最低気温でした。
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2/14 8:45
行者小屋手前で−20℃。本日の最低気温でした。
横岳西壁が見えてきました。
真っ白!
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2/14 8:45
横岳西壁が見えてきました。
真っ白!
ズボンのポケットに入れていた点鼻薬が凍っていました。
チャックを閉めるようにしたら、凍らなくなりました。
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2/14 8:49
ズボンのポケットに入れていた点鼻薬が凍っていました。
チャックを閉めるようにしたら、凍らなくなりました。
先程脱いだハードシェルは、そのままの形で凍っていました。
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2/14 9:04
先程脱いだハードシェルは、そのままの形で凍っていました。
行者小屋手前でピッケルを取り出し、防寒具を全て装備。
いつも行者小屋で装備を整えるのに時間がかかって凍えてしまうからです。
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2/14 9:06
行者小屋手前でピッケルを取り出し、防寒具を全て装備。
いつも行者小屋で装備を整えるのに時間がかかって凍えてしまうからです。
太陽が顔を出しました。
体感気温が一気に上がります。
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2/14 9:17
太陽が顔を出しました。
体感気温が一気に上がります。
薄皮アンパンで朝食。凍ってもおいしく食べられるので好きです。
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2/14 9:19
薄皮アンパンで朝食。凍ってもおいしく食べられるので好きです。
真っ白な河原歩き。
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2/14 9:23
真っ白な河原歩き。
真っ白の河原歩き。パノラマ画像。
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2/14 9:24
真っ白の河原歩き。パノラマ画像。
シュカブラ?かな。
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2/14 9:26
シュカブラ?かな。
雪に埋もれた行者小屋。週末は営業している模様。
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2/14 9:32
雪に埋もれた行者小屋。週末は営業している模様。
凍りついた横岳西壁。
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2/14 9:32
凍りついた横岳西壁。
行者小屋での装備交換でいつも凍えていたのですが、陽がさすようになってからなのか、−5℃。あったかーい。
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2/14 9:33
行者小屋での装備交換でいつも凍えていたのですが、陽がさすようになってからなのか、−5℃。あったかーい。
アイゼン装備。
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2/14 9:35
アイゼン装備。
氷の樹の下でテント泊。
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2/14 9:35
氷の樹の下でテント泊。
ピッケル、アイゼン、防寒具装備完了。
ピッケルは1本手に持ち、もう一本はザックに挿して、いつでも取り出せるようにしています。
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2/14 9:43
ピッケル、アイゼン、防寒具装備完了。
ピッケルは1本手に持ち、もう一本はザックに挿して、いつでも取り出せるようにしています。
モフモフの森!
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2/14 9:45
モフモフの森!
クローズアップでモフモフ!
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2/14 9:45
クローズアップでモフモフ!
パノラマ画像でモフモフ!
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2/14 9:46
パノラマ画像でモフモフ!
極寒のテント村。
手前の△テントは、なんとフロアレス!
ココまで寒いと、フロアありもフロアレスも大差ないのかな?
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2/14 9:46
極寒のテント村。
手前の△テントは、なんとフロアレス!
ココまで寒いと、フロアありもフロアレスも大差ないのかな?
ホワイトチョコみたいな樹氷。美味しそうです。
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2/14 9:48
ホワイトチョコみたいな樹氷。美味しそうです。
中岳沢(夏道)へのトレースは、消えかけていました。
正規(?)でないルートのトレースは複数ありました。まあ、冬山だからどこを通ってもいいのですけど。
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2/14 9:58
中岳沢(夏道)へのトレースは、消えかけていました。
正規(?)でないルートのトレースは複数ありました。まあ、冬山だからどこを通ってもいいのですけど。
樹林帯を登り、標高をあげます。
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2/14 10:04
樹林帯を登り、標高をあげます。
ピッケルを引っ掛けて、ズボンを破いてしまいました。トホホ。
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2/14 10:16
ピッケルを引っ掛けて、ズボンを破いてしまいました。トホホ。
上部に行くほど斜度を増す文三郎道。
ふくらはぎが痛い...
鎖は大体出ていました。
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2/14 10:23
上部に行くほど斜度を増す文三郎道。
ふくらはぎが痛い...
鎖は大体出ていました。
階段はほぼ埋もれていました。
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2/14 10:31
階段はほぼ埋もれていました。
遠くに北アルプスの山々が見えます。
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2/14 10:35
遠くに北アルプスの山々が見えます。
凍りついた赤岳主稜。美しさに息を呑みます。
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2/14 10:44
凍りついた赤岳主稜。美しさに息を呑みます。
クライマーのコールが時折聞こえてきました。
中央上、中央下に2人確認できます。
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2/14 10:44
クライマーのコールが時折聞こえてきました。
中央上、中央下に2人確認できます。
文三郎分岐が見えてきました。
雪面は固く締まっていて、場所によってはステップも出来ています。それ程の苦労もなく標高を上げていきます。
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2/14 10:51
文三郎分岐が見えてきました。
雪面は固く締まっていて、場所によってはステップも出来ています。それ程の苦労もなく標高を上げていきます。
石碑にはエビの尻尾が。
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2/14 10:59
石碑にはエビの尻尾が。
文三郎分岐へのトラバース。
雪質によっては緊張する場所ですが、雪質もよく、しっかりと踏まれていたので不安なく歩けました。
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2/14 11:00
文三郎分岐へのトラバース。
雪質によっては緊張する場所ですが、雪質もよく、しっかりと踏まれていたので不安なく歩けました。
文三郎分岐到着。読めませんが...
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2/14 11:09
文三郎分岐到着。読めませんが...
阿弥陀岳。雪のあるうちに行きたいものです。今回はパス。
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2/14 11:10
阿弥陀岳。雪のあるうちに行きたいものです。今回はパス。
登ってきた文三郎道と、行者小屋。
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2/14 11:10
登ってきた文三郎道と、行者小屋。
山頂直下の岩場。鎖が出ていたので、それ程不安は感じませんでした。
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2/14 11:26
山頂直下の岩場。鎖が出ていたので、それ程不安は感じませんでした。
岩場全体にエビの尻尾がついている状態です。
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2/14 11:36
岩場全体にエビの尻尾がついている状態です。
ここまで快晴無風。これ以上望めないようなコンディションでした。
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2/14 11:53
ここまで快晴無風。これ以上望めないようなコンディションでした。
前日の出発時、妻から貰ったチョコ。最高のバレンタインデーです。
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2/14 11:53
前日の出発時、妻から貰ったチョコ。最高のバレンタインデーです。
行こう!歯科健診の宣伝用写真。
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2/14 11:55
行こう!歯科健診の宣伝用写真。
山頂は−12℃。無風で快晴なので、もっと暖かく感じました。
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2/14 11:56
山頂は−12℃。無風で快晴なので、もっと暖かく感じました。
遠くに中央アルプス。そして編笠山、権現岳、キレットのルート。年越し山行で(荷の重さで)腰痛により編笠山にも届かず敗退しました…
いずれ積雪期にリベンジを。
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2/14 11:57
遠くに中央アルプス。そして編笠山、権現岳、キレットのルート。年越し山行で(荷の重さで)腰痛により編笠山にも届かず敗退しました…
いずれ積雪期にリベンジを。
赤獄神社は氷漬け。
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2/14 11:57
赤獄神社は氷漬け。
遠くに蓼科山。
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2/14 11:58
遠くに蓼科山。
横岳、硫黄岳までの縦走は、天候次第と考えていましたが、快晴無風、気温も低く雪も締まっています。絶好のコンディションにつき、決行することに。
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2/14 11:58
横岳、硫黄岳までの縦走は、天候次第と考えていましたが、快晴無風、気温も低く雪も締まっています。絶好のコンディションにつき、決行することに。
赤岳天望荘で少し休憩。
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2/14 12:26
赤岳天望荘で少し休憩。
風力発電の風車にもエビの尻尾。
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2/14 12:26
風力発電の風車にもエビの尻尾。
コタツと冬季オリンピック。
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2/14 12:31
コタツと冬季オリンピック。
ホットカルピスで一息。
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2/14 12:35
ホットカルピスで一息。
昨日の最高気温と本日の最低気温が同じ−17℃?昨日はもっと寒かったのかしら?
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2/14 12:49
昨日の最高気温と本日の最低気温が同じ−17℃?昨日はもっと寒かったのかしら?
山荘前のコンテナにくっついた氷。
なんかキモイ...
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2/14 12:59
山荘前のコンテナにくっついた氷。
なんかキモイ...
地蔵の頭。
お地蔵さんは、スケキヨマスク(犬神家の一族。)をかぶっていました。怖い!
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2/14 13:06
地蔵の頭。
お地蔵さんは、スケキヨマスク(犬神家の一族。)をかぶっていました。怖い!
いざ、二十三夜峰へ!
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2/14 13:06
いざ、二十三夜峰へ!
あれ?あまり雪がない。
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2/14 13:12
あれ?あまり雪がない。
と思ったら、すぐ雪が。
雪を払って岩を掴み、アイゼンの前爪を蹴り込んでトラバース。
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2/14 13:34
と思ったら、すぐ雪が。
雪を払って岩を掴み、アイゼンの前爪を蹴り込んでトラバース。
日ノ岳ルンゼ。南向きで日当たりが良いせいか、登っている最中に若干雪の緩みを感じましたが、ピッケルを2本出して焦らず通過。
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2/14 13:38
日ノ岳ルンゼ。南向きで日当たりが良いせいか、登っている最中に若干雪の緩みを感じましたが、ピッケルを2本出して焦らず通過。
鉾岳西側をトラバース。昨年1月に20m滑落した箇所です。
幸い途中で止まり事なきを得ました...
前回は30センチの降雪翌日に突っ込むという無謀な事をしましたが、今回は雪も締まっており、ある程度の経験も積みました。
ピッケルを確実に雪面に差し込み、アイゼンの前爪を雪面にしっかり蹴り込み、一歩一歩確実にカニ歩きで進みます。
中央の岩が露出している箇所で、ピッケルが雪に差し込めなくて少し焦りましたが、手で岩を掴み、アイゼンの前爪と合わせて3点支持の要領でクリアしました。
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2/14 13:56
鉾岳西側をトラバース。昨年1月に20m滑落した箇所です。
幸い途中で止まり事なきを得ました...
前回は30センチの降雪翌日に突っ込むという無謀な事をしましたが、今回は雪も締まっており、ある程度の経験も積みました。
ピッケルを確実に雪面に差し込み、アイゼンの前爪を雪面にしっかり蹴り込み、一歩一歩確実にカニ歩きで進みます。
中央の岩が露出している箇所で、ピッケルが雪に差し込めなくて少し焦りましたが、手で岩を掴み、アイゼンの前爪と合わせて3点支持の要領でクリアしました。
本日と、昨年1月の写真の比較です。
雪質の違いがひと目でわかります。傾斜の強いトラバースの箇所にこんなモフモフの状態なのに突っ込めば、そりゃ滑落します...
踏み跡はありましたが「トレースがあること」と「自分が滑落せず歩けること」は別なのです。撤退の判断ができなかったんですね...
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本日と、昨年1月の写真の比較です。
雪質の違いがひと目でわかります。傾斜の強いトラバースの箇所にこんなモフモフの状態なのに突っ込めば、そりゃ滑落します...
踏み跡はありましたが「トレースがあること」と「自分が滑落せず歩けること」は別なのです。撤退の判断ができなかったんですね...
トラバースルートを通過後、振り返って。
カニ歩きでなくても、技量のある人なら正面を向いて普通に歩けたと思いますが「不安のあるトラバース時はカニ歩き」が今の私の実力でしょう。
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2/14 14:05
トラバースルートを通過後、振り返って。
カニ歩きでなくても、技量のある人なら正面を向いて普通に歩けたと思いますが「不安のあるトラバース時はカニ歩き」が今の私の実力でしょう。
まだまだ横岳稜線は続きます。気を緩めずに着実に一歩一歩、足を進めます。
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2/14 14:12
まだまだ横岳稜線は続きます。気を緩めずに着実に一歩一歩、足を進めます。
ハシゴ。確実にアイゼンをステップにかけて登ります。
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2/14 14:16
ハシゴ。確実にアイゼンをステップにかけて登ります。
三叉峰から杣添尾根を望みます。
稜線に沿ってトレースが見えます。ここも雪のあるうちに歩いてみたいルートです。
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2/14 14:20
三叉峰から杣添尾根を望みます。
稜線に沿ってトレースが見えます。ここも雪のあるうちに歩いてみたいルートです。
大同心と小同心、パノラマ画像。
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2/14 14:24
大同心と小同心、パノラマ画像。
凍りついた横岳西壁。
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2/14 14:30
凍りついた横岳西壁。
歩いてきた稜線を振り返ります。
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2/14 14:30
歩いてきた稜線を振り返ります。
横岳奥の院へのビクトリーロード。
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2/14 14:38
横岳奥の院へのビクトリーロード。
横岳山頂。
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2/14 14:40
横岳山頂。
雪山のルート案内では、ナイフエッジと紹介されている奥の院からの降り。今回は積雪が少なく、ナイフエッジと言う程では。
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2/14 14:42
雪山のルート案内では、ナイフエッジと紹介されている奥の院からの降り。今回は積雪が少なく、ナイフエッジと言う程では。
凍りついたカニの横ばい。鎖が出ていたので不安なし。
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2/14 14:46
凍りついたカニの横ばい。鎖が出ていたので不安なし。
最後の最後で、ほぼ垂直の雪壁をトラバースする箇所が。
岩を掴んでカニ歩き。
不安で、2本のピッケルを交互に足元に差し込んで進みましたが、かがみ込んで足元にピッケルを刺すのはバランスを崩しやすく、かえって危なかったかもしれません。
距離は5m程でしたが、今回一番緊張した場所でした。
ここまでほぼ無風でしたが、風があったら危なかったと思います。
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2/14 14:47
最後の最後で、ほぼ垂直の雪壁をトラバースする箇所が。
岩を掴んでカニ歩き。
不安で、2本のピッケルを交互に足元に差し込んで進みましたが、かがみ込んで足元にピッケルを刺すのはバランスを崩しやすく、かえって危なかったかもしれません。
距離は5m程でしたが、今回一番緊張した場所でした。
ここまでほぼ無風でしたが、風があったら危なかったと思います。
振り返ると、トラバースしなくても岩稜の真上を超えても通れたようです。ぐぬぬ。
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2/14 14:52
振り返ると、トラバースしなくても岩稜の真上を超えても通れたようです。ぐぬぬ。
ここからは硫黄岳まではなだらかな稜線歩き。あとは消化試合だと思っていましたが、今回の核心部はここからでした。
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2/14 14:59
ここからは硫黄岳まではなだらかな稜線歩き。あとは消化試合だと思っていましたが、今回の核心部はここからでした。
台座の頭近辺。エビの尻尾で読めない看板。
このあたりから、猛烈な西からの風が絶え間なく吹いてきました。
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2/14 15:05
台座の頭近辺。エビの尻尾で読めない看板。
このあたりから、猛烈な西からの風が絶え間なく吹いてきました。
足あとの形に雪が残っています。踏まれて固くなった場所以外の雪が、風で吹き飛ばされたのです。
ハイウェイスターのスタンド(ジョジョの奇妙な冒険)みたい。
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2/14 15:22
足あとの形に雪が残っています。踏まれて固くなった場所以外の雪が、風で吹き飛ばされたのです。
ハイウェイスターのスタンド(ジョジョの奇妙な冒険)みたい。
台座の頭から硫黄岳山頂の間の鞍部である大ダルミは、多分風速30〜40mくらいの猛烈な風。体重82キロの私が、風に押されてまともに歩けません。
よろけても滑落するような状況ではないのが救いです。
幸い、ゴーグルにバラクラバにフードもかぶり、背中とお腹にハクキンカイロを1個づつ入れているので、それほど寒くありません。温度計はフロントバッグごとザックに入れていたので、気温はわかりませんが多分−10℃以上だったと思います。
暗くなる前に樹林帯に入りさえすれば、問題なく下山できます。日暮れまでは後1時間ほど有り、焦る必要もなし。
身体が浮き上がるほどではありませんが、風に抵抗して踏ん張らなければならないので、体力を消耗します。
少し歩いては鉄杭にしがみついたり、ケルンの影に隠れて休み、風がほんの少し弱まる間隙をついてジワジワ進みます。
2
2/14 15:30
台座の頭から硫黄岳山頂の間の鞍部である大ダルミは、多分風速30〜40mくらいの猛烈な風。体重82キロの私が、風に押されてまともに歩けません。
よろけても滑落するような状況ではないのが救いです。
幸い、ゴーグルにバラクラバにフードもかぶり、背中とお腹にハクキンカイロを1個づつ入れているので、それほど寒くありません。温度計はフロントバッグごとザックに入れていたので、気温はわかりませんが多分−10℃以上だったと思います。
暗くなる前に樹林帯に入りさえすれば、問題なく下山できます。日暮れまでは後1時間ほど有り、焦る必要もなし。
身体が浮き上がるほどではありませんが、風に抵抗して踏ん張らなければならないので、体力を消耗します。
少し歩いては鉄杭にしがみついたり、ケルンの影に隠れて休み、風がほんの少し弱まる間隙をついてジワジワ進みます。
風上に向かってゼログラビティ(マイケル・ジャクソン)が出来るくらいの風でした。
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風上に向かってゼログラビティ(マイケル・ジャクソン)が出来るくらいの風でした。
16時に硫黄岳山頂に到着。風に抵抗して踏ん張りながら歩いたので、かなり疲れました。
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2/14 16:04
16時に硫黄岳山頂に到着。風に抵抗して踏ん張りながら歩いたので、かなり疲れました。
歩いてきた稜線を振り返ります。
昨年の1月は、雪の状況を見極める事もなく、無謀に突っ込んで滑落したあげく、たまたま歩けただけですが、今回はルートの状況やリスクを把握した上で行動出来たと思います。
快晴でルートも読みやすく、トレースも有り、気温自体は低く雪も締まり歩きやすい。更に日差しが強い為に体感温度はそれほど低くなくと、厳冬期にしてはコンディションに恵まれた幸運もありますが、少しは成長したのかな?
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2/14 16:06
歩いてきた稜線を振り返ります。
昨年の1月は、雪の状況を見極める事もなく、無謀に突っ込んで滑落したあげく、たまたま歩けただけですが、今回はルートの状況やリスクを把握した上で行動出来たと思います。
快晴でルートも読みやすく、トレースも有り、気温自体は低く雪も締まり歩きやすい。更に日差しが強い為に体感温度はそれほど低くなくと、厳冬期にしてはコンディションに恵まれた幸運もありますが、少しは成長したのかな?
沈みゆく夕日。
明るいうちに赤岳鉱泉まで行けそうです。
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2/14 16:18
沈みゆく夕日。
明るいうちに赤岳鉱泉まで行けそうです。
赤岩の頭。
トレースがしっかりついており、下降点は明確でラッキー。
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2/14 16:20
赤岩の頭。
トレースがしっかりついており、下降点は明確でラッキー。
赤岳鉱泉到着。
ここから、アイゼンをチェーンスパイクに交換。
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2/14 17:26
赤岳鉱泉到着。
ここから、アイゼンをチェーンスパイクに交換。
美濃戸口までヘッデン下山。
写真は闇に浮かぶピカチュウ?
厳しくも楽しい厳冬期縦走でした。
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2/14 17:52
美濃戸口までヘッデン下山。
写真は闇に浮かぶピカチュウ?
厳しくも楽しい厳冬期縦走でした。
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