完全独り占め山行 ! 袴腰岳(平舘)
- GPS
- 05:27
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 995m
- 下り
- 977m
コースタイム
08:51 旧村営スキー場登山口
09:19 山居山(オドシ山)
09:39 赤松峠
09:57 尾上
10:24 タケノコ平
11:16 猿ヶ森分岐
11:32 山頂下 分岐
11:44 平舘側 袴腰岳山頂
11:50 今別側 袴腰岳山頂(図根点)
休憩
12:02 今別側 袴腰岳山頂 出発
12:08 平舘側 袴腰岳山頂
12:15 山頂下 分岐
12:21 猿ヶ森 分岐
13:02 タケノコ平
13:22 尾上
13:35 赤松峠
13:52 オドシ山 (山居山)
14:14 旧スキー場登山口
14:16 駐車場 到着
天候 | 小雨 のち ゴロゴローの雷 のち ソコソコの雨 のち バリバリ〜 ! っと 2〜3発の雷 のち バラバラとアラレ のち まあまあの雨 のち 曇り のち 下山完了と同時にソコソコの青空 ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
少し走り次の細い道を左に入ります。 少し走ると右手に草ボーボーの旧スキー場があり、そのスキー場跡地の最後の所に登山口の標識があります。 駐車場は登山口を少し通り過ぎた川沿いにある 12 台駐車可能の立派な無料駐車場あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、それなりの対応が必要となります。 ※ 登山口及び山中にもトイレはありませんので、かなり手前になりますが 国道280号線 蓬田バイパス沿いにある、村の駅よもっと のトイレあたりで済ませるようにしてください。 ※ 登山口付近にはコンビニも何もありません。 コンビニは国道280号線 蓬田バイパス沿いにあるサークルKが最終です。 (蟹田町内にも一軒ありますが、道によっては店の前を通りません) ※ 登山道の状況 ・最初の旧スキー場は少しススキがうるさくなっていますが、旧スキー場を登りきると落ち着きます。 ・旧スキー場を過ぎてオドシ山に向かうと少し急斜面になっていますが、階段が整備されています。 オドシ山の山頂手前まで延々と階段は続きますので、焦らず一歩一歩登りましょう。 ・旧スキー場からタケノコ平までの区間は東北自然道になっていますので、程よく整備されています。 ・タケノコ平から猿ヶ森分岐までも、それなりに刈り払いはされていますが、 所々で笹が道に覆いかぶさっていたり数本倒木があります。 ・猿ヶ森分岐から山頂までは、これまでよりは少し道幅が狭くなり、傾斜もきつめになりますが踏み跡はそれなりに残っています。 ・平舘側の山頂と今別側の山頂間は、踏み跡が笹で隠されており、東側が切れ落ちていますので注意が必要です。 ・山頂そのものはどちらも広くはなく、今別側に畳一畳弱程度の休憩スペースしかありません。 ※ 下山後の温泉 今回は駐車場の川向うに二軒の温泉施設がありましたが、平舘不老ふ死温泉を利用しました。 大人 400 円 リンスインシャンプー・固形石鹸完備 http://www.furoufushi.jp/ もう一軒の温泉は、湯ノ沢温泉ちゃぽらっと http://ameblo.jp/tappikankou/entry-10501428198.html ※ この山の情報は下記も参考にしてください。 東奥日報社 とうおう写真館・あおもり110山 袴腰岳 http://www.toonippo.co.jp/photo_studio/110mountains/tugaruhanto/hakamagoshi1/index.html |
写真
感想
最近あれやこれやと用事があり、山になかなか入れない状態でした。
次の休みも用事がありそうだし・・・
という事で、重めになった腰を持ち上げてマイナー登山に出掛けました。
ここは前回別ルートから歩きだし、途中で引き返した山。
前回のルートの方が思いっきり距離は短いのですが、なんせ途中の林道が全くあてにならない道。
ほとんど人が通らない道のようで、崖が崩れてもそのまんま放置しているらしい。
前日に様子を見に行こうとしたけど、そこまでの時間がなかったので、今回の登山口だけを確認して帰ってきました。
帰りに家までの時間を計ってみると、バイパスがだいぶ開通してきたので、距離的には遠いけど時間は45分 !
さらに、高速でもないのにクルーズコントロールが使えるバイパスなので、運転も楽々 !
早朝だったら30分程度まで時間が短くなりそうな気配です (笑)
朝家を出た時点では、所々で晴れ間が覗いている天気。
快適なバイパスをのんびり走り北上すると、蟹田地区付近で山間に虹を発見。
きれいだな・・・なんて思って最初は見ていましたが、
虹 !? って事は雨が降っていたか、山に雨が降っている事に気が付いた・・・
上空を見てみると、山の上の雲は黒くてドンヨリ・・・こりゃ降ってる。。。
お見事、蟹田地区を過ぎると結構強めの雨になってしまいました。
まあ、この程度なら問題はないだろうと思ってそのまま進み、登山口近くの駐車場に到着しました。
車の中でカッパを着込んで準備をしながら、以前だったらやめて帰っただろうな・・・
最近完璧に悪天小僧になっちゃって、全然気にならなくなっちゃったもんな・・・
などと思っていました (爆)
準備も終わり、いよいよ駐車場から登山口に向けて出発。
元々マイナーな山域の上に、この雨なので今日はかなり人けが少ないかな・・・
って言うか、誰もいないんじゃないのかな・・・などと思いながら登山口に到着。
登山口は旧村営スキー場の端にあり、最初はこの旧スキー場の斜面を歩くようでした。
登山道そのものには短い草は生えていて藪化はしていませんでしたが、まわりのススキが派手に伸び放題 !
かなり登山道に覆い被さっていました。
こりゃ先が思いやられると感じながら歩き出しましたが、スキー場を過ぎると快適な登山道になりました。
以前に東北自然道として整備してからそのまんまなんでしょうが、いいのか悪いのか、ほとんど人が歩くことが無いような感じなので、とてもいい感じの登山道でした。
しかし、山居山の斜面はちょっと・・・そこそこの急斜面なんですが、延々と階段が整備されちゃっていました。
一部分だけで言うと、階段の段差や奥行はとてもいい感じの寸法なんですが、あれだけ続くとさすがに登りも下りも疲れました。
山居山の山頂を過ぎるとなだらかなアップダウンを繰り返して林間を歩きます。
大半がブナの林で所々にヒバ、天気がよければ最高の環境でしょう (笑)
しばらく林間を歩くと、ポンと景色の良い稜線に出ます。
なぜかはわかりませんが、この一部分だけは木がほとんど生えてません。
かと言って傾斜がきついとか岩場という事もなく、広々とした丘の雰囲気の場所です。
ここでようやく今日の目標である袴腰岳と、隣にある丸屋形岳を見る事ができました。
後で知ったことですが、丸屋形岳が見える場所なので 「 丸見 」 と言う場所のようです。
丸見を過ぎると再度林間を歩き、山頂まで木が切れる事はありませんでした。
タケノコ平を過ぎると東北自然道ではなくなっているので標識もありませんが、ある程度の踏み跡は残っているので迷う事はないと思います。
猿ケ森のあたりから袴腰岳にとりつくと、道幅も狭くなり山頂までそこそこの急登が続きました。
途中で林道方面から登ってくる道との合流部分に、小さな標識の 「 山 100M 」 があり、
それを励みに急な斜面を登っていくと、足元は笹薮の平舘側山頂にポンと出ました。
残念ながら双耳峰のピーク付近は、全て西側に木が生えているため西側の展望はありません。
後ろを振り返ると10mほど高い丸屋形岳が見えますが、なぜかこっちの方が高く思えました(笑)
風速は10m/sはあろうかと思われましたが、西側の木に守られて風の影響を受けずに今別側の山頂に向かいました。
足元は相変わらずの笹薮で踏み跡が見えませんし、東側の斜面はいい感じで切れ落ちています。
落ちないように気を付けながら歩いていくと、五分程度で今別側の山頂に到着しました。
こちらの山頂には「袴腰岳山頂」と、昔の看板が残っていました。
さらに三角点 ! と思ってましたが、1950(昭和25)年に青森営林局が標高を706.78メートルと測量した時に埋めた 「図根点」 だそうです。
こちら側の山頂は、少しですが休憩スペースがありましたので、こちら側で休憩することにしました。
山頂到着時点では雨もあがり東側の展望がありましたが、昼食中に西側から怪しい雲がドンドン流れてきました。
あっという間に一面のガスに覆われたので慌てて昼食を済ませ、そそくさと下山することにしました。
幸い下山途中で本降りになることはありませんでしたが、雨とアラレで濡れた枯葉と地面は急斜面では滑る滑る !
登山靴のソールがかなり磨り減ってる事も助けてか、二〜三度ひっくり返りそうになりましたが、なんとか身体を捻らせたりしながら尻もちは避けました。
そうこうしながら緩いアップダウンの稜線を歩いていると、一本の倒木の所にやってきました。
ここは登りの時に頭をぶつけた場所・・・すっかり忘れていたためか・・・帰りも見事にガッツンコ !
さらに・・・下から出っ張っていた枝に膝をゴッツンコ。。。
いでぇ〜〜〜〜〜 ! の声が響きわたるほどの痛さでした (汗)
幸いにも打撲だけで済んだようでしたので、さほど問題なく下山できましたが、同じ場所でやったのは・・・ (^^;ゞ
その後は順調に下山してスキー場上部に来ると、あらら・・・空が青い
いつもの事ながら、下山すると晴れる・・・こんなもんですよね (爆)
そして駐車場に着き、裏の川で登山靴をきれいに洗い帰宅の準備完了〜
さて近場の温泉に行きますか、と思った時に気が付いたこと・・・・・
朝に駐車場に到着してから、下山を完了した今まで・・・・・
人を見ていない !
気配すら感じていない !!
今日の山は完全に私の貸切でした〜 ♪
さ ら に ・・・
立ち寄った平舘不老ふ死温泉でも・・・
なんと帰るまで完全に私一人の全館貸切〜 ♪
完全に一人占めをしてしまった一日でした v(。`・∀・。)v
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
3年前に登りましたがやたら長かった記憶が・・・
北海道の山を眺められる日に再チャレンジしたいです。
そんなに長くもなかったですよ
随所で雷やアラレで休憩させられたからですかね?
3年前は北海道側を眺められたんですかー
残念ながら今ではちょっと厳しいです
今別側の山頂でも木が成長しちゃって、木の隙間から海峡がチラリ程度でした
肩車すれば大丈夫かな?
でも、いい感じの山ですよね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する