雪山ハイキング講座/積雪期のみ歩ける中央分水界 氷ノ山・三ノ丸1464m
- GPS
- 08:08
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 825m
- 下り
- 840m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は雪中テント泊の体験をし、現実からかけ離れた雪山の景色を楽しみ、とても満足な山旅でした。
【2/17(土)】、音水湖を過ぎた辺りから積雪が増し、今回は戸倉峠の駐車地に幕営することになりました。雪が降りしきる中、スノーシューで整地、手順を教わりながらテントを組み立てていきます。一方、スノースコップで駐車場所を整備したり、用足す場所を作ったり等、生活環境を整えるのにいろいろとやることが多いです。
テントマットを敷いた後、各自必要な物を持ち込み、夕食の準備に取り掛かります。最初にご飯の炊き方を実演してもらいながら教わりました。続いて、本日のメニューのすきやき。焼いたお肉に卵をからめて最初の一口がうまい! 感動です。
雪の中でこんな贅沢な料理を頂けるとは思っていませんした。テントの中、みんなで鍋をつつくのはやはり楽しく、美味しいです。煮炊きをするとテントの中はぽかぽか。話もはずみ、夜は更けて行きました。
【2/18(日)】前日とは打って変わって好天となりました。テント撤収時、あちこち凍っている箇所に難儀しながら片付けます。テントポールが凍って外せなくなっており、自分の息を吹きかけて溶かす方法を教えてもらい、厳冬期ならではの体験となりました。
そうこうしているうちに、雪山ハイキング講座組が到着。皆でしばらく旧道を行進した後、県境尾根へ続く支尾根に取付く。ここから新雪の急勾配を交代でラッセルしながら進みます。ラッセル先頭になると、全身運動で、息も上がり、汗が吹き出します。それまでの運動量と全く違います。
県境尾根まで上がると、原生林の中をスノーハイキングとなりました。陽気は春のようです。緩やかな長い登りを、少しずつ高度を上げていくと、美しい霧氷が出迎えてくれました。
さらに進んで樹林帯を抜け出すと突然、大雪原が目の前に。皆さん「わぁ!」と歓声が上がります。めいめいに写真を撮ったり、新雪を踏みしめたりしながら青空に向かって上がって行きます。
出発してから約5時間、やっと今回の目的地、三ノ丸に到着しました。よく歩きました。向こう側に氷ノ山山頂まで続く広い稜線が続いています。その中に樹氷が点々と見えます。誰か「天国に行ったらこんな景色が広がっているのかな」といっている人がいました。
全員で記念撮影後、食事を取り、360°の景色を楽しんだ後、登って来た道を引き返しました。次回は氷ノ山山頂への道を歩みたいと思いつつ帰路につきました。(KUR)
<コース状況>県境尾根分岐で方向をよく確認する必要あり。
〇翌年2019年2月17日 同一コースの雪山ハイキング講座(山の会)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1733634.html
〇2014年2月26日 戸倉峠〜県境尾根〜氷ノ山(往復)(下見)
http://bucch.web.fc2.com/07513.html
兵庫トレイル38 中央分水嶺 氷ノ山殿下コース
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3117077.html
兵庫トレイル39の2 中央分水嶺 戸倉峠〜三ノ丸(夏道 撤退)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3640474.html
兵庫トレイル40 中央分水嶺 赤谷山1216m
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3138801.html
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